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仕事一覧で適職を探そう!向いている職種が分からない人向けのコツも紹介
更新日
この記事のまとめ
- 仕事一覧は、自分の適性に合う仕事を探すための情報収集ツールとして有効
- 仕事の一覧を見ると世の中の仕事の種類が多種多様だと分かる
- 仕事一覧から適職を探すには、念入りな自己分析や企業研究が大事
- 仕事一覧をもとに、自分に適した働き方を考えてみるのが大切
- 仕事一覧を見てみても自分に合う仕事が分からなければ、第三者に相談してみよう
世の中には数多くの種類の仕事があるため、自分が何の仕事を選べば良いのか分からない方も少なくありません。まずは仕事一覧でどのような仕事があるのか情報収集してみると、業界や職種への理解に役立つでしょう。そのうえで自己分析を行い、自分の適性や仕事に求めている条件を興味のある仕事と照らし合わせてみてください。このコラムの仕事一覧でどのような職業があるのか知り、就職・転職への一歩を踏み出しましょう。
職種一覧表で世の中の仕事内容をざっくりチェック!
仕事・職種の一覧を見てみると、世の中にどのような種類の仕事があるのか大まかに把握できます。「とにかく転職したい」と思って求人を探す前に確認しておけば、職業選択の幅が広がることも。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「令和4年版 厚生労働省編職業分類表」をもとに、基本的な職業の種類を以下で確認してみましょう。
大分類 | 中分類 | 小分類 | |
---|---|---|---|
01 | 管理的職業 | 3 | 6 |
02 | 研究・技術の職業 | 8 | 40 |
03 | 法務・経営・文化芸術等の専門的職業 | 9 | 26 |
04 | 医療・看護・保健の職業 | 8 | 27 |
05 | 保育・教育の職業 | 4 | 17 |
06 | 事務的職業 | 11 | 33 |
07 | 販売・営業の職業 | 5 | 36 |
08 | 福祉・介護の職業 | 3 | 17 |
09 | サービスの職業 | 7 | 43 |
10 | 警備・保安の職業 | 5 | 9 |
11 | 農林漁業の職業 | 3 | 14 |
12 | 製造・修理・塗装・製図等の職業 | 15 | 95 |
13 | 配送・輸送・機械運転の職業 | 8 | 32 |
14 | 建設・土木・電気工事の職業 | 5 | 24 |
15 | 運搬・清掃・包装・選別等の職業 | 5 | 21 |
計 | 15 | 99 | 440 |
引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「第5回改定 厚生労働省編職業分類 職業分類表(25p)」
大分類だけでも15の職業に分かれており、合計440の仕事が存在します。世の中には数多くの職業があると分かるでしょう。仕事一覧からは仕事の多さだけではなく、以下のようなことも分かります。
- ・どのような種類やジャンルの仕事があるか
- ・自分の強みや弱みに適性がある仕事内容か
- ・仕事に役立つスキルが自分にあるか
- ・自分の興味、価値観に合いそうか
仕事一覧をチェックして、職業理解や自分に向いているかどうかの判断に役立ててください。なお、上記の分類表は、ハローワークインターネットサービスにも掲載されています。自分の興味がある分野や、価値観が合う仕事を探すのにも仕事一覧を見るのは効果的です。
趣味を活かした仕事がしたい方は、「趣味はあったほうが良い?仕事への影響とメリット」もあわせて参考にしてみてください。
参照元
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
第5回改定 厚生労働省編職業分類 職業分類表
ハローワークインターネットサービス
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IT・Web系の仕事一覧
