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上司が理不尽なときはどうすればいい?対処法7選や注意点を徹底解説
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この記事のまとめ
- 理不尽な上司は、機嫌次第で態度を変えてきたり余計な発言が多かったりする
- 理不尽な上司には、気にせず自分の仕事に集中したり冷静に意見を伝えて対処する
- 理不尽な上司と働いている人は、理不尽な環境が当たり前にならないよう注意する
- 理不尽な上司と仕事をするのがどうしても辛い場合は、部署異動や転職に踏み出そう
筋の通らないことばかり言う上司がいたり、要求ばかりを押し付けてきたり…。職場の上司に無茶な指示を出されたことはありませんか?そんな理不尽な言動をする人が自分の上司だったら、どんな風に付き合えばよいのか悩むことでしょう。
このコラムでは、理不尽な上司へのさまざまな対処法をご紹介します。職場で困っているという方は、ぜひ試してみてください。
理不尽な上司とは?ありがちな4つの特徴
理不尽とは「道理に合わないこと」を意味する言葉です。理不尽な上司には一定の特徴があります。以下で理不尽な上司の特徴を解説するので、自分の上司に当てはまるか確認してください。
1.機嫌次第で態度を変えてくる
理不尽な上司は、自分の機嫌次第で部下への態度を変えてくることがあります。
このような人は、自分の機嫌がよいときには気軽に話しかけてきたり、気持ちよくあいさつしてくれるでしょう。しかし、機嫌が悪いときには話しかけても無視したり、不満をぶつけてきたりと、強い態度で当たってきます。
機嫌次第で態度を変えてくる上司の元で働いていると、上司の機嫌を損ねないようにと当たり障りのない会話をするようになったり、顔色を伺うようになってしまうでしょう。
2.発言に矛盾がある
理不尽な上司には、発言に矛盾があったり、二転三転したりするタイプもいます。指示通りに仕事をしても、粗探しをして指摘してくるでしょう。たとえば、伝えられたイメージに沿って資料の作成をしても、「これはイメージと違う」「もっとよく考えて」と言われることがあります。
このタイプは、人を認めたくないという気持ちが強く、自分が優れていることを誇示するために指摘してきている可能性があるでしょう。また、上司自身が仕事の全体像や完成イメージを把握できていないために、一貫した指示が出せなくなっている場合もあります。
3.すぐ人のせいにする
理不尽な上司には、自分のミスをすぐ部下のせいにする人もいます。自分の評価を下げたくないという、極めて自己中心的かつ他責思考の人だといえるでしょう。
「上司のミスなのに自分のせいにされた」という経験があれば、理不尽さを感じてしまっても仕方ありません。
4.部下の成果を自分の手柄にする
部下の成果を自分の手柄にするのも、理不尽な上司のよくある特徴です。本来、上司は部下が成果を上げられるように、部下を育成していかなくてはいけません。しかし、成果を自分の手柄にする人は、部下が育つかどうかは関係なく、自分が昇進や昇格する方が大切だと思っています。
このような上司の元で働いていると、自分が頑張っても意味がないと感じて、モチベーションがどんどん下がってしまうでしょう。
理不尽な上司にありがちな特徴については、「上司と合わないと思う6つの理由!してはいけない言動と対処法も解説」のコラムも参考にしてください。
理不尽な上司への対処法7選
理不尽な上司がいても、気にせず自分の業務に取り組むことが大切です。また、あまりにも影響がある場合は、別の上司に相談したり冷静になって意見を述べたりすることも効果的でしょう。ここでは、理不尽な上司に対処する方法をまとめました。
1.気にせず自分の仕事に集中する
理不尽な上司の元で働いている場合、気にせず自分の仕事に集中することが大切です。
「また何か言ってるな」「今日はイライラしている日だな」と上司を客観視しましょう。「なぜイライラしてるのか」「何か言った方がいいのか」と考える必要はありません。こちらが相手の気持ちを気にしても、それを変えられるわけではないので、自分の目の前の仕事に集中することが大切です。
