仕事内容や需要はどんな感じ?工事担当者という資格

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【このページのまとめ】

  • ・工事担当者とは電気通信設備工事担任者の略称で、電話やインターネット回線の工事を行える国家資格のこと
    ・全部で7種類あり、種別によって担当できる範囲が異なる
    ・年齢や経験による受験資格の制限はないので、未経験でも受験することが可能
    ・インターネットや光ファイバー環境の整備に伴って、同資格者の需要は高まると予想されている

インターネット関連の資格の1つに「工事担当者」があります。
近年のインターネット普及により需要が高まっていると言われている資格ですが、詳細は知っていますか?
当コラムでは、工事担当者の業務内容や活躍できる業界、資格試験の内容などをまとめています。
資格取得を検討している方や、需要の高い資格を取りたいと考えている方は参考にしてください。

◆「工事担当者」ってなに?

「工事担当者」とは、正式名称を「電気通信設備工事担任者」といい、電気通信事業法に基づいて設置されている国家資格です。
同法で「工事担当者資格者証の交付を受けている者」と定義されていて、担任者や工担と呼ばれることも。

主な業務は、電気通信回線設備の末端設備や自営電気通信設備の接続工事を行うほか、それらの工事を監督することもあります。
インターネットや光ファイバーなどの配線、引き込み工事には必要不可欠で、インターネット環境の整備が急速に広まっている現在では同資格を持つ人材の需要が高まっていると言えるでしょう。


◆工事担当者の具体的な業務

電気通信設備工事担任者の資格を持っていると、インターネットだけでなく電話回線やCATVなどの工事を行うことも可能です。
ネットワーク関連の仕事をしている人には必要な資格と言えるかもしれません。

工事担当者資格は全部で7種類あり、資格によって担当できる工事範囲が異なります。
それぞれの担当範囲は以下のとおりです。

・AI第一種
アナログ伝送路設備に対して、端末設備または自営電気通信設備を接続する工事ができます。
また、総合デジタル通信用設備に対して端末設備を接続する工事を行うことも可能です。

・AI第二種
アナログ伝送路設備に対して、収容される電気通信階数が50以下かつ内線数200以内の端末設備の設置工事が可能。
また、総合デジタル通信設備に対して通信回線数64kbps換算で50以下の端末設備工事も行えます。

・AI第三種
アナログ伝送路設備に対して、収容される電気通信回線が1のものだけの端末設備を設置できます。
また、総合デジタル通信用設備に対しては、回線数が基本インターフェースで1のものだけの工事を行うことが可能です。

・DD第一種
デジタル伝送路設備に対して、総合デジタル通信用設備に端末設備を接続するケースを除いた端末設備の接続工事が可能です。

・DD第二種
デジタル伝送路設備に対して端末設備を接続する工事を行うことができ、接続点におけるデジタル信号の入出力速度が100Mbps以下が対象。
ただし、総合デジタル通信用設備に端末設備を接続する工事は除きます。

・DD第三種
デジタル伝送路設備に対して、接続点におけるデジタル信号の入出力速度が1Gbps以下でインターネットに接続する回線だけを対象とした工事を行うことが可能。
ただし、DD第二種と同様に総合デジタル通信用設備に端末設備を接続する工事は除きます。

・AI・DD総合種
アナログ伝送路設備とデジタル伝送路設備に端末設備を接続するための工事を行えます。

種別によって行える工事内容に差があります。
資格取得を検討している場合は、どの種別が自分にとって最適かを見極める必要があるでしょう。


◆工事担当者資格を取得するには

インターネットの普及に伴って需要が高まっていると言われる工事担当者ですが、資格を取得するにはどうしたら良いのでしょうか。

先述したように電気通信設備工事担任者は国家資格なので、電気通信国家試験センター主催の資格試験を受験する必要があります。
受験資格は特になく、年齢や性別、経験についての制限もありません。
試験は年2回の実施で、例年5月中旬と11月下旬。試験会場は北海道から沖縄までの、主要都市をはじめとする39の地区に設置されます。
試験内容は前項で説明した資格種別によって異なるため、自分が受験する種別をしっかり確認して対策することが大切。

合格率はおよそ30%と難易度としてはそれほど高くない試験ですが、出題範囲が広いことに加え年2回しか実施されないので、長期間の勉強は必要になるでしょう。
資格取得を目指すのであれば、長時間の勉強時間を確保できるか、仕事などと並行できるかといった自分の状況や、本当に資格を取って仕事に活かしたいかなどをしっかりと考慮する必要があります。

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