ITやWeb関連の仕事は、ソフトウェアや通信、インフラなど業界ごとに細分化されています。プログラミングをはじめ、サーバーやネットワークの管理をする業務などが仕事です。知識が豊富であれば、クライアントのニーズに合わせて適切なITサービスを提案する仕事もあり、営業職のような形で関わることも。
IT・Web関連の業界は今後も発展していくと考えられており、技術さえあればフリーランスとして独立しやすいのも特徴の一つです。以下でIT関連の仕事を紹介していきます。
プログラマー
プログラマー(PG)は、プログラム言語を使い、ソフトウェアやシステムを構築する「プログラミング作業」をする仕事です。
プログラマーとして働くために必要なのは、プログラミング言語の知識ですが、必ずしも理系出身でなくても構いません。プログラマーとしての経験を積めば、上流工程に携わるシステムエンジニアへのキャリアアップも狙えます。
システムエンジニア
システムエンジニア(SE)は、ソフトウェア開発の工程すべてに携わり、プロジェクトやチームを管理する役割の職業です。管理だけでなく、プログラムの設計図である仕様書の作成も仕事の一つで、SEが作成した仕様書をもとにプログラマーがプログラミング作業を行います。仕事内容に合わせて必要なプログラミング言語を学び続ける向上心が大切な仕事です。
アプリケーションエンジニア
アプリケーションエンジニアとは、スマホやWeb上で使うアプリを設計・開発する仕事のこと。開発の工程すべてに関わるので、プログラマーとして開発経験を積んだあとに目指す人が多いようです。
日々進歩するIT技術から、新しいアプリのニーズも増えているので、求人は十分あるといえるでしょう。
Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトの見た目を整えるのが主な仕事です。見た目の美しさだけでなく、ユーザーにとって使いやすいか、クライアントの意図した目的どおりか、などを考えてサイトを制作することが求められます。
Web業界は流行や技術の進歩とともに変化していくため、スキルや経験に加えて、常に新しい視点で物事をとらえる力が求められるでしょう。
データサイエンティスト
データサイエンティストは、テキストや画像、動画などの大量のデータ群である「ビッグデータ」を扱う職業です。仕事内容は主にビッグデータの分析と活用で、企業が保有する膨大なデータから必要な情報を抽出し、経営課題の改善のため企画や提案を行います。
データサイエンティストにはデータ分析の実務経験や統計学の基礎知識を求められるケースが多く、マーケティングの専門家から転身することもあるようです。
未経験でもIT業界の仕事に挑戦できるか知りたい方は、「IT業界は未経験者も挑戦できる?おすすめな職種と転職成功のコツをご紹介」もあわせてご覧ください。
クリエイティブ・出版系の仕事一覧
クリエイティブ・出版関連の仕事は、雑誌や新聞、Webサイトなどの幅広い媒体に携わる職業です。テキストや画像、動画などのコンテンツ作成を行うほか、予算の編成やスケジュール管理などのマネジメントスキルが必要になる場合もあります。
以下で、クリエイティブ・出版系の職種を確認していきましょう。
ライター・記者
ライターや記者は、クライアントの依頼に応じて、Webサイトや雑誌などに掲載する記事を書く仕事です。仕事によってはインタビューや取材、写真撮影なども行うので、コミュニケーション力や撮影技術が求められることもあります。
企業に直接雇われる社内ライターもいますが、フリーランスとして働くことも可能。独学や養成スクールで学んだり、編集プロダクションで働いてスキルアップしたりしながら仕事を受託していく人が多い仕事です。
イラストレーター
イラストレーターは、クライアントの依頼に応じたデザインを考え、イラストを作成する仕事です。Webサイトや雑誌など、媒体は多岐にわたります。デザインセンスや市場のトレンド調査などのスキルが求められるため、日ごろのスキルアップや情報収集は欠かせません。
「イラストレーターの仕事内容とは?在宅での働き方や収入について解説」で詳しい仕事内容を解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
編集者