2.信頼できる上司や同僚に相談する
理不尽な上司に悩んだら、信頼できる人に相談するのも対処法の一つです。理不尽な対応を受けているストレスや辛い気持ちを他人に話すだけでも気持ちが軽くなることがあります。同じ悩みを抱えている同僚が見つかることもあるでしょう。
上司に相談する際には、理不尽な上司より偉い立場の上司に相談しましょう。直接指導してもらえたり、場合によっては配置換えなどにより解決につながる可能性が高まります。
また、上司に相談する際は、理不尽な上司と仲のよい人に相談しないよう注意してください。「~~さんがこんな相談をしてきたよ」と理不尽な上司の耳に入るとかえって理不尽度が増したり関係が悪化したりする恐れがあります。
3.冷静に意見を伝える
上司に理不尽な態度を取られたら、冷静に意見を伝えるのも大切です。こちらが冷静に意見を伝えると、予想外の反応に驚いて、その後理不尽な態度を取ってこなくなる可能性があります。
上司に意見を伝える際には、「この取引先は私の担当で私が契約を取りましたが、なぜ上司の成果になるのですか?」「昨日~~という指示を受けたので、この仕事をしましたが、指示が変わったのはどういう意図ですか?」のように、事実と質問を合わせましょう。
上司に意見を伝える際には、感情的になって「それは違う」「これはおかしい」と言い返さないように注意してください。こちらが感情的になると、相手も感情的になってしまいかえって関係が悪化してしまいます。
4.距離を取る
理不尽な上司と距離を取れる場合には、距離を取るのも有効な対処法です。
たとえば、理不尽な上司が参加する飲み会には参加しないという方法がとれます。上司である以上、距離を取るのは難しいこともありますが、可能な範囲で距離を取ることで気持ちが楽になるでしょう。
5.学びの対象にする
理不尽な上司は学びの対象にしてください。人との関わり方や気持ちのコントロールの仕方を反面教師にできるでしょう。上司を学びの対象にできれば、上司に理不尽なことを言われても「今日は不機嫌な日なんだな」「こんな風にならないようにしよう」と冷静でいられます。理不尽な上司からの学びは、自分が上司になったときの部下とのコミュニケーションにも活かせるはずです。
6.積極的にコミュニケーションを取る
距離を取るのと反対に、積極的にコミュニケーションを取るのも理不尽な上司に有効な場合があります。人は、自分と気持ちのよいコミュニケーションを取ってくれる人を嫌いになれず、理不尽なことも言いづらくなっていくでしょう。
積極的にコミュニケーションを取るといっても、仕事の付き合いの相手と必要以上に仲良くなろうとする必要はありません。朝会ったら自分から気持ちのよいあいさつをしたり、話かけられた際には笑顔で対応したりしてみてください。こちらの態度が変わることで、相手の態度が変わるのはよくあることです。
7.部署異動や転職を検討する
上司の理不尽の度が過ぎていたり、ストレスに耐えられなくなったりした場合には、部署移動や転職を検討しましょう。
理不尽な上司の元で無理して働いた結果、成果が出なかったり、心身に不調をきたしてしまっては元も子もありません。自分を大切にして、必要なら理不尽な上司がいる環境から離れる選択をしてください。
理不尽な上司への対処法については、「部下が嫌いな上司の特徴とは?上手な付き合い方をご紹介」のコラムでも解説しています。
理不尽な上司と働いている人が注意すべき3つのこと
理不尽な上司と働いている人は、知らず知らずのうちに感覚を理不尽な上司に合わせてしまうことがあるでしょう。ここでは、理不尽な上司と働いている人が注意すべき3つのことを解説します。
1.ストレスを溜め過ぎない
理不尽な上司と働いている人は、ストレスを溜め過ぎないように注意が必要です。
たとえ理不尽なことであっても、「上司が言っているのだから聞かなくては」と思い我慢している人もいるでしょう。しかし、我慢し続けると心身に不調をきたす恐れも。
上司の言うことでも、あまりに理不尽なことには我慢する必要はありません。上記で解説した対処法を参考にストレスを溜め過ぎないようにしてください。
2.理不尽な環境を当たり前だと思わない
