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履歴書に高校中退歴を書くコツは?理由別の不利にならない書き方を解説
この記事のまとめ
- 履歴書の学歴欄には、「いつ中退したか」「どの学校を中退したか」を書こう
- 履歴書に高校の中退理由を書くときは、「家庭の事情のため」「進路変更のため」など簡潔にまとめる
- ネガティブな中退理由のときは「一身上の都合により退学」と濁したり、「中途退学」とだけ書いたりしてもOK
- 面接で高校中退について質問されたら、中退後の取り組みや反省などを交えて前向きに伝えよう
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高校中退歴がある方のなかには、「履歴書に中退したことはどう書けば良い?」「理由は書くべき?」といった疑問をおもちの方もいるでしょう。履歴書の学歴欄に書かなければいけないのは、中退したタイミングとどの学校を中退したかです。中退理由を書くことは義務ではないものの、理由によっては書いておくことで採用担当者の理解を得やすくなる場合があります。
このコラムでは、履歴書への高校中退歴の書き方について、実例を交えて分かりやすくまとめました。また、中退理由の書き方や面接での説明方法についても、コラム内で大学中退歴の書き方や説明方法を確認したり、必要に応じてプロのサポートを受けられるエージェントを活用したりしながら、不安を解消して就職活動を進めましょう。
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履歴書での高校中退歴の書き方は?基本的な書き方を紹介
高校を中退したことを履歴書に書くときは、「いつ中退したか」「どの学校を中退したか」を明確に示す必要があります。ここでは、高校中退歴の基本的な書き方をご紹介。「中退後に別の高校に編入した場合」「高卒資格を得た場合」などの書き方を実例を交えて、分かりやすく解説します。
高校を中退した場合
高校を中退した場合は、以下の例を参考にしてみてください。
高校の名前だけでなく、「普通科」「商業科」のように専攻している科まで書きましょう。採用担当者が読みやすいように、学校名と専攻科、「中途退学」の間にはスペースを空けておくのがおすすめです。
高校を中退する予定の場合
履歴書を提出する段階ではまだ高校に在籍している場合は、中退する予定であることが分かるように書きます。
「年」「月」欄には、中退を予定している年月を記載しましょう。
中退後に別の高校に編入した場合
中退後に別の高校に編入したときは、どちらの高校の情報もしっかり記載する必要があります。
中退後の空白期間を経て、別の学校への入学を決めた場合は「編入学」です。一校目の在籍期間と二校目に編入するタイミングなどが分かるように書きましょう。
なお、在学中に次の学校を決め、一校目の高校を辞めずに次の学校に移る場合は、「転入学」となり、履歴書には以下のように書きます。
転入の場合は、一校目について「中途中退」としない点に注意が必要です。
中退後に高卒認定試験を受けて高卒資格を得た場合
高校中退後に高卒試験を受けて高卒資格を得た場合は、その旨を学歴欄に記載しても問題ありません。
「高卒資格があること」と「最終学歴が高卒であること」は厳密には異なるものの、資格を取ったことを示せば高卒レベルの学力があることをアピールできます。
履歴書には「中退」と「退学」どちらで書くべき?
履歴書に中退歴を書くときは、省略せず「中途退学」と書きましょう。公的書類である履歴書で「中退」「退学」と書くと、採用担当者に「書類の書き方がなっていない」という印象を与えてしまう恐れがあります。
なお、「中退」と「中退」はどちらも、学校を卒業せずに途中で辞めることを指す言葉です。ただし、中退は「自分の意思で辞めること」、中退は「規律違反や問題行為などで強制的に辞めさせられること」と使い分けられることもあります。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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【ケース別】履歴書で高校中退理由を説明するときの書き方
高校を中退した理由について履歴書に書くときは、できるだけシンプルに理由だけを記載するのが基本です。「あれも説明したい」「これも知っておいてもらいたい」と書きたくなってしまうかもしれませんが、読みやすさを考慮して1行程度に収めるようにしましょう。
ここでは、履歴書での高校中退理由の書き方について、実例を交えて解説します。
やむを得ない事情の場合
やむを得ない事情の場合は、一言理由を付け加えておくことで採用担当者の理解を得やすくなります。
理由はかっこ書きで、上記のように簡潔に述べれば問題ありません。
また、病気療養や介護などの事情で中退しているものの、現在は問題なく働けることを示したいときは、以下のように補足するのも手です。
