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転職の挨拶メールはどのように送るべき?相手別の例文もご紹介
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この記事のまとめ
- 転職の挨拶メールは、お世話になった人に感謝の気持ちを伝えることが大切
- 転職の挨拶メールは個人のアカウントから送り、前職の悪口は言わない
- 転職後の挨拶メールは、送る相手によってトーンや内容を調整することが大切
- 転職先に挨拶メールを送る際は、「期待感や意欲」「貢献したい旨」を伝える
転職先が決まった方のなかには、「挨拶メールをどのように送るべきか分からない」と悩んでいる方もいるでしょう。転職の挨拶メールでは、お世話になった方への感謝の気持ちを伝えることが大切です。
このコラムでは、転職の挨拶メールの基本構成や注意点、ポイントを解説します。転職の挨拶メールを送る相手別の例文も紹介するので、ぜひご一読ください。
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転職の挨拶メールはどのように送るべき?
転職の挨拶メールでは、お世話になった方々に感謝の気持ちを伝えることが大切。挨拶メールは、前職で築いた人脈を転職先につなげる役割も担う可能性があるからです。以下に、転職の挨拶メールを送る際の基本構成をまとめたので、「何を伝えれば良いか分からない」方は参考にしてみてください。
好印象な転職挨拶メールの基本構成
ここでは、相手に好印象を与えやすい転職の挨拶メールの基本構成をまとめました。「何を伝えたら良いか分からない」方は、ぜひチェックしてみてください。
好印象な転職挨拶メールの基本構成
- 最初に感謝の気持ちを伝える
- 相手とのエピソードに触れる
- 次の職場でどのようなことをする予定かを伝える
- 相手の今後の成功を祈る言葉で締める
1.最初に感謝の気持ちを伝える
転職の挨拶メールの冒頭で、これまでお世話になった相手に対して感謝の気持ちを伝えましょう。相手に対する経緯や感謝の気持ちが伝わると、より丁寧で誠実な印象を与えやすくなるようです。
2.相手とのエピソードに触れる
感謝の気持ちに加えて、相手との具体的な関わりやエピソードをメールに盛り込みましょう。個人的なつながりや感謝の気持ちがより相手に伝わりやすくなるようです。教えてもらったことや印象的なことをなるべく具体的に伝えるように心掛けましょう。
3.次の職場でどのようなことをする予定かを伝える
相手に自分がどのような道に進むのかを簡潔に伝えます。今後も仕事を通じてつながる可能性があるからです。ただし、詳細まで説明する必要はなく、簡単に次の職場のことや担う役割について触れる程度に留めましょう。
4.相手の今後の成功を祈る言葉で締める
挨拶メールの最後は相手の今後の健康や成功、幸せを祈る言葉を添えて締めくくるのがおすすめです。これにより、メール全体が温かく、相手を思いやる気持ちで締められるため好印象を与えやすくなるでしょう。
「退職の挨拶メールの内容と書き方とは?例文や好印象を与えるコツを紹介」のコラムでも、挨拶メールについてまとめているので、ぜひご一読ください。
転職の挨拶メールを送る際の注意点とポイント
ここでは、転職の挨拶メールを送る際の注意点とポイントをまとめました。
企業アカウントではなく個人アカウントから送る
転職の挨拶メールは、企業のアカウントではなく個人のアカウントから送るようにしましょう。企業アカウントは会社の所有物ともいえるため、退職者が個人的な挨拶に使用するのは不適切とみなされることがあるようです。
また、転職先のメールアドレスを用いるのも避けるのがおすすめ。転職先の企業アカウントも前職と同様に基本的には業務用のため、個人的なメッセージや挨拶メールに使用することは不適切といえるでしょう。
円満退社でなくても前職の悪口を言わない
退職理由がネガティブなものであっても、転職の挨拶メールで前職の悪口や不満を述べるのは避けるのが無難です。悪口を言うことで自分の評価を下げることにつながりかねません。
挨拶メールは、これまでお世話になった感謝を伝える手段であり、ネガティブな感情を表現するものではないことに注意しましょう。将来的に、前職の同僚や取引先と再び仕事をする可能性もゼロではないからです。
「仕事を辞める連絡はメールでも良い?注意点や例文を紹介」のコラムでは、退職が決まったあとの社内・社外への挨拶メールの例文を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
【送る相手別】転職後の挨拶メールの例文
