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就職に失敗した原因とは?その後の進路や内定獲得のポイントを解説
更新日
この記事のまとめ
- 就職に失敗したと感じるのは第一志望の会社に落ちたときと正社員就職できなかったとき
- 就職失敗の原因は、就活を始めるのが遅かったり応募する会社を絞り過ぎたりすること
- 就職に失敗したからといって人生が終わるわけでない
- 就職失敗後は就職浪人になったり、派遣や契約社員になったりするという選択肢もある
- 就職に失敗してニートになる方も多いが、諦めずに就活を続けていくことが大切
就職に失敗してしまった方は、原因が分からず落ち込んでいるのではないでしょうか。就職失敗の原因には、就活を始めるのが遅かったり、応募する会社を絞り過ぎていたりすることなどが考えられます。このコラムでは、就職失敗の原因やその後の進路、就活成功のコツなどを詳しく解説。就職に失敗しても、無職期間が短ければ就職の可能性が高まるため、「もう駄目だ…」と諦めず、なるべく早く行動しましょう。
就職に失敗した10の原因
就職に失敗してしまう場合は、応募する会社を絞り過ぎている、理想が高過ぎるなどが挙げられます。この項では、就職失敗につながる原因を詳しくまとめました。
1.就活を始めるのが遅過ぎた
就職に失敗する原因の一つに、就活を始めるのが遅過ぎることが挙げられます。新卒の場合、就活は大学3年生の3月から始まるのが一般的。しかし、就職に成功している方は早いうちから就活に取り組んでいます。
たとえば、3年生になった時点で自己分析や企業研究を始めたり、6月から始まるインターンシップに参加したりするなどして、少しでも採用が有利になるように準備を進めているようです。一方、まだ本格的に始まっていないからと何の準備もせずにいると、就活に乗り出す時期が遅れてしまい、失敗しやすくなります。
2.応募する会社を絞り過ぎていた
「大手の企業しか受けない」「希望条件に合う企業が少なかったので、数社しか応募しない」というように、大手や希望条件にこだわり過ぎてしまうと、就職に失敗する可能性が高くなってしまうでしょう。
最初から業界を絞ってしまうと選考が進まず、後から「自分に合っていないかも」と気づいて新たな応募先を探すことになる可能性も。そうなると、求人探しや企業研究などにも時間がかかってしまうでしょう。スムーズな企業選びのために希望条件を明らかにするのは大切ですが、優先順位の低いものはある程度妥協することが選択の幅を広げるコツです。
3.身だしなみに気を遣えていなかった
応募書類の内容や面接での受け答えを重視するあまり、服装や髪型といった見た目に気を配り忘れてしまい、就職に失敗してしまう方も少なくありません。
就職では身だしなみも大切なポイント。就活中はスーツを着るだけでなく、頭の先から爪先までしっかり身だしなみを整えましょう。髪は切りそろえ、ネイルなどはせず、シワのないスーツをまとい、磨いた靴を履くことがマナーです。
4.自己分析が不十分だった
自己分析ができていないと、自分の適性を理解できず、得意分野と違う会社ばかり受けてしまい、就活に失敗してしまうでしょう。
自己分析は自分に合った業界や職種を見極めるうえで欠かせないもの。自分自身の長所や得意分野が把握できていないと、自己PRが上手くできず、応募先の会社とのミスマッチを起こしてしまいます。就職を失敗させないためにも、自己分析はしっかり行いましょう。
自己分析の必要性やメリットは「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムで詳しく解説しています。また、自己分析の方法を知りたい方は「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」のコラムもぜひご覧ください。
5.企業研究・情報収集が足りなかった
企業への理解を深め、ミスマッチを起こさないためにも、企業研究や情報収集は徹底的に行うのが大切です。企業研究ができていないと、自分に合った会社を見つけられません。
また、企業研究が不十分だと志望先の会社への理解度が足りず、面接時の質問に答えられなかったり、志望動機が漠然とした内容になってしまったりします。そうすると、採用担当者に「志望度が低い」「入社意欲が低い」と思われてしまう可能性もあるでしょう。
企業研究の効果的なやり方は「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」のコラムでも詳しく解説しているので、こちらもご一読ください。
6.就職に対して楽観的に考えていた
楽観的過ぎる考えを持っていたことで就職に失敗してしまうこともあります。たとえば、「履歴書は適当に書いても大丈夫」「面接で話すことはその場で考えよう」など、根拠のない自信による楽観的思考は、マイナス評価につながってしまう恐れも。就活の準備をしっかり行うことによって自信をつけ、根拠のある前向きさで臨んでください。
高学歴なら就職に失敗しない?