編集者は、書籍や雑誌、漫画などのコンテンツの企画を行い、メディアに掲載されるまでの管理業務を行う職業です。クリエイターに指示を出したり、取材先のアポイントメントを取ったりと仕事内容は多岐にわたり、企業や媒体によってどのような仕事を任されるかは変わります。
編集プロダクションや出版社で就職して経験を積むケースが多く、スキルがあればフリーランスとして独立を目指せる仕事です。
動画クリエイター
動画クリエイターは、動画の編集や制作などを行う仕事です。
YouTubeをはじめとするSNSの普及により、近年では一般的な職業として認知されるようになっています。CMやWebコンテンツとしてだけではなく、教育や研修の分野でも注目されており、動画クリエイターの需要は高いといえるでしょう。今後の将来性は高いため、動画編集のスキルを身につければフリーランスとして活躍することも期待できます。
オフィス系の仕事一覧
オフィスワークが多い職種には、営業や一般事務をはじめ、企業の経済活動を支える役割の仕事が多いようです。ここでは、オフィスワークが多い職種を種類ごとに分けて説明します。
一般事務
一般事務は、パソコンを使ったデータ入力や、社内外で使う書類の作成、郵便物の処理などが主な業務です。どの企業にも必要とされ、その規模によっては受付などほかの業務を兼ねることもあります。事務職のなかでも、未経験から挑戦しやすい職種です。
営業事務
営業事務は、営業職のサポートをする事務職。営業先で使う請求書などの書類の作成や、受注、発注データの入力、会議資料の作成などが主な業務です。
営業職とこまめに引き継ぎを行い、担当営業が不在の場合には顧客と直接やり取りをすることもあります。
商品企画
商品企画は、企業で売る商品を考えるのが仕事です。市場のニーズやトレンドを読んで、消費者に最も多く受け入れられる商品は何かを考え、提案します。
商品企画の仕事内容について、詳しくは、「商品企画の仕事」のコラムも参考にしてみてください。
マーケティング
マーケティングは、市場を調査して、自社商品やサービスがどうしたら売れるのかを考える仕事です。
マーケティングを行う人はマーケターと呼ばれ、いろいろな調査で客層となる人々の好みや購買傾向を分析し、開発部門への提案を行ったり、宣伝部門の広告に助言を行ったりします。
受付
受付は、企業を訪問した来客の対応をする仕事です。来客の用件を適切に上司に伝えたり、社内の案内をしたりとさまざまな対応を行います。
来社した顧客や取引先が最初に接する「企業の顔」ともいえるので、人柄やコミュニケーション力、機転を効かせられることが求められるでしょう。
経理
経理は、売上や経費、給与の計上など、企業のお金を取り扱う仕事です。入出金の管理を行うため、簿記の知識が求められます。
企業によっては保険料や税金などの計算・支払いを担当するケースもあり、税務知識があると重宝されるでしょう。
金融・保険
金融や保険関連の仕事は、銀行や証券会社、保険会社などで顧客へお金に関する商品を提供する職業です。金融の専門知識が求められ、制度の変更などに対応するため、情報収集力も必要とされます。
「金融業界の仕事」で具体的な仕事内容や将来性を解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。
営業系の仕事一覧
営業関連の仕事は、顧客や取引先とのやり取りが多いという特徴があります。コミュニケーション能力が重視される仕事の種類は以下のとおりです。詳しく確認していきましょう。
営業
営業職は、自社商品やサービスを顧客に提案し、販売する仕事で、あらゆる業界で活躍の場があります。
電話や訪問などでコンタクトを取り、相手がどのようなものを求めているかを把握し、それに応えるよう自社商品をアピールするのが主な仕事。資格やスキルよりも、人柄や熱意が重視される傾向にあります。
カスタマーサポート
カスタマーサポートは、自社製品やサービスに対する顧客からの問い合わせに対応する仕事です。製品やサービスに関する内容やクレーム、意見まで、日々あらゆる内容に答えます。
企業の顔になるので、人柄やコミュニケーション能力が重視されるでしょう。
テレアポ
