ニートを卒業できる?仕事選びのポイントとは

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この記事のまとめ

  • ニートを卒業するきっかけとなるのは「金銭的な問題」「社会との関わり」など
  • ニートからいきなり就活をするのが難しい場合は、まずはアルバイトから始めよう
  • ニート卒業ができる仕事選びのポイントは苦手分野を明確にし「できること」を探すこと
  • 「介護職」「営業職」などは求人数が多く、ニートや未経験者におすすめの職種

「ニートを卒業して自分にできる仕事を探したい」と考える方もいるでしょう。ニートを卒業しようと思っても、いきなり仕事を探したり、就活を始めたりするのは難しいものです。では、ニートを卒業するには、どのようにスタートすれば良いのでしょうか。このコラムでは、ニート卒業のチャンスはどんなときかをご紹介。ニートに向いている職種や、仕事を探すときのポイントなどについてまとめました。

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ニート卒業のチャンスはこんなとき

ニートから脱出するためには、何らかのキッカケがないと難しいものです。特に、空白期間が長引くほどニートから抜け出すのは難しく、途中で諦めてしまう人もいるでしょう。ニートを卒業するきっかけは人それぞれですが、主に以下のものが考えられます。

金銭的な余裕がほしい

金銭的な事情で働かざるを得なくなった、というのは、ニートから脱出する人の中でも多い理由の一つです。収入がないニートは、貯金を切り崩したり、親や家族から援助を受けたりして生活している傾向にあります。特に、一人暮らしをしている場合は、ニートを続けることで家賃や光熱費が払えなくなってしまい、生活できなくなる可能性も。実家で暮らしている場合も、両親が病院や介護施設へ転居することになったり、家族からこの先の援助を断られたりする場合もあります。また、自分の趣味を充実させるためには家族からの支援では足りず、もっと金銭的な余裕がほしいと考える場合もあるようです。

社会と関わりたい

ニートになると、最初のうちは自分の好きなように過ごせる生活が楽しく感じるでしょう。しかし、数ヶ月、数年経つとやることがなくなったり、飽きてしまったりするものです。また、外出しないニートは、インターネットやテレビ、雑誌などを通じてしか社会と関わる機会がない傾向にあります。家の中でできることには限りがあるため、ニートを続けていくうちに外の世界に興味が出てくることも少なくないようです。今より刺激のある生活を求めて、もう一度社会と関わりたいと思い、ニートを脱出する場合もあります。

スケジュールが決まった生活がしたい

時間に縛られず、自由に生活できることが多いニートですが、毎日同じような生活をしていると、そのうち飽きてしまうこともあるでしょう。しかし、決まった予定もないのに、自分の意思だけで毎日スケジュールを決めて生活するのは難しいもの。ニート期間が長くなるほど、学校や会社のようにスケジュールが決まった生活がしたいと思い、ニートを卒業する場合もあるようです。

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ニートを卒業したいと思ったらアルバイトからスタートするのがおすすめ

「ニートを脱出したい!」と思っても、いきなり就活を始めるのは難しいもの。就職活動に不安を感じる場合は、まずはアルバイトからスタートしてみましょう。規則正しい生活や職場での人付き合いに慣れるだけではなく、就活を始めるときにアルバイトの経験をアピールできます。また、バイトを通じて、自分に合った職種や業界について考えることもできるので、「正社員になりたいけどやりたい仕事が分からない」という場合にもおすすめです。ほかにも、アルバイトは正社員に比べて採用されやすいことや、責任が軽いことから、空白期間がある人にも働きやすいというメリットも。正社員登用を行っているアルバイトもあるので、いずれは正社員になりたいと考えている人にもおすすめです。ニートに向いているアルバイトには、主に以下のものがあります。

短期バイト

空白期間が長い人や仕事への苦手意識が高い人は、短期バイトから始めてみるのがおすすめです。短期のアルバイトには、1日のみのものから数週間、数ヶ月のものまで、さまざまな求人があるため、自分に合った条件で探せるでしょう。また、イベントスタッフや試供品の配布、交通量調査、アプリの動作チェックなど、仕事の種類も豊富なので、短い期間でいろいろな職種に挑戦できるというメリットもあります。

人との関わりが少ないバイト

外に出ることが少ないニートの場合、家族や友人以外と接する機会がないという人も多いでしょう。中にはアルバイトを始めようと思っても、「初対面の人とコミュニケーションをとれるか不安」「人と話す仕事は難しそう」と悩む場合もあるようです。しかし、アルバイトの中には、お店や会社などの警備や清掃、工場のライン作業といった、人との関わりが少ないバイトもあります。また、警備員や清掃のバイトは早朝や夜間の募集も多く、ニート期間中に生活リズムが夜型になってしまった場合にも適しているといえるでしょう。

