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再就職手当支給申請書はどこでもらえる?受給条件やもらえない理由も解説
更新日
この記事のまとめ
- 再就職手当支給申請書はハローワークでもらえる
- 再就職手当支給申請書は就職の申告をしたときにもらえる
- 再就職手当支給申請書をなくしたら、Webでダウンロードも可能
- 8つの受給条件を満たすことで、再就職手当が受け取れる
- 転職後、早期に退職してしまうと再就職手当がもらえなくなる場合がある
「再就職手当支給申請書はどこでもらえる?」とお悩みの方もいるでしょう。再就職手当支給申請書は、ハローワークで手続きをすることで受け取れます。就職の報告をして支給申請書を用意してもらいましょう。このコラムでは、再就職手当支給申請書の受け取り方と手続きの方法を解説します。受給条件や手当がもらえないケースも紹介するので、転職活動をしている方はお役立てください。
再就職手当の支給申請書はいつどこでもらえる?
再就職手当支給申請書は、ハローワークの雇用保険窓口で就職の申告をした際に受け取りが可能です。その際、「採用証明書」「失業認定報告書」「雇用保険受給資格者証」の3点の提出が必要となります。受け取った支給申請書の必要箇所を記入後、ハローワークへ提出することで再就職手当の手続きは完了です。「雇用保険受給資格者証」のほか、勤務を証明する書類や以前に務めていた会社と再就職先の会社に関連がないことを証明する書類も一緒に提出が求められます。
再就職手当支給申請書はWebでダウンロードも可能
再就職手当支給申請書を万一紛失した際は、ハローワークインターネットサービスの「再就職手当支給申請書」から用紙をダウンロードできるので活用しましょう。支給申請書をWebサイトから手に入れる際は「A4の白色用紙に印刷する」「様式が傾いていないか、かすれがないかを確認する」などに気を付け、注意事項をよく読んでから書類を作成しましょう。
再就職手当支給申請書の書き方については、「再就職手当支給申請書の書き方を記入例つきで紹介!」のコラムで詳しく紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
参照元
ハローワークインターネットサービス
再就職手当支給申請書
再就職手当をもらえるのはどんな人?
再就職手当を受給するためには、以下の8つの条件を満たす必要があります。
- ・受給手続きと7日間の待期期間満了後に、就職や事業を開始した
・就職日の前日までの失業認定を受けており、基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の1以上ある
・離職した前の会社や、前の会社と密接な関わり合い(資本、資金、人事、取引面)がある会社に再就職していない
・求職申込みから待期期間終了後1ヶ月までは、ハローワークか職業紹介事業所の紹介で就職したものである(受給資格に係る離職理由によって給付制限がある場合)
・1年以上の勤務が確実である
・雇用保険の被保険者になっている
・過去3年以内に、再就職手当もしくは常用就職支度手当の支給を受けていない
・求職申込み前から採用が決まっていた事業主に雇用されていない
待期期間中に仕事などをして失業状態ではなかった日や、失業認定を受けていない日は、待期期間に含まれないため注意が必要です。また、「再就職手当はハローワーク以外で内定が出ても支給される?受給条件を解説」のコラムでも解説しているとおり、給付制限がない人は、待期期間経過後ならば就職の経路を問われることはありません。
再就職手当をもらえない場合があるのはなぜ?
前項の受給条件に当てはまらない場合は、再就職手当がもらえないので注意しましょう。以下で、詳しく解説していきます。
転職後すぐに退職した
再就職手当は、申請後に審査があり支給の可否が決まる仕組みです。審査には一定期間を要するため、再就職後すぐに退職した場合は、再就職手当を受給できない可能性もあります。
ただし、再就職手当の受給後、1年以内に離職してしまった場合、すでにもらった再就職手当を差し引いた分の失業手当を受け取れるケースもあります。一度ハローワークに相談してみると良いでしょう。
再就職先が以前の職場と関係している
前職と関係する企業に就職すると受給対象外になってしまいます。同じ事業主に再び就職する場合のほか、資本や資金、人事、取引面で関係のある企業も受給対象外なので、転職前にしっかりと確認しておきましょう。
1年以上の勤務が証明できない
派遣社員やパートなど正社員以外への就職も、前述した受給条件を満たすことで再就職手当の受給が可能です。ただし、雇用期間が1年以下の場合は更新見込みがないと受給の対象外となるので注意が必要です。パートの方は、「再就職手当はパートでももらえる?受給の条件や計算方法を徹底解説!」のコラムも合わせて参考にしてみてください。
「再就職手当をもらえる間に就職したい」とお考えの方は、ハローワークと併用して転職エージェントを利用するのもおすすめです。ハタラクティブでは、就活アドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを実施。やりたいことや将来の理想像、スキル、経験などを基に、一人ひとりに合った業界や職種を提案します。面接日程の調整も行っているので、複数の会社を並行して進めることも可能です。サービスはすべて無料で利用できます。転職活動を効率的に進めたい方は、お気軽にハタラクティブにご相談ください。
再就職手当の申請や受給に関するQ&A
ここでは、再就職手当の申請や受給に関してよくある質問とその回答をご紹介します。
そもそも再就職手当とは?
再就職手当とは、雇用保険の受給者が早期に再就職することを応援するための制度です。失業保険の支給日数を所定給付日数の3分の1以上残して再就職した場合、残っている失業手当の何割かをもらえます。早く再就職するほど給付率が高くなるのが特徴です。再就職手当で支給される金額については、「再就職手当の計算方法とは?基本手当日額や算出の仕方について解説!」をご覧ください。
再就職手当の申請に必要な手続きは?
再就職手当の申請には、「ハローワークで就職の申告をして再就職手当支給申請書を受け取る」「再就職手当支給申請書を記入後、ハローワークに提出し再就職手当の手続きをする」の2つのステップが必要です。申請時に必要な書類や詳しい申請手続きについては、「再就職手当とは?必要書類はいつ・どこでもらえる?」のコラムをご参考ください。
再就職手当の申請手続きに必要な書類は?
再就職手当の申請には、まず再就職手当支給申告書が必要です。再就職手当支給申告書を受け取るために「採用証明書」「失業認定報告書」「雇用保険受給資格者証」の3点をハローワークに提出しましょう。再就職手当の手続きを完了する際は、「再就職手当支給申告書」のほか「雇用保険受給資格者証」の提出も求められます。再就職先が以前働いていた会社と関連ないことを証明する書類や勤務が証明できる書類も用意しておきましょう。
ハローワーク経由の就職じゃなくても手当をもらえる?
再就職手当は、認可を受けている職業紹介業者を通じて再就職した際にも支給されます。ただし、自分で求人を見つけて応募した場合は、再就職手当が受け取れないことがあるので注意しましょう。詳しくは「再就職手当はハローワーク以外で内定が出ても支給される?受給条件を解説」をご確認ください。また、就職・転職に関するお悩みは、「ハタラクティブ」にお気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。