理不尽な上司と働いていると、会社が理不尽な環境であることが当たり前になってしまう人がいます。しかし、理不尽な環境は当たり前ではありません。
理不尽な環境を当たり前だと思ってしまうと、その環境に対処することや新たな環境に移ろうという選択肢を取らなくなってしまいます。それは、あなたの可能性やチャンスを潰すことになるでしょう。
3.自分も理不尽な人にならないようにする
理不尽な上司と働いている人は、自分も理不尽な人にならないよう注意してください。
なぜなら、理不尽な上司の元で働いている人は、部下と上司の気持ちのよいコミュニケーションの取り方や指導の仕方を知らない場合があるからです。部下に対して自分がされていたような関わり方をしてしまうと、今度は自分が理不尽な上司になってしまいます。
理不尽な上司の元で働いていた人が上司の立場になった場合には、自分の発言が部下をどんな気持ちにさせるかを振り返る時間を取るとよいでしょう。自分が理不尽な上司になってしまわないか不安な人は、「知っておこう!仕事に必要なコミュニケーション力を解説」のコラムを参考に社内でのコミュニケーションの仕方を確認してください。
理不尽な上司がいない会社に転職したいなら
人によっては、自分だけ理不尽な態度をとられている…というケースもあるようです。どうしても理不尽な上司の下で仕事を続けることが難しいと感じたときは、異動願いを出す、転職するなどの行動に移すのも一つの方法かもしれません。
ストレスが蓄積されてメンタルが弱ってしまう前に、なんらかの対処法で現状を打破してみてはいかがでしょうか。転職することに不安を感じる人は、プロのアドバイザーに相談しながら転職先を見つける方法もおすすめです。
就職エージェントのサービスを利用すると、豊富な企業情報を参考にしながら転職先を探すことができます。また、面接対策や履歴書作成のコツなど、転職活動に関するさまざまなサポートを受けることも可能です。
これらのサービスはハタラクティブでも無料でご利用いただけます。ハタラクティブの特徴は、マンツーマンでのカウンセリングを実施していること。さらに、就職後までサポート体制が整っていることです。未経験者歓迎求人や未公開求人も取り扱っているため、納得のいく形で転職していただけます。ぜひお気軽にご利用ください。
理不尽な上司に関するQ&A
ここでは理不尽な上司に悩む方に向けてよくある質問に回答します。
理不尽な上司がいる職場は辞めてもいい?
理不尽な上司にストレスを感じていて、あなたの心身に負担がかかっているなら辞めていいでしょう。理不尽に耐え続けて心身に不調をきたしてしまう方が問題です。
しかし、やりたい仕事ややりがいを感じているなど辞めたくない場合には、さらに上の上司に相談したり部署異動を検討したりしましょう。理不尽な上司から逃げるために辞めるのは正解ですが、あなたのやりたいことや目標を上司のせいで諦める必要はありません。
辞めた方がいい職場の特徴は?
辞めた方がいい職場には、以下のような特徴があります。
・上司がパワハラをしてくる
・長時間残業や休日出勤を強いられる
・職場の雰囲気が悪い
・成果が正当に評価されない
・給与の未払いがある
これらの特徴に当てはまる場合、必ず辞めなくてはいけないわけではありません。しかし、心身に負担がかかっていたり、自分の可能性を狭められる環境で働いたりするのはもったいないでしょう。辞めた方がいいか悩んでいる人は、「仕事を辞める決断ができないのはなぜ?対処法と決意した後の流れもご紹介」を参考に、続けるか辞めるか判断してください。
ミスを押し付けてくる同僚はどうすればいい?
ミスを押し付けてくる同僚がいる場合には、信頼できる上司に現状を相談してみましょう。
上司が同僚に直接指導してくれる場合があります。また、ミスを押し付けてくる同僚と仕事のやり取りをする場合には、メールや書面でやり取りの内容を残しておきましょう。問題が起こった際に、どこでミスが発生したか確認するための証拠になります。「同僚からのパワハラ解決方法!無視?訴える?助けたい場合の対策も解説」のコラムも参考にしてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。