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神尾 尊礼 かみお たかひろ
弁護士
PROFILE

東京大学・東京大学法科大学院を修了し、2007年から弁護士に。大手事務所にも所属し、大企業の企業法務や渉外事案を担当。 「敷居は低く、満足度は高く」をモットーに、刑事事件・家事事件・一般民事事件まで幅広く担当するなど、活躍の場を広げている。 得意分野は生活全般や企業活動全般で、退職相談を受ける機会も多い。現在は東京スタートアップ法律事務所 さいたま支店に所属。

働くうえで大切にしていること

働くうえでは、目的意識が大事だと思っています。

例えば「誰のために仕事をしているのか」「この書面は何のためなのか」「この打ち合わせで詰めたい争点は何なのか」など。何かを始める際には、すぐに手を動かし始めるのではなく、一度整理しフローなどを練ってから進めています。

目的意識を持ち、事前準備をして動くことで効率的に物事を進められ、比較的短時間でゴールまで達することが可能です。そのため毎朝コーヒータイムを設け、その日のスケジュールをおさらいしてから仕事を始めています。

就職者・転職者へのメッセージ

多くの弁護士は、1つの事務所に留まりません。弁護士は「違う類型の事件を扱いたい」「別の弁護士に教えを請いたい」「独立したい」などの理由で事務所を移ったり独立したり、人材が流動的な業界です。

弁護士は職場を変えやすい特殊性があり、事務所を移ることや独立することに寛容な文化があります。インハウスといって企業内で働く弁護士も増えており、働き方そのものも多様化しています。

私も、これまでに4度事務所の移籍を経験しています。事務所ごとに扱う分野も強みも異なり、移籍のたびに新しく学び直しながらスキルアップを目指してきました。

転職は「将来の自分へのメッセージ」だと思います。それは「この分野をやりたいから、今の自分はこう就職・転職活動をして、こういう会社に入った。だから、〇年後の自分はこうなっていてほしい」というメッセージです。

「これから何をしたいか」「将来どのような人材になりたいのか」じっくりしっかり考え、就職・転職活動に励んでいただければと思います。

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