学歴に関係なく、就職に失敗する可能性は十分にあります。どれだけ偏差値の高い学校を出ていても、態度が悪ければマイナス評価につながりますし、学歴頼みで志望動機や自己PRが漠然としていれば内定は得られません。高学歴だからと自分の経歴に誇りを持つあまり、「失敗するはずがない」と楽観視するのは避けたほうが良いでしょう。
7.理想が高すぎた
志望する会社への理想が高過ぎるあまり、就職に失敗する方も見受けられます。たとえば、「転勤がない」「休暇が多い」など、多くの条件を満たした会社を探そうとすると、なかなか見つかりません。どのような会社にも、譲歩しなくてはいけない面があると考えましょう。
また、プライドが高過ぎると就活でマイナス評価につながってしまい、結果的に就職できないという場合もあります。自信を持って堂々と振る舞うことは大切ですが、傲慢な態度になってしまうと、人間性に疑問を持たれ、選考に落ちてしまう可能性もあるので注意が必要です。
8.年収にこだわりすぎた
年収にこだわり過ぎるあまり、就職のチャンスを逃してしまう方は多いようです。
たしかに年収が社会的ステータスとされることも多く、年収が高ければ高いほど豊かに生活できると考える方もいます。しかし、収入にこだわりすぎるあまり、実際の会社の事業内容や理念を度外視して就活を行ってしまうのは危険です。年収は希望とマッチしていても、実際の業務や社風が自分の適性に合っていなければ、就職に失敗したと落胆することになるでしょう。
9.就職へのやる気がなかった
就職に対するやる気がなければ、内定をもらえずに失敗するのは当然ともいえます。求職者のなかには、自分が何をしたいのか分からずにいる方もいるでしょう。そういった方は志望動機や自己PRでアピールする内容にも悩むことが多く、就活へのモチベーションも維持するのが難しいようです。
やる気のなさは態度や声のトーンで採用担当者に伝わりやすいので、目標を見つける努力や働くメリットなどを洗い出すことが大切。就職は自分にとってどのようなメリットがあるのか、もう一度考えてみましょう。
自分がやりたいことが分からずやる気が出ない…という方は「やりたいことの見つけ方とは?自分が本当にしたい仕事を見つける方法」のコラムもおすすめです。やりたいことを見つけるためのステップや、見つけるための質問などを詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
10.就職の失敗を過剰に恐れていた
就職失敗を恐れるあまり必要以上に慎重になってしまい、本来の力が発揮できない方もいるようです。
たとえば、第一志望の会社へ入社したいという強い思いから、選考に落ちることを過度に怖がってしまい、その不安や焦りが態度に現れてしまうことも。採用担当者に「自信がなさそう」「暗い」といったマイナスの印象を与える恐れがあります。
冷静な態度で面接に臨むのは大切ですが、慎重になりすぎた結果、面白みに欠けると判断される可能性もあると覚えておきましょう。
ほかにも、就職失敗が続く原因を知りたい方は「就活に失敗してもなんとかなる?結果が出せない原因やその後の対処法を解説」もあわせてご覧ください。
留学後に就活して失敗した場合
在学中に留学する機会や余裕がなく、卒業後に留学し、帰国後してから就活を始める場合もあるでしょう。その場合、留学中は空白期間(ブランク)となるため、その期間に何をしていたかが重要視されます。留学によって語学力を高めていればアピールポイントになりますが、短期間の留学の場合、飛躍的には身につかず、就活での説得力に欠ける可能性も。そのようなリスクを踏まえたうえで、キャリアプランに活かすためなど目標を持って留学を考えることがおすすめです。
就職に失敗したと感じる瞬間
求職者が就職失敗だと感じるのは、第一志望の会社に落ちたとき、正社員就職できなかったときなどがあるようです。それぞれについて詳しく解説します。
第一志望の会社に就職できなかったとき
自分の第一志望の会社に採用されなかったとき、就職に失敗したと捉える方は多いようです。しかし、第一志望の会社でしか自分のやりたいことができないわけではありません。本命の会社でなくても、スキルアップしキャリアを積んでいくことは可能です。気持ちを切り替え、前向きに働き続けることで仕事の楽しさを覚え、「あのとき頑張って良かった」と思えたり、熱意を持って仕事に打ち込めたりする可能性もあります。
