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定着率が低い、離職率が高いとブラック企業の可能性大?
更新日
この記事のまとめ
- 「定着率」は仕事をずっと続けている社員の割合、「離職率」は退職した人の割合を示すもの
- 企業研究を行う際は、定着率の高さ、もしくは離職率の低さをチェックする
- 定着率が低い=離職率が高い、そんな企業はブラックの可能性を探ろう
- ブラック企業を見極めるコツは、求人募集の頻度や給与形態、説明会の開催場所などがポイント
- 雇用契約書を書面で交わさない企業もブラックの可能性が高い
仕事を長く続けている人が多ければ多いほど高い「定着率」。
その反対として挙げられるのは、退職者の割合を示す「離職率」です。
定着率が低いと離職率が高くなる…どちらも企業を悩ませてやまない問題とされています。
今回のコラムでは、定着率と離職率ついて詳しくご紹介していきましょう。
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◆まずは定着率と離職率について詳しく知ろう!
会社に入社してから、長く根付く社員の割合を示すのが「定着率」です。
反対に、ある一定期間の間に退職した人の比率を表しているのが「離職率」になります。
では、この2つの関係性について詳しく見ていきましょう。
【定着率について】
企業研究を行う際に、定着率の高さをチェックする人も多いはず。
定着率が低い場合は、必然的に離職する人が多いことが伺えるため、あまり良い企業とはいえません。そのため、定着率が高く、「退職者もあまり出ない=働きやすい職場」を求める傾向にあるようです。
定着率を求めるときは、1年間や3年間といった一定期間を基に利率計算を行います。
「一定期間内にとどまっている社員の数」を「一定期間の開始時に雇用されていた社員の数」で割り、そこに100(%)をかけることで定着率を求めることが可能です。
例)一定期間の開始時に100名の社員が雇用されている企業で、1年間を通してとどまった社員数が90名の場合
定着率(%)=90名 ÷ 100名 × 100%
上記の計算式から求められる定着率では、低いことで問題視される場合もあります。
それは、離職する人の割合が多いことで起こる問題です。
定着率が低いということは、離職率が高いことと同じ。そのため、何かしらの原因がある企業だという印象を持たれることが多いでしょう。
【離職率について】
離職率が高い企業は、退職する社員数が多いことを表しています。
離職率を求めるときは、以下の計算式を用いるのが一般的です。
例)一定期間の開始時に100名の社員が雇用されている企業で、1年間を通して退職した社員数が10名いた場合
離職率(%)=10名 ÷ 100名 × 100%
退職理由は、人間関係のもつれや将来への不安、評価されにくい制度、労働時間の問題など、人により異なります。
会社を辞める…という行為には、何かしらの要因が隠れているもの。その原因となる問題に向き合わない限り、企業側は退職者を減らすことは難しいでしょう。
しかし、離職率が高いという現実としっかり向き合った場合、自社の組織風土を客観的に見直すことができ、よりよい企業へと発展していくことが期待できます。
定着率と退職率、どちらも就職活動をするうえで気になるポイントです。
ただ一つ注意しておきたいことは、定着率、離職率共に、企業によって定義や計算方法が異なるということ。企業同士の数字で比較するのは難しいため、その企業の指標の一つと捉えて参考にするとよいでしょう。
自分自身で応募先企業を見極めるにはどうしたらいいのでしょうか。
次項で詳しく見ていきましょう。
◆働きにくい職場、いわゆるブラック企業を見極めるには?
就活時には、「業務自体はすごく興味があるけど…離職率が高い点が気になってしまう」といった壁にぶつかってしまうこともあります。
こんなときは、応募企業の労働環境をしっかりと判断することが大切です。
入社してから後悔することのないように、ブラック企業を見極める術を身につけておきましょう。
【こんな企業に注意しよう!】
・頻繁に求人を出している
募集されている期間が長い場合や、常に募集がかかっている際には注意が必要です。
短期間で離職している人が多いのではないか?といった懸念点が見えてきます。
・給与額に幅がある
募集要項の中の給与欄に記載されている額が、たとえば「300万~600万」と幅をとって記載されている場合は気をつけましょう。
成果連動給という給与形態である可能性が高いです。
これは、ノルマをこなした場合のみ給与が支払われるというシステム。ノルマが達成できない場合には給与が低く、手当も少ない可能性が考えられます。
幅のある給与額が記載されている際には、同じ業界の平均給与額を参考にし、見比べてみましょう。
・説明会が豪華なホテルなどで行われる
説明会を行う企業も多くありますが、高級ホテルで実施する場合には注意が必要です。
大企業では使用することもあるようですが、中小企業などが豪華な場所で説明会を行う際には気をつけたほうがよいという意見もあります。その理由は、ブラック企業などでは劣悪な労働環境を隠すために、会社ではなく会場を使用することが多いとされているからです。
一概に断定はできませんが、自分自身の目でよく見極めるべきポイントの一つといえるでしょう。
・面接時の雰囲気に違和感がある
他の企業面接に比べて、極端に面接時間が短かったり、雑談ばかりしてきたりする場合は、ブラック企業の可能性も考えられます。
その理由は、社員の人柄は一切重視されていない点が伺えること。また、面接官の態度が極端に悪い場合にも注意が必要です。
仕事でも同じように横柄さや威圧感、無神経な態度をとっているかもしれません。そのような社員を雇っている企業だと考えると、あまり良い労働環境ではないことが見えてきます。
面接時に、労働条件についての質問に答えたがらない場合も気をつけましょう。
もしかしたら、長時間労働やサービス残業などが蔓延している可能性が考えられます。曖昧に答えたり、言葉を濁すようであれば問題視したほうがよいかもしれません。
その他に、雇用契約書を交わさない企業も中にはあるようです。
雇用契約書は書面で交わすことが法律で取り決められているため、このようなケースに遭遇した場合にはブラックである可能性が高いと判断したほうがようでしょう。
「自分ではブラック企業を見極められない…」という人は、プロの就活アドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか。
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