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履歴書への大学中退歴の書き方は?正しい記載例や理由の説明方法を紹介!
この記事のまとめ
- 履歴書には「中退した年月」と「どの大学を中退したか」が分かるようにして中途退学と書く
- 学歴欄で大学中退理由を説明するなら、事実を簡潔に書くのがポイント
- 大学の中退理由は具体的に書かなくても問題なく、「一身上の都合により」としてもOK
- 中退歴も含め履歴書の学歴欄は偽らず、学歴や中退したことを正しく示そう
- 面接で大学中退について聞かれたときのために、伝えたいことや中退理由の説明方法は事前にまとめておこう
あなたにおすすめ!
履歴書に大学中退歴を書こうとしても、「正しい書き方が分からない」「どう書けば不利にならない?」といった疑問から手が止まってしまう方もいるでしょう。履歴書には、大学を中退した事実を簡潔に書くのがポイントです。採用担当者にとって分かりやすい学歴欄になるように、理由を書く場合は要点のみをまとめて短く追記しましょう。
このコラムでは、大学中退歴や中退理由の基本的な書き方について、履歴書の実例を交えながらご紹介。また、面接で中退歴をスムーズに説明するためのコツもまとめました。コラム内で大学中退歴の書き方や説明方法を確認したり、必要に応じてプロのサポートを受けられるエージェントを活用したりしながら、不安を解消して就職活動を進めましょう。
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大学中退歴を履歴書にどう書く?基本的な書き方を紹介
履歴書への大学中退歴を書くときは、入学や卒業について書くときと同様に「いつ、どの学校を中退したか」が分かるように書けば問題ありません。しかし、初めてや久しぶりの就職・転職活動では、履歴書の書き方が分からなかったり忘れてしまったりすることもあるでしょう。
ここでは、大学中退歴の基本的な書き方を紹介します。実例を交えて分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
大学を中退した場合
大学を中退したあとの就職・転職活動では、以下を参考に学歴欄を埋めましょう。
履歴書には「中退」ではなく、「中途退学」と略さず書きます。また、学部や学科の情報を書いたあとに一行スペースを空けると、採用担当者が履歴書を確認したときに分かりやすくなるでしょう。
大学を中退予定の場合
なかには、大学を中退することが決まっていて、就職活動をしている方もいるでしょう。履歴書を提出する段階で中退していない場合は、以下のように学歴を書きます。
「年」「月」には、中退を予定している日付を入れましょう。日付も分かっている場合は、「×月△日中途退学予定」と書き加えても問題ありません。
中退後別の大学に再入学した場合
中退後に別の大学に再入学し、新卒として就職活動を行っている場合は、一校目・二校目どちらの大学についても正しく記載する必要があります。
前の大学の学部・学科や中退した時期など、間違いのないように確認しながら記入しましょう。
「大学中退」と「退学」の違いは?
「中退」と「退学」は、どちらも学校を途中で辞めるという意味をもつ言葉です。ただし、自分の意思で大学を辞める場合は「中退」、トラブルや規律違反などの問題によって強制的に学校を辞めさせられることを「退学」と区別して使うこともあります。
一方、履歴書に大学を辞めたことを書く場合は「中途退学」という書き方をするのが一般的。理由によって「中退」と「退学」を区別することはありません。
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【ケース別】履歴書で大学中退理由を説明するときの書き方
履歴書で大学中退理由を説明するときは、「中途退学」のあとや次の行に、簡潔に事情を書きましょう。ここでは、履歴書に大学の中退理由をどう書けば良いか分からない方に向けて、ケース別の書き方をご紹介します。
やむを得ない事情で中退した場合
やむを得ない事情で中退した場合は、以下のように簡潔に理由を示しましょう。
上記のように、「経済的理由のため」「介護のため」とかっこ書きで付け加えるかたちで問題ありません。
また、介護や病気療養などの理由の場合、以下のように現在は問題なく働けることを補足するのも有効です。履歴書欄は限られているため、最低限の情報を簡潔にまとめるのがポイント。採用担当者にとって読みやすく、一目見て問題なく働けることを理解してもらえるでしょう。
