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面接の自己紹介で伝える内容は?好印象を残すコツや回答例を紹介
更新日
この記事のまとめ
- 面接の自己紹介では、「氏名」「経歴」「現職の業務内容」「簡単な志望動機」を伝える
- 面接の自己紹介で好印象を与えるためには、要点に絞って簡素に伝える
- 面接の自己紹介は、プロフィールや人柄を把握するために求められる
- 面接の自己紹介で失敗しないためには、前向きな表現で伝えることがポイント
- 面接の自己紹介は、友人や就職エージェントに依頼して練習するのがおすすめ
「面接の自己紹介で伝えるべき項目は?」「自己紹介の内容に自信がない」という方もいるでしょう。面接の自己紹介では、プロフィールや経歴、志望動機などを要点に絞って伝えます。
このコラムでは、面接の自己紹介で伝える基本の項目や好印象を与えるコツ、質問別・状況別の質問と回答例を紹介。また、自己紹介と自己PRの違いや面接前の練習方法もまとめました。これから面接の自己紹介を作成する方は、参考にしてみてください。
面接の自己紹介で伝える内容とは?基本の5項目
面接の自己紹介では、氏名や経歴に加えて、これまで身につけたスキルや志望動機などを簡素にまとめて伝えましょう。面接の自己紹介で伝える、基本の5項目を紹介します。
面接の自己紹介で伝える基本の項目
- 氏名
- 現職の業務内容や役割を含めた経歴
- これまで身につけたスキル・経験や実績
- 簡単な応募の動機
- 面接への意気込み
1.氏名
面接の自己紹介では、自分の名前を「▢▢▢▢と申します」と伝えます。その際、姿勢を正して採用担当者の目を見ながら、ゆっくりと答えることが大切です。緊張すると、普段よりも早口になりやすいので注意しましょう。第一声でしっかりと挨拶できれば、採用担当者に好印象を与えることが可能です。
2.現職の業務内容や役割を含めた経歴
面接で自己紹介をする際、新卒者は大学名・学部・学科を、転職者は前職または現職の業務内容と会社での役割を述べます。たとえば、「株式会社△△で営業事務を2年間担当し、□□社では3年間、法人営業の業務に就いていました」というように、企業名と勤続年数、担当業務などを簡潔にまとめましょう。
経歴が多い方は、応募先企業に活かせそうな経歴や直近の経歴に絞って話してみてください。すべてを話すと時間が掛かり、伝わりにくくなってしまいます。
3.これまで身につけたスキル・経験や実績
面接で自己紹介をするときは、これまでに身につけたことを盛り込むと、採用担当者に応募者の人柄や特性を理解してもらいやすくなります。新卒者の場合は、大学生活で得た経験や専門性を話せば、印象に残りやすくなるでしょう。
転職者の場合は、職務経験で挙げた成果やステップアップしたことを自己紹介に含めます。応募先企業が求める人物像にあった内容に絞り、具体的なエピソードや数字を入れて伝えましょう。
自己紹介でアピールできる趣味や経歴がないときの対処法
「自己紹介でアピールできるような活動をしていない」と思う方は、自分自身を広い視野で見つめなおしてみましょう。一時的な経験や成果が得られなかった経験でも、そこから学んだことや得たスキルを応募先企業で活かせる可能性があります。
なお、アピールできる活動が思いつかない場合は、自己分析をし直したり、就職・転職エージェントなどのプロに相談して客観的な意見をもらうのもおすすめです。
4.簡単な応募の動機
面接の自己紹介では、応募先企業を選んだ動機も簡単に説明します。「志望動機」は面接の流れに合わせて詳しく聞かれる可能性が高いため、自己紹介の段階では軽く触れる程度で問題ありません。
たとえば、前の項目の「これまで身につけたスキル・経験や実績」を説明した流れで、「職務経験のなかで習得した情報収集力を御社のマーケティング業務に活かせると思いました」のようにまとめれば、説得力を高められます。
5.面接への意気込み
自己紹介の結びは、面接に望む姿勢を伝えて締めくくりましょう。意気込みは事前に決めておくよりも、その場の雰囲気にあわせて述べるのがおすすめです。たとえば、以下のような例があります。
「本日は緊張していますが頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。」
「前職で得た経験をもとに、御社でやってみたいことなどをお話できればと思います。よろしくお願いいたします。」
自己紹介は面接での第一印象を左右するので、しっかりと対策をとりましょう。「中途採用面接における自己紹介の役割とは?注意点や例文も紹介!」でも自己紹介での要点をまとめているので、ぜひご覧ください。