書類選考の段階で事情を簡単に伝えておくことで、採用担当者の「問題なく働いてくれそう」という安心感にもつながるでしょう。
前向きな理由の場合
前向きな理由で高校を中退した場合も、以下の例のようにそのまま伝えて問題ありません。
やりたいことや目標があって中退を選んだことが分かれば、採用担当者の理解を得やすいでしょう。また、中退後の経験を活かせる仕事に挑戦する場合は、「どんな経験を積んだのか話を聞いてみたい」というプラス評価につながる可能性もあります。
ネガティブな理由の場合
「勉強についていけなかった」「人間関係のトラブルがあった」などネガティブな理由で高校を中退した場合、中退理由を履歴書に無理に書く必要はありません。
履歴書では限られた文字数で学歴について説明する必要があり、中退に至った背景や中退後の取り組みを詳しく説明するのは難しいといえます。そのため、ネガティブな理由だけを記載した状態だと、採用担当者に「仕事は続けられるのか」「忍耐力がないのでは」など懸念を抱かれる恐れがあるでしょう。
ネガティブな理由は明記せず、面接で聞かれた際に説明するのがおすすめです。面接での回答例はこのコラムの後半で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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履歴書に高校中退歴を書くときの注意点
履歴書に高校中退歴を書くときの注意点は、「学歴をごまかさない」「中退理由は必ず書かなくてはいけないわけではない」などです。履歴書は自分の個人情報を示す公的書類であると同時に、選考の第一歩でもあります。注意点を抑えて、不利にならない履歴書を作成しましょう。
中退歴は正直に書く
高校中退歴がある場合は、履歴書に正直に書きましょう。「高校を卒業したことにする」「進学したことを隠して中卒として就活する」など学歴を偽るのは、学歴詐称です。万が一発覚すると内定が取り消されたり、入社後の場合は何らかの処分が下ったりする恐れがあります。
なかには、「中退歴は不利になるのでは?」と不安を感じる方もいるでしょう。しかし、「中退歴がある=就職できない」というわけではありません。学歴不問やポテンシャル重視の仕事なら、人柄や意欲を評価してもらえる可能性は十分にあります。隠すのではなく正直に伝えることで、誠実な人柄をアピールできるチャンスにもなるといえるでしょう。
中退理由は無理に書かなくても良い
高校の中退理由は、無理に書く必要はありません。履歴書では、中退した経歴を正しく伝えられれば問題ないためです。中退理由を書類に書きたくない場合は「一身上の都合により中途退学」と濁すほかに、「中途中退」とだけ書いておく方法もあります。
履歴書のマナーを守って書くことも大切
学歴欄に限らず、履歴書を書くときは基本的なマナーを守ることも大切です。正しい履歴書を書くために知っておきたいマナーとしては、以下のようなものがあります。
- ・誤字脱字をしない
- ・修正テープや修正液を使わない
- ・鉛筆や消えるペンなどは使わず、黒いボールペンで書く
- ・履歴書のなかで和暦か西暦かを統一する
- ・空欄をつくらない
- ・丁寧に書く
マナーを守れていない履歴書だと、採用担当者に「文書作成能力がない」「社会人としてのマナーがなっていない」などマイナスイメージを抱かれかねません。上記のマナーを意識し、読みやすさを重視して履歴書を作成しましょう。
なお、履歴書の作成に不安があるならパソコンを利用して履歴書を作ったり、ハローワークや就職エージェントのサポートを受けたりするのがおすすめ。パソコンなら漢字や文章のミスをすぐ修正でき、スムーズに作成できるでしょう。
エージェントではマナーだけでなく、志望動機や自己PRの効果的な書き方も教えてもらえます。基本を抑えたうえで、魅力的な履歴書を作成することが可能なので、ぜひ相談してください。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
面接で高校の中退理由を聞かれたときの回答例
面接で高校中退歴について聞かれたときは、中退理由や中退後の取り組みなどについて、できるだけ前向きに伝えるのがコツです。ここでは、面接での中退理由の説明方法について、例文をもとに解説します。「どう答えたら良い?」「うまい説明が思いつかない」という悩みがある場合は、この項を参考に自分なりの回答を考えてみましょう。
やむを得ない事情の場合
やむを得ない事情で中退した場合は、中退理由とともに中退後の取り組みや、現在は解決していることなどを伝えましょう。
家庭の事情
家庭の事情で高校を中退したことを説明するときは、以下の例文を参考にしてみてください。
母の病気が発覚し、経済的な事情から高校を中退しました。中退後はアパレルショップのアルバイトで家計を支えつつ、接客スキルを磨いたり店舗経営の勉強をしたりしています。