テレアポはテレフォンアポインターの略で、顧客リストをもとに電話でアポイントメントを取得する仕事です。商品やサービスへの理解はある程度必要ですが、詳しくは営業担当が訪問して説明するため、未経験でも働きやすいという特徴があります。
セールスエンジニア
セールスエンジニアとは、IT技術に関する豊富な知識を持つ営業職のことです。自社製品の営業の際に、その知識をもとに顧客への説明を行ったり、質疑応答に対応したりと、社内と顧客をつなぐ役割があります。
IT技術に関する豊富な知識とコミュニケーション力が求められるので、営業職のなかでは高い給与水準のようです。
医療・介護・福祉系の仕事一覧
医療関連・介護関連・福祉関連の仕事は、治療や支援が必要な人に対してそれらのサービスを提供する職業です。ここでは、医療・介護・福祉系の主な仕事にどのような種類があるのか紹介します。
医師・看護師
医師は、病気や怪我の治療や処置、投薬の指示などを行います。看護師は医師の監督のもと、診察の補助や入院患者の身の回りの世話、手術室の補助などをするのが主な仕事です。
また、健康診断で患者の案内や検査を担当したり、救急センターで止血といった措置や救急蘇生措置を行ったりと、その業務内容は幅広いといえるでしょう。
薬剤師
薬剤師は薬の専門家で、薬局で調剤を行ったり、患者への服薬に関する説明を行ったりするのが主な仕事です。患者との会話の際に薬の飲み合わせなどで疑問点があると、医師に直接相談したうえで投薬の内容が変更になることもあります。
薬局に薬を買いに来た人に対し、症状に合わせてアドバイスを行うこともあるため、専門知識だけでなくコミュニケーション能力も必要とされるでしょう。
医療事務・調剤事務
医療事務は、病院などの受付で患者対応を行う以外にも、医療費計算や診療報酬の請求などを行います。接客業としてのコミュニケーション力に加え、正確な事務処理能力も必要とされるでしょう。
医療事務について詳しく知りたい方は、「フリーターから目指す正社員の医療事務」も参考にしてみてください。
介護福祉士
介護福祉士はケアワーカーとも呼ばれ、介護現場で働くヘルパーや被介護者の家族に適切なアドバイスを行う仕事です。介護の深い専門知識や技術をもとに、現場の指導を行うのも大切な役割といえるでしょう。
ケアマネージャー
ケアマネージャーは、介護や支援が必要な人やその家族の相談を受け、必要なサービスを受けられるようサポートする仕事です。介護や支援を必要とする人の健康状態を考えたケアプラン作成が主な仕事。介護関連や医療関連、福祉関連に関する幅広い知識が必要とされる重要な職業です。
助産師
助産師は、出産する女性のサポートをする仕事です。出産前は妊婦への健康指導を行ったり、出産時には分娩介助を行ったりします。働く場所は一般的に病院ですが、独立して助産院を開設する人も。なお、助産師になるには、看護師の免許が必要です。
理学療法士
理学療法士は、病気や怪我などによる体の障害や高齢者へリハビリテーションを行い、回復や身体機能の維持をサポートする職業です。理学療法士になるためには国家資格が必要で、取得後は病院以外にも介護施設やスポーツ業界などで活躍できる可能性があります。
気になる方は「理学療法士の年収は?就職方法や仕事内容をご紹介」のコラムもあわせて確認してみましょう。
理・美容系の仕事一覧
理容や美容系の仕事は、顧客の要望に応じて美容サービスを提供する職業です。以下で具体的な仕事の種類を解説していきます。
理容師・美容師
理容師や美容師は、ヘアカットやカラーリングなどを行う職業です。理容師と美容師の大きな違いは、理容師はシェービング(顔そり)の施術が可能なこと。場合によってはメイクや着物の着付けのスキルも必要になる職業で、なるためには国家資格が必要です。
ネイリスト
ネイリストは、爪の手入れやデザインをとおして爪を美しく整えるのが主な仕事です。
ネイルケアやネイルカラーを施すうえで、顧客の要望を聞くヒアリング能力が求められます。ケアのための製品を販売することもあるため、関連する商品知識も欠かせません。
エステティシャン
エステティシャンの主な仕事は、顧客に対して肌の悩みを改善したり、マッサージでの痩身効果を目的とした施術を行ったりすることです。
