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海洋ゴミを唯一無二のアートに!美しい海を未来に残すべく活動している団体【 NPO法人日本渚の美術協会】
更新日
はじめに
近年、海に流出するゴミの量が増え続けているのをご存知でしょうか?世界のゴミの重さは、2050年までに魚の重さを上回るともいわれています。
海洋ゴミ問題を少しでも多くの人に知ってもらうべくユニークな活動を行っているのが、NPO法人日本渚の美術協会です。
本コラムでは、同団体の活動の一端を紹介していきます。
概要
東京都杉並区を拠点に活動するNPO法人日本渚の美術協会。海岸漂着物を「海からの贈り物」と捉えてアート作品にすることで、海洋美化啓発活動につなげています。
同団体が目指すのは、ゴミをポイ捨てしない仲間を増やし、美しい海を未来に残すこと。
できた作品の数だけ海がきれいになる、そんな想いを胸に活動を続けています。
活動内容
同団体は、楽しみながら環境問題について考え行動するきっかけを人々に提供しています。主な活動内容は下記の通りです。
ビーチクリエーション
ビーチクリエーションとは、「ビーチクリーン」と「レクリエーション」を組み合わせて作った造語です。
海浜清掃で収集したゴミは各自治体の回収ルートにのせて、アート創作に使えそうな漂着物を「海からの贈り物」として持ち帰ります。海岸清掃が楽しい宝探しに変わり、
宝探しのついでにゴミ拾い、ひいては環境問題に取り組める、ユニークな活動です。
シーボーンアート
海岸美化活動で集めた「海からの贈り物」で、アート作品を創作する活動です。ゴミとして捨てられるはずだった漂着物を、参加者の手によって世界に一つだけの作品へと生まれ変わらせています。シーグラスアートやステンド技法アート、貝殻アートなど、その種類は多種多様です。
なお、シーボーンアートという名は、「海から生まれた美術」という意味を込め、同団体が名付けました。
海洋ゴミの中でも特に深刻なのが、マイクロプラスチックです。海洋ゴミの約6割を占めるプラスチックは細かく砕けてマイクロプラスチックに変わり収集が困難なうえなかなか分解されないため、多くの生物被害や環境汚染を引き起こしています。同団体はマイクロプラスチックを使ったアート作品づくりや体験教室などを通し、この問題について考える機会を創出しています。
シーボーンアート展
全国各地で、素敵なアート作品に生まれ変わったシーボーンアートを展示公開しています。この、「拾う」~「作る」~「見せる」の一連の活動を通し海洋ごみ問題の深刻さや、美しい自然を守る大切さを伝えています。
企業・団体のCSR活動
企業や団体のCSR活動を支援する取り組みです。各団体の都合や予算に合わせ、オリジナルのビーチクリエーションやシーボーンアート教室、シーボーンアート展示などを提案・運営しています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。