面接で自己紹介が求められる理由
面接の自己紹介は、プロフィールや経歴を確認するだけでなく、アイスブレイクや会話のきっかけといった意図もあります。面接で自己紹介が求められる理由を把握して、適切な回答ができるようにしましょう。
面接で自己紹介が求められる理由
- 緊張をほぐすためのアイスブレイク
- 会話のきっかけを作るため
- プロフィールや経歴を確認をするため
- 人柄やコミュニケーションスキルを把握するため
- のちの質問に活用できるため
緊張をほぐすためのアイスブレイク
面接の自己紹介の時間を、緊張をほぐすために設けている採用担当者もいます。面接の冒頭から志望動機や自己PRについて質問すると、力が入ったり、緊張したりする応募者もいるからです。
採用担当者はより普段に近い状態の応募者を知りたいため、簡単な自己紹介で緊張をほぐすといった意図があります。
会話のきっかけを作るため
面接の自己紹介は、会話のきっかけ作りとして求められる場合もあります。自己紹介のなかに、採用担当者が気になる回答やエピソードがあれば、会話を広げやすくなるからです。会話のきっかけができることにより、採用担当者が採用面接を進行しやすくなるでしょう。
プロフィールや経歴を確認をするため
採用担当者は、応募者の自己紹介からプロフィールや経歴の確認をしています。履歴書・職務経歴書に記載してある内容も、本人の口から概略を聞くことで、整合性があるかや齟齬が生じていないかを判断できるからです。
採用担当者は自己紹介の内容を起点として、職務経験における実績やスキルなど、質問の内容を深めていきます。そのため、プロフィールで特にアピールしたい点は、自己紹介の段階で伝えておくのがおすすめです。
人柄やコミュニケーションスキルを把握するため
採用担当者は、自己紹介をとおして応募者の人柄やコミュニケーションスキルを知りたいと考えています。回答は質問に対して的を得ているか、会話のキャッチボールができるかといった点を確認し、自社とのマッチ度を図る目的があるでしょう。
自己紹介での印象は、その後の選考で評価に響く可能性もあります。人柄やコミュニケーションスキルで印象がアップできるように意識しましょう。
のちの質問に活用できるため
自己紹介の内容をのちの質問に活かす採用担当者もいます。たとえば、「特技は○○と言っていましたが、仕事で活かす方法はありますか?」といった質問で、応募者の対応力を確認するケースです。自己紹介で話す内容は、そのあとの質問でも聞かれる可能性があると考えておきましょう。
面接官に好印象を与える自己紹介にする7つのコツ
面接の自己紹介で好印象を与えるためには、質問の意図を捉えた回答や聞き取りやすい声量で話すことが大事です。下記で面接官に好印象を与える自己紹介のコツを紹介するので、参考にしてみてください。
面接官に好印象を与える自己紹介にするコツ
1.スムーズに回答できるよう事前準備をする
面接において自己紹介は聞かれやすい項目であるため、スムーズに回答できるように事前準備をします。よく聞かれる質問に対してスムーズに回答できないと、「事前準備をしていない」と思われる可能性があるからです。
自己紹介の方法は、「1分程度で自己紹介してください」「自己PRを入れて自己紹介をしてください」のように、企業によって異なります。自己紹介の内容は何パターンか準備しておくと、面接本番で焦らずに済むでしょう。
2.面接官による質問の要点を押さえる
面接で自己紹介をする流れは企業によって異なるため、要点を押さえて答えるのがポイントです。たとえば、「簡単に自己紹介してください」と聞かれたら、要点を簡素にまとめて長くならないように注意します。
また、「職歴を入れて自己紹介してください」と言われたら、職務経験にフォーカスした回答が適切です。質問の意図を捉えた回答ができれば、面接官から理解力があると評価されやすくなるでしょう。
3.1分程度で簡潔に伝える
面接で自己紹介をするときは、1分程度で話せるように要点を押さえましょう。自己PRや志望動機、転職理由などの質問は、自己紹介と別に設けられています。
自己紹介の時間が長いと、「要点をまとめる能力がない」「質問の意図を理解していない」と懸念される可能性があるので注意しましょう。
4.面接官が聞き取りやすい声量で話す
面接の自己紹介では、聞き取りやすい声量で話しましょう。自己紹介は面接の最初にするため、ハキハキと聞き取りやすい声量で話せれば、第一印象で「明るい」「意欲が感じられる」などと評価されやすくなります。なお、面接官との距離が遠い場合は、いつもより声量を大きくするように心掛けましょう。
