不登校などで居場所を探している子どもや若者に支援の手を差し伸べている団体【特定非営利活動法人Reframe】

不登校などで居場所を探している子どもや若者に支援の手を差し伸べている団体の画像

はじめに

近年、小中学生の不登校児童生徒の増加が問題になっています。支援につながっているのは半数以下で、解決の糸口すらつかめず苦しんでいる家庭が大半のようです。
そんな家庭に安らげる居場所を提供しているのが、本コラムで紹介する特定非営利活動法人Reframeです。

概要

Reframeは、すべての人が安心して過ごせる居場所づくりに尽力している特定非営利活動法人です。居場所の提供や不登校支援、地域交流などを通し、子どもや若者が自分らしく生きられる社会の実現を目指しています。
主体性を重視した教育や心のケアで、子どもたちの笑顔づくりに貢献している団体です。

事業内容

わたしらしくいられる場所 くらら庵

学校や家庭以外に居場所を求める子どもの集いの場です。不登校児だけでなく、発達障がいなどで困り事がある子やひとり親家庭の子など、さまざまな境遇の子どもが利用しています。屋外・屋内遊びや体験活動、ゲームなど、子どもたちがやりたいことを好きなだけできる場所です。
また、子育てに悩む保護者を対象とした、親の会や講習会なども実施しています。

おだやかにわたしらしくいられる場所 ゆらり庵(少人数制)

くらら庵の2号店として、2023年にオープンしました。ゆらり庵は8人までの少人数制になっており、感覚過敏などの特性のある子ども・若者が心地よく、安心して過ごせる居場所になっています。アート、料理、ボードゲームなど自由な取り組みができますが、お出かけやゲーム大会などのイベントの日も、子ども主体で実施しています。

くらら庵・ゆらり庵ともに古き良き京都の町家が再利用されており、我が家のようにくつろげます。

不登校のLINE相談

不登校経験のある大学生によるLINE相談を無料で行っています。学生は大学で福祉や心理を学んでいるため、安心して相談できます。

くらら庵こども食堂

フードロス食品を使った子ども食堂が毎月第3日曜日に開催されています。食堂での食事のほか、テイクアウトや宅配にも対応しています。また、子どもの調理体験も実施しています。
2024年11月からは自然農法によるオーガニックのお米を導入。心にも身体にも地球にもやさしい取り組みを始めています。

体験活動・イベント

キャンプやアート体験、収穫体験など、親子で体験できるイベントを実施しています。

不登校の親の会「ねこのより道」

発達障がいの子や不登校児童生徒などを持つ、保護者を対象とした会です。悩みを共有することで不安や孤立感を軽減し、前向きに子育てに取り組めるようサポートしています。

地域交流

バザーや夏祭り、餅つき大会など、地域交流イベントを開催しています。

講演会・研修会

各種イベントなどで、講演会や研修会を実施しています。

詳細情報

特定非営利活動法人Reframe

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