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カンボジアの地雷・不発弾処理を進め、地域復興と平和構築を応援する団体
はじめに
カンボジアには、内戦によって埋められた400万~600万個の地雷が、現在もなお残存しています。この地雷や不発弾を除去し、地域に暮らす人々の生活の復興を目指しているのが、認定NPO法人国際地雷処理・地域復興支援の会(IMCCD)です。
本コラムでは、同団体について詳しくご紹介します。
概要
認定NPO法人国際地雷処理・地域復興支援の会(IMCCD)は2011年に設立されました。カンボジア・バッタンバン州タサエン村で地雷除去活動を中心に活動しています。同団体は、住民自身が地雷除去を行う「住民参加型地雷除去」を推進。これは、元自衛官の地雷処理専門家・高山良二氏が村人に技術指導を行い、地雷による被害の根絶や貧困の解消、地域の復興を目指すものです。地雷除去活動と並行して、井戸や学校の建設、日本語学校の運営、車いすの寄贈など、多岐にわたる地域復興支援も展開しています。さらに、キャッサバ芋、マンゴー、ジャスミン米を使った焼酎による地場産業の育成や、留学生支援といった自立支援活動も積極的に行い、地雷問題の解決と地域住民の自立に向けた包括的な支援へ繋げています。
活動内容
地雷処理・不発弾処理活動
現地住民の地雷探査員による地雷処理活動を推進している同団体。カンボジアの政府機関であるCMAC(カンボジア地雷対策センター)と連携して、対人地雷・対戦車地雷・不発弾を処理しています。2011年から始めたこの活動により、636ヘクタール(東京ドーム136個分)の地雷原を安全な土地へと再生させました。地雷処理では、現地住民に処理技術を伝え、自ら参加できるよう指導。地域の雇用に繋げ、地域復興への道を切り拓いています。
タサエン村への訪問者受け入れ
同団体では、国内外からタサエン村への訪問者を受け入れています。地雷処理の現場や日本語学校の見学などを行い、タサエン村との交流へ結びつけています。
日本国内での講演活動
カンボジアでの地雷処理活動に関する講演を日本国内各地で行っています。企業や学校、イベントなどで、平和啓発活動の一環として、カンボジアでの経験を多くの人々へ届けています。
寄贈による活動
同団体では、日本国内の多くの方から支援を受け、毎年継続して数基の井戸掘削も行っています。また、学校建設や物品の寄贈など活動は多岐にわたります。井戸の管理や周辺環境整備を建設地域の住人に指導をすることで、長く活用しながら自立に向けた包括的な支援に尽力しています。
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