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下田地域の海を守りライフセービングの普及や水辺の事故防止活動に取り組む団体
はじめに
特定非営利活動法人下田ライフセービングクラブは、「Safe & Clean -人のつながりを大切に-」をテーマに水辺の事故防止・安全の啓発を図る活動を行っている団体です。
本コラムでは同団体の活動内容について詳しくご紹介していきます。
概要
特定非営利活動法人下田ライフセービングクラブは、1978年に日本で初めてサーフライフセービングを始めました。ビーチでのゴミ拾いから活動をスタートし、女性ライフセーバーの参加、ジュニアライフセービングの立ち上げなど、さまざまな活動を経て法人化を果たしました。
45周年を迎えた2023年には、優良団体として下田市より篤行表彰を受賞。今後も、ライフセービング活動が文化になること、そして子どもたちが一生懸命参加できる活動を目指して団体の運営に力を注いでいます。
活動内容
特定非営利活動法人下田ライフセービングクラブの主な活動内容のなかから、以下の3点に焦点を当ててご紹介します。
ジュニアライフセービング(子ども向け水辺安全教育)
同団体が、1990年から取り組んでいる活動です。青少年を対象とし、安全な海の楽しみ方を身につけて水難事故リスクを減らせるように働きかけるとともに、未来のライフセーバーの育成も行っています。
協力企業と連携して1996年にスタートしたプログラムでは、夏の海水浴場開設期間中に、海水浴に来た子どもたちと夏の海を安全に楽しむための方法を学びます。また、ライフセーバーとともにビーチクリーン活動を行う機会も用意しています。
このほか、地域の子どもたちを対象としたジュニアライフセービング教室では、年間を通じたさまざまなプログラムを用意。安全な海の楽しみ方や、ライフセービングの基本技術などを幅広く教えています。
監視救助・ウォーターセーフティ情報提供
毎年多くの海水浴客が訪れる、下田地域の海を守るためのプロジェクトです。
その一つとして、同団体では白浜海水浴場にてドローン×ライフセーバーの融合による新しい安全対策モデルを構築。2022年度から実施した実証実験を経て、2024年度から同プロジェクトが始まりました。
具体的には、ライフセーバーが操縦するドローンで海水浴客の安全を確認し、スピーカーからの呼びかけを行っています。
ドローンの操縦により、従来の人力での監視では目が届きづらかった部分も、広範囲をカバーできるようになりました。緊急時にはドローンが現場の状況や位置情報を的確にライフセーバーに伝えるため、迅速な救助活動が可能です。また、監視効率が向上するため、ライフセーバーの身体的負担の緩和や人材の多様化にもつながっています。
地域活性化への貢献(交流人口・移住促進など)
特定非営利活動法人下田ライフセービングクラブでは、ライフセービングによって社会の課題解決に取り組んでいます。海を軸とした都市と地域をつなぐ活動では、大学生ライフセーバーや地域の人材の受け入れを通じて、都会の若者と地域が出会うきっかけをつくっています。
安心安全かつ自然豊かな下田の海水浴場に魅力を感じてもらう機会を設け、移住や定住を促進。これまでの各種活動への参加によって、30人弱のライフセービング関係者が移住を果たしています。
SDGsのゴールの一部である「すべての人に健康と福祉を」、「住み続けられるまちづくりを」、「海の豊かさを守ろう」は、同団体が掲げる重要課題です。
夏場の監視活動や地域プログラムなどを通じて、持続可能な社会に貢献しています。
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