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人為的事故による野生傷病鳥獣の救護に力を注ぐ団体
はじめに
NPO法人ジャパンワイルドライフセンター(JWC)は、傷病野生鳥獣の救護活動および啓蒙活動を行っている団体です。
同団体の活動は、先代代表である故 佐草一優氏(JWC付属のづた動物病院名誉院長)が、1988年に同団体の前身となる「野生動物調査室」を開設したことからスタートしました。
その後、1990年に任意団体を設立し、2007年にNPO法人ジャパンワイルドライフセンターとして新たなスタートを切りました。
本コラムでは、同団体の活動内容についてご紹介していきます。
概要
NPO法人ジャパンワイルドライフセンター(JWC)は、活動に賛同いただける方からの寄付や会費をもとに、傷病野生鳥獣の保護からリリースに至るまでの飼養や治療、リハビリなどを行っています。
日本国内の傷病野生鳥獣の救護に重きを置き、活動している団体です。
活動内容
NPO法人ジャパンワイルドライフセンター(JWC)では、提携するのづた動物病院から搬送されてくる傷病野生鳥獣の種類や症状に応じて、365日体制で治療やリハビリを行っています。
また、SNSやイベント、講演会などの活動を通じて、保護している動物たちの様子や日本の野生動物が置かれている現状と正しい共存の在り方を伝えています。
野生動物の救護事業
2014年に設立された同団体の施設、さとやま保護センターでは、多い時で年間50件以上の傷病野生鳥獣の治療・リハビリを行っています。
野生動物は人の手によって保護される時点で重篤な症状であることが多く、残念ながら亡くなってしまうケースも多くありますが、毎年4割ほどの動物は回復し、野生復帰が叶っています。
運ばれてくる動物は種も症状も性格もそれぞれ異なる為、一頭一頭、一羽一羽と向き合いながら、治療方針や飛行訓練・採餌訓練といったリハビリも行い、より万全な状態で元の居場所へ帰せるように日々邁進しています。
同団体が野生動物の救護活動を行う際に心掛けているのは、自然の摂理を理解したうえで、命をつなぐために常に最善を尽くすこと。交通事故をはじめ人為的な事故で傷付く動物たちの救護によって、彼らの生態を知り、できる手立てや正しい関わり方についても伝えてこのような事故を少しでも減らせるように尽力しています。
同団体の事務局やさとやま保護センターの所在地は、町田市を含む多摩地域。東京都内でも多くの自然が残り、人々と野生動物の共存が比較的多く見られる地域です。
今後、同団体では救護事業のほかに地域のイベントへの参加、学校での講話や施設見学の受け入れなども積極的に行い、野生動物に関する啓発活動にもより一層力を注いでいく予定です。また、日本の生態系の貴重さを多くの皆様に体感していただけるよう、里山の動物たちを中心とした野生動物の救護園の開設も視野に入れて活動を行っています。
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