在宅でできるバイト

体力的、精神的に家から出ることが難しいと感じるニートは、家の中でできるバイトを探してみましょう。在宅ワークには、ライターやプログラマー、デザイナーといったパソコンスキルが必要なものから、自宅でできるコールセンター、ものづくり系のバイトなど、さまざまなものがあります。在宅の仕事も働く習慣が身につくほか、本格的に就活を始めたときに職歴として書くことができるため、無理のない範囲で始めてみるのがおすすめです。

ニートを卒業してできる仕事探しのポイント

せっかく就職できても、仕事が合わないと働くことがトラウマになってしまったり、ニートに戻ってしまったりする可能性もあります。就職活動をするなら、自分に合った仕事を見つけたいもの。ニートが自分に合った仕事を見つけるためには、どうしたら良いのでしょうか。以下では、ニートを卒業したいと考えた場合の仕事探しのポイントを紹介。以下の点を押さえて、自分に合った仕事を探しましょう。

自分の苦手分野を明確にする

「人と関わることが苦手」「細かい作業が苦手」「パソコンが苦手」など、自分の苦手なことは何かを考えてみましょう。就活をするとき、わざわざ苦手な仕事を選ぶ必要はありません。体力は働いているうちについてきますが、苦手なことを続けていると精神的に負担になってしまう可能性があります。あらかじめ苦手分野が分かっていれば、自分に合う仕事、合わない仕事が分かり、スムーズに仕事を探せるでしょう。

自分の「できること」で探す

仕事を探すときに「自分のやりたい仕事に就きたい」と思いながらも、やりたい仕事が分からない、自分に向いている仕事が分からないという場合もあるでしょう。そんなときは、自分の「できること」で仕事を探してみるのがおすすめです。今までの仕事の経験や生活の中で「これならできる」「得意分野だ」と感じること、「楽しかった」「ワクワクした」と思えたことを考えてみましょう。また、家族や友人に聞いてみると、自分では思い浮かばなかった適性に気付ける可能性もあります。

無理にコミュニケーションをとろうとしない

接客がない仕事や人と関わりの少ない仕事を選んでも、職場の上司や先輩などに仕事を教わったり、報告をしたりなど、社会に出ると少なからず人と接する場面があるものです。人付き合いに不安を感じて、なかなか仕事が探せない人もいるでしょう。しかし、無理してコミュニケーションをとる必要はありません。人との関わりが少ないバイトや、研修が終わったあとは1人で携わるバイトを探すなど、負担の少ない仕事を見つけましょう。

ニートが就職するのにおすすめの職種

働いた経験が少なかったり、空白期間が長かったりすると、働こうと思ってもどのような仕事が良いのか分からないこともあるでしょう。ニートから就職を目指す場合、未経験歓迎の求人や人手不足の業界などを選ぶのがおすすめです。前項に合わせて、以下の職種も参考にしてみてください。

営業職

営業の仕事には、保険や住宅、自動車などさまざまな業種があります。営業というと、「ノルマがきつそう」「上司からのプレッシャーがありそう」など、ネガティブなイメージを持つ人もいるでしょう。しかし、働く環境は会社によってさまざまです。営業職のメリットは、学歴や職歴よりも仕事の結果が重視されるということ。また、営業において、コミュニケーション能力の高い人や話し上手な人が、必ず高い成績を出しているとは限りません。営業職の求人は多いため、自分の興味のある業界で探してみると良いでしょう。「ニートは営業職が狙い目!就職のコツやメリット・デメリットをご紹介」では、ニートから営業職への就職を目指す場合におすすめの業界や就職のコツ、メリット・デメリットなどを解説しているので、参考にしてみてください。

介護職

少子高齢化に伴い、介護職の需要は高まり続けています。人手が足りていない施設が多く、資格や経験、年齢などに関わらず採用されやすい仕事といえるでしょう。介護福祉士やケアマネージャーなどの資格取得が昇進・昇給に繋がりやすいため、目標を持ちながら働くことができる点もポイント。また、利用者やそのご家族から直接お礼を言われることも多いので、やりがいを感じやすい環境です。「ニートから介護職に挑戦できる?就職方法と業務内容」では、介護職の具体的な仕事内容やニートから介護職への就職を目指す際のポイントなどを解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

接客業

接客に抵抗がなければ、スーパーやホームセンターなどでの接客業もおすすめです。接客業は、レジ打ちや商品の補充、発注、見切り品の値下げといった基本的な仕事を覚えれば、あとは同じ作業の繰り返しが多く、経験がなくても挑戦しやすい仕事といえます。特に、コンビニやファミレスなどでのアルバイト経験がある場合は、早く仕事を覚えることができるでしょう。

職業訓練を受けてみるのも一つの方法

「興味のある仕事の求人が見つからない」という場合は、ハローワークや就職支援サービスを利用したり、職業訓練を受けてスキルを高めたりするのもおすすめです。スムーズに就職する上では、ポイントになるでしょう。「職業訓練の種類はどれくらい?受講メリットとハローワークで申し込む方法」では、職業訓練で受けられるコースの種類や対象者などを紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。

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