ボーナスをもらって転職する方法とは？スケジュールの例も紹介！

「ボーナスをもらって転職するにはどうしたら良い？」と疑問に思う方もいるでしょう。支給日や就業規則を確認すること、引き継ぎなどを行える時間を確保することが、ボーナスをもらってから転職するポイントです。また、転職先でボーナスをもらいたいという方は、2月か8月の入社を目指すと良いでしょう。このコラムでは、ボーナスに着目した転職の仕方についてまとめました。

ボーナスの基礎知識

ボーナスは賞与とも呼ばれ、基本的に、夏と冬の年に2回支給されます。賞与額は、「毎月の給与額×◯ヶ月分＋個人の評価」で算出されるのが一般的です。個人の評価の査定方法は企業により異なりますが、主に下記の内容が重要と考えられます。

• ・勤務態度
  ・出勤状態
  ・成績
  ・業務への貢献度

上記のほかに、年功序列を重んじる社風であれば「勤続年数」も評価されるでしょう。ボーナスは、真摯な態度で業務に臨み、業績を上げることでアップするといえます。

ボーナスについて詳しく知りたいという方は、「ボーナスとは？支給時期はいつ？もらえる条件や平均額もご紹介！」のコラムを参考にしてみてください。

ボーナスを軸にした転職方法とは

転職をする際は、「ボーナスを受け取ってから退職したい」「転職先でボーナスを受け取りたい」と考える方も多いでしょう。ボーナスを軸にして転職スケジュールを立てる際は、ボーナスの支給日や支給規定などを確認する必要があります。また、以下を考慮することもポイントです。

• ・退職の申請時期
  ・充分な引き継ぎ期間の確保
  ・転職してから最初にボーナスが支給されるタイミング

退職時

まず気をつけたいのは、退職する意向を伝える時期です。ボーナス支給後、1〜2週間以上経ってから退職願を提出するのが良いでしょう。一方で、後任のスタッフとの引き継ぎなど、業務が不完全なまま退職すると「もらい逃げ」という印象を与える可能性があるので気をつけます。引き継ぎは丁寧に行いましょう。

ボーナスをもらってから仕事を辞める際の注意点については、「退職のタイミングが分からない…辞める時期や注意点について解説！」のコラムでも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

転職先

基本的に、入職後最初の1ヶ月は試用期間とされ、ボーナスの査定期間に含まれません。そのため、転職後最初のボーナスで満額支給されることは少ない点に留意しましょう。査定期間のロスをなるべく少なくするようなスケジュールを組むこともポイントの1つです。

転職のスケジュール

冬や夏のボーナス時期を考慮した転職スケジュールを下記にまとめました。目安として参考にしてみてください。

夏

• ・5月：転職先の内定
  ・6月：現職でのボーナス支給後、退職願を提出
  ・7月：引き継ぎ作業後、退職
  ・8月：転職先企業へ入社
  ・12月：転職先でのボーナス支給

冬

• ・11月：転職先の内定
  ・12月：現職でのボーナス支給後、退職願を提出
  ・1月：引き継ぎ作業後、退職
  ・2月：転職先企業へ入社
  ・6月：転職先でのボーナス支給

そのほか、転職のスケジュールの立て方について詳しく知りたいという方は、「転職活動の流れとは？スケジュールの立て方や成功させるポイントなどを紹介」のコラムを参考にしてみてください。

ボーナスを堂々と受け取ってから転職を

「ボーナスをもらってすぐに転職するのは気がひける…」と考える方もいますが、ボーナスはこれまでの労働の対価です。堂々と受け取ってから転職すると良いでしょう。そのためには、やり残した業務がないよう前職の退職日まで業務を全うすることが大切です。

転職活動のスケジュール管理は、ボーナスのもらい損ねを防ぐほか、退職時や入社後に慌てないためにも重要です。一人での転職活動が不安…という方は、ハタラクティブにおまかせください。ハタラクティブは、第二新卒・高卒・既卒・フリーターなど若年層の方の転職や就職活動をサポートする就活エージェントです。専任の就活アドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを行ったうえ、ご利用者の希望に添った求人を紹介。面接対策やスケジュールの調整など幅広くサポートします。また、転職に関する疑問や不安にも対応します。ぜひ一度、ハタラクティブにご相談ください。