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食料支援を中心に、誰も困窮しない社会の実現を目指した活動に取り組む団体【NPO法人フードバンク仙台】
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はじめに
NPO法人フードバンク仙台は、宮城県仙台市を拠点とし、経済的にお困りの方への食料支援を中心に生活相談や貧困対策の提言、農地運営など幅広い活動を行っている団体です。 本コラムでは、同団体の活動内容について詳しくご紹介していきます。
概要
NPO法人フードバンク仙台は、コロナウイルスの感染拡大による生活困窮者が急増した2020年5月に、困窮している個人へ迅速に食料支援を行うために設立されました。社会から貧困と飢餓をなくし、社会全体の福祉の増進に貢献することを目的に活動している団体です。
企業団体および個人から、まだ安全に食べられるにもかかわらず処分される食品等の寄贈を受け、ワーキングプアやひとり親世帯、障がい者、被災者などに向けた食料支援を実施。食料支援活動を通じて、一般市民を対象とした貧困の是正、食品ロスの削減などに貢献しています。
活動内容
NPO法人フードバンク仙台が行っているメインの活動が食料支援です。 このほか、生活相談支援では生活保護の申請同行や生活困窮者の住まい確保のための支援などを、調査・政策提言では貧困・環境問題に関する世論喚起などを行っています。
食料支援
食料支援の対象は、年齢や国籍を問いません。2020年の設立当初の目的はコロナウイルスの感染拡大による生活困窮者への支援でしたが、現在は感染拡大を問わず困窮者に普遍的に食料を提供。団体設立以来、毎年約3,000世帯、延べ2万人以上に食料支援を実施してきました。
NPO法人フードバンク仙台では、仙台市内の各地にフードボックスを設置し、個人の方から食品の寄付を募っています。そのうちの一つを、農産物直売所もある複合施設「秋保ヴィレッジ・アグリエの森」に設置。契約農家の方々からも農産物を寄付いただき、食料支援に活用しているそうです。
同団体が取り組んでいるフードバンク活動には、貧困や環境などの社会問題の解決を図るという大きな意義があります。貧困をなくし命を守るために、同団体が行っている主な活動の一つです。
農地運営
食料支援の依頼者の多くが、1日3食の食事をとれておらず、物価高騰の影響で栄養のある食べ物も買えずにいます。 この状況を受け、同団体では2023年の春から野菜の生産を開始しました。同年の前期には1.5トンのじゃがいもを収穫し、2024年は人参・たまねぎ・大根なども栽培しています。今後も多様な作物の栽培や収穫した作物を構想しているそうです。 「食の質」も貧困の大きな課題と捉え、誰もが十分に栄養のある食を得られる社会づくりに取り組んでいます。
移民支援
日本には、主に中国やベトナム、ネパールなどのアジア地域から多くの留学生が来ています。その外国人留学生も、アルバイトの不当解雇や物価高騰によって生活困窮に陥っているケースが少なくありません。 NPO法人フードバンク仙台では、他団体が主催する留学生向けのフードパントリーへの食料提供や、生活/労働相談、交流イベントなどを実施。社会の仕組みによって貧困や労働問題を抱えやすい外国人留学生の支援にも力を注いでいます。
利用者の声
NPO法人フードバンク仙台より支援を受けた方の声を、一部抜粋してご紹介します。
「収入が減り、光熱費を支払うのがやっとな状況の時に、たくさんの食料を送っていただいて助かりました。子供達が喜ぶお菓子もたくさん入っていて、子供達が喜んでいる姿を見れて安心しました。ありがとうございました。」
「私は学生なのですが、新型コロナウイルスの影響もあってアルバイトがあまりできず、仕送りも少なくなってしまい、困っていたところ食料支援をお願いしました。この暖かい支援に感動しました。将来社会人になったときに恩返しできるよう、日々勉学に励んでいきたいと思います。ありがとうございました」
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