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ボーナスの計算方法とは?種類や新入社員の注意点もあわせてご紹介
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この記事のまとめ
- ボーナスは「賞与」とも言い、企業から支給される特別な給与のこと
- ボーナスには一般的な賞与のほか、業績賞与や決算賞与がある
- ボーナスの計算方法は基本給をベースとして算出される
- 基本給の「何ヶ月分」がボーナスとして支給されるか、企業によって異なる
- 給与と違い、ボーナスには企業の支払い義務がない
- ボーナスの有無だけで仕事探しをせず、広い観点から見ることが重要
ボーナスがいくら支給されるのか、その計算方法についてはよくわからないという方がいるかもしれません。このコラムでは、ボーナスの3つの種類や計算方法についてご紹介。4月に入社した新入社員が、入社後初めてもらうボーナスで留意しておきたい点についても解説しています。ボーナスや計算方法について気になるという方は、参考にしてみてください。
そもそもボーナスとは
勤務先から毎月支給される給与とは別に、年に1~2回ほど支給される一時金のことで、賞与とも言われます。年3回以上支給するところもあり、企業によって回数はさまざまです。 ボーナスは一般的に月給よりも高額となるため、車や住宅など大きな買い物をする際にボーナス払いを組み込む方がいます。しかし、ボーナスの支給を見込んで買い物をしたものの、万が一、ボーナスが支給されなかった場合は支払いに困ることも。 そのようなことを避けるためにも、ボーナスについて基本的なことを確認しておくと良いでしょう。
ボーナスにはいくつか種類があります。代表的なものは以下の3つです。
基本給連動型賞与
いわゆる一般的に「ボーナス」と表されるものです。 「基本給の◯ヶ月分」と定める、基本給連動型による特別支給を指します。
業績賞与
企業・部門・個人の収益状況に応じて、支給額が変動する仕組みのボーナスのことを指します。個々の業務成果が評価基準になることが多いようです。
決算賞与
企業の業績が好調なときに、利益分配として臨時支給されるボーナスをいいます。名称のとおり、決算時の時期に支給されるものです。
ボーナスの計算方法は?
多くの企業で「基本給の◯ヶ月分」という計算を基にボーナスを支払っています。 勤労者として気になるのは「何ヶ月分なのか?」ということでしょう。一般的には、おおよそ2~3ヶ月分と言われています。 また、注意しなければいけないのが「基本給」をベースにボーナスは計算されるという点です。毎月支払われる給与にはさまざまな手当が加えられています。ボーナスを計算する際には、あくまで基本給を基準としていることを押さえておきましょう。
勤労者側は金額が多い方を好むと思われますが、雇用側が同じ意見とは限りません。そこで、大きな企業の場合は、労働組合が折衝することで、何ヶ月分になるのか決定しているようです。
また、算出された金額がそのまま支払われるのかというと、そうではありません。実際の手取りは、社会保険料、所得税、源泉所得税を差し引いた額になります。ボーナスから引かれる税金の種類や計算方法などについて詳しく知りたい方は 「ボーナスから税金が引かれたら…手取りはいくら?」のコラムも参考にしてみてください。
新入社員におけるボーナスの注意
一般的に、夏と冬の年2回ボーナスが支給されます。しかし、新入社員の場合は注意が必要です。入社して約3ヶ月後の夏のボーナスは、まだ支給対象ではないという企業がほとんど。なぜならば、夏のボーナスの評価となる勤務期間に達していないからです。企業によっては寸志程度だったり一部支給だったりする場合も。少し残念な気はしますが、冬のボーナスは支給対象になることを念頭に、真面目に勤務すると良いでしょう。 新入社員のボーナスについて気になる方は「新入社員のボーナスはいつからもらえる?支給のタイミングと平均額を紹介」もチェックしてみてください。
さらに懸念が必要なケースは、企業の業績が芳しくない場合です。業績悪化により、ボーナスが支払われないことは、決して珍しいことではありません。また、給与と違い、ボーナスには支払い義務がないということも覚えておきましょう。実際に、中小企業ではボーナスがないところもあるようです。「ボーナスが出ないことはある?支払われる仕組みや平均支給額をご紹介!」のコラムでもボーナスの基本的な仕組みについて紹介していますので参考にしてみてください。
仕事を探すうえで、重要視するポイントはなんでしょうか。勤務エリア、給与、賞与の有無、勤務時間帯など、個々人によって違うと思われます。 もちろん、賞与の有無も大切ですが、景気に左右される面があるので確実ではないのが実情でしょう。
企業の未来がどうなるかわからないからこそ、転職や就職を考える際は、ボーナス以外の条件にも目を向けることが大切といえます。 雰囲気や人間関係、ビジョンなど、形として見えないものに注目することも、仕事探しのポイントです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。