Before
役者としての「覚悟」を持てず挫折。遊び半分のフリーター生活
After
月収54万の回線営業としてチーム長を目指す
3年間の役者修行。周りとの「覚悟」の差に気づき、別の道に進むと決めた

─就職活動を始めるにあたり、どのような準備をされましたか?
「外回りの営業がしたい」と思ったのですが、そのためには車の運転免許が必要だと思いました。そこで、1月中旬から2週間ほど合宿免許に行き、免許を取得することから始めました。
転職サイトには登録していたものの、送られてくるメールを溜め込むだけであまり見ていなかったんです。でも、同い年の友人が大学で就活を始める時期になり、「学歴がないぶん、早くスキルを身につけないと置いていかれる」という焦りもあって、車の免許取得が終わったタイミングで本格的に就職活動を始めました。
- なぜ未経験から「営業職」を選んだのですか?
高校生のころから接客のアルバイトをしていて、人と話すことが好きだったからです。ファストフード店と和食料理店のアルバイトを掛け持ちしていて、対人スキルには自信がありました。周りからも「向いているよ」と言われていましたし、自分の力がどこまで通用するのか試してみたいという興味もありました。
ただ、自分一人で進めるのは不安だったので、既卒やフリーター向けの就職支援サービスである「ハタラクティブ」に登録し、プロのキャリアアドバイザーに相談しながら進めることにしました。
アドバイザーからの事前情報が安心。徹底的な面接対策で自信を磨く

- ハタラクティブを利用して、どのようなサポートが役立ちましたか?
担当のキャリアアドバイザーがとても丁寧で、LINEを通じて自分に合いそうな企業の情報を送ってくれたのがありがたかったです。
特に助かったのは、受ける企業の採用担当者の人柄や特徴を事前に教えてもらえたことです。「この会社の採用担当者はフレンドリーな方ですよ」「人柄を重視して見ていますよ」といった具体的なアドバイスをもらえたので、安心して準備ができました。
自己分析も一緒に行ってくれて、私がアルバイトで培ってきた経験をどうアピールすればいいか、納得いくまで対策に付き合ってくれました。
- 面接対策では具体的にどのようなアドバイスがありましたか?
私が長く続けてきた接客アルバイトの経験を、「継続力」としてアピールすべきだとアドバイスをもらいました。また、営業職志望ということで、接客業で培った対人能力を前面に出すのがいいと分析してくれました。
自分では気づけなかった強みを言語化してもらえたおかげで、面接でも自信を持って話すことができました。企業ごとの傾向に合わせた対策をしてくれたので、本番でも焦らずに臨むことができたと思います。
接客バイトや役者の経験が強みに。自分らしさ全開で挑んだ面接
- 実際の面接はどのような雰囲気でしたか?
今の職場の一次面接は、とてもフランクな雰囲気でした。採用担当の方がTシャツ姿で現れて、雑談に近い感じで進みました。サウナの話で盛り上がったりして(笑)。
キャリアアドバイザーから聞いていたとおり「人柄重視」の会社だったので、変に取り繕うことなく、自然体で話すことができました。二次面接の面接官は役員の方でしたが、それでもほかの企業に比べるとゆるい雰囲気でした。
- 面接ではご自身の経験をどのようにアピールしましたか?
長く続けた接客業の経験に加え、役者時代の経験も強みとしてアピールしました。「物覚えは早いです」とか、「人の顔と名前を覚えるのが得意です」といった点を伝えました。少し冗談交じりに「いろんな顔ができます」「いつでも泣けます」なんて言ったりして(笑)。
でも、そうやって自分のキャラクターや強みを出したことが、結果的にいい評価につながったのだと思います。内定をもらったときは、「進んだんだ」とホッとしましたね。
将来はチーム長を狙う!役者の卵が見つけた新しいキャリアの夢

- 現在の仕事内容と、実際に働くなかでの心境を教えてください
現在は通信回線の営業をしています。最初は電話でアポイントを取る業務からスタートし、目標を達成してからは外回りの営業に出ています。
今は毎日が充実していて楽しいです。車や電車でいろいろな地域を回りながら、休憩時間には好きな歌を歌ったり、現地の美味しいご飯を食べたり。オフィスに縛られず、自分の裁量で動ける今のスタイルは解放感がありますね。
また、頑張ったぶんだけインセンティブとして給料に反映されるので、入社数カ月で想像以上の収入を得られたときは「やってよかった!」と思いました。
- 今後のキャリアビジョンについて教えてください
今の会社では女性のチーム長がいないので、私がなりたいなと密かに狙っています。数字を出せば評価してもらえる環境なので、まずは3年くらい今の仕事をやり、自分のスキルを確実なものにしたいです。
そのうえで、将来的には扱う商材を変えたり、別の営業スタイルに挑戦したりと、可能性を広げていきたいと考えています。
読者へのメッセージ

最後に読者の方々へメッセージをお願いします
考えていてもキリがないので、少しでも興味があるなら「とりあえずやってみる」ことが大切だと思います。迷っているときって、実は心のなかでどちらかの考えに少し傾いていることが多いと思うんです。その直感を信じて突き進んでみてください。結果はあとからついてきます。
営業は数字がすべてという厳しさもありますが、そのぶん結果を出せば誰かが見てくれていますし、何より自分の成長を実感できて楽しいですよ。
Tさんのように、夢を諦めた過去や、学歴・職歴への不安があっても、「まずはやってみよう」という思いを行動に移すことで、自分らしく働ける場所は見つかります。「自分には覚悟が足りない」と責めたり、考えすぎて立ち止まってしまう必要はありません。
もし今、選択に迷っているなら、自分の心が少しでも傾いているほうを信じて行動に移してみてください。夢を追う過程やアルバイトで培った経験は、形を変えてあなたの武器になります。