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開発途上国の子どもたちと先進国の人々が同時に健康になれるよう尽力する団体【特定非営利活動法人 TABLE FOR TWO International】
公開日

はじめに
世界では、食の不均衡が深刻化しており、世界の11人に1人が飢餓状態にある一方で、2.5人に1人が肥満に悩まされています。特に東アフリカでは、約3人に1人が栄養不足という深刻な状況です。かつて先進国のみの問題だった肥満も、今では開発途上国でも増加傾向にあります。この問題に取り組んでいるのが、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalです。
本コラムでは、同団体の活動について詳しくご紹介します。
概要
世界規模で起きている食の不均衡を解消し、 開発途上国と先進国双方の人々の健康を同時に改善することをミッションとしている同団体。2007年の創設以来、国内外で幅広い活動を展開しています。
団体名にも掲げているTABLE FOR TWO(TFT)プログラムは、「先進国で1食とるごとに開発途上国に1食が贈られる」という仕組みです。カロリーを抑えた定食やTFT対象商品を購入すると、代金のうち20円が寄付となり開発途上国の子どもに学校給食費1食分を届けることができます。TABLE FOR TWO=2人の食卓という意味の通り、先進国と開発途上国、2つの食卓を繋いでいます。
支援内容
「食」を通じて世界の食料・健康問題の解決に取り組む同団体。先進国では健康的な食生活を推奨しながら開発途上国では学校給食支援および菜園支援を行っています。前述の「TFTプログラム」や誰でも気軽に参加できる「おにぎりアクション」など、その活動は多岐にわたります。
おにぎりアクション
「おにぎりアクション」とは、SNSや特設サイトにおにぎりの写真を投稿することで、アフリカ・アジアの子どもたちに給食を届ける取り組みです。毎年、10月16日の「世界食料デー」に合わせて実施されており、1枚の投稿につき、給食5食分の寄付に繋がります。
この活動の大きな特徴は、写真投稿というシンプルな参加方法。「おにぎり」の写真をSNSや特設サイトに投稿するだけで、手軽に社会貢献へ参画できるシステムです。取り組みの趣旨に賛同する協賛企業各社による独自の取り組みも展開され、活動の広がりを後押ししています。
2015年にスタートした「おにぎりアクション」は、多くの人々が参加しやすい仕組みと、NPOや企業、自治体との連携により、その輪を大きく広げています。
給食支援
同団体は、開発途上国の子どもたちに学校給食を届けることで、貧困からの脱却を目指す活動も展開しています。単に空腹を満たすだけでなく、給食があることで子どもたちは初めて学校へ通うきっかけを得て、学習にも集中できるようになります。
東アフリカのルワンダ・バンダ村は、国内でも特に貧困率が高く、以前は5人に1人の子どもが5歳までに命を落としていました。この活動により、今では2,400人の子どもたちが温かい給食を食べられるようになり、その効果は栄養状態の改善だけでなく、教育の機会にも繋がっています。子どもたちの出席率は60%台から100%近くに向上し、学業成績も向上しました。1食の給食は、子どもたちの健康状態を改善するだけでなく、教育の機会に繋がり、貧困から脱却する一助となっています。
詳細情報
特定非営利活動法人 TABLE FOR TWO International
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