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転職で大手を目指せる?中小企業との違いなども紹介!
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この記事のまとめ
- 大手企業への転職のハードルは高いが、可能性は十分にある
- 大手企業へ転職するメリットとして雇用の安定や福利厚生の充実などがある
- 大手企業へ転職するデメリットは、昇進や昇格が難しい・経営陣に声が届きにくいなど
- 大手への転職を実現するには、企業の採用動向を確認することがポイント
転職で大手企業に入社できるか気になる方もいるでしょう。大手企業への転職は条件が厳しいこともありますが、採用状況を調査したり経験やスキルを活かせる求人に応募したりすることで、十分に目指せます。このコラムでは、大手企業に転職するためのコツや注意点などを詳しく解説。大手企業に転職した場合のメリットやデメリットも紹介します。不安をなくして転職に踏み切りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職で大手を目指すことは可能?
大手企業へ転職することは十分に可能といえます。ただし、大手企業は募集条件が厳しいことや求人が少ないことが考えられるため、容易ではないでしょう。1つの会社で3年以上の勤務経験が求められたり、大卒以上などの学歴条件が定められたりすることもあります。
一方で、大手に就職しない若年層も増えたことから、既卒や第二新卒などを意欲的に採用する大手企業もあるようです。条件や希望が合えば積極的にチャレンジしてみることをおすすめします。
大手企業に転職したほうが良い人
大手企業は人員が多いため、業務を分散する傾向があります。管理体制も整っていると考えられるため、ゆとりを持って仕事をしたい方や安定志向が強い方は、大手に向いているでしょう。
また、大手企業によっては中途採用者に対しても学歴を評価するところがあるようです。経歴をアピール材料の1つにしたいという方は、大手への転職に挑戦してみると良いでしょう。
高卒から大手企業に就職できるか知りたい方は、「高卒が大手企業に就職しやすい業種とは?ポイントや注意点もご紹介」のコラムを参考にしてみてください。既卒の方は、「既卒から大手企業に就職できる?おすすめの業界や内定を得るコツを紹介」のコラムがおすすめです。
第二新卒から大手企業に転職できる?
第二新卒は、年齢が若いことなどもあって大手企業へ転職できる可能性は高いといえます。大手に限らず、企業は柔軟性や将来性を期待できる若い人材を求める傾向があるためです。また、社会人経験のある第二新卒は、新卒や既卒に比べて教育コストを抑えられる点で、企業からの需要が見込めるといえるでしょう。実際に、積極的に第二新卒を採用する大手企業も増加傾向にあり、特に、慢性的に人材不足となっている業界や業種には転職しやすくなっていると考えられます。
第二新卒が大手企業へ転職を成功させるための方法
第二新卒が大手企業への転職を成功させるためには、これまでの経験や自身のポテンシャルをアピールすることがポイントです。自分が持っているスキルや知識などを、どのように業務に活かしてどんな結果をもたらすのか、将来はどうなりたいのかを具体的に伝えましょう。詳しくは「第二新卒とは?いつまでが該当する?定義や求職活動を成功させるコツを解説!」のコラムでチェックしてみてください。
大手企業に転職するメリットとデメリット
大手企業は経営の安定性がメリットです。経営が安定していれば、雇用の安定や勤務環境も期待できるでしょう。一方で、人員が多いため昇格しにくかったり、本当にやりたい仕事ができなかったりというデメリットもあります。以下で詳しく解説します。
大手企業のメリット
大手企業は経営が安定しているため、雇用や給与が安定し、生活も安定させやすいというメリットがあります。知名度の高い有名企業であれば、社会的信用度も高いでしょう。また、勤務環境が整っている点もメリットです。福利厚生や休暇制度のほかにも、フレックスタイム制や在宅勤務制度などを整備し、社員一人ひとりが働きやすい環境作りを行っている企業が多いようです。
大手企業のデメリット
大手企業は社員数が多いため、若いうちから裁量を持てる仕事に挑戦するチャンスが少ない、昇進・昇格がしにくいなどのデメリットが考えられます。また、本来の希望とは異なる部署への配属や業務の担当になることも珍しくありません。さらに、経営陣に声が届きにくい、決断から実行まで時間がかかる点も、企業規模が大きいゆえのデメリットでしょう。
転職する際は「大手だから」と安易に決めず、自分にとって働きやすい環境かどうかを見極めることが大切です。大手のメリットやデメリットについて詳しく知りたいという方は、「大手企業とは?基準や定義はある?大企業や中小企業との違いも解説」のコラムをチェックしてみてください。
中小企業で働くメリットとデメリット
中小企業で働くメリットには、裁量権を持てる、実力を評価してもらいやすいといった点があります。しかし、大手企業と比べると会社規模が小さいため、経営が不安定になりやすいことも理解しておきましょう。
中小企業のメリット
中小企業は大手企業に比べて社員数が少ないため、一人あたりの業務範囲が広く、多くの仕事を経験しやすい点がメリットです。また、若いうちから裁量権を持てる、実力次第でどんどんキャリアアップを目指せるのも中小企業ならではでしょう。
