ニート向け就職エージェントの活用法！正社員を目指す前にやるべきこととは

ニートの中には「エージェントを利用して就職を目指したい」と考えている方もいるでしょう。ニートから就職活動を成功させるためには、エージェントや求人サイト、ハローワークなど、さまざまな就職支援サービスから自分に合ったものを利用することが大切です。このコラムでは、ニート向けの就職支援サービスやエージェントの活用方法を解説。失敗しないポイントも紹介するので、これから就職活動を始める方は参考にしてください。

ニートが就職活動をする前にやるべきことは？

ニート生活からいきなり就職活動をするのは、今までの生活とのギャップを感じやすいため注意が必要です。就職活動を始めるときは、以下のやるべきことを確認しておきましょう。

生活習慣を整えて体調を万全にする

生活リズムが乱れている場合は、一般的な企業の就業時間に合わせ、早寝早起きや1日3回の食事を心掛けましょう。ニートの中には、夜型生活だったり食事のタイミングがバラバラだったりする方も多いようです。しかし、就職活動では、企業の就業時間に合わせて選考スケジュールの調整や問い合わせなどのやり取りを行う必要があります。そのため、まずは規則正しい生活を意識し、健康状態を万全にしておくことが大切です。

就職活動の目的を持つ

「何のために就職するのか」「就職したらどのようなことをやってみたいのか」「将来どうなっていたいのか」などを具体的に考え、箇条書きで簡単に書き出してみましょう。ただ漠然と「就職しなきゃ」と考えているだけでは、応募書類の作成時や面接の場で自分の考えを上手くアピールできなくなってしまう可能性も。就職に対する明確な目的意識を持っていれば、説得力のある自己PRがしやすくなるだけでなく、求職活動のモチベーションも保ちやすいでしょう。

アルバイトから慣れてみる

「いきなり正社員として働くのは不安…」と感じるなら、アルバイトから労働に慣れてみるのも1つの方法です。アルバイトなら基本的な業務経験を積みながら、スタッフ同士やお客さまとの関わりからコミュニケーション力を養える可能性があります。また、シフト制のアルバイトなら、勤務時間や勤務日数を選べるため、自分のペースで働くことができるでしょう。すでにアルバイト経験がある場合、派遣社員からスタートするのもおすすめ。正社員登用制度がある企業であれば、非正規雇用から正社員になれるチャンスもあるでしょう。

ニートから就職を目指す前にやっておくべきことについては、「30代ニートが就職する8つの方法と支援サービスのメリットをご紹介！」でもまとめているので、あわせてチェックしてみてください。

ニートならエージェントなどの就活ツールを利用しよう

ニートから正社員への就職を目指すなら、効率の良い方法を探しましょう。以下では、求人サイトと就職支援サービスの特徴について解説します。まずは自分にとってどんな方法が適しているのかチェックしてみましょう。

求人サイト

求人サイトには、多くの企業からさまざまな求人募集が集まっています。掲載には料金が発生するため、大企業はもちろん、中小企業のなかでも優良企業の求人が多い傾向があるといえるでしょう。サイト内では年齢や職種、勤務地といった条件を絞って検索することが可能。また、企業ページには募集要項だけでなく、事業内容や規模、特徴などの情報が記載されている場合もあり、自分の希望とマッチしているか確認することもできるでしょう。求人サイトによっては、自己分析や企業研究、面接対策の仕方についてまとめてくれているケースがあるので、参考にするのもおすすめです。

就職支援サービス

就職支援サービスには、ハローワークや民間の就職エージェントなどさまざまな種類があります。就職支援サービスを利用するメリットは、ハローワークでは窓口の職員、就職エージェントでは就活アドバイザーが就職に関するあらゆる相談に対応してくれる点。また、就職支援サービスを通して企業に応募することが可能なため、選考までの流れがスムーズに進みます。サービスによっては、応募書類の作成や面接対策に関するセミナーやアドバイスといったフォローがある場合も。「就職活動に不安がある」「分からないことが多い」という人は、就職支援サービスを活用するのがおすすめです。

ニートにおすすめの就職支援サービス

就職活動に慣れていない場合は、複数の手段を利用するとかえって混乱する可能性も考えられます。「ニートから正社員を目指したいけど、どの就職支援サービスを選べば良いか分からない…」という場合は、以下のいずれかに絞って利用してみると良いでしょう。

ハローワーク

「公共職業安定所」とも呼ばれているハローワークは、厚生労働省が設置する行政機関です。サービス内容は、就職相談や職業紹介、就職セミナー、職業訓練など多岐にわたり、年齢問わず利用できます。求人探しは、設置されている求人情報提供端末を使って自分で行うシステムです。企業側の求人掲載料も無料のため、地域の企業に強く、取り扱う求人数が多い一方で、悪条件のブラック企業や募集が終了している空求人などを見極める必要がある点は、デメリットといえるでしょう。ハローワークの詳しい利用方法については、「ハローワークの利用方法｜初めての方向けに利用条件や登録のやり方をご紹介」を参考してください。