エステティシャンには、専用の器具や化粧品を使用するための知識が必要とされます。また、顧客と対面でカウンセリングを行ったり、施術中に会話をしたりする場面もあるため、コミュニケーション力が求められるでしょう。
美容部員
美容部員は、顧客の悩みや要望を聞いて、顧客に合う化粧品を提案・提供する販売員のこと。ビューティーアドバイザー(BA)と呼ばれることもあり、美容に関する専門的なカウンセリングを行います。美容の知識だけでなく、新商品や成分に関する幅広い知識も必要になるでしょう。
教育・保育・スポーツ系の仕事一覧
ここでは、人に何かを教える、教育関連・保育関連・スポーツ関連の仕事を種類別に紹介します。なかには資格が必要な仕事もあるため、募集の条件を把握しておくことが重要です。
教師
教師は、学校で生徒に授業や生活指導を行うのが主な仕事です。ほかにも、進路の相談や部活の指導などを行うこともあり、生徒の人生に大きく関わる重要な役割といえるでしょう。教師になるためには教員免許が必要で、小学校や中学校、高等学校ごとに資格の種類は変わります。
保育士
保育士は、乳児から未就学児の保育を行う仕事。親から預かって世話をするだけでなく、心と身体の発達を促すような関わり方をとおして、子どもの成長に貢献するのも重要な役割です。
保育士になるためには国家資格が必要で、保育士の養成施設を卒業するか、保育士試験に合格しなければなりません。
塾講師
塾講師は、主に小学生・中学生・高校生に勉強を教える仕事です。受験やテスト対策のために指導を行うため、一定以上の学力を身につけている必要があります。ニーズに合った教え方を考え、教え子の成長を喜べる人に向いている職業だといえるでしょう。
コーチ・インストラクター
トレーニングコーチやジムインストラクターは、スポーツや体を鍛えるための指導を行う仕事です。健康管理やリハビリ関連のサポートを行う場合もあり、理学療法士や柔道整復師などの資格を所有している人もいます。
詳しくは、「スポーツインストラクターになるには?役立つ資格や仕事内容を紹介」のコラムもあわせてご確認ください。
旅行・レジャー・イベント系の仕事一覧
旅行やレジャー、イベント関連の仕事は、顧客に楽しい時間を提供するための仕事です。人を笑顔にすることにやりがいを感じられる種類の仕事といえるため、高いコミュニケーション力やサービス精神が必要とされます。どのような種類の仕事があるか、以下の一覧で確認しましょう。
旅行会社スタッフ
旅行会社スタッフは、旅行の際に現地のホテルの予約や旅行先の施設と電話やメールでのやり取りなどを行います。旅行先に同行して、観光客がトラブルに合わないように気を配るのも大切な仕事です。海外旅行の場合は語学力が必須とされるほか、交渉力の高さやトラブル対処スキルも求められるでしょう。
宿泊施設スタッフ
宿泊施設スタッフは、ホテルや旅館などの施設で顧客の快適な滞在をサポートする仕事です。チェックイン・アウト業務や清掃、食事の提供、観光案内など関連する仕事は多岐にわたります。
近年では外国人観光客も増えており、語学力が求められるケースもある職業です。
娯楽施設スタッフ
娯楽施設スタッフは、カラオケや映画館、スキー場などのレジャー施設で主に接客や清掃などを行う仕事です。連休や長期休暇の時期は来客数が増え、一時的に忙しくなる傾向があります。いかにお客さまのことを考え、楽しませるために行動できるかが重要といえるでしょう。
ブライダルスタッフ
ブライダルスタッフは、新郎新婦やその家族の意見を取り入れ、結婚式をプロデュースする仕事です。仕事内容は、式場スタッフやスタイリスト、フォトグラファーなど多岐にわたります。
「高卒でウエディングプランナーになるには?おすすめの資格も解説します」で詳しく解説しているため、ブライダル業界に興味がある方はぜひご覧ください。
イベント・キャンペーンスタッフ
イベントスタッフやキャンペーンスタッフは、音楽フェスや就活イベントなどに携わる仕事です。運営会社の社員になると、顧客との打ち合わせや必要な物品の手配、会場設営なども行います。
大規模なイベントやキャンペーンの場合は日雇いのアルバイトを募集することも多く、スタッフの管理も必要な仕事といえるでしょう。
物流・運輸系の仕事一覧
物流、運輸関連の主な仕事は、自動車の運転を通じて人やものを運搬することです。代表的な仕事の種類を以下で紹介していきます。