前向きな理由で退学した場合
留学や目標としていた業界・職種への就職などが理由の場合も、その旨を簡潔に示せば問題ありません。
留学で得た語学力や就職に向けて取得した資格などの情報は、資格欄に書くのがおすすめ。また、中退後の経験や成長に関しても学歴欄には書かず、必要に応じて志望動機や自己PRでアピールしたり、後述するように面接で補足するのが望ましいでしょう。
他人に公開したくない理由で退学した場合
「なんとなく大学が合わなかった」「単位を落としてしまった」など、他人に公開したくない理由で退学するパターンもあるでしょう。その場合は、具体的な理由を書かなくても問題ありません。
例のように「一身上の都合により」と書くほかに、「中途退学」だけに留める方法もあります。
ただし、面接では履歴書の内容を質問される可能性が高く、事情について深掘りされることも。後述する面接でのコツを参考に、面接での説明方法も同時に考えておくのがおすすめです。「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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履歴書に大学中退歴を書くときのポイント
履歴書に大学中退歴を書くときは、書類選考の段階で不利にならないように「正直に書く」「ネガティブな理由は無理に書かない」などのポイントを押さえましょう。また、マナーを守れていない履歴書は悪印象につながりやすいため、基本的な決まりを確認しておくことも大切です。
履歴書に大学中退歴を書くときのポイント
- 嘘やごまかしはせず正直に中退歴を書く
- ネガティブな中退理由は無理に書かなくても良い
- 履歴書作成の基本的なマナーを守る
嘘やごまかしはせず正直に中退歴を書く
履歴書では嘘やごまかしたりせず、正直に中退歴を書きましょう。たとえば、大学に入学したこと自体を隠そうとしたり、卒業見込みであるふりをしたりするのは避けるべきです。
学歴を偽ることは学歴詐称に当たり、発覚すると処分の対象になったり最悪の場合は内定を取り消しされたりする可能性があります。中退後に就職活動を行う場合、「中退歴は不利になるのでは」という考えを抱くこともあるでしょう。しかし、嘘をつくことでかえって就職活動が長引いたり、その後の転職活動で不利になったりする恐れも。就職活動では中退歴を隠さずに書き、誠実な姿勢で選考に臨みましょう。
ネガティブな中退理由は無理に書かなくても良い
「環境に馴染めなかった」「単位を取れなかった」のようなネガティブな中退理由は、履歴書に無理に書く必要はありません。なぜなら、履歴書にネガティブな理由だけが書いてあると、採用担当者から「職場に馴染めなかったらすぐに辞めてしまうのでは」「忍耐力や継続力がないのでは」と思われてしまう可能性があるためです。
ネガティブな理由の場合、中退後に得た学びや反省を伝えたうえで、「長く働きたい」という意思をアピールする必要があります。しかし、履歴書の限られた欄では伝えきれず、中退理由の印象が強くなってしまうでしょう。そのため、履歴書には中退した事実のみを書き、選考で理由や背景を伝えるようにするのがおすすめです。
履歴書作成の基本的なマナーを守る
履歴書を作成するときは、基本的なマナーを守りましょう。社会人にとって、文書作成能力は基礎的なスキルの一つ。マナーが守れていない履歴書は、マイナス評価につながる可能性があります。具体的には、以下の項目を意識してみてください。
- ・誤字脱字がない
- ・修正液や修正テープを使わない
- ・空欄は作らない
- ・年号は和暦か西暦どちらかにそろえる
- ・読みやすい文字や文章を意識して丁寧に書く
手書きが不安なら、無料でダウンロードできるフォーマットを活用してパソコンで作成するのも手です。書き損じの心配がなく、書きながら内容を調整できる点が魅力といえます。
大学中退について面接で質問された場合の受け答えのコツ
面接では、大学中退歴について理由や背景を質問されることが多くあります。中退歴を面接で不利にならないように説明するには、事前の準備が必要不可欠です。履歴書の内容を確認しながら、面接までの間に大まかな回答の内容を整理しておきましょう。
ここでは、面接で大学中退について聞かれたときに、自信をもって受け答えするためのコツをご紹介します。「中退歴があると不利になるのではと不安」「いつも面接でうまく説明できない…」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
大学中退について面接で質問された場合の受け答えのコツ
