専門学校中退後の進路は?就職・再進学の選択肢と履歴書の書き方専門学校中退後の進路は?就職・再進学の選択肢と履歴書の書き方
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専門学校を中退しても、就職・再進学・アルバイトで働く進路などを選べる!
専門学校を中退した後の進路にお悩みの方もいるでしょう。専門学校を中退しても、就職して正社員を目指す道も、学び直す道も選べます。
このコラムでは、専門学校中退後に選べる4つの進路とそのメリット・デメリットを解説します。正社員を目指す際の履歴書の書き方や役立つ就職支援サービスも紹介するので、ぜひご活用ください。
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専門学校を中退したらどうなる?まず知ってほしいこと
専門学校を中退した場合に選べる進路は大きく分けて4つです。まずは現状を正しく把握したうえで、1人で疑問や悩みを抱えずに周囲へ相談しながら自分が選べる進路を整理してみましょう。
専門学校中退後に選べる4つの進路
専門学校を中退した後に選べる道は、大きく4つあります。
- ・就職して正社員になる
- ・別の専門学校へ入学する
- ・大学・通信制大学へ入学する
- ・アルバイトで働きながら次の道を考える
こんな人におすすめ
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
どの進路が適しているかは状況や今後の目的によって異なります。決定を焦る必要はありませんが、空白期間が長期化するほど次の一歩を踏み出しにくくなる可能性があるでしょう。
まずは自身がどのような方向に進みたいか、大まかにイメージしてみることから始めてみてください。
一人で悩まずに周囲に相談してみよう
一人で悩み続けるより、誰かに話してみるほうが状況を整理しやすくなります。まずは今後の生活や金銭面の方針を共有するため、家族や親へ現状を伝えましょう。同様の状況を経験している身近な人に相談するのも有効な手段です。
また、専門学校中退後の就職活動に関しては、わかものハローワーク等の若年層を対象とした公的窓口や、20代の就職支援に特化した民間のキャリアアドバイザーなどに相談する方法もあります。就職支援のプロから客観的な意見を得ることで、より現実的な進路をイメージしやすくなるでしょう。
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専門学校の中退率と主な理由
ここでは、専門学校の中退率やどのような理由で退学する道を選んでいる傾向があるのか、文部科学省のデータをもとに紹介します。
中退するのは、決して特別なことではありません。まずは数字とデータから、客観的に状況を把握しておきましょう。
専門学校生の中退率
文部科学省の「令和6年度 専門学校生の中途退学者・休学者数等の調査結果」によると、2024年度の専門学校の中退者2万8,450人で、中退率は6.05%でした。専門学校に在籍している人の約16人に1人が中退している計算になります。毎年一定数の人が中退しており、自分だけが特別な状況にあるわけではありません。
主な中退理由
同資料によると、専門学校生の主な中退理由の上位3つは、「学生生活不適応・修学意欲低下(25%)」「心神耗弱・疾患(12.6%)」「就業・起業等(12.5%)」でした。
専門学校を中退するきっかけはさまざまです。いずれのケースにおいても、中退した事実だけでその後のキャリアがすべて決まるわけではありません。
中退に至るまでの経験を次の進路を選択するうえでの一つの判断材料として、前向きに捉えることが大切です。
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【進路別】専門学校中退後のメリット・デメリット
専門学校中退後に選べる4つの進路は、それぞれメリット・デメリットが異なります。長期的な視点で自身の将来のキャリアプランに合うかどうかを見極め、どの道を選ぶかを考えてみてください。
| 進路 | メリット | デメリット |
|---|
| 就職して正社員になる | 安定した収入を得ながら、正社員の職歴を築ける | 選考で中退歴に対する短期離職の懸念を払拭するための説明が必要 |
|---|
| 別の専門学校へ入学する | 新たな専門スキルや資格を習得できる | 新たに入学金や学費がかかり、金銭面の負担がある |
|---|
| 大学・通信制大学へ入学する | 将来的に「大卒以上」が条件の求人にも挑戦できるようになる | 中退時期によっては原則編入できず、1年次からの入学になり学費もかかる |
|---|
アルバイトで働きながら
次の道を考える | 当面の生活費を稼ぎながら、本当にやりたい仕事を探せる | フリーター期間が長期化するほど正社員就職が難しくなる |
|---|
1.就職して正社員になる
専門学校中退後に正社員として就職できるチャンスは十分にあります。専門学校中退者の年齢層にあたる20代前半は、就職市場において実務経験よりも今後の成長性や就業意欲を評価されやすい傾向があるためです。
