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深刻化する獣害問題から里地里山の未来を守るための活動を続けている団体
はじめに
豊かな自然と調和した人の暮らしがある日本の里地里山。しかし、近年各地の農山村における野生動物による獣害問題が深刻化しています。
特定非営利活動法人 里地里山問題研究所(さともん)は、「獣がい対策で農村の未来を創る」というテーマのもと、地域を元気にする新しい獣がい対策のモデルを作り、その方法を全国に拡大する活動に取り組んでいる団体です。
本コラムでは、同団体の活動内容についてご紹介していきます。
概要
2015年5月の設立以来、特定非営利活動法人 里地里山問題研究所(さともん)では獣がい対策の支援活動や耕作放棄地の有効活用や農産物の価値向上を目指した活動を続けています。
兵庫県丹波篠山市に拠点を置き、丹波篠山地域の豊かな里山を守るために尽力している団体です。
活動内容
特定非営利活動法人 里地里山問題研究所(さともん)が特に力を注いでいる2つの活動をご紹介します。
お米とオーガニック野菜の定期便「篠来たる」
地域の約75%を山地が占めている丹波篠山市。恵まれた肥沃な土を活かし、古より黒豆や山の芋、栗など多彩な農産物を生産しています。近年、安心安全かつ美味しい食へのニーズが高まるなかで注目されているのが丹波篠山産ブランドです。
お米とオーガニック野菜の定期便「篠来たる」は、丹波篠山の源流で育ったお米とオーガニック野菜を定期便で届ける活動です。
農村地域で直面している、人口減少や高齢化、獣害問題などのさまざまな危機。このままでは里山を守り美味しい農産物を育ててきた「人の暮らし」や「なりわい」が失われてしまうとの思いから、丹波篠山の里山の未来を守るために定期便「篠来たる」の活動をスタートしました。
里山を支える農家と消費者が互いに支え合うことで持続可能な農業を実現し、豊かな里山を未来に引き継ぐための取り組みです。
地域を元気にする獣がい対策プロジェクト『黒豆ファミリー』・『黒豆オーナー』
特定非営利活動法人 里地里山問題研究所(さともん)で行っている、農村と都市が連携して地域の害獣対策を支援しつつ、耕作放棄地を活用して特産品の黒豆畑を再生するプロジェクトです。
2017年より、丹波篠山市安口および川原の両集落においてスタートしています。
『黒豆ファミリー』は、丹波篠山の黒豆の苗植え、収穫、夏野菜収穫を実際に体験できるプロジェクトです。自分で植えた苗の成長を確認しつつ、丹波篠山の特産品の魅力を存分に堪能できます。
『黒豆オーナー』は、農家から採れたての黒枝豆が直送されるプロジェクトです。
現地に通うのが難しい方も、オーナー制度を利用して黒豆の生産を支援できます。
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