ドライバー
ドライバーは、主に自動車で荷物を運搬する仕事です。大きく小型と大型の2つに分かれており、どちらも荷物を運搬するので体力が必要な職業といえるでしょう。
正社員のドライバーになりたい方は、「既卒から正社員のドライバーになるには」のコラムもあわせてご確認ください。
タクシー・バス運転手
タクシー運転手やバス運転手は、目的地まで顧客を送り届けるのが仕事です。接客業でもあるので、コミュニケーション力が必須といえます。
運転以外に車両の清掃や点検、整備などの業務を行う場合もあるため、車両に関する知識も必要です。
宅配・配達員
宅配・配達員は、荷物を取引先や顧客の家まで届ける仕事です。場合によっては荷物のチェックや積み込み、代引きの集金業務なども行うことも。
配送の仕事に関して、詳しくは「配送の仕事」のコラムで解説しているため、気になる方はぜひあわせてご覧ください。
専門職の仕事一覧
ここでは、専門的な仕事の一覧を紹介します。知識や資格が必要なケースもあるため、就職・転職の際には募集要項をしっかりと確認しておきましょう。
税理士・会計士
税理士や会計士は、企業のお金に関する専門家です。税理士は税務処理や節税対策のアドバイスなどを行うのに対して、会計士は監査業務を行います。
どちらもなるためには国家資格が必要です。「税や会計、経理のプロとして手に職をつけたい」という方は、会計事務所や税理士事務所に所属して勉強しつつ、実績を積むと良いでしょう。
通訳・翻訳
通訳・翻訳の仕事は、外国語を日本語に訳す職業です。それぞれ、現在行われている会話をリアルタイムで訳すのが通訳の仕事で、書籍や映像などの文章を訳すのが翻訳の仕事という形で分かれています。通訳・翻訳の仕事をするための資格は特にありませんが、高い語学力が必要とされる職業です。
研究員・開発員
研究員や開発員の主な仕事は、実験や解析、検証などです。製品の開発や改善を行うのが仕事で、企業の開発現場に欠かせない存在といえるでしょう。開発する製品の分野に沿った専門知識が必要になるため、専門学校や大学で学んだことを活用できる職業です。
そのほかのジャンルの仕事一覧
ここでは、紹介しきれなかったジャンルの仕事を一覧で紹介します。ジャンル別にまとめて解説するため、大まかに仕事の内容を把握していきましょう。
飲食・販売・サービス系の仕事一覧
飲食店や居酒屋といった飲食業関連は、最初はアルバイトやパートとして入社し、経験を積みながら店長や正社員へのキャリアアップが可能な場合もあります。主な飲食関連、販売関連、サービス関連の仕事は、以下のとおりです。
- ・調理師
- ・飲食店スタッフ
- ・食品メーカー社員
- ・食品スーパー社員
- ・ショップ店員
顧客と接する機会がある部署の担当になると、コミュニケーション力や臨機応変に対応する力などが求められます。また、調理師は専門学校で学ばなくても、現場で2年以上の経験を積むことで、資格取得の機会が得られるようです。
製造系の仕事一覧
製造関連の仕事は、製品や食品の生産に携わる職業です。製造工程に携わる場合や品質管理を行う場合もあり、仕事内容は多岐にわたります。主な仕事を以下の一覧で確認してみましょう。
- ・ラインオペレーター
- ・品質管理
- ・ピッキング、梱包スタッフ
- ・食品会社勤務
- ・マシンオペレーター
- ・CADオペレーター
製造関連の仕事は、「何かを作るのが好き」「トラブルにも対応できる」といった人に向いている職業です。製造関連の仕事に興味がある方は「製造技術の仕事」のコラムで詳しく紹介しているため、あわせて参考にしてください。
不動産・建築系の仕事一覧
ここでは、不動産関連と建築関連の仕事を一覧で紹介します。仕事内容は多種多様なため、詳しくは参考リンクを確認してみてください。
- ・宅地建物取引主任者
- ・不動産会社社員
- ・ビルメンテナンス
- ・とび職人
- ・左官
- ・電気工事士
- ・土木作業員
- ・重機オペレーター
- ・溶接工
- ・建設会社社員
不動産関連の仕事は「不動産業界の仕事」で、建築関連の仕事は「建設業界の仕事」で詳しく解説しています。それぞれの業界の現状や今後の課題なども掲載しているため、業界について知りたい方はぜひご覧ください。