ジョブカフェ

ジョブカフェは、都道府県が設置する「若年者就業支援センター」です。ハローワークにジョブカフェが併設されていることもあります。誰でも利用できるハローワークとは異なり、ジョブカフェの対象者は基本的には34歳までの若年層です。ただし、地域によっては、35歳以上の支援を行っているケースもあります。地域の特性を活かした職業紹介や就職相談、就職セミナー、職場体験などワンストップでサービスを提供している施設です。

民間の就職エージェント

民間のエージェントでは、カウンセリングから就職までトータルサポートを受けられるのが特徴です。ハローワークやジョブカフェに比べ、求人数は少なくなるものの、信頼のおける求人を揃えているエージェントが多いため、安心感があるでしょう。サービス内容は就職相談や求人紹介、応募書類や面接への対策、企業とのやり取り代行など、エージェントによってさまざま。民間のエージェントのなかには有料のところもありますが、基本的には無料で利用可能です。受けられるサービス内容をよく見極めながら、自分に合った就職支援サービスを選ぶと良いでしょう。

上記がニートにおすすめの就職支援サービスです。多くの求人から応募先企業を探したいならハローワークやジョブカフェを、手厚いサービスで全面的に就職をバックアップしてもらいたいならエージェントを選ぶと良いでしょう。ニートやフリーターが就職支援機関を使用した方が良い理由については、「フリーターは就職支援機関を活用しよう！おすすめのサービスを紹介」でまとめているので、あわせてご覧ください。

ニート向け就職エージェントの活用方法

就職エージェントは、それぞれ得意とするジャンルが異なる場合があります。以下で、就職エージェントの種類を紹介。「就職エージェントならどれを選んでも大丈夫」と考えず、自分の状況や目的に合ったエージェントを選びましょう。

エージェントの種類

・転職エージェント
・就職エージェント
・新卒向けエージェント
・若年層向けエージェント
・ニート、フリーター向けエージェント
・業界特化型のエージェント（アパレルやIT、金融など）

エージェントにはあらゆる年齢や業界、職種に対応した総合型をはじめ、新卒や第二新卒、既卒、フリーターといった状況に合わせた特化型、アパレルやIT、金融といった業界特化型など、多彩な種類があります。ニートから就職を目指すなら、ニート向けのエージェントや若年層向けのエージェントを探すと効果的に就職活動ができるでしょう。

ハタラクティブは、20代を中心に若年層の就職支援を行っているエージェントです。専任の就活アドバイザーが行うマンツーマンの就職相談をはじめ、求人紹介や応募書類の添削、面接対策、選考スケジュールの調整などにより、求職活動をフルサポートします。社会人経験がない方や短期間で離職してしまっている方など、誰でも利用しやすいのが特徴です。すべてのサービスは無料で利用可能なため、一人での就職活動に不安を感じている場合は、ぜひハタラクティブまでご相談ください。

ニートの就職エージェント利用に関するFAQ

ニートが就職エージェントを利用する際のさまざまな疑問について、Q&A方式で解決していきます。

30代のニートも就職エージェントは使えますか？

就職エージェントは、30代のニートの方も問題なく利用できます。30代のニートの場合、働いている経験やスキルを持っているかどうかがポイントになる傾向があるため、求人選考を通過するハードルは高くなるといえるでしょう。そのため、エージェントを利用して就職活動の方法や求人検索を一緒に行うことはおすすめです。ただし、エージェントによっては20代以下などの若年層のみを対象としているところもあるので、30代以上のサポートを中心に行っているエージェントを探してみましょう。

ニートからの再就職にエージェントは役立つ？

ニートから正社員への就職を目指すのであれば、成功へ導くためにプロの力を頼ることは得策といえます。一人で就職活動をしていると、不明点や悩みなどを相談できる相手が見つけられず、時間がかかってしまう可能性も。就職活動のプロであるエージェントを利用すれば、不安な点はいつでも相談できるので安心です。また、相談者がいることで気持ちの切り替えもしやすく、前向きに就職成功を目指せるでしょう。ニートから就職活動を成功させるポイントについては、「ニートからの就職のコツを紹介！支援機関を使って就活を有利に進めよう」でもまとめているので、あわせて参考にしてください。

ニートに向いていない就職エージェントはある？

「転職エージェント」は、正社員として働いた経験のある方を対象としたサービスです。そのため、ニートの就職に十分なサポートができない可能性があります。大手有名サイトの場合、対象者に合わせたエージェントサービスを複数展開していることがあるので、利用する前によく確認しておきましょう。ニート向けの就職支援サービスを探すなら、「ニート向けの就職支援サービスとは？おすすめの支援機関や就活のコツを紹介」もご覧ください。

ニートから正社員を目指したいけど就職活動の方法が分かりません

就職エージェントを利用すれば、書類の書き方や面接対策など、就職活動に必要なことは何でも指導してくれます。また、企業と面接日の調整も行ってくれるので、不安なく就職活動に集中できるでしょう。「ハタラクティブ」では、求職者一人ひとりに専任のアドバイザーがつき、マンツーマンで就職・転職活動をサポート。お悩み相談も気軽にできるので安心です。