そのため、第一志望の会社に就職できなかったことを就職失敗と捉え、就活に対し後ろ向きになってしまうのはもったいないといえるでしょう。
正社員として就職できなかったとき
正社員への就職が叶わず、派遣社員や契約社員などの非正規社員として入社した場合、就職に失敗したと考えてしまう方もいます。しかし、派遣や契約社員の場合、雇用期間に定めがあるという特徴を活かし、「契約満了までにこのスキルを身につける」と、計画的に目標を立ててモチベーションを維持することで成長していけるでしょう。
また、契約内容や会社の方針にもよりますが、成果が認められれば正社員登用のチャンスがあることも。そのため、卑屈にならず、前向きな気持ちを持って仕事と向き合いましょう。
新卒で就職失敗…しかしそこで諦めないで!
新卒で内定がもらえなかったからといって、就職できないというわけではありません。
詳しくは後述しますが、就職浪人になったり、中小企業へも目を向けてみたりするなどして、就活を続ける方法はまだまだあります。「就職に失敗した…」と諦めず、前向きに卒業後の進路を選択していくことが大切です。
就職に失敗したと感じている方は「就職に失敗したらどうする?対策やその後の選択肢を知っておこう」の記事にも目を通してみましょう。
就職に失敗しても「人生終了」にはならない
就職に失敗したからといって、「人生終了」にはつながりません。就職活動に失敗した際、反省点を明らかにする必要はありますが、過度に自分を責めるのは避けましょう。長い人生で失敗は必ずあると考え、経験を糧にして前向きにチャレンジすることが大切です。
また、「就職は大学卒業のタイミングじゃないと難しいのでは?」と思う方もいるようですが、人材確保を目的に、既卒(大学を卒業し、正社員経験がない方)などの若年層を採用する企業は一定数あります。若手を積極的に採用する会社は、基本的に人柄やポテンシャルを重視しているので、なるべく早く行動して内定獲得を目指しましょう。
就職に失敗する方は意外と多い
すべての求職者が第一志望の会社に合格したり、正社員として入社できたりしているわけではありません。厚生労働省の「令和5年3月大学等卒業予定者の就職内定状況(10月1日現在)」では、2022年の大卒の就職内定率は74.1%。10人中3人は就職に失敗していることになります。
自分だけが就職に失敗したわけではないと考え、あまり深刻にならず気持ちを切り替えることが、就職成功への近道でしょう。
参照元
厚生労働省
令和5年3月大学等卒業予定者の就職内定状況(10月1日現在)を公表します
既卒や第二新卒の需要は高い
採用市場において、既卒や第二新卒の需要は高いとされています。厚生労働省の「既卒者の募集状況」では、新卒枠で既卒者を募集した会社が2018年時点で69%ありました。また、卒業後の経過期間を2年超や上限なしとする会社が増えており、2010年には64%だったのが、2018年には83%にもなっています。
既卒・第二新卒の需要が高い理由は、採用競争の激化により新卒採用だけでは人材を確保しきれない企業側の事情や、少子化の影響で20代の若い人材のニーズが高いという点が挙げられるでしょう。
参照元
厚生労働省
第1回今後の若年者雇用に関する研究会資料
就職失敗したらその後はどうする?5つの進路
就職失敗したときの5つの進路
就職に失敗したからといって、そこで諦めてしまうのは厳禁です。就職は努力次第で、いくらでも挽回が可能。この項では、就職失敗後はどうしたら良いのか、どのような選択肢があるのか解説します。
1.就職浪人として就活を行う
新卒での就職に失敗した場合、就職浪人として就活を継続するという方法があります。就職浪人とはいわゆる既卒のことで、卒業後も就活を続けている方のことです。
先述したように、近年では卒業後3年以内なら新卒として扱ってくれる会社も増えており、既卒だからこそ応募できる求人も多く見受けられます。就職の失敗を乗り越え、就活を行っていることにポテンシャルを感じてくれる会社もあるので、前向きな姿勢で継続しましょう。
