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病気と闘う子どもたちが安心して学習・交流できる場を提供している団体【認定特定非営利活動法人 ポケットサポート】
更新日
はじめに
長期入院を余儀なくされている子どもは一人で過ごす時間が多いため、精神的ストレスを感じやすくなります。「自分もほかの子と同じように遊びたい!」「思いを共有できる仲間がほしい」「病気のせいで進学を諦めたくない」…。そんな子どもたちの願いを叶えるべく発足したのが、認定特定非営利活動法人ポケットサポートです。本コラムでは、同団体の活動内容の一部を紹介します。
概要
病気を抱える子どもの学習・復学・自立を支援している認定特定非営利活動法人ポケットサポート。病気によって学びの機会が失われがちな子どもや、その家族を支えるための事業を展開しています。
支援者の中には医療者や教育関係者のほか、小児期に闘病経験がある方もいます。病気療養児の気持ちに寄り添った、当事者目線の支援を行っているのが特徴です。病気の有無に関係なく、子どもたちが将来への希望を持って自分らしく過ごせる社会の実現に努めています。
事業内容
同団体は、大きく「学習・復学支援」「相互交流支援」「啓発活動・機関連携」の3つの事業を柱に活動しています。
学習・復学支援
外来通院前後や自宅療養中に利用できる学習スペース「ポケットスペース」を運営しています。スペースでは学習・復学支援が受けられるほか、同世代の子どもたちとの交流も楽しめます。学習支援を行うのは、研修やフォローアップゼミなどを受講し、病気療養児との関わり方や支援の際の心構えを習得した大学生ボランティアです。勉強を教えるだけでなく、子どもたちのよき相談相手にもなっています。
また、スペースに通うのが難しい子どものために、オンラインでの学習支援事業も展開中です。インターネットを使用し、離れた場所にいてもリアルタイムでの学習支援が行われています。より円滑なコミュニケーションを可能にするべく、2021年には360度首振りができる遠隔授業ロボットの開発に着手しました。そのほか学校行事をリアルタイムでつなげたり、インターネット環境の構築をサポートしたりと、支援内容は多岐にわたっています。
相互交流支援
孤立しがちな子どもたちのために、オンラインを中心とした交流イベントを企画・運営しています。ボードゲーム大会やクリスマス会、美術館のVR見学ツアーなど、年間を通してさまざまなイベントが開催されています。
参加者からは、「沢山の人と話すことがなかなか出来ないので沢山の人と話せてとても良かったです」といった声が寄せられています。
啓発活動・機関連携
同団体はさらに支援の輪を広げるべく、関係機関との連携強化や、啓発を目的とした講演などを積極的に行っています。2023年に実施された多職種連携フォーラムは、YouTubeでのライブ配信も実施。病気療養児に関わる全国の支援者にメッセージを発信しました。
そのほか、教育関係者や医療従事者、行政関係者、当事者家族などを対象とした、病気療養児の声をより理解するためのスキルアップ講演会なども実施しています。
詳細情報
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。