5.言葉遣いに注意する
面接では、正しい敬語を使えるようにしておきましょう。正しい敬語が使えれば、ビジネスマナーが身についている点をアピールできます。
たとえば、以下のような言葉に注意が必要です。
- ・私=わたくし / わたし
- ・応募先企業=御社(おんしゃ)
- ・とても=非常に、大変
- ・読みました=拝読しました
自分を指すときは男女ともに「私=わたくし / わたし」と呼びます。「面接で言葉遣いを間違えたら落ちる?気にしすぎ?マナーや敬語一覧も紹介!」のコラムでは、就職・転職の際に間違えやすい敬語を解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
6.表情は明るく、視線は下がらないように意識する
面接の自己紹介では、明るい表情を心がけ、視線が下がらないように意識しましょう。口角が上に向いていれば、自然な笑顔で好印象を与えられます。目を合わせて話すことが苦手な方は、面接官の鼻や額に時折目線を移しましょう。
面接練習では、鏡を使ったり、スマートフォンで撮影したりすれば、自分の表情や目線を客観的に見て改善できます。
7.落ち着いて堂々と話す
面接の自己紹介では、落ち着いて堂々と話すようにしましょう。落ち着いて堂々と話せれば、面接官に「冷静に対応できる」「度胸がある」といった印象を与えやすくなります。緊張すると早口になりがちなため、ゆっくりと丁寧な話し方を意識するのがおすすめです。
面接で聞かれる自己紹介と自己PRの違い
面接における自己紹介は経歴や人柄などを簡単に伝えるもので、自己PRは強みや長所を企業にアピールするものです。自己紹介と自己PRの違いがよく分からない方は、ここで理解しておきましょう。
自己紹介は自分を知ってもらうためにする
面接の自己紹介は、面接官に自分のことを理解してもらうために、職務経験や保有しているスキル、志望動機などを伝えます。したがって、自分の能力をアピールするものではないことを理解しておきましょう。
自己PRは自分の魅力を知ってもらうためにする
面接の自己PRでは自分の魅力を知ってもらうために、強みやスキルをアピールします。これまでに身につけたスキルや職務経験を、入社後にどのように活かすのかを伝えましょう。
なお、自己PRは具体的なエピソードを交えてスキルを伝えるため、自己紹介よりも長くなるのが一般的です。
【質問別】面接で好印象な自己紹介の例文とNG例文
面接の自己紹介は、企業によって質問の仕方が異なる場合があります。ただし、どのような場合も、「氏名」「経歴」「挨拶や意気込み」を盛り込むのが基本です。
ここでは、想定される質問への回答例文をまとめたので、自己紹介を考える参考にしてみてください。
1.「簡単に自己紹介をお願いします」への回答例文
以下は、「簡単に自己紹介をしてください」と問われた場合の例文です。
▢▢▢▢と申します。本日は、お忙しいなか面接の機会を設けていただきありがとうございます。
前職では、△△株式会社で3年間、Webマーケティング職としてWeb広告の制作を担当し、クライアントの課題解決につながる企画や提案を行いました。
前職で身につけたWebマーケティングのスキルを活かし、今後は御社が力を入れているSNSの広告や運用などの業務にも携わりたいと思い志望しました。
本日はよろしくお願いいたします。
面接で自己紹介のみを求められた場合は、氏名と経歴を述べたうえで簡単に志望動機に触れます。最後に「挨拶や意気込み」で締めくくりましょう。
NG例文
以下は、「簡単に自己紹介をしてください」という設問に対するNGの回答例です。
▢▢▢▢と申します。
私は、△△株式会社で長い間Webマーケティング職をしていました。今後はさらに幅広いマーケティングをやりたいと思い、御社を志望いたしました。
よろしくお願いいたします。
前職についての説明が短く、「長い間」「さらに幅広い」といった言葉が具体性に欠けています。「3年間」「御社で行っている△△マーケティングに挑戦したい」のように、相手がイメージしやすい表現で伝えましょう。
2.「志望動機を入れて自己紹介をしてください」への回答例文
志望動機を含めた自己紹介を要求された場合は、以下の例文を参考にしてみてください。
▢▢▢▢と申します。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。
前職ではプログラマーとして、システム開発の一部に携わり技術を磨きました。今後はプログラミングにとどまらず、システムの企画・設計・運用・保守など、幅広い業務に携わりたいと考えるようになり、システムインテグレーターの御社を志望しております。
