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脳卒中障がい者の生きがいづくりに貢献している団体【特定非営利活動法人ドリーム】
更新日
はじめに
脳卒中の後遺症によって、何らかの障がいを抱えている方は多数存在しています。なかには将来への不安や周囲の無理解により、孤立してしまう人もいるようです。
ドリームは、そんな脳卒中障がい者が生きがいを持って社会参加できるよう支援している特定非営利活動法人です。
本コラムでは、同団体の活動の一部を紹介します。
概要
脳卒中後遺症による中途障がい者に、生きがいづくりの場を提供している特定非営利活動法人ドリーム。当事者とその家族を、就労支援やメンタルサポート、情報提供などで支えています。
同団体の理事長である梅北氏は、脳卒中による後遺症で苦しんできた当事者です。自身の経験をもとに、当事者目線の効果的な支援を行っています。
障がい者が「支援を受ける側」ではなく、「支援をする側」になれるような社会の実現を目指し、活動を続けている団体です。
事業内容
特定非営利活動法人ドリームの特徴は、統計調査で得たデータに基づき、脳卒中障がい者の社会参加に向けた効果的な支援事業を展開している点です。
同団体の調査によると、外出頻度が高いと交友関係が増え、交友関係が増えると障がい受容も高まる傾向があることがわかりました。そのため同団体は、脳卒中障がい者の外出機会や交流機会が増えるような活動を中心に行っています。
小規模作業所ドリーム伏見
同団体が運営している、脳卒中障がい者専用の小規模作業所です。脳卒中障がい者の就労支援および、仲間づくり、生きがいづくりのサポートを行っています。当事者が主体となって活動することで、社会貢献ややりがいにつながっています。
講師派遣事業
脳卒中障がい者やその家族、職員などを講師として派遣する事業です。体験談講話や治験モデル、講演といった幅広い依頼に対応しています。行政機関や医療機関、一般企業など、多くの依頼実績があります。
出張販売事業
小規模作業所で製造したフェアトレード商品や授産品、地産地消商品などを出張販売しています。イベントや講演会、文化祭、お祭りなど、さまざまな場所に出店可能です。接客は、脳卒中障がい者自らが行っています。
詳細情報
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。