2.中小企業へ就職する
大手企業や有名な会社への就職が失敗してしまったら、中小企業にも目を向けてみましょう。中小企業や将来有望なベンチャー企業なら、通年採用を行っているところが多く、既卒やフリーターも歓迎しています。知名度や社名のブランドへのこだわりを捨て、視野を広げることで今まで知らなかった自分の適性に気づける可能性も。新たに興味の持てる分野も見つかるでしょう。
将来のことを考えれば、中小企業で経験を積んでから大手や有名な会社への転職も期待できます。
中小企業で働くメリットや求人の探し方は、「中小企業に就職するメリットは?後悔しない優良企業の探し方をご紹介」のコラムも参考にしてみてください。
3.派遣・契約社員として働く
就職に失敗してしまったら、派遣や契約社員として働くという方法もあります。近年では、派遣社員や契約社員を募集している会社も多く、勤務態度次第では正社員登用制度を利用することも可能です。
雇用形態にはこだわらず、まずは派遣社員や契約社員として入社し、そこから正社員を目指してみましょう。また、どうしても入社したかった会社に採用されなかった場合でも、派遣社員や契約社員としてなら働ける可能性があります。
4.フリーターになる
就職に失敗したら、フリーターになるのも方法の一つです。生活するうえでは、家賃や食費、光熱費などが必要になります。そのため、まずはフリーターとしてアルバイトをしながら、就活を続けると良いでしょう。正社員に比べて不安定ではあるものの、パートやアルバイトをしながら生活することも可能です。
しかし、あくまでも正社員を目指すことを前提とし、現状に満足してしまったり、妥協してしまったりすることのないように気をつけましょう。
フリーターにおすすめの職種や就活のポイントは、「大卒フリーターの割合は?就職活動の進め方やおすすめの職種もご紹介」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。
5.就職活動を一旦休む
就職に失敗し、心身ともに疲弊してしまう方もいるでしょう。そのようなときは、思い切って就活を休むのも一つの方法。一旦休んで疲れた身体と心を癒やし、就活に役立つ勉強をしたり、就職が有利になる資格を取得したりするのもおすすめです。焦って妥協した会社に就職しても、就職すること自体を諦めても良い結果には結びつきにくいもの。急がば回れというように、一度休んで就職が有利になる方法を考えてみましょう。
就職失敗後の行動について知りたい方は「就活の失敗は取り返せる!原因と改善策について考えよう」もご一読ください。
就職失敗後ニートや引きこもりになってしまうことも
就職失敗のショックや挫折感により、引きこもってニートになってしまう方も一定数いるようです。一度引きこもってしまうと、再び外に出る勇気をなくしてしまい、人と会うことも避けがちになってしまったり、生活リズムが崩れてしまったりする恐れがあります。
ニートにならないためには、「第一志望に受からなくても自分に合った仕事はある」「若さは大きなアピールポイントとなる」と現状を前向きに捉え、就職のための行動を続けていくことが大切です。
ニートや引きこもりから脱出するために必要なこと
ニートや引きこもりから脱出するために必要なこと
ニートを脱出するためには段階があります。
就職失敗後、ニートになってしまった方で「この生活を続けたくない」「なんとか就職したい」と思う気持ちがあるなら、以下で解説するニート脱出の方法をぜひ試してみましょう。
生活習慣を改善する
起床・就寝時間を固定する、朝・昼・晩の食事の時間を決めるなどして、生活習慣を整えましょう。
ニート生活が続くと、夜型の生活になったり食事のタイミングが不規則になったりしがちです。生活習慣が乱れると体調を崩しやすくなるほか、働き始めた際に今の生活とのギャップを感じて疲れやすくなります。
正社員に就職すると就業時間が決まっていることが多いため、規則正しい生活に整えておきましょう。
アルバイトを始めてみる
「働きたいけれど、いきなり正社員になるのは不安…」という方は、自分のペースで働けるアルバイトからスタートするのがおすすめです。
