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仕事で緊張する!心を解きほぐす対処法と予防法をご紹介
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この記事のまとめ
- 仕事で緊張する原因は、新しい環境やミスに対する不安からくることが多い
- 過緊張にならないためには、十分な休息を取ったり呼吸法を身につけたりすることが大切
- 仕事で緊張しないためには、ミスを怖がらず他人の評価に過敏にならないこと
- どうしても今の職場が合わない場合は、転職を考えるのも1つの手段
新しい職場や仕事に就く時、緊張した経験はありませんか?人は誰しも新しい環境に身を置くと、緊張しやすくなってしまいます。緊張は悪いことではありませんが、度が過ぎると「過緊張」となり心身の不調に繋がる場合があるので注意が必要です。このコラムでは、過緊張の原因や症状、予防法・対処法について解説しています。
仕事で緊張してしまう原因
仕事で緊張をするのには、さまざまな原因がありますが、多くが「不安」から来るものとされています。具体的には仕事の経験が少ない、失敗が怖いなど。仕事で緊張する人は、まずは原因を探ってみましょう。
仕事の経験が少ない
新卒入社や転職・異動直後などは仕事の経験が少ないため、何をすべきか分からなかったり仕事に対して具体的なイメージを掴めなかったりするでしょう。全体の流れや目的が分からなければ、基本的な作業ができているのかも分からず不安になるのは当たり前のこと。誰でも慣れない内容や環境は緊張するものです。1日でも早く戦力になりたいという気持ちは持ちつつも、焦らずに確実に成長できる道を歩むことをおすすめします。
仕事に対して気負いすぎている
仕事に対して、「絶対にミスはできない」「必ず良い結果に繋げないといけない」と、気負い過ぎるのは緊張の原因になり得ます。もちろん、仕事はミスせず行うもの。しかし、例えミスをしてもカバーできることのほうが多いのも事実です。自分で仕事に対するハードルを上げすぎていないか、冷静に考えてみましょう。
仕事での失敗が怖い
誰でも失敗はしたくないものです。まして仕事で失敗をすれば周囲に大きな迷惑をかけるため、避けたいと考える人は多いでしょう。
しかし、失敗から学ぶことも多くあり、失敗することが経験になるという考えもあります。仕事での失敗が怖くて緊張してしまう人は、物事をネガティブに捉えがちな傾向。失敗の経験を次に繋げれば、より良い仕事ができることもあるでしょう。失敗しないよう注意するのは当たり前ですが、失敗を過度に恐れるのもよくありません。
性格
真面目過ぎる、完璧主義、自己肯定力が低いといった性格も、仕事で緊張する原因になります。
真面目過ぎる人や完璧主義な人は、仕事での失敗を恐れたり周囲からの期待に応えたいと考えたりすることから、必要以上に緊張する傾向があるとされています。
また、自己肯定力が低い人は自分が取り組んだ仕事に自信が持てずに「怒られるのではないか」「自分の対応では不十分かもしれない」と不安を抱くことが、緊張につながるようです。
仕事で緊張したときはタイプを見極めよう
仕事の緊張は、新しい環境や職場の人間関係に馴染めないことが主な原因と考えられます。
そして、緊張には2つのタイプがあるので、チェックしてみましょう。
一時的な緊張
「新しい環境」になったとき、人は緊張するものです。特に入社した直後は、出社するだけでも緊張したという経験がありますか?不慣れなことをしていくので、1つの仕事をするだけで時間がかかったり、ミスをしたりと上司や先輩に注意を受けることもあるでしょう。
しかし、新しい環境で経験する緊張は、決して悪い緊張ではありません。人間は基本的に変化を好まない性質があるので、むしろ生理現象といっていいでしょう。
そのため、一時的な緊張は、新しい環境から本能で避けようとしていることとして、何ら気にすることはありません。1ヶ月も経てば、人間関係や仕事にも慣れてくるので、自然と緊張もほぐれていくでしょう。
継続的な緊張
入社して半年以上経過していても継続的に仕事への緊張がとれない場合は、注意が必要です。今の職場環境が、継続的な緊張を引き起こしている可能性があるため、今の職場を変えない限りずっと続くことになるかもしれません。
