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応募条件を満たさなくても採用されるチャンスはある?
更新日
この記事のまとめ
- 企業が応募条件を提示する理由は、「求める人物に近い求職者を募るため」など
- 応募条件は必須ではなく、目安として提示している企業も多い
- 応募条件が必須でない場合、アピール次第で採用につながる可能性もある
- 応募条件を満たしていない場合の対策方法は「スキルや経験をアピールする」など
「応募条件を満たしていないけど採用されるチャンスはある?」と考える方も多いのではないでしょうか。企業が求職者を募る際、応募条件を設定している場合があります。しかし、目安として設定している企業も多く、すべての条件を満たす必要はないケースもあるといえるでしょう。このコラムでは、企業が応募条件を設定する理由について解説。また、応募条件を満たしていない場合の対策方法なども紹介しています。
応募条件がある理由
そもそも、企業側はなぜ応募条件を提示するのでしょうか。以下で考察していきます。
多数の応募者の中から求める人物像に近い求職者を募るため
人気のある職種や条件の良い仕事には、応募が殺到する場合があります。また、応募の間口を広くすることで、より多くの応募がくることが予想されるでしょう。そのため、少しでも企業が求める人物像に近い求職者を採用できるように、あえて応募条件を提示していると考えられます。
応募者のスキルや経験を判断するため
経験年数や資格の有無など、応募者のスキルや経験を判断するために、応募条件を設定している場合もあります。このようなケースでは、応募者のスキルや経験を事前に把握することで、入社後のミスマッチを防ぐ目的もあるようです。なお、スキルや資格などを具体的に提示している場合は、客観的にどの程度のレベルなのかを判断できる目安を提示している企業が多い傾向にあります。
欲しい人材をそのまま記載している
「このような人を求めている」といった、欲しい人材の例をそのまま応募条件として定めている会社もあります。細かい業務内容まで記載されているケースもあり、退職者の代わりとなる人物や急遽人材を求めているときなどに提示される、といった背景が考えられるでしょう。少数精鋭の応募者の中から即座に決定したい場合などに、この方法を選択する企業もあるようです。
上記のほか、ただ単純に「こんな人が来たら良いな」という程度で条件を設定しているという企業もあるでしょう。とりあえずの条件として提示されていることもあるため、すべてをクリアする必要はないと考えられます。企業が応募者に求める要素については、「転職活動における市場価値とは?求められるスキルを年代別に紹介」のコラムでも紹介しているので、参考にしてみてください。
応募条件は必須ではない?
多くの場合、求めている人物像に近い人を採用するために、応募条件を載せていると考えられます。しかし、「必須」と記載されていない限り、すべての条件を満たす必要はないといえます。応募条件は、あくまで理想であり、条件を満たさないからといって企業側が門前払いをすることは考えにくく、条件に完全に一致しない場合も、柔軟に対応する企業は多いと考えられるためです。応募条件に満たない場合も、採用される可能性はあるといえるでしょう。
応募条件を満たしていなくても採用されるケースとは
では、応募条件を満たしていなくても採用される場合、どのような理由が考えられるでしょうか。以下で考察していきます。
経験や知識が豊富
採用担当者にもよりますが、転職市場では、学歴や資格の有無より経験を見られることが多い傾向にあります。特に、即戦力を求めている企業では、たとえ職種が未経験であったとしても、応募者の経験やスキルから判断して採用に踏み切るケースも少なくありません。そのため、未経験をカバーできるほど、より多くの知識やスキル、経験を得ている場合、採用につながる可能性があります。
実績がある
たとえ他業界出身であっても、実績を挙げた人物はどの業界でも活躍できる要素を持っていると判断されることが多い傾向にあります。この場合、応募条件に多少見合わなくても、採用されることも考えられるでしょう。
そのほかにも、「個人の能力としての評価が高い」「人物重視で採用を決定している」といった場合、応募条件に関係なく採用されることもあるようです。また、売り手市場であったり、応募者の熱意が感じられたり、ビジョンが明確だったりする場合も、採用に至るケースが見られます。これらのケースから、応募条件は必須とは言い切れないといえるでしょう。なお、意欲を熱意を伝えるためには、志望動機と自己PRをしっかりと作りこむことが重要です。「転職の志望動機が思いつかないときの対処法とは?好印象な内容や例文を紹介」では、志望動機の作成方法について紹介しているので、参考にしてみてください。
応募条件を満たしていないときの対策方法
もし、「応募条件を満たしていないけど応募したい」という気持ちがあるなら、事前に対策を練っておくことも大切です。以下で、応募条件を満たさない場合の対策方法を紹介しているので、応募の際の参考にしてみてください。
- ・必須条件とのギャップを埋める
- ・志望動機で熱意を伝える
- ・仕事に活かせるスキルをアピールする
- ・これまでの仕事の成果をより具体的に伝える
- ・経験の浅さをカバーする
- ・人柄をアピールする
- ・嘘偽りない姿勢で面接に臨む
応募条件を満たしていない求人に応募する場合は、上記のように自分自身のアピール材料をそろえて臨むことが何よりの対策となるでしょう。しかし、資格の有無など、自分ではどうしてもカバーできない応募条件が提示されていることもあります。必須とされる条件は、どのような方法でも覆すことができないため、企業が示す理想条件に目を向けて対策してみると良いでしょう。なお、自分自身をアピールするためには、入念に自己分析を行うことが大切です。「自己分析とは?就活や転職でどう使う?基本と簡単に行う方法をご紹介」では、自己分析のやり方について紹介しているので、参考にしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。