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食品を受け取りたい人と支援したい人をつなぐ。フードセーフティネットを創る団体【認定NPO法人 セカンドハーベスト・ジャパン】
更新日
はじめに
フードセーフティネットの構築に取り組む、認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン。日本初のフードバンクとして、多彩な食の支援活動に取り組んでいます。
本コラムでは、その活動内容についてご紹介します。
概要
認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパンは、企業や個人から寄贈された安全な食品を、必要とする人々や団体に無償で提供しています。生活困窮者や福祉団体への支援や被災地支援など、幅広い食の支援活動を展開。「すべての人に、食べ物を。」をミッションに掲げ、日々尽力しています。
活動内容
同団体は、4つのプログラムを軸に活動を行っています。加えて、災害発生時には被災地支援にも取り組んでいます。
キッチン
調理ができない、調理器具がない等の事情を持つ人のために、寄付された食品を調理し、すぐに食べられるお弁当等を配付しています。
フードパントリー
必要とする人々が、必要な時に食品を受け取ることができる食の拠点。同団体では、行政や社会福祉協議会、NPOなどさまざまな機関と連携してフードパントリーの普及に取り組んでいます。
marugohan(まるごはん)
セカンドハーベスト・ジャパン直営のフードパントリーです。並べられた食品から必要な食品を選べるショッピングスタイルを採用した緊急食料支援を実施しています。主食となる米、パン、パスタ類や冷蔵・冷凍食品なども提供しています。
沖縄フードパントリープロジェクト
地元の団体と連携し、沖縄県内でのフードパントリー活動を展開。食の支援ニーズが高い沖縄において、定期的、かつ継続的にフードパントリー活動を実施することを目的としています。
フードバンク活動
同団体の各プログラムの基盤となる活動です。企業などから大口で寄贈してもらった食品を安全に管理保管し、食支援をするNPOや福祉施設、教会、パントリー団体などへ中間支援しています。ここで集めた食品は、同団体が行うキッチン、フードパントリーなどのプログラムでも利用されます。
政策提言と発展
日本初のフードバンクとして、フードセーフティネットの構築を推進してきた同団体。行政とも連携して、フードバンクの普及と発展のため、フードバンクに関する研究調査や講演、シンポジウム開催などを行っています。
被災地支援
災害対応や復興支援に、いち早く対応している同団体。過去に培ってきた経験を活かし、被災地での食支援を行っています。2024年1月に発災した石川県能登半島地震では、直後に現地入りして、地元団体と共に被災者に向けた炊き出しを実施しました。また、需要が高い食品の詰め合わせを無料提供する「食料応援パッケージ」プロジェクトも展開。被災地に寄り添った支援を継続しています。
利用者の声
実際に支援を受けた方の声を、一部ご紹介します。
「コロナ禍、転職故の生活困窮の中、支援いただき誠にありがとうございます。転職まで栄養をきちんと取り続けられるか不安でしたので安心させていただきました。本当にありがとうございます。」
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。