顧客のニーズと技術、両方の側面を理解し、効果的な解決ツールを提案できるシステムエンジニアになりたいと考えています。
前職を辞めた理由と志望動機に一貫性があり、採用担当者にとっても納得できる内容です。また、学生時代に身につけたコミュニケーション能力と、職務経験で得たプログラミングの知識を活かし、応募先企業で何がしたいかも明確にしています。
NG例文
以下は、志望動機を盛り込んだ自己紹介のNG例です。
▢▢▢▢と申します。本日はありがとうございます。
前職では、株式会社△△の営業を担当していました。その際、海外の顧客との取引も数多く経験しました。その経験を活かして、御社での事業拡大に貢献したいと考えています。
前社での職務経験で取り扱った商材や取引した国、営業形態などを伝えたほうが良いでしょう。また、海外取引についても、具体的に何を担当したのか述べるのが重要です。応募先企業の業務内容などをよく調べ、自分のスキルがどのように役に立つのかを説明する必要があります。
3.「職歴や自己PRを入れて自己紹介をしてください」への回答例文
自己紹介で職歴や自己PRを求められたら、以下のように回答しましょう。
▢▢▢▢と申します。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。
私は前職の△△株式会社で3年間、賃貸仲介営業を担当していました。
入社2年目の2023年には100件の契約件数を獲得し、営業担当80名中、売上2位を獲得しました。成果を挙げられたのは、顧客ニーズを的確に把握したのがポイントです。お客さまからは、「分からないことをいつも丁寧に教えてくれたので、安心して家探しができた」と言っていただいたこともありました。
前職で身につけたコミュニケーション能力や売上を伸ばすための粘り強さは、御社の仕事でも活かせると考えております。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
職務経験における実績や自分の強みを具体的に示せています。面接では、企業側から「活躍してくれそう」と思ってもらうことが大切です。職歴や自己PRを入れた自己紹介を求められた場合は、応募先企業で活かせるスキルや経験を明確に伝えましょう。
NG例文
以下は、職歴や自己PRを交えた自己紹介のNG例文です。
▢▢▢▢と申します。本日はお時間をいただきありがとうございます。
私は△△株式会社で営業職をしていました。いろいろなお客さまがいましたが、どのような人とも積極的なコミュニケーションを心掛け、営業成績は常に上位でした。
昔から人と関わるのが好きなので、コミュニケーションの高さには特に自信があります。
本日はよろしくお願いします。
扱った商材や顧客の種類について、具体的に説明しましょう。また、「常に上位」ではなく、具体的な順位を伝えるのも大切です。「いろいろ」「さまざま」といった抽象的な言葉は避けるように心がけてみてください。
4.「▢▢さんについて教えてください」への回答例文
「あなたについて教えてほしい」と聞かれた場合は、以下のような自己紹介をしましょう。
▢▢▢▢と申します。本日はお時間をいただきありがとうございます。
前職の△△株式会社では3年間、営業としてルートセールスや販促活動に携わりました。毎月売上目標が達成できるように、先輩社員から営業のノウハウを学んだり、クライアントごとに提案資料の作成を行いました。結果的に若手社員の50人のなかで、売上3位を達成できました。
御社は、クライアントに寄り添った商品開発を大切にされていると拝見しました。前職のルートセールスではクライアントへのヒアリングや丁寧なコミュニケーションを大切に提案活動していたため、御社の営業職でも活かせると考えています。
職務経験の後に、成果までのプロセスを含む数字を示した具体的なアピール内容を盛り込めています。「△△さんについて教えてください」への回答では、具体的なエピソードを含めて、これまでの職務経験や仕事への姿勢から人となりが伝わるように意識しましょう。
NG例文
「あなたのことを教えてほしい」と聞かれた場合、以下のような自己紹介は避けるべきといえます。
▢▢▢▢と申します。本日はお時間をいただきありがとうございます。
私は前職の▢▢株式会社では3年間、営業職としてルートセールスに携わりました。前職での営業経験を活かし、新規顧客獲得に貢献したいと思います。
簡素過ぎる自己紹介は、採用担当者に物足りない印象を与える可能性があります。職務経験には具体的なエピソードを盛り込み、最後には入社意欲を伝えられるようにしましょう。
新卒面接の自己紹介は1分で何を言う?