ここでは、送る相手ごとに転職後の挨拶メールの例文を紹介します。転職後の挨拶メールは、送る相手によってトーンや内容を調整することが大切です。どのような内容を書けば良いか分からない方は、ぜひチェックしてみてください。
社内に向けた転職後の挨拶メール例文
社内の上司や先輩宛と後輩宛の挨拶メールの例文をまとめました。
上司や先輩へ向けた転職挨拶メールの例文
上司や先輩へ向けた転職の挨拶メールの例文は、下記のとおりです。
件名: 【ご挨拶】退職のご報告とお礼
○○様
お世話になっております。○○(自分の名前)です。
私事ではございますが、この度、△月△日をもちまして□□会社を退職し、新たな道へ進むこととなりました。これまで○○様には大変お世話になり、心より感謝申し上げます。
○○様の下で学ばせていただいたことは、私のキャリアにとって非常に大きな財産となりました。特に、○○プロジェクトでのご指導は、常に的確で勉強になることばかりでした。お忙しい中、丁寧にご指導いただいたことに深く感謝しております。
今後は、××(転職先の会社名)にて新しい挑戦を始めることとなります。これからも○○様から学んだことを生かし、さらなる成長を目指して努力してまいります。
最後になりますが、○○様のご健康とますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。また、ご縁がございましたら、ぜひ再びお目にかかれることを楽しみにしております。
短いご挨拶となりましたが、まずはメールにてお礼とご報告を申し上げます。今後とも変わらぬご指導をいただけましたら幸いです。
敬具○○(自分の名前)
社内の上司や先輩へのメールでは、感謝の気持ちを強調するのが効果的。特に教えてもらったことや指導に対する感謝を具体的に述べると良い印象につながりやすいでしょう。
後輩へ向けた転職挨拶メールの例文
社内の後輩へ向けた転職の挨拶メールの例文は、下記のとおりです。
件名: 【ご報告】退職のご挨拶
○○さん
お疲れ様です。○○(自分の名前)です。
突然のお知らせで恐縮ですが、私は△月△日をもちまして□□会社を退職し、次のステージに進むことになりました。これまで一緒に働けたことに感謝しています。
○○さんはいつも積極的に頑張っていて、私もたくさん刺激を受けました。○○さんと一緒に仕事をした時間は本当に貴重なもので、楽しい思い出がたくさんあります。これからもその姿勢で頑張ってくださいね。
私は××(転職先の会社名)で新たな挑戦をすることになりますが、今後も成長を続けていくつもりです。もし○○さんが何か困ったことや相談したいことがあれば、いつでも連絡してください。
最後に、○○さんのこれからの活躍と成長を心から応援しています。また、ぜひ落ち着いたらご飯でも行きましょう。
それでは、引き続き頑張ってくださいね。
○○(自分の名前)社内の後輩へのメールでは、親しみやすさを大切にしつつも、励ましの言葉を含めることで、前向きなメッセージになりやすいようです。また、相談やサポートを申し出ることで、今後も良好な関係を維持しやすくなるでしょう。
社外の取引先に向けた転職後の挨拶メール例文
社外の取引先に向けた転職挨拶メールは、丁寧でありながら、シンプルで分かりやすいメールがおすすめ。ビジネスの関係性を大切にしながら感謝の気持ちを伝え、「今後の接点があれば引き続きよろしくお願いしたい」という内容を含めることが重要です。
件名: 【ご挨拶】退職のご報告とお礼
○○株式会社
○○様
平素より大変お世話になっております。□□株式会社の○○(自分の名前)です。
私事ではございますが、この度、△月△日をもちまして、□□株式会社を退職することとなりました。これまで○○様には格別のご厚情を賜り、心より感謝申し上げます。
○○様とのお取引を通じて、貴重な経験と学びを得ることができましたことは、私にとって大変有意義なものでした。○○様のご支援とご協力により、多くのプロジェクトを成功させることができましたこと、心から感謝いたしております。
退職後は、××(転職先の会社名)にて新たな挑戦をすることとなりますが、引き続き業界内で尽力してまいります。今後とも、何かご縁がございました際には、ぜひよろしくお願い申し上げます。
最後になりますが、○○様のますますのご発展とご健康をお祈り申し上げます。また、何かご連絡がございました際は、下記の個人メールアドレスまでお気軽にご連絡ください。
短いご挨拶となりますが、まずはメールにて退職のご報告とお礼を申し上げます。これまでのご厚誼に深く感謝申し上げます。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
敬具○○株式会社
○○(自分の名前)
【個人メールアドレス】
【電話番号(任意)】
