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退職のルールとは?意思表示や引き継ぎをスムーズに行うポイントもご紹介!
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この記事のまとめ
- 退職のルールは企業によって異なる場合があるため、就業規則をチェックしておくこと
- 退職の意思表示は、まず直属の上司に伝えるのがルールといえる
- スムーズに退職できるように、後任への引き継ぎもしっかり行うことが大切
- 退職理由として会社への不満を述べるのはできるだけ避けたほうが良い
- 上司や同僚に転職先を聞かれても、言わないのが無難
退職の手続きは、ルールを守ってスムーズに進めたいものです。しかし、退職時には意思表示に始まり、いつ会社をやめるのか、引き継ぎはどうするのかなど、やるべきことがたくさんあります。こちらのコラムでは、退職の手続きとそのルールをご紹介。また、退職交渉を円滑に進めるために避けておきたいことも記載しています。転職する前にコラムをチェックして、円満退職を目指しましょう。
退職の手続きはルールを守って進めよう
会社を退職する場合、さまざまな手続きを行う必要があります。退職の手続きをスムーズに進めるためにも、基本的なルールを守ることは大切です。以下で手続きとそのルールを確認しておきましょう。
就業規則を確認する
退職することを決めたら、まず就業規則を改めて確認しましょう。会社によっては「意思表示は退職予定日の○日前まで」というような独自のルールが就業規則で定められていることがあります。法律では14日前までに行うことになっていますが、就業規則では1〜3ヶ月前に意思表示をするよう定められている会社が多いようです。円満退職のためにも、退職の意思表示は何日前までに行うべきなのか確認しておくことがルールといえるでしょう。
退職の意思表示をする
就業規則を確認したら、次は退職の交渉を行います。退職交渉は、始めに直属の上司に退職の意思表示をすることがルールです。出勤したら上司に、「お話がありますので、午後○時から30分ほどお時間いただけませんか」と、具体的な日程や時間を指定。場所は周りの人に話を聞かれることのない、会議室や応接室などを確保しましょう。口頭での意思表示に不安のある方は、こちらの「退職の意思表示は口頭のみで大丈夫?基本的な流れや上司への伝え方も紹介!」も参考にしてみてください。
引き継ぎをする
円満に退職するためには、自分が担っていた業務の引き継ぎをしっかり行うことが大切です。事前にマニュアルを作成し、後任がスムーズに業務に取り組めるよう配慮しましょう。後任が見つからなければ、一旦上司に引き継ぐ場合もあります。また、引き継ぎのスケジュールも余裕を持って組んでおくことが大切です。スムーズに引き継ぎを行うためのポイントは、「後任者も企業も安心!スマートな仕事の引き継ぎ方とは」にも紹介されています。ぜひご覧ください。
退職時に避けたいこと
退職の手続きを進める中で、気を付けておきたいことがいくつかあります。円満退職するためにも、以下のような行動は避けるようにしましょう。
退職交渉を上司任せにする
退職の意思表示をしたあとは、退職に関するさまざまな手続きが発生します。しかし、関わる人や部署が多いと退職交渉が滞りがちになることもあるでしょう。そのため、退職交渉を上司任せにせず、進捗を把握しておくことが大切です。交渉中に問題が発生することも考えられるので、主体的に動くように心掛けましょう。
会社への不満を伝える
退職理由には、さまざまなものがあります。もし、会社や上司への不満が退職の理由であったとしても、それを伝えるのは避けましょう。退職理由を聞かれたときは、個人的な理由で退職すると伝えるように心掛けます。退職理由の伝え方や注意点については、「会社の辞め方や手順を解説!退職理由の伝え方で注意したいことも紹介」にも紹介しているので、チェックしておきましょう。
自分本位で退職日を決める
退職の意志表示の際に、「○月○日までに必ず辞めます」と一方的に退職日を伝えるのは避けましょう。退職の手続きや引き継ぎなどを考慮したうえで「○月までに退職を考えています」とだけ伝え、あとは会社と相談しながら退職日を決定することが大切です。
転職先を聞かれたらどうすればいい?
上司から転職先について尋ねられたら、正直に答えた方が良いのかと悩む方も多いでしょう。しかし、答えなければならないという決まりはないため、あえてこちらから言う必要はありません。上司とのこれまでの関係性や職場の雰囲気、退職理由などによっては、転職先を答えても問題がない場合もあるようですが、言わないほうが無難でしょう。
退職することに対し、会社や上司が良い反応を示していなかった場合、転職先を伝えることで引き止めに遭うことも考えられます。「企業名は控えさせて下さい」「まだ明確ではありません」など、はっきりとした回答は避けつつも丁寧に伝えることが大切です。上司や会社に絶対に転職先を知られたくない場合は、親しい上司や同僚であっても、転職先の話は控えます。また、転職先に関する資料やメモなどを職場に持ち込まないようにすることも重要。紛失やしまい忘れなどから誰かに見られ、転職先が知られてしまうという可能性もあるため注意しましょう。
退職時は、やるべきことが多く、ルールを守りながら交渉や手続きを進めるのは大変です。「退職交渉のスケジュールがわからない」「1人での転職活動が不安」という方は、転職エージェントの利用がおすすめです。ハタラクティブでは、退職交渉だけでなく、退職届の書き方や提出するタイミングなどのアドバイスも提供。退職に関して不安を抱えている方がスムーズに転職できるよう、就活アドバイザーがマンツーマンでサポートしています。また、当社のサービスはすべて無料。まずはお気軽にご連絡ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。