退職理由に「給料が安い」は書ける?退職届の書き方のキホン

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この記事のまとめ

  • 採用面接で良い印象を与えるためには、退職理由の書き方を工夫することが大切
  • 退職理由に給料が安いことを挙げると、改善を条件に引き止められる可能性がある
  • 前職の退職理由は、「給料が安い」などマイナスな内容は避けた方が無難
  • 退職届に書く日付は、本文中の「退職予定日」と「提出日」の2つがある
  • 退職届を作成する際は、白無地か罫線入りのシンプルな便箋に手書きで書く
  • 本文や提出日、宛先の代表の名前などを書くときは書き損じに注意する
  • 円満退職を望むなら、退職届の書き方だけでなく提出するタイミングも知っておこう

退職理由に「給料が安い」と書くことはできるのでしょうか。採用試験で面接官に良い印象を与えたり、確実に退職したりするためには、理由を工夫することが大切です。このコラムでは、転職活動を成功に導くための退職理由の伝え方を解説。また、退職届の具体的な書き方や、提出するタイミングについてまとめています。退職届の正しい知識を把握し、円満な退職に繋げましょう。

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退職理由に「給料が安い」を書ける?

退職理由として給料や待遇面の不満を会社側に伝えるのは避けたほうが無難です。採用試験などで退職理由を聞かれた際に前職の待遇面への不満などを述べてしまうと、面接官にマイナスの印象を与えてしまうことも考えられます。また、現在勤めている会社の上司に、給料などの待遇面を理由に退職したい旨を相談しても、「改善するから」と引き止めにあう可能性もあるでしょう。転職を希望している場合は、給料や待遇面の不満は避け、「スキルアップのため」「ほかにやりたいことが見つかった」といったポジティブな退職理由を伝えるのがコツです。会社への退職理由の伝え方については、「退職事由はどう書く?人間関係や病気など理由ごとの具体的な書き方と伝え方」でもまとめているので、あわせてご覧ください。

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退職届の書き方

退職届を作成する際は、白無地あるいは罫線入りのシンプルな便箋を選びましょう。サイズはB5あるいはA4が理想的です。便箋を用意したら、黒いボールペンで手書きします。退職届は長文の挨拶などは必要なく、最低限の簡潔な内容で問題ありません。以下の例文を基に、書き損じに注意して作成しましょう。

例文

退職届
平成◯年◯月◯日

株式会社◯◯◯
代表取締役社長 ◯◯ ◯◯殿

営業部 第一課
畑楽 花子 印

私事

この度、一身上の都合により、来る平成◯年◯月◯日をもって退職いたします。

以上

タイトル

最初の行に、「退職届」とタイトルをつけます。少し大きめの字で、中央揃えにして書きましょう。

提出日

提出日を右揃えにして、アラビア数字で記載しましょう。

会社名

会社名は、正式名称で表記します。㈱などの略称は避けましょう。

代表の役職名と氏名

宛先である会社の社長の役職名と氏名を書きます。氏名には必ず「殿」か「様」といった敬称をつけましょう。

所属部署と氏名

現在所属している部署名と自分の氏名を右揃えで書き、捺印をします。自分の部署と氏名は、社長の氏名より下の位置に書くようにしましょう。

本文の書き出し

「私事」または「私儀」と右揃えで書きます。

本文

理由と予定日を添えて退職する旨を簡潔に伝えましょう。退職予定日は、提出日と同じくアラビア数字で書きます。自己都合退職の場合、理由は「一身上の都合」で問題ありません。

最終行

最後に、「以上」と右揃えで書きます。

退職届にはいつの日付を書く?

退職届には、書くべき日付が2つあります。1つ目は、退職予定日です。「来る平成◯◯年◯月◯日をもって退職いたします」というように、本文中に退職する予定の日付を書きましょう。2つ目は、退職届を提出する予定の日付です。退職届は退職日が正式に決定してから提出するもののため、直前まで空白にしておくのが無難です。

退職届を提出するタイミングと渡す相手

退職届を書き終わったらいよいよ提出ですが、まずタイミングと渡す相手を知っておきましょう。法律上では、遅くとも退職予定の2週間前までに意思表示をすれば問題はありません。しかし、円満退職を望んでいる場合は、就業規則に従うのが賢明です。一般的には、退職の申し出は辞める1~3ヶ月前までが良いタイミングとされています。退職届を提出するタイミングなど、退職日までのスケジュールについては、「退職届はいつまでに出す?提出のスケジュールと必要な手続きをご紹介」で解説しているので、チェックしてみてください。また、退職届の宛名は社長ですが、提出の際は直属の上司に渡すのが一般的なので、注意が必要です。

円満退職を目指そう

転職活動を気持ちよくスタートするためにも、円満退職を目指しましょう。円満退職するには、退職希望を申し出るタイミングだけでなく、就業規則に則った行動や余裕を持った引き継ぎなどが大切です。円満退職するためのコツについては、「円満退職成功のための10のコツを解説!言いづらいときはどうする?」でもまとめているので、チェックしてみてください。

退職の意思を伝えて準備が整ったら、転職活動に移りましょう。エージェントを活用すれば、仕事探しの効率アップに繋がります。
20代や30代の若年層の方に対して就職支援サービスを提供しているハタラクティブでは、自己分析のやり方の指導やカウンセリングなどを実施。転職アドバイザーがマンツーマンで丁寧に対応し、一人ひとりの希望にじっくり向き合います。面接対策や応募書類の添削にも常時対応しているので、疑問や不安がある場合はお気軽にご相談ください。

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