農水産系の仕事一覧
農水産関連の仕事は、野菜や肉、魚など食料生産に関連する職業のこと。主な仕事は以下のとおりです。
- ・米農家
- ・野菜、果物農家
- ・畜産、酪農農家
- ・漁師
農家に転職したい方は、「農家へ転職するのは難しい?農業の現実や失敗しないためのポイントを解説」のコラムもあわせてご覧ください。
公務員の仕事一覧
公務員は大きく国家公務員と地方公務員の2つに分かれており、国や地方自治体に所属して仕事を行います。具体的な仕事一覧は以下のとおりです。
- ・都道府県庁、市町村役場職員
- ・警察官
- ・消防士
- ・裁判所職員
- ・国立国会図書館職員
公務員になるためには、公務員試験に受かってから各団体や施設の採用試験を受けなければいけません。自治体や職種によっては、試験に年齢制限が設けられている場合もあるので、事前によく調べておくのがおすすめです。
公務員を目指す方法を詳しく知りたい方は「公務員とはどんな職業?転職を目指す前に知っておくべきこと」もあわせて参考にしてみましょう。
目的別で選ぶおすすめの仕事一覧
仕事一覧ではIT系やオフィス系など多種多様な仕事が確認できるため、自分に合う仕事が何なのか悩む人も多いでしょう。ここでは、目的別のおすすめ職業を紹介します。
文系におすすめの仕事
文系の学生に人気のある業界は、学部によって大きな違いはない傾向があります。商社関連や保険関連、金融関連など、安定性の高い企業が主に人気を集めているようです。
- ・商社
- ・保険
- ・金融
- ・マスコミ、出版
文系の強みを活かして就職したいという方は、「文系出身の仕事事情と強みとは?」のコラムも参考にしてみてください。
理系におすすめの仕事
理系に人気の業界は、学部別にそれぞれ特徴があります。以下は代表的な仕事の一覧です。
- ・住宅メーカー
- ・JA
- ・機械設計
- ・製薬、食品、化粧品メーカー
理系の学生は、それぞれの専門分野で活躍できるような就職・転職先を目指す傾向があるといえるでしょう。特に、研究職関連など、専門分野に特化した職業が人気を集めるようです。
理系の就職事情については、「理系出身者に人気の職業とは?就職しやすい業界について解説」でも詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
高卒者におすすめの仕事
高卒者におすすめの職種の特徴は、未経験から始められること、人手不足であること、学歴不問であることなどが挙げられます。求人を探す際には、これらのキーワードをもとに探してみると見つけやすいでしょう。具体的な仕事の一覧は以下のとおりです。
- ・サービス業
- ・IT関連
- ・介護福祉
- ・建設
- ・公務員
ほかにも、「高卒で就職しやすい職業とは?求められるスキルや役立つ資格をご紹介」のコラムでも高卒者におすすめの仕事をまとめているので、ぜひあわせてご覧ください。
珍しい仕事をしたい人向けの仕事
珍しい仕事といわれるものには、求人が非常に少なかったり、正社員として企業に所属するのではなく自分で起業したりといったものが該当するでしょう。世の中で珍しい仕事とされているものには、以下のような職種があります。
- ・ドローン操縦士
- ・ひよこ鑑定士
- ・デバッガー
- ・納棺師
- ・異臭判定士
- ・便利屋
- ・青年海外協力隊
珍しい仕事には、インパクトが強くて周囲へのアピールになることや、それぞれの業界が狭いために仕事仲間とのつながりが深くなりやすいというメリットがあります。一方、デメリットは、求人数が少なく、仕事内容を理解されない可能性があることでしょう。
ほかの珍しい仕事も知りたい方は、「珍しい職業32選!高収入&正社員として働ける職種や求人の探し方も紹介!」をご一読ください。
一覧から適性に沿った仕事を探す3つの方法
仕事の一覧から自分の適性に合う仕事を探すには、念入りな情報収集や自分の価値観の振り返りなどが有効です。以下で解説するので、適職探しの際はぜひ参考にしてください。
1.自己分析を徹底する