アルバイトは未経験からもチャレンジしやすく、基本的に勤務日数・時間に融通が利くのが魅力。アルバイトとして働けば、業務の知識やビジネスマナー、コミュニケーションスキルを磨くこともできるでしょう。
周囲と積極的に話す
家族や親しい友人など、信頼できる周囲の方と積極的に会話を交わし、人と接することに慣れていきましょう。就職して働く場合、大小差はあれ、周囲とコミュニケーションを取りながら業務を進めていく必要があります。
引きこもっていたことで、人とのコミュニケーションに不安を覚えていると、ニート脱出が難しくなる恐れも。そのため、まずは身近な人とのコミュニケーションを図ってみてください。
ニートから正社員への就職を目指している方は、「ニートの定義とは?フリーターとの違いや就職を目指す際のコツも解説!」もあわせて参考にしてください。
就職失敗から逆転!内定獲得を目指す5つのポイント
就職失敗から内定獲得を目指す5つのポイント
正社員として就職するなら、将来性やポテンシャルを評価してもらいやすい若い年代のうちがチャンス。そのため、現在就職したいと思っているならば、早めに行動することをおすすめします。
この項では、就職失敗から逆転して就職するための方法をまとめました。ぜひ前向きに就活を続けていくための参考にしてください。
1.採用されやすい求人に応募する
正社員を目指して就活をするのなら、既卒やフリーター、未経験を歓迎としている求人に応募しましょう。特に、未経験を積極的に採用している求人は専門的な知識やスキルを求めていないことが多く、コミュニケーション能力や働く熱意を上手くアピールできれば採用されやすいからです。
なお、即戦力を求める中途採用では社会人として働いた経験が必要とされることが多いので、アピールできる経験や実績がない方は避けたほうが無難でしょう。仕事内容と会社情報をしっかり確認したうえで就職活動を行うのがポイントです。
2.既卒や第二新卒の強みを活かす
既卒や第二新卒として就活している方は、年齢や熱意をアピールしましょう。若く柔軟性があり、特定の会社のやり方に慣れきっていない人材は、会社から歓迎されるようです。
また、就活に失敗したという苦労を乗り越えようと努力している姿を、高く評価してくれる会社も増えてきています。既卒だからこそ「正社員になることへの強い意欲がある」とアピールし、内定を勝ち取りましょう。やる気や熱意のある人材を欲しがっている会社は多くあるので、自分の強みを活かして、フリーターとして得たスキルや、第二新卒として学んだことをポジティブにアピールするのがポイントです。
既卒就活を成功させるためのポイントは「既卒就活の成功ポイント!プロによる面接対策のコツや実際の体験談をご紹介」のコラムで詳しく解説しているので、こちらもあわせてご一読ください。
3.公務員
公務員試験に合格すれば、公務員として就職することも可能です。公務員試験は、学歴や職歴に関係なく受けられます。また、組織や給与が比較的安定しているという魅力もあるでしょう。
ただし、公務員試験の受験には年齢制限があることがほとんどのため、試験を受ける前に上限の年齢を確認するようにしてください。
4.起業・フリーランス
就職に失敗すると、「就職先が見つからないのなら、自分が働ける場所を作ってしまえば良い」と考える方もいるようです。自分で起業するのは難しいイメージがありますが、近年では専門的な知識やスキルがなくても起業できます。特にネットビジネスならパソコンやスマホがあれば起業可能。実際に、起業家として活躍している現役高校生や大学生も存在します。
また、就職失敗後にシステムエンジニアやWebデザイナー、Webライターのようにフリーランスとして働く方も少なくありません。こちらはプログラミングやSEOなどの知識が必要ですが、自分には無理だと思う前に、働き方の選択肢にしてみましょう。
5.就職エージェントを利用する
就職エージェントは、求人紹介や応募書類の添削、面接対策といった就活支援を行う機関です。「内定をもらえるか心配…」という方も、アドバイザーに相談すれば、就活を熟知したプロのアドバイスをもとに就活ができるため、就職に失敗したあとも少しずつ自信をつけて面接に臨めるでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。