社外の取引先に向けた転職後の挨拶メールの場合は、まず感謝の気持ちを強調しましょう。また、転職先については簡潔に触れ、詳細に説明する必要はありません。今後の連絡のために個人のメールアドレスや連絡先を明記し、相手が安心して連絡できるよう配慮するのが有効です。
退職の挨拶メールの例文は、「退職の連絡はどうすれば良い?社内・社外別にメールの例文を紹介!」のコラムでも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
転職の挨拶メールに返信が来た場合
転職の挨拶メールに返信が来た場合は、まず感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。返信をくれたことへの感謝や転職先のことにも軽く触れ、「今後も関係を続けたい」気持ちを伝えます。丁寧な言葉遣いを心掛け、ビジネスマナーを守りながら、要点を簡潔にまとめると良いでしょう。全体として、相手への配慮を示しつつ、感謝の意を伝えることがポイントです。
退職の挨拶メールの返信については、「退職の挨拶メールにはどう返信する?ポイントや例文を紹介」のコラムでもまとめているので、チェックしてみてください。
転職先に挨拶メールを送る際の例文
ここでは、転職先に挨拶メールを送る際の例文をまとめました。それぞれの挨拶メールでは、入社前は「期待感や意欲」、着任後は「新たな職場で貢献したい旨」の内容を心掛けましょう。
転職先に入社前の挨拶メールを送る際の例文
転職先に送る入社前の挨拶メールの例文は、下記のとおりです。
件名: 【ご挨拶】入社前のご挨拶
××株式会社
○○部 ○○様
お世話になっております。○○(自分の名前)です。
この度、××株式会社に入社することが決まり、△月△日からお世話になることになりました。これから皆様とともに仕事をさせていただくことを心より楽しみにしております。
前職では○○(簡単な職務内容や経験)をしておりましたので、今後はその経験を活かし、貢献できるよう努めてまいります。分からないことも多いかと思いますが、何卒ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
入社後、早くチームに馴染み、皆様と良い関係を築けるよう努力いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、入社日を楽しみにしております。
敬具○○(自分の名前)
【連絡先】
転職先に入社前の挨拶メールを送る際は、新しい環境での仕事への期待感を表現し、自己紹介を簡潔に行いましょう。前職での経験やスキルを述べ、どのように貢献できるかを明示することも大切です。
転職先に着任の挨拶メールを送る際の例文
転職先に送る着任前の挨拶メールの例文は、下記のとおりです。
件名: 【ご挨拶】着任のご挨拶
××株式会社
○○部 ○○様
お世話になっております。○○(自分の名前)です。
この度、△月△日付けで××株式会社に入社いたしました。新たな環境で皆様とともに働けることを大変嬉しく思っております。
前職では○○(簡単な職務内容や経験)をしておりました。その経験を活かし、早くチームに貢献できるよう努めてまいります。分からないことが多いかと思いますので、何卒ご指導いただければ幸いです。
これからの業務において、皆様との良好な関係を築けるよう精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。お会いできることを楽しみにしております。
敬具○○(自分の名前)
【連絡先】
転職先に着任前の挨拶メールを送る場合は、簡潔に自己紹介をしたうえで、これからチームに貢献していきたい旨を伝えるのがベターです。
転職先での口頭の挨拶で伝えるべき事柄は?
転職先で口頭で挨拶をする場合は、まず下記のように自己紹介をします。
「中途採用で入社した○○です。出身は大阪です。転職前は××社で主に経理の仕事をしていました」
次に、今後の抱負や指導をお願いする言葉を述べましょう。
「営業の仕事は初めてですので、最初はご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、1日も早く皆さんのお役に立てるよう頑張っていきます。どうかご指導のほどよろしくお願いいたします」
その際に、たとえば「お酒はよく飲むほうなので気軽に誘ってください」と親しみやすさをアピールするのもおすすめです。
転職初日の挨拶についてさらに詳しく知りたい方は、「転職初日は挨拶が大事!初出社で好印象を与えるポイントとは」のコラムも参考にしてみてください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。