- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 退職理由を上司に伝えるときの注意点とは？タイミングも解説
退職理由を上司に伝えるときの注意点とは？タイミングも解説
更新日
この記事のまとめ
- 退職の意思表示は1～3ヶ月前にするのが一般的だが、就業規則を確認すると良い
- 退職を決意したときは、まず直属の上司に伝えよう
- 退職理由を上司に伝える際は、相手に配慮したポジティブな言い方をするのが大切
- 引き止められたら、丁寧な言葉で感謝と意思が揺るがないことを伝えよう
- 退職日が決まったら退職届を提出し、引継ぎや挨拶を行う
「退職理由を上司に伝えるときに注意することはある？」と気になっている方も多いのではないでしょうか。退職理由を上司に伝える際は、仕事や職場への不満をそのまま話さないよう注意が必要です。不満が退職の理由であったとしても、相手に配慮したポジティブな言い方を心掛けましょう。このコラムでは、退職理由を上司に伝えるときの注意点やタイミングについてまとめました。伝え方に悩んでいる場合は参考にしてみてください。
退職を伝えるタイミング
「民法第627条」では、退職を申し出てから2週間が経つと雇用契約は終了するとされています。しかし、後任への引継ぎなどもあるため、退職日の1〜3ヶ月前までに申し出るのが一般的です。企業によってはタイミングが指定されていることもあるため、一度就業規則を確認しておくと良いでしょう。円満退職を目指すのであれば、さらに繁忙期を避けて、上司や同僚の気持ちに余裕がある時期に伝えるのがおすすめです。
退職意思は最初に誰に伝える？
退職を決意したときは、まず直属の上司に伝えましょう。先に同僚や先輩に伝えてしまうと、上司に「大事な話を最初にしてくれなかった」と思われてしまう可能性があります。事前に上司へアポをとり、会議室などのほかの社員がいない場所で退職することを伝えましょう。就業時間内に伝える場合は、始業直後や上司が忙しそうな時間は避け、落ち着いて話せるタイミングでアポをとることが大切です。
参照元
e-GOV法令検索
明治二十九年法律第八十九号「民法」
退職理由を上司に伝える際に注意すること
結婚や病気、家族の介護など、やむを得ない退職理由は事情をそのまま話しても問題ありません。ただし、給与や残業時間、人間関係など、不満が退職の理由である場合は伝え方に注意が必要です。「給与が低かったから」「人間関係が良くなかったから」などの不満を伝えられても、上司は良い気分にはなりません。また、「改善するから残ってくれ」と引き止めにあう可能性もあります。
嘘の退職理由はのちに矛盾が生じる可能性があるため、おすすめできませんが、相手に配慮したポジティブな言い方をすることは大切です。たとえば、仕事内容に不満があった場合、「幅広い仕事にチャレンジしたいので転職する」とポジティブに言い換えれば、相手が受ける印象は大きく変わるでしょう。退職という事実は変わらなくても、ポジティブな表現をすれば、相手が受け入れやすくなります。
退職理由を上司に伝える際の注意点については、「円満退職するための伝え方は？上司への切り出し方や注意点もご紹介」のコラムでも解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
引き止められた場合の対処法
もし退職を引き止められたら、自分を必要としてくれていることに感謝した上で、意思が揺るがないことを丁寧な言葉で伝えましょう。引き止めを受け入れて会社に残ったとしても、一度退職しようとしたという事実は消えません。職場の人間関係や昇進・昇給に影響が出る場合もあるため、退職の意思表示は引き止められても動じないくらい気持ちを強く固めた上で行うことが大切です。
引き止められた場合の対処法については、「退職を引き止められたら？円満退職のためのポイント」のコラムでも紹介しています。こちらもあわせてチェックしてみてください。
退職を上司に受け入れてもらったら？
上司と相談して退職日が決まったら、退職届を提出しましょう。退職届には退職理由と退職日を記載します。なお、自己都合で退職する場合、理由は「一身上の都合」と記載して問題ありません。
そのほか、退職日までに引継ぎや取引先への挨拶を済ませておくことも重要です。最終日にはメールやスピーチなどで社内全体への挨拶も行います。お世話になった上司や同僚にお菓子を配るなど、気遣いの気持ちも見せると尚良いでしょう。退職日までの流れについては、「退職はいつまでに伝える？退職届を出す時期や必要な手続きも詳しく解説」のコラムでも解説しているので、ぜひこちらもご覧ください。
「転職したいけど、退職手続きを1人でするのは不安…」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。プロに相談しながら手続きを進めたいという場合は、ぜひハタラクティブまでご相談ください。
ハタラクティブは若年層に特化した就職・転職支援サービスです。プロのアドバイザーが適性に合った求人を紹介するだけでなく、退職手続きの相談や質問にも親身に対応しています。そのほか、応募書類の添削や面接対策、応募先企業とのやり取りの代行なども実施。初めて転職活動をする方も安心して取り組める環境です。サービスはすべて無料で利用できるため、まずは相談だけしたいという場合もお気軽にお問合せください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月～2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています！
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