中小企業のデメリット
中小企業は経営基盤が整っていないことがあるため、勤務環境や給与面がデメリットになります。また、企業によっては閉鎖的になりやすいため、コンプライアンスに不安を感じる可能性も。さらに、一人あたりの業務範囲が広いことが業務過多になるケースも考えられます。
大手企業へ転職する3つのコツ
大手企業へ転職するには、事前に情報を集め、自分の経験やスキルが活用できる応募先を探すのがポイントです。以下で詳しく紹介します。
1.大手企業の採用状況を調査する
求人募集が出ている企業にやみくもに応募するよりも、採用状況を調査し求人倍率が低い企業を探して応募した方が、採用される確率は高まるでしょう。大手企業の人気は高く、求人への応募数が多くなることも珍しくありません。そんな中で内定を得るためには、いかに効率よく転職活動を行うかがポイントになります。
2.これまでの経験を活かせる企業に応募する
前職で培ってきた経験やスキルを活かせる企業に応募することも、採用の可能性を上げるポイントの1つです。特に、専門的なスキルを持っている場合、大きなアピールポイントとなります。前職で何を経験してどう学んできたのか、その経験や知識を今後どのように活用するのかといった内容を、その企業のニーズや求める人材像に沿って伝えましょう。
3.自分を採用した場合のメリットをアピールする
面接や応募書類の中で、自分を採用した場合にどのようなメリットが企業にもたらされるかを明確に伝えましょう。前職での実績があれば、数字も交えて具体的に述べます。入社後の展望やキャリアプランを伝えると、仕事に対する意欲や将来性のアピールにつながります。
転職するなら大手の関連会社も狙い目
大手企業への転職が難しければ、大手企業の子会社や関連会社を検討してみましょう。規模としては中小になることもありますが、経営母体は大手企業です。母体となる大手企業に勤務環境などが準じていることも多いうえ、比較的採用基準が低く転職しやすい傾向があります。また、関連会社や子会社で活躍したり実績を積んだりすると異動や栄転の可能性もあるため、大手企業への転職が厳しい場合は検討してもいいでしょう。
子会社で働くメリットについて詳しくは、「子会社で働くメリットとは?デメリットと合わせて解説!」のコラムをご覧ください。
関連会社や子会社から大手企業に異動するには?
関連会社や子会社から大手企業へ異動するためには、ある程度長く勤務し実績を積んで結果を出すのが基本です。そのうえで、アピールポイントとなるスキルや知識を身につけておきましょう。どのような人材が求められているかを把握して、それに合わせた資格を取得するのもおすすめです。スキルの高さが人事担当者の目に留まり、異動となる可能性もあります。
また、上司や人事など異動の権限を持つ人に向けたアピールも重要。どんなに頑張ってスキルや知識を身につけても、異動の意思が人事担当者に伝わらなければ声が掛かる可能性は低いでしょう。上司にアピールするときは、どうして異動したいのかを明確に伝えることがポイントです。
大手企業へ転職するときの3つの注意点
大手企業へ転職する際は、「適性を確認する」「転職のタイミングを考慮する」「応募企業を研究する」の3つに注意しましょう。以下で詳しく解説します。
1.適性を確認する
応募する企業の働き方や理念が自分に合っているか、そこで働くことでキャリアプランが実現できるのかを改めて確認し、転職するメリットを多角的に判断しましょう。ひとくちに「大手企業」といっても、働き方や企業理念は異なります。自分の希望やキャリアプランに合っていなければ、せっかく転職できたとしても後悔することになる可能性もあります。
2.転職のタイミングを考慮する
「第二新卒だから」「年齢が若いうちに」といった理由ですぐに転職を決めるのは危険といえます。前職での勤務期間があまりにも短いと、応募先の企業から「採用してもすぐに辞めてしまうのでは?」という疑念を抱かれる可能性もあります。転職回数が選考のチェック対象になることもあるため、焦って転職を決めずに3年程度は経験を積むことも、大手企業への転職を成功させるためには必要です。
転職のタイミングについてお悩みの方は、「転職するのに悪いタイミングとは?最適な時期を見極めて成功につなげよう」のコラムも参考にしてみてください。
3.応募企業を研究する
大手企業とされていても、毎月のように求人募集が出ている会社には注意が必要です。常に人材を募集しているということから、慢性的な人手不足の状況も考えられます。場合によっては、離職者が多かったり定着率が悪かったりする可能性があるため、職場環境や業務内容について情報収集をしてみましょう。
また、仕事内容などの条件がそれほど厳しくないのに、高収入を大々的にアピールしている会社にも注意したほうが良いでしょう。高収入になる理由に、厳しいノルマや多くの残業が設定されている可能性があります。名前や規模だけで判断せずに、社風やノルマの有無なども含めて自分が希望する働き方できるかじっくり企業研究を行うのがおすすめです。
企業研究の方法やメリットについては、「企業研究のやり方とは?情報収集の方法や得られるメリットなどを解説!」のコラムを参考にしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。