はじめに

個々人が病気になる前に予防することは、医療の世界において重要だと考えています。
しかしながら、健康な人に病気の予防のための行動を起こしてもらうのは困難で、これは「世界医学100年の課題」として認識されています。
そこで、100年後の将来世代が幸せになるために立ち上がったのが特定非営利活動法人こどもたちのこどもたちのこどもたちのためにです。

本コラムでは、同団体の活動内容についてご紹介していきます。

概要

2011年、日本は東日本大震災による未曾有の被害に見舞われました。そうしたなか、経営学修士（MBA）の同窓が集い、「株式会社ではできないことを実現していこう」「100年くらい先の将来世代がいかに幸せになれるかを考え行動し、実現していこう」との想いで、特定非営利活動法人こどもたちのこどもたちのこどもたちのためにを立ち上げました。

東京大学医科学研究所の山下直秀先生との出会いを機に、「世界医学100年の課題」を語り合ったことによって、同団体は予防医学分野を中心に活動していくことになりました。
現在では、「遺伝学的検査・グリーンコード」「スマートフォンアプリ・POSRI」「ゲノムコンシェルジュ」「うつ病予防支援事業」の4つの事業分野で予防医学の社会実装を推進しています。また、学会・研究会などでの学びの共有も含めて、実現に向けて堅実かつ誠実に取り組みを進めています。

支援内容／活動内容（300～500文字程度）

遺伝学的検査・グリーンコード

医療機関で受診する日本人のための遺伝子検査です。さまざまな病気の罹患リスクを数値化し、体質項目や薬剤応答項目なども解析します。2025年11月時点で、疾患86項目、体質11項目、健診項目PGS12項目、薬剤応答23遺伝子の解析に対応しています。

スマートフォンアプリ・POSRI

「POSRI（ポスリ）」は、罹患リスクの先送りをお手伝いするスマートフォンアプリです。健康習慣の成果を見える化し、継続的な健康行動を応援します。2025年11月時点で、300以上の健康習慣（1200以上の疾患との組み合わせ）についてのエビデンスを紹介しています。

ゲノムコンシェルジュ

遺伝学的検査の受診者に、ゲノムに関する正確な情報を提供し、疾病予防行動に対する適切なアドバイスを行うための知識や技能を習得する資格制度です。
将来の世代における医療と福祉への貢献を見据え、受診者の健康管理と予防医学の発展に貢献することを目指しています。

うつ病予防支援事業

東京都で、うつ病予防に取り組む事業を行う実行団体を資金面および非資金面でサポートし、ともにうつ病の予防事業開発に取り組んでいます。

詳細情報

特定非営利活動法人こどもたちのこどもたちのこどもたちのために

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