退職届はどのように書けば良い?書式について解説

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この記事のまとめ

  • 退職届は受理されれば撤回ができなくなる
  • 直属の上司に相談の上、決定した退職日の1ヶ月前頃には退職届を提出する
  • 退職届は書式にしたがって作成することが大切
  • 便箋の折り方、封筒の書き方にも配慮する

退職届は、一度受理されれば撤回することが不可能になるとされる書類です。定められた書き方=書式にしたがって作成することが大切であるといえるでしょう。
本記事では関連書類の概要や退職の流れとともに、退職届の書き方について解説します。

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◆退職届の概要と退職の流れ

まずは、退職に関する書類それぞれの違いと、退職までの流れについて見ていきましょう。

【退職書類の概要】

・退職届

退職届は、会社に対する最終的な退職意思表示の意味合いを帯びる書類。届出が受理されることで、その差出人は退職することとなります。退職願は撤回できることもありますが、退職届の場合は不可能とされているのが特徴です。

・退職願

退職願は、労働契約の解除を申し出る時に提出する書類です。提出段階ですぐに退職とはならず、会社側が承諾することで効力を発揮。承諾されるまでは基本的には撤回できるものとされています。

・辞表

一般会社員は用いる機会がないと考えられるのが、この辞表。会社役員や公務員が提出する退職願です。

【退職の流れ】

・退職意思を伝える

退職の意思は、基本的には2ヶ月前までには直属の上司に口頭で伝えるようにします。その際、退職願とともに申し出ても良いでしょう。
注意点は、繁忙期を回避すること・会社や仕事に対する不満を言わないようにすること・直属の上司より先に周囲に退職意思をもらさないようにすることです。

・退職届を提出する

上司とよく話し合って退職日を決めたら、次は退職1ヶ月前に退職届を提出。就業規則が設けられている場合には、その規定に準じます。退職願・退職届のいずれも、書式にしたがって作成しましょう。

・業務の引き継ぎを行う

こちらも約1ヶ月前から開始するようにします。まずは引き継ぎ予定を立て、詳細なマニュアルを作成。業務の段取りはもちろん、重要書類の所在についても記しておきます。

・挨拶回りを行う

仕事で取引先とのやりとりに従事していた方は、退職2週間前頃に挨拶回りを行う必要もあるかもしれません。これについては、所属企業の意向に基づいて行動するようにしましょう。
挨拶回りに伺った際、具体的な退職理由を述べることは避けます。また、後任者を同行させ、取引相手に紹介することも忘れないようにしましょう。

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◆退職届の書き方

ここでは、手書きの場合の退職届の書き方を解説します。

【用意するもの】

手書きする場合に用意するものは、以下の通りです。

・万年筆または黒のボールペン
・B5またはA4の用紙
・白無地の封筒

封筒は郵便番号の枠がなく、用紙サイズに合った大きさのものを選びます。

【書き方】

・タイトル
右端に「退職届」と記します。

・書き出し
わたくしごとですが…という意味で、「私儀(わたくしぎ)」あるいは「私事」と書きます。

・退職理由
自己都合による退職であれば、「一身上の都合」とします。

・退職日
退職届の場合、退職日は上司との相談で決定した日付を入れます。和暦・西暦どちらでも構いませんが、会社の規定があるならその通りに書くようにしましょう。

・文末
退職届を提出するということは、既に退職の申し出が承諾されているということです。シンプルに「退職いたします。」と記すのが良いでしょう。

・届出年月日
退職届の提出日です。

・所属、氏名
宛名よりも下部に、正式な所属部署名と自分の氏名を記入。末尾には印鑑を押します。

・宛名
宛名はその会社の最高執行責任者とします。敬称は「殿」を用い、自分の所属や氏名よりも上方に書くというルールを覚えておきましょう。

◆封筒の書き方 

最後に、便箋の折り方と封筒の書き方について確認しておきます。

【便箋の折り方】

便箋は三つ折りにするのがポイントです。まずは下から上に向かって3分の1ほどを折り上げ、次に上方の余っている部分を折り重ねます。
その状態から、冒頭「退職届」の上部に当たる部分が右上になるようにして封筒に入れます。

【封筒の書き方】

表側には、「退職届」と書きます。続いて裏側の左下に、自分の所属部署と氏名を記入。糊付けするか否かは任意であるとされています。もし糊付けした場合には、封入口に「〆」と書きましょう。

以上が退職届の書式に関する基礎知識です。

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