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すべての人に健康を!住民主体の支援で途上国の健康増進に貢献している団体【(認定)特定非営利活動法人ISAPH(アイサップ)】
公開日

はじめに
紛争や災害、医療体制の不備…。
開発途上国では、病院を受診すれば避けられたような病気やケガなどの様々な理由で人々の健康が脅かされている現実があります。しかしどんな環境においても、健康について学び行動を変えていく意識があれば、状況は改善に向かうのではないでしょうか。
そんな住民主体の健康増進を支援しているのが、本コラムで紹介する特定非営利活動法人ISAPH(アイサップ)です。
概要
2004年に設立された特定非営利活動法人ISAPH。ラオスやマラウイといった開発途上国において、保健医療の向上や地域開発につながる活動を行っています。
同団体が心がけるのは、地域住民の生活に寄り添ったサスティナブルな支援です。
地域住民が自らの力で健康を手にして未来を切り開いていけるよう、ともに考え、ともに活動する姿勢を大切にしています。
活動内容
ラオス:母子保健活動(アウトリーチ)
農村部における母子保健サービスの利用促進事業です。
ラオスでは健康への認識の低さやインフラの未整備などが原因で、多くの住民が十分な母子保健サービスを受けられていません。その結果、多くの妊産婦や乳幼児が命の危険にさらされています。また、農村では自給自足の生活であることからバランスのよい食事を摂れず、脳の発達や身体の成長を妨げられた子どももあとを絶ちません。
そこで同団体は現地の保健局の協力のもと、母子保健・栄養改善に携わる人材育成・強化および、産前・産後健診や予防接種、健康教育といったアウトリーチ活動を実施。母親と子どもの健康状態の改善に努めています。
医療従事者主導ではなく、住民が主体となって健康増進活動を行える環境を構築し、住民の健康増進に貢献しています。
ラオス:食用昆虫養殖事業
ラオスの大切な食文化である昆虫食に経済的な自立支援の可能性を見出した同団体は、食用昆虫養殖事業を推進。養殖技術の指導や販路開拓の支援などを行っています。農家が昆虫を養殖・販売することで、安定した収入源を確保できるような仕組みづくりに努めています。この事業は食料安全保障の向上だけでなく、栄養バランスの改善にもつながると期待されています。
マラウイ:健康教育及び調理実習
地域住民の栄養改善を目的とした健康教育や調理実習を実施しています。
マラウイではトウモロコシの粉を練ったシマという主食と少しのおかずのみという食生活のため、栄養が偏りがちです。国の保健調査によると、約4割の子どもが低栄養であることがわかりました。そこで同団体は、村で栽培可能な農作物を活用した、多様なレシピの提案を行っています。管理栄養士やスタッフが監修した栄養バランスの良いレシピ動画も用意され、参加者は自分の作りたい料理を作ることができます。毎月定期的に開催される調理実習は、参加者それぞれが材料を持ち寄り、住民主体で実施されているのが特徴です。学んだ料理を住民自らが家庭で実践することで、持続的な栄養改善効果が期待されています。
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