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転職成功率を高める方法とは?退職回数が採用に与える影響についても解説
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この記事のまとめ
- 一般的に、退職回数が多い場合は転職成功率に影響するといわれている
- 退職回数が転職成功率に影響しにくいのは、IT業界やクリエイティブ業界など
- 転職成功率を高める方法は、「希望条件の優先順位付け」「複数の企業への応募」など
「転職成功率を高めるにはどうすれば良い?」「退職回数は採用の合否に影響する?」などと疑問に思う方は少なくないでしょう。一般的には転職回数が多いと採用率に影響するといわれているものの、企業によって違いがあるようです。このコラムでは、転職成功率を上げるための方法をまとめました。また、転職者がいる事業所の業界別の割合をデータでご紹介。退職回数が転職成功率に影響する理由についても記載しています。
退職回数は転職成功率に影響する?
何度も退職・転職を繰り返している場合、「採用試験でマイナスなイメージに繋がるのでは…」と考える方もいるでしょう。一般的に、転職した回数が多いほど書類通過率や採用率は下がるといわれています。
転職成功率が下がる理由とは
では、転職回数の多い人が採用試験で不利になりやすいのはなぜなのでしょうか。理由の一つとして、早期離職のリスクが挙げられます。採用担当者は、その会社における社員の定着率をできるだけ保ちたいもの。そのため、転職回数が多い応募者は、「すぐに辞めてしまうのではないか」という懸念を持たれる可能性があります。また、「最後まで責任を持って仕事に取り組めるのか」「協調性やコミュニケーション力に問題はないか」といった観点で見られることも考えられます。
中途採用ではスキルの高さも見られやすい
各会社での在籍期間が短い場合、業務を行う上での十分な知識やスキルが身に付きにくいというデメリットがあります。スキルの高さを見込んで行う中途採用では、特にこの点において頻繁に転職している人を雇いにくい事情があるといえるでしょう。求職中に何かスキルを身に付けたい場合は、ハローワークの職業訓練を受けるのも一つの方法です。職業訓練については、「ハローワークの職業訓練を受けるには?具体的な内容や受講給付金制度を解説」のコラムで紹介しているので、チェックしてみてください。
退職回数が転職成功率に影響しにくい業界はある?
中には退職回数が多い場合も、転職成功率に影響しにくいとされる業界もあるようです。たとえば、IT系やクリエイティブ系、医療系といった業界は、退職回数よりも専門的な技術や知見が重視されやすいといえます。また、人材の流動性が高い企業も退職回数は転職成功率に影響しにくいといえるでしょう。ただし、職種や年齢、スキルのレベルなどによって転職成功率は異なってくる可能性があるため、上記はあくまでも1つの目安と捉えておくのが無難です。
データに基づく転職者の状況
ここでは、データから見えてくる転職者の状況について確認していきましょう。厚生労働省の「令和2年転職者実態調査の概況(5p)」によると、一般労働者がいる事業所のうち、転職者がいる事業所の割合は全体の33%でした。そのうち、雇用期間の取り決めがない転職者がいる事業所は28.9%、雇用期間が1年以上定められている転職者がいる事業所は8.7%です。なお、産業別だと、転職者がいる事業所の割合が高かったのは「運輸業、郵便業」で、44.2%。そのあとは、「鉱業、採石業、砂利採取業」の42.8%、「学術研究、専門・技術サービス業」の42.1%と続きます。事業所の規模別で見ると、規模が大きいほど転職者がいる事業所の割合が高くなる傾向にあるようです。
参照元
厚生労働省
令和2年転職者実態調査の概況
転職成功率を高める方法
転職成功率を高めるために、以下の方法を試してみると良いでしょう。
希望条件に優先順位を付ける
求人を探す際は、働きたい業界や年収額、勤務時間など自身が叶えたいと思う条件を明確にしておくのがおすすめです。もし、希望条件が複数ある場合は、その中で優先順位を付けましょう。自分が大切にしたい条件の順位付けができれば、軸のぶれない仕事選びができる可能性が高まります。
退職・転職理由を明確にする
退職理由を自身の中で明確にすることで、次の職場を選択する際の基準ができます。より自分に合った環境を判断できるようになり、転職成功率を高めてくれるでしょう。
また、転職する動機をはっきりさせることも大切です。退職回数が多い場合、面接で転職理由や仕事継続の意思などについて問われやすい傾向にあるようです。転職理由を面接官に伝えるときは、「キャリアアップのため」など、ポジティブかつ一貫性がある印象を与えられる内容を用意しておくことがポイントです。退職理由を面接官に上手に伝える方法は、「退職理由は正直に言うべき?上司や面接官への上手な伝え方を紹介」のコラムでまとめているので、あわせてご覧ください。
複数の企業へ応募する
入社したい企業が決まっていると、その一社に関心が集中してしまいがちです。しかし、転職成功率を高めるには複数の企業に応募するのも一つの手。応募する企業が増えれば転職できる可能性が上がるうえ、第一志望の面接に臨む前にほかの企業で面接での受け答えに慣れておくこともできるでしょう。
面接で緊張しないためには
コミュニケーションが得意な場合も、面接本番でいつもどおりに振る舞えるとは限りません。面接で緊張しないためには、事前に回答を考えておいたり、繰り返し練習したりすることが大切です。「面接で緊張しない方法と気持ちをコントロールするコツ」のコラムでは、面接当日に緊張をほぐす対策などをまとめているので、面接を控えている方はチェックしてみてください。
複数のサイトやエージェントを活用する
求人情報をチェックするときは、複数のサイトやエージェントを活用するのがおすすめです。企業がお金を支払って広告を掲載してもらうサイトの場合、求人数が少なくなることもあるようです。また、エージェントによっては、求人サイトに載らない非公開の求人情報を扱っている可能性も。より多くの求人情報の中から応募する企業を選ぶためにも、幅広くWebサイトやエージェントを利用して求人を探すようにしましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。