中退理由を細かく説明する必要はないものの、要点を簡潔に述べるのがおすすめです。履歴書に書ききれなかった背景を補足することで、「なぜ中退したのか」という採用担当者の疑問や不安を解消できるでしょう。
病気
病気療養のために中退した場合の例文は、以下のとおりです。
病気のために通学が困難になり、高校を中退しました。中退して治療した結果完治し、フルタイムで問題なく働けます。治療中は平行して勉強を続け、独学で高卒認定試験に合格しました。現在は就職に向けて、プログラミング言語について勉強しています。
病気やケガが理由の場合、採用担当者は「正社員として問題なく働けるのか」を不安視しています。そのため、履歴書と同様に面接でも「現在は問題なく働ける」旨を伝えるのがおすすめです。
また、アルバイトや資格取得など、就職活動でアピールできそうな取り組みがあれば簡単に説明しましょう。逆境を乗り越えようとする精神的なタフさや意欲は、就職活動において大きなアピールポイントになります。
前向きな理由の場合
前向きな理由で中退したときは、自分なりの目的があったことをきちんと伝えることが大切です。
進路変更のため
以下は、進路変更を理由に高校を中退する場合の例文です。
大工をしている父に憧れ、高校で学ぶよりも就職して実践的なスキルを身につけたいと思い高校中退を決意しました。放課後や休日に父に教わり、木材や工具、工法についての基礎的な知識はすでに習得しています。
進路変更や留学など前向きな理由の場合は、ただ「やりたいことがあった」と伝えるだけではなく、「目標に向かってどんな努力をしたのか」を分かりやすく示すことが大切です。行動が伴っていないと、採用担当者から「口だけなのでは」「説得力がない」と思われてしまうこともあるため、具体的な取り組みをしっかり説明しましょう。
ネガティブな理由の場合
履歴書にはネガティブな理由は書かなくて良いものの、面接では「なぜ中退したのか」を深掘りして質問される可能性があります。そのため、面接に向けて中退について前向きに説明できるよう、事前に理由や中退後の行動など伝えたいことをまとめておくのがおすすめ。中退した背景や今後の展望などを合わせて伝えることで、評価につながる可能性もあります。
学校環境になじめなかった
学校環境になじめず高校を中退した場合は、以下のように説明しましょう。
学校の環境になじめず、思うように勉強に集中できなかったため高校を中退しました。中退後は自分に自信がもてなかったのですが、同じような悩みをもつ人との交流会に参加したことで悩みと向き合うことができ、「自分も困っている人を助けたい」と思うようになりました。この経験を活かし、利用者の方に寄り添える介護職を目指したいと考えております。
ポイントは、中退を経験したことで得た学びを前向きに伝えようとすることです。
先述したように、採用担当者は中退歴のある応募者について、「仕事もすぐ辞めてしまうのでは」という不安を抱いています。しかし、ネガティブな経験を糧にして成長したことや、就職への意欲が芽生えたことをアピールすることで、「挫折を乗り越えられる人材」という評価を得られる可能性があるでしょう。
人間関係のトラブルがあった
以下は、人間関係のトラブルが原因で高校を中退した場合の例文です。
学校での人間関係をうまく構築できず、高校を中退しました。中退後は自分から積極的にコミュニケーションを取れなかったことを反省し、コミュニケーションスキルを高めるための講座を受けたり、飲食店でアルバイトをしたりして人と関わる経験を積んでいます。
ネガティブな中退理由のときは、理由と同時に反省していることを示すのも手です。このときのポイントは、反省を次の行動に活かしていると伝えること。反省を活かして成長しようとする姿勢や、実際に行動に移している積極性を示すことで、中退に対するマイナスイメージを払拭できる可能性があります。
まとめ
履歴書に高校中退歴を書くときは、「いつ」「どの学校を中退したか」が分かるように書けば問題ありません。理由は必ずしも書かなければいけないわけではなく、「やむを得ない事情や前向きな理由なら書く」「ネガティブな理由や中退理由を言いたくないときは書かない」というように、状況に応じて使い分けるのが望ましいでしょう。
高校中退歴の正しい書き方を知ることで、より就職・転職活動をスムーズに進められます。ただし、なかには「中退歴があって就職活動が不安…」「書き方は分かったけど書類作成や選考対策に自信がない」と感じている方もいるでしょう。そのような場合は、就職・転職のプロであるエージェントに相談するのがおすすめです。プロの視点から、不安の多い就職・転職活動をしっかりサポートしてくれます。
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その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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