自分の適性に合う仕事を探すためには、自分の興味や価値観を自己分析で明らかにするのが効果的です。自分の好きなこと、嫌いなことや強みと弱みなど、思いつく限り挙げてみてください。箇条書きでも構いません。全体を俯瞰して見ることで、自分の興味や価値観の傾向が分かります。
2.企業・業界の研究を行う
興味のある仕事や業界に関して、Webサイトや本で幅広く情報を集めましょう。一般的な概要を説明しているサイトや本で基礎知識を得たのち、企業のWebサイトで、その企業の特徴を掴むのがおすすめです。入社後にミスマッチが起きないよう、求人票や採用サイトのトップページなどから企業研究を行うようにしましょう。
3.第三者に相談する
「自分では興味のある仕事がなかなか見つけられない」という人は、就職・転職エージェントへ相談するのも良いでしょう。就職・転職エージェントは、企業ごとに扱う求人の業界や職種、対象者が異なります。自分に合ったエージェントを見つけると、就職成功の可能性が高まるでしょう。
「仕事一覧で探してみたけど、自分に合った職種が分からない」とお悩みの方は、若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンの丁寧なカウンセリングで、あなたの経歴とお悩みを伺います。相談内容をもとに、所有求人のなかから、一人ひとりに合ったものを厳選してご紹介。キャリアアドバイザーがあなたの就活を全面的にサポートしますので、一人での就活に不安のある方も安心です。ご利用はすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
仕事の一覧に関するFAQ
ここでは、仕事一覧に関するよくある疑問をまとめました。就活で仕事一覧を確認する際の参考にしてください。
仕事一覧で何が良いか探していますが、絞りきれません
まずは、仕事選びの軸を確立してください。「自分はどのようなときにやりがいを感じるのか」など、仕事に求めるものが分からなければ、合う仕事を選ぶことはできないからです。
仕事選びの軸を確立するには、自己分析が最も有効。自己分析のやり方については、「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」もあわせてご覧ください。
仕事一覧はどのように使えば良いですか?
仕事一覧は、自分の仕事に対する認識を広げるのに役立てるのがおすすめ。世の中には数多くの仕事がありますが、知っている仕事はほんの一部。できるだけ多くの仕事内容に触れることで、自分にはどのような仕事が向いていそうか考える助けになるでしょう。
自分に合った職業の見つけ方が分からない場合は、「自分に合う仕事が分からない!適職の上手な見つけ方と注意点を解説」を参考にしてみてください。
仕事一覧を自分の就活に役立てるためには?
仕事一覧は、世の中の仕事を知るのに使うだけでなく、働き方や専門分野にどうアプローチしているかなど、多角的に見てみるのをおすすめします。同じ分野の仕事でも、誰を相手にしているのか、何を扱っているのかなどで全く違う仕事になるからです。多角的な見方で職業をとらえることは、自分にどのような働き方が向いているのか考えるのに役立つでしょう。
「仕事の探し方が分からない人へ!フリーター・20代・新卒など状況別に解説」のコラムでも、職業探しのコツを紹介しているので、あわせてご覧ください。
仕事一覧を見ても、自分に合いそうな仕事が分かりません
自分で考えてみても分からなければ、ほかの人から客観的なアドバイスを受けるのが良いでしょう。人からの指摘は、自分では気づかなかった適性に気づかせてくれる可能性があります。就職・転職エージェントなら、プロの目線で指摘してくれるので、有効なアドバイスをもらえるでしょう。
仕事一覧から向いている職業を診断できますか?
仕事一覧を見るだけで適職を判断することは難しいため、自分に合う職業を簡単に知りたい場合は適職診断の利用も検討してみるのが効果的。ハタラクティブなら、性格を分析して適性のある職を見つける適職診断が可能です。診断は無料で1分程度のため、「自分に合う種類の仕事を探したい」「向いている職場や業界で働いてみたい」という方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。