就職すれば、早期に安定した収入を得ながら、正社員としての職歴を構築できるメリットがあります。
一方で、選考では中退の経歴に対して「入社後も同様に早期離職するのではないか」と懸念されやすい点がデメリットとなります。企業の採用担当者は、長期的に自社へ貢献してくれる人材を求めるのが一般的だからです。
そのため、面接等で中退理由を質問された際は、「学校が合わなかった」という受動的な内容ではなく、「早期に社会に出て実務経験を積む重要性に気づいた」など、働く意欲に結びつけて説明するようにしましょう。
中退を前向きな転機として伝えることで、ネガティブな印象を払拭し、内定獲得の可能性を高められます。
2.別の専門学校へ入学する
目指したい仕事が変わったために専門学校を中退した場合は、別の専門学校へ入り直すのも選択肢の一つです。新たな環境で専門知識や技術を学んで資格を取得できれば、その分野の仕事で正社員就職を目指す際に役立つでしょう。
ただし、専門学校へ入学する場合、入学金や授業料などの学費が再度発生してしまう点は、金銭面における負担となります。奨学金制度を利用するとしても、過去に中退歴があると、審査に通りにくくなる可能性も否定できません。
まずは、志望する専門学校に入学条件や学費などを問い合わせたうえで、進路の選択肢として現実的なのかを検討してみましょう。
3.大学・通信制大学へ入学する
大卒の学歴を取得したい場合や、より幅広い分野の知識を学び直したい場合は、大学や通信制大学へ入学する道もあります。専門学校中退から大学卒業を目指すことで、将来的に「大卒以上」を応募条件とする企業の求人にも挑戦できる点がメリットです。
しかし、専門学校を中退した場合は、大学の編入要件を満たさないケースが大半であるため注意しましょう。専門学校を卒業し、「専門士」の称号を取得していれば大学の3年次へ編入できる制度はあるものの、中退の場合は、基本的に1年次からの一般受験や推薦入試などを経て入学する必要があります。
また、大学へ進学する場合も新たに学費がかかります。文部科学省の「私立大学等の令和7年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」によると、私立大学だと初年度の学費の平均は150万7,647円(内訳:授業料968,069円、入学料240,365円など)でした。 通信制の大学であれば通学制よりも学費を抑えられるケースが多いため、それぞれの学習スタイルや予算に合わせて、しっかり情報収集をして希望に合う大学があるか探してみましょう。
4.アルバイトで働きながら次の道を考える
すぐに次の進路を決められない場合は、アルバイトとして生活費を稼ぎながら将来を考えるのも手です。アルバイトの経験が本当にやりたい仕事を見つけるきっかけになる場合もあるでしょう。
ただし、アルバイトとして働く期間が長くなるほど、正社員への就職の難易度は高くなりやすい傾向があります。アルバイトとしてのフリーター期間が長いと、企業の採用担当者から「正社員として働く意欲は低いのでは」とネガティブに捉えられるリスクがあるからです。
そのため、将来就職する際のハードルを抑えるためには、あらかじめ「アルバイトを続ける期限」を設定しておくことがポイントになります。「3ヶ月以内に正社員の就職活動を始める」など、具体的にアルバイト期間の目安を決めておくことで、次の就職活動のステップも計画的に進めやすいといえるでしょう。
専門学校の最終学歴はどうなる?
専門学校を卒業しなければ専門士の称号は得られないため、中退した場合は、入学前の学歴が最終学歴になります。したがって、高校を卒業して入学した方の最終学歴は高卒、高等専修学校の卒業や高卒認定試験を経て入学した方は中卒です。
ただし、最終学歴が「専門学校卒」ではないからといって就職の難易度が極端に高くなるわけではありません。世の中には、これまでの経歴を問わない「学歴不問」の求人も数多く存在します。自身の学歴から挑戦しやすい条件の求人をねらうことで、就職できるチャンスは十分にあるでしょう。
専門学校中退者の履歴書の学歴欄の書き方
専門学校を中退した経歴は、履歴書の学歴欄に正しく記載する必要があります。ここでは、専門学校中退者の履歴書の学歴欄の書き方を紹介します。履歴書に中退歴を記載しなかったらどうなるのかも説明するので、チェックしておきましょう。
学歴欄への書き方
履歴書の学歴欄には、以下のように、入学と中退の事実をそれぞれ1行ずつに分けて記載します。
中退の経歴は、略さずに「中途退学」と書くのが一般的なマナーです。中退の詳しい理由まで学歴欄に書く義務はないため、職務経歴書や面接の場で伝えるようにしましょう。
書かないとどうなるか
中退の事実を伏せてしまうと、採用後に経歴詐称と捉えられるリスクがあります。中退も学歴の一部です。在籍期間を空白にしたり、卒業したかのように書いたりするのは避けましょう。入社後に卒業証明書の提出を求められたときに発覚し、内定取り消しや解雇につながる恐れがあります。
中退の経歴を正直に記載したからといって、必ずしもマイナス評価につながるとは限りません。過去の事実を隠さずに記載することは、企業の採用担当者に「誠実さ」を伝える機会にできます。
専門学校中退後の就職に役立つ支援サービスとは?
