書類選考を突破できる職務経歴書の作成方法まとめ

書類選考を突破できる職務経歴書の作成方法まとめの画像

この記事のまとめ

  • 職務経歴書とは、経歴や特技、スキルなどをまとめたもの
  • 履歴書のように形式に定めがないため、自由に自身のキャリアをプレゼンできる
  • A4サイズ1~2枚にまとめ、応募先企業のニーズに合ったアピールをする

転職活動に欠かせないツールといえば、履歴書とセットで提出を求められる「職務経歴書」です。新卒のときは提出する必要がなかったため、作成方法がよく分からないという方は少なくありません。
そんな方のために、職務経歴書の役割から作成のコツまでご紹介していきます。こちらを参考に、書類選考を突破できるような職務経歴書を作成してみましょう。
 

ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

求人の一部はサイト内でも閲覧できるよ!

◆職務経歴書の役割とは?

職務経歴書とは、経歴やスキル、特技、自己PRなどをA4サイズの用紙にまとめたものを指します。転職活動では、必ずといっていいほど提出を求められる書類の1つです。
なぜ、履歴書だけでなく職務経歴書も提出する必要があるのでしょうか。それは、採用担当者が見ているポイントがそれぞれで違うため。どういう点をチェックしているのか見ていきましょう。
 

【履歴書の場合】

・写真から第一印象を判断
・学歴や職歴が評価できるか
・通勤可能な居住地かどうか
・丁寧な字で記入できているか
・基本的なマナーがあるかどうか(フリクションペンや修正テープを使用していないかなど)
 

【職務経歴書の場合】

・経歴やスキルに、応募先企業との関連性はあるか
・どういうキャリアを持っているのか
・即戦力になるのか
・求めている能力が備わっているか
・自分自身をプレゼンする能力があるか

以上のように、履歴書と職務経歴書で、採用担当者が確認したいポイントが違います。応募書類を作成する際は、これらの求められている、見られているポイントを意識しながら作ってみましょう。

 

未経験OK多数!求人を見てみる

◆職務経歴書の作成方法

実は職務経歴書には、決められた形式はありません。自由に作成でき、十人十色です。いかにほかの応募者と差別化を図り、自身をプレゼンできるかが、書類選考を通過できるかどうかにかかっています。
ちなみに、形式は自由なものの、記載すべき項目は決まっているため注意が必要です。触れるべき内容と、作成の際に意識したいコツについてご紹介します。
 

【記載項目】

・タイトル
「職務経歴書」と記載します。

・日付
職務経歴書を作成した日付を記載します。

・氏名
フルネームで記載します。

・住所、連絡先
記載は任意です。

・職務概要
職務要約とも呼ばれる項目で、自分がその職場でしてきたことを簡単にまとめる欄です。200~300文字程度の文字数が好ましいとされています。
どういうことを学んで、どういうことができるのかを売り出しましょう。

・職務経歴
社名や事業内容、在籍期間、従業員数、売上、実績など、履歴書よりもさらに詳細に記載します。

・取得資格
応募先企業と関連のある保有資格を書き出します。

・スキル
使いこなせるソフトやツール、語学力などを記載します。

・自己PR
自身の長所や強み、また、それを応募先企業でどのように活かせるかを記載します。
 

【作成のコツ】

・自分に合ったフォーマットを決める
職務経歴には3つの書式があります。まず1つ目は、時系列で記載する「編年体式」。同じ分野で経験を積んだ人に向いています。2つ目は最新の情報から遡って記載する「逆編年体式」と呼ばれるもの。最新の経歴をアピールしたい場合に向いています。
3つ目はキャリアごとに内容をまとめる「キャリア式」。複数の分野で経験を積んだ人に向いています。

・応募先企業に関連づける
スキルや免許を記載する際は、応募先企業で活かせるかどうかが大切。所有しているものすべてを記載しても、企業とあまり関連性のないことであれば、あまり意味はないでしょう。

・A4用紙1~2枚にまとめる
採用担当者は多くの応募書類に目を通します。冗長ではなく簡潔に、採用担当者の立場になって読みやすくまとめましょう。多くても3枚までにまとめることが望ましいとされています。

いかがでしたか?以上のことを気にしながら作成してみましょう。より詳しいアドバイスや添削は、ハタラクティブにお任せを。
第二新卒やフリーターなどの20代に特化した転職支援を行います。お気軽にお問い合わせください。