そして、継続的な緊張は、心身の病気を引き起こす危険性があります。全ての人がそうなるわけではありませんが、日々心に極度の緊張をかけるのですから、体が悲鳴をあげる可能性が考えられます。
そうならないためにも、今の自分の状況をしっかりと見極め、辛い時は誰かに相談するか転職を考えるなどして打開策を考えていきましょう。
過緊張になりやすい人
過緊張とは、心身のストレスにより緊張状態が過敏になり、過剰に交感神経が優位になる状態のことを指します。
過緊張が続くと、頭痛や睡眠の質の低下などの身体的な不調を招くだけではなく、うつ病や統合失調症などの精神的な疾患につながる恐れもあるので注意が必要です。。
過緊張にならないためにも、過緊張の原因や症状、正しい対処法や予防法を知っておきましょう。
過緊張の原因
過緊張は、日常生活に溢れているストレスから生じる「自律神経の乱れ」が原因です。
自律神経は、交感神経と副交感神経から成り立っており、正常な状態であれば、朝目覚めた時は「交感神経」が優位になり、夜就寝時には休息をつかさどる「副交感神経」が優位な状態に自然と切り替わります。
しかし、過緊張が続くと、そのバランスが乱れてしまい、夜になっても覚醒をつかさどる交感神経が優位になり、副交感神経へのスムーズな切り替えができなくなります。その結果、寝つきが悪くなったり、睡眠の質が下がったりしてしまい、慢性的な疲れになってしまうのです。
過緊張の対処法
過緊張の根本である「自律神経の乱れ」を整えることが、過緊張状態を解消する方法です。マインドフルネス瞑想のような、交感神経と副交感神経のバランスを上手に整える方法を実践してみましょう。なお、マインドフルネス瞑想は、夜寝る前の寝付きが悪い時に実践すると効果的です。ネガティブな思考を取り除き、呼吸を整えながら行うことで、質の良い眠りに導かれるので、一度実践してみてください。
過緊張の予防法
過緊張を予防するには、日々のストレスをその日に解消し、次の日に持ち越さないことが大切です。
・十分に休息する
・気持ちを楽にし、リラックスできる時間を作る
・心から楽しめる趣味を見つける
以上のようなことを自分流に置き換えて実践してみましょう。仕事が終われば自分の時間です。そこを有意義に活用し、ストレッチや入浴などで心身をリラックスさせるのもいいでしょう。
また、積極的に活動できるような「毎日こなせる趣味」を見つけることも大切です。緊張状態を引きずらず、その日のうちにストレスを解消するように心がけていきましょう。
仕事で緊張しない考え方
仕事で緊張しないためには、ミスを怖がらないことが1つの方法です。ミスをしたからといって死ぬわけではありません。「失敗は成功のもと」ということわざがあるように、ミスを積み重ねるからこそ、いい仕事ができるときもあります。
また、「できないことはできない」と認めることも大切です。周囲ができているから自分もできるはずと見栄を張った挙げ句、取り返しのつかないミスをしてしまっては元も子もありません。
きちんと自己評価し、自分の能力に見合った仕事を引き受けていくようにしていきましょう。
そして、他人の評価を過敏に気にするのも注意が必要です。他人の評価を気にしたからといっていい仕事ができるわけではありません。自分のペースを守りながらいい仕事をこなしていきましょう。
事前準備をしっかり行って不安要素を取り除こう
仕事でのミスが不安なら、事前に資料をしっかり読み込んだり、進め方の手順を確認したりといった事前準備を行うのがおすすめ。失敗したときのために、対処法を考えておくのも良いでしょう。ただし、事前準備ばかりに時間を使ってしまっては本末転倒です。自分が納得できるポイントを探して、緊張せずに仕事に取り組める準備を行いましょう。
仕事の緊張が解けないときは転職も検討しよう
ストレスがたまりすぎて、全く心身の疲れがとれないという人は思い切って転職を考えるのも対処法の1つ。「仕事内容が合わない」「会社の考え方に沿えない」「同僚や上司との関係がうまくいかない」といった理由が緊張の原因なら、その仕事や企業に適性がないと判断できます。適性のない仕事を続けても結果につながらず、仕事に対する意欲が低下することも。意欲が下がればさらに仕事の効率も悪くなり、悪循環となります。「やりたい仕事がない!適職を見つける方法をご紹介」を参考に、自分にとっての適職を探してみましょう。
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