- 履歴書の内容と回答にずれがないようにする
- 事前に伝えたいことをまとめておく
- 企業の不安を払拭する中退理由の説明を考えておく
- 就職への意欲を前向きに説明する
履歴書の内容と回答にずれがないようにする
中退理由の説明は、履歴書の内容とずれがないようにしましょう。たとえば、履歴書に「経済的事情により」と書いたにもかかわらず、面接で「親の介護のため」と説明すると、採用担当者は「どちらが本当なのか」「話に整合性がない」と疑問を感じます。そういった違和感はマイナス評価につながりやすく、せっかく面接に進んでも良い結果を得られない可能性もあるでしょう。
中退理由は中退歴と同じように正直に伝えることを念頭に置き、履歴書の説明と面接で共通の回答内容を考えるのがポイント。中退の経歴を誠実に伝えようとする姿勢も評価の対象になります。
事前に伝えたいことをまとめておく
面接に臨む前に、中退歴に関連して伝えたいことをまとめておきましょう。「親の介護で中退後、空き時間で介護職員初任者研修を取得した」「中退後に留学して語学力を身につけ、TOEICで800点を取った」など、中退後の努力や成果は大きなアピールポイントになります。
また、働くうえで伝えておかなければいけない情報も同様です。「病気は快方に向かっておりフルタイムでの勤務も可能だが、激しく体を動かす仕事は難しい」「親の介護のため残業できる時間が限られている」など、業務に影響する可能性があることは事前にまとめておきましょう。
面接の時点で共有しておけば、企業も事情を理解したうえで配慮してくれる可能性があります。「不利になるのでは…」と隠すのではなく、しっかりと伝えましょう。
企業の不安を払拭する中退理由の説明を考えておく
面接では中退した理由や背景について質問される可能性が高いため、説明を考えておきましょう。なぜなら、企業は大学を中退した人材に対して、「気に入らないことがあると会社も辞めてしまうのでは」「忍耐力がないのでは」という不安を抱いているためです。質問することで中退理由や中退後の行動を知り、人柄や忍耐力を確認しようとしています。
企業の不安を払拭するには、できるだけ理解を得られるような中退理由の説明を考えるのがポイント。やむを得ない事情や前向きな理由であればそのまま伝えても問題ないものの、ネガティブな理由の場合は工夫が必要です。
たとえば、「大学の研究内容に魅力を感じられず中退しました。進路を選ぶときに自分の適性や興味関心を突き詰めて考えられなかったことを反省しています」というように、中退して得た学びや反省をセットで述べてみましょう。ネガティブな理由であっても、説明次第で企業の理解を得ることは可能といえます。
就職への意欲を前向きに説明する
面接では、就職への意欲を前向きに説明しましょう。企業は若者に対して、「未経験であってもこれから仕事を覚え、活躍してくれるか」「長く働いてくれるか」といった観点で評価します。そのため、企業に「採用したい」と思ってもらうには、前向きな姿勢や意欲を示すことが欠かせません。
ただし、ただ働く意欲を伝えるだけでなく、中退後の努力や成長を示して説得力のある内容にすることが重要です。たとえば、この項で紹介した中退後に得た経験や資格、学びなどを就職意欲につなげてみるのがおすすめ。「親の介護をとおして、困っている人を助ける介護のプロになると決意した」「やりたいことが見つからずさまざまな職業を経験するなかで、接客や店舗経営に興味がわいた」などと関連づけることで、中退の経験を糧に前に進もうとする姿勢を示せるでしょう。
まとめ
大学中退歴がある場合は、正しい書き方で中退歴を示すことが大切です。やむを得ない事情や前向きな理由だった場合は、簡単に事情を説明すれば企業の理解を得ることは可能でしょう。一方、ネガティブな理由なら無理に履歴書に書かず、面接で詳しく説明するのがポイント。中退理由や中退後の学び、反省などを直接伝えることで、マイナスイメージを抱かれにくくなります。
ただし、初めての就職活動では、「中退歴があっても就職できる?」「どのように中退について書いたら良いか分からない」など、不安や悩みも多いもの。その場合は、就職・転職エージェントに相談するのがおすすめです。
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その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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