専門学校中退後に正社員を目指すときは、一人で抱え込まずに支援サービスを活用するのが、就職成功のカギです。
たとえば、公的な窓口であるハローワークでは、地域に根差した求人情報を豊富に扱っています。地元の求人情報に強く、自分で気になった求人を探して詳しい内容を窓口で確認できるほか、経験やスキルを問わず正社員を目指せる求人を多数扱っています。また、実務経験を身につけられる職業訓練を申し込めたり、就職活動に役立つセミナーを受講できたりする点が強みです。
おおむね35歳未満を対象にした若者向けの「わかものハローワーク」であれば、担当者制による個別の就職相談が可能で、一人ひとりの状況に合わせた支援プランに沿って、正社員就職までマンツーマンで伴走してもらえます。
また、就職活動を一貫してサポートしてもらえるエージェントのサービスを活用するのも一つの方法です。専任のキャリアアドバイザーに求人探しから応募書類の作成、面接対策までプロ目線でアドバイスしてもらえます。専門学校中退者に特化したサービスを行っているエージェントも存在するので、活用することで、自分に合う正社員の仕事への就職成功の可能性をより高められるでしょう。
エージェントなら中退者ならではの悩みもプロに相談できる
就職エージェントなら、専門学校中退という経歴に対して「面接でどう説明すればいいか」といった中退者ならではの悩みも、就職支援のプロに直接相談できます。中退歴を前向きなアピールに変える書類添削や面接対策などのアドバイスを受けることが可能です。
就職活動の疑問や不安をその都度解消できるので、安心して選考に臨めるでしょう。
就職自体を迷う段階からでも相談できるので、専門学校中退後の進路にお悩みの方はぜひ利用を検討してみてください。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
専門学校中退のまとめ
専門学校を中退しても、その後の道は一つではありません。就職して正社員を目指す選択肢も、別の学校で学び直す道も、大学に進む方法も残されています。
最終学歴は入学前の学歴になりますが、それだけで就職の難易度が極端に高くなるわけではありません。中退の理由を面接などで前向きに伝えられれば、採用されるチャンスは十分にあります。
「正社員として就職活動を始めたいけれど、何からすればよいか分からない」という方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。就職・転職エージェントのハタラクティブでは、プロのキャリアアドバイザーがマンツーマンで経歴や希望の働き方をヒアリングし、あなたに合う仕事探しをサポート。
自分に合う求人の紹介から、履歴書の書き方、面接対策まで、すべて無料で相談可能です。まずは、現在の不安やこれからの希望についてお気軽にお聞かせください。
専門学校中退に関するよくある疑問のQ&A
専門学校を中退した方からよく寄せられる質問の回答をQ&A形式でまとめました。
高卒扱いになるケースが多いとされています。専門学校を卒業すると「専門士」の称号が得られますが、中退の場合は取得できません。そのため、中退した学校に入る前の学歴(多くは高校卒業)が最終学歴になります。
正社員として就職できます。ただし、面接などで中退の理由を質問されるケースが多いため、事前に前向きな理由を説明できるよう準備しておくことが内定獲得の可能性を高めるポイントです。
中退後の就職活動に不安がある方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへぜひご相談ください。プロのキャリアアドバイザーが、専門学校中退という経歴を前向きなアピールに変える書類添削や面接対策を無料で行い、あなたに合う仕事探しをマンツーマンでサポートします。
書く必要があります。書かずに伏せると経歴詐称と受け取られ、卒業証明書の提出などで発覚することがあります。「中途退学」と正直に記載し、面接で聞かれたときに説明できるように準備しておきましょう。
可能です。別の専門学校への入学は一般的な入試を受ければ問題ない場合が多いでしょう。大学への編入は「専門士」の取得が要件になるケースが多く、中退の場合は要件を満たさないこともあります。通信制大学は比較的入りやすく、働きながら学べます。いずれも各学校の要件を直接確認してみてください。
面接で中退の理由を聞かれたらどう答えればよいですか?
ネガティブな事実だけを話すより、「中退してどう考え、何を決めたか」を伝えると前向きな印象を残せます。「学校の環境が自分の目指す方向と合わなかったため、△△を目指して就職を選びました」のように、次の行動とつなげて話す練習をしておくとよいでしょう。