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伴走支援に力を注ぎ、おとなのひきこもりご本人とご家族の状態に応じた個別支援を実施【非営利型一般社団法人マノ・ア・マノ】
更新日
はじめに
大阪府に拠点を構え、大阪市全域や北摂地域、兵庫県の一部地域を対象に活動を行っている非営利型一般社団法人マノ・ア・マノ。本記事では、同団体の活動内容について詳しくご紹介していきます。
概要
非営利型一般社団法人マノ・ア・マノは、おとなのひきこもりでお悩みの16歳から大人までの方と、そのご家族の方をサポートしています。その方にあった「第一歩・きっかけつくり」を最も大切に考えております。
不登校支援は支援団体や活動者も比較的に多い一方で、おとなのひきこもりに対する支援は極端に相談先が少ないことから、学生だけでなく大人も対象に入れて活動しています。
同団体では、居場所や相談にご本人が行けないからこそ、家族だけでなく第三者との関わりが重要だと認識。「伴走支援」を活動の柱とし、待つだけ、聴くだけの支援にならないよう、ご家族との信頼関係を基盤に次のステップを目指せる支援に力を注いでいます。
ひきこもりの背景は人によって異なり、一つとして同じ状況がないことに同団体は着目。スペイン語の「一対一」に由来する「マノ・ア・マノ」を団体名に名付け、会員制にてご本人やご家族の状況に応じた個別対応を行っています。
同団体の代表理事である村上邦男氏も、ひきこもり状態のお子さまと4年間を過ごした経験を持ちます。その経験のなかで感じたことや気づきを活かしたいとの思いから、ひきこもり支援やカウンセリング方法などを学び、2020年9月に団体の立ち上げに至りました。
ひきこもり家族の経験者として、同じ気持ちで支援活動を行うことを大切にしています。活動は多くのボランティアや、地域の協力者の関わりを通じて、人との交流を大切に進めてます。
活動紹介
非営利型一般社団法人マノ・ア・マノが行っている活動内容の一部を、以下でご紹介します。
オンライン交流プログラム
人と話す機会が少なく、自分の気持ちを伝えることから始めたい方、直接会うことが不安な方を対象としたオンライン交流会です。訪問・外出同行の前段階として、気軽に誰かと話してみたいときにも利用できます。
対象は、同団体の会員様限定。予約制にて交流の日時を決定します。自宅訪問での交流(わかり合う)や、ひとりでは不安な外出の同行などの、大切な次の一歩に繋げていきます。
「働く・ミニ体験」プログラム
アルバイトを始める前に最適な、働くことのミニ体験プログラムです。体験内容の例は、町の喫茶店でのコーヒーづくりや、飲食店での仕込み作業、身体を使った荷物運びなど。一日3時間からの体験や、無理せず一回限りの体験、週に一回などの体験継続が可能です。
同団体に連絡後、利用者の方の希望と体験に協力してくれる職場をマッチング。当日はご自身のペースで無理なく体験を行い、体験後は体験内容のことや将来のことを振り返ります。
「家族支援」プログラム
3ヶ月に一回程度のペースで、定例家族会「ひとりよりふたり」を開催しています。次の一歩につながるための話し合い、経験者の声を聴くこと、同じ環境にある参加者同士の交流などを目的としたプログラムです。
参加費は無料で、同日の個別相談にも対応しています。
詳細情報
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。