- フリーター就職支援「ハタラクティブ」トップ
- お役立ち記事TOP
- がん治療と仕事の両立をサポート!がん体験者の就労を多角的に支援する団体
がん治療と仕事の両立をサポート!がん体験者の就労を多角的に支援する団体【一般社団法人CSRプロジェクト】
更新日

はじめに
がん治療と仕事の両立は、多くの悩みや不安を伴います。CSRプロジェクトは、「一人で抱え込まず、一緒に考えよう」という思いのもと、がん患者の就労支援に取り組んでいます。治療中でも安心して働き続けられるよう様々なアドバイス、情報を提供し、がん患者の悩みや不安に寄り添います。
本コラムでは、同団体の活動内容について詳しくご紹介します。
概要
CSRプロジェクトは、がん患者の就労支援を目的とした団体です。「Cancer Survivors Recruiting」を意味し、2007年に活動を開始しました。日本の就労世代がん患者の就労・雇用に関する調査・研究を実施し、提言書や書籍を作成・発信しています。2011年3月には一般社団法人化し、組織的にがん患者の就労支援に取り組んでいます。
活動内容
無料電話相談事業
就労ほっとコール
「就労ほっとコール」は、がん治療中の就労に関する悩みを抱えている方、ご家族の方が対象の無料電話相談です。がん治療中は、経済的な不安や雇用継続への不安がつきもの。友人や同僚、家族に相談できずに一人で抱え込んでいる方も少なくありません。「電話で相談・就労ほっとコール」は、同じ体験をした仲間という立場で悩みや不安に寄り添い、適切なアドバイスを提供しています。相談員を務めているのは、がん経験のある社会保険労務士や産業カウンセラー、キャリアコンサルタントなど、各分野の専門家です。自らのがんを経験した経験を活かして、キャリアプランを一緒に考えていきます。
就労サポートコール
「就労サポートコール」は、がん治療を続けながら働く時代に対応するため、雇用主である企業や医療者・支援者に向けたがんサバイバーの就労サポートに関する相談事業です。職場や病院が「がんとともに働き続けること」に適切に対応できるよう、医療従事者や人事労務担当者からの相談を無料で受け付けています。相談内容は、がんサバイバーの休職・復職に関する手続きや支援、社内ルール、状況に応じた具体的な対応策など多岐にわたります。専門家が丁寧に対応し、職場におけるがんサバイバーへの理解促進と、スムーズな就労継続をサポートします。
サバイバーシップ・ラウンジ
「サバイバーシップ・ラウンジ」は、がん体験者の就労や治療、生活などに関する悩みや不安を共有し、仲間からヒントや経験談を得られるオンライン・プログラムです。働く、または働く意志を持つ、がん体験者を対象としています。2022年には、再発・進行がんの患者専用のラウンジが「サバイバーシップ・ラウンジ・プラス」としてスタートしました。同じ境遇の仲間と繋がり、語り合うことで、前向きな気持ちを取り戻すきっかけづくりに繋げています。
WorkCAN'sエピソードバンク
働く世代のがんサバイバーの知恵や経験を共有する場である「WorkCAN'sエピソードバンク」。仕事と治療の両立や職場へのカミングアウト、治療中の出来事など、さまざまなテーマについて、サバイバー自身が経験談を投稿・共有できるサイトです。苦労や不安、解決策など、リアルな体験に基づくエピソードは、同じ境遇にある仲間にとって貴重なヒントとなるでしょう。集まった知恵は、患者支援や研究にも活用され、がんサバイバーがより良く働き続けられる社会の実現に貢献します。
詳細情報
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数