新卒者が面接で自己紹介をする場合は、学生時代に力を入れた内容、いわゆる「ガクチカ」を盛り込みます。内容はアルバイトやボランティア、趣味などのなかから、応募先企業に活かせそうな経験を選ぶのが大切です。
新卒面接の自己紹介で入れるべき項目
新卒の面接における自己紹介では、以下の項目を入れます。
- ・学校名、学部名、学科名
- ・氏名
- ・学業での成果
- ・企業にアピールする一言
企業にアピールする一言は締めの言葉として、簡単にまとめましょう。長くなり過ぎると自己PRになってしまうので、注意が必要です。
2分なら学業以外の内容を膨らませよう
面接で自己紹介の時間を2分と指定された場合は、アルバイトやボランティア、留学経験といった学業以外の内容を入れて内容を膨らませてみましょう。また、自分の特性を伝えて、応募先企業とのマッチ度をアピールしてもOKです。
新卒者の自己紹介例文
この項では、新卒者が面接で自己紹介する際の例文を紹介します。
学業について述べる例文
以下は、自己紹介で学業についての内容を盛り込む場合の例文です。
●●大学△△学部△△学科の▢▢▢▢と申します。本日はお忙しいなか、貴重なお時間をいただきありがとうございます。
私は学生時代、××のゼミに所属し□□についての研究に取り組みました。研究は先が見えない難しさがありますが、毎日コツコツと実験を続け、発見があったときには達成感を得られました。この経験から、御社の研究職を志望しております。
研究で培った粘り強さや探求心は、仕事にも活かせると考えております。本日はよろしくお願いいたします。
アルバイトについて述べる例文
自己紹介でアルバイトについて述べる場合は、以下を参考にしてみてください。
●●大学△△学部△△学科の▢▢▢▢と申します。
私は学生時代、貿易会社の事務サポートのアルバイトを3年間経験しました。正社員の方々がスムーズに作業できるよう、時間のかかる単純作業や書類の整理などを率先して行うよう心掛け、結果的にチームの作業効率化に貢献できました。
アルバイトで培ったサポート力や事務処理能力を活かし、御社では営業事務として営業職を支えたいと考えております。
部活動について述べる例文
学生時代部活動に力を入れていた場合は、以下のような自己紹介が可能です。
●●大学△△学部△△学科の▢▢▢▢と申します。
私は学生時代に陸上部で活動していました。陸上は自分との戦いであり、継続して努力することが求められます。私は短距離を専門としていたため、1秒でもタイムを上げるためにライバルを研究し、自分自身も研究し、修正を重ねることを続けました。
大学3年の○○大会で目標タイムを超えることができ、3位という成績を納めました。努力を続けるために工夫したことは、毎日の目標を立てることと、今日できたことを見つけることです。少しずつの進歩が大きな成果につながることを陸上から学びました。
仕事でも大きな壁はあると思いますが、陸上で培った忍耐力を活かし、目標を達成し続ける営業職を目指します。
上記の例文を参考に、自分が力を入れたことをアピールする自己紹介文を組み立ててみましょう。
ただし、「ガクチカ」については、面接のなかで改めて質問されることも。その場合は、自己紹介で述べた内容をさらに肉付けしてアピールしましょう。面接で印象に残る「ガクチカ」の構成については「面接時で聞かれるガクチカの話し方を紹介!どこまで話す?長さの目安は?」のコラムで詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。
【状況別】面接で好印象な自己紹介の例文
面接の自己紹介で気をつけるべきポイントは、転職者の状況によっても異なります。以下で状況別の例文をご紹介しているので、ぜひお役立てください。
未経験の職種に挑戦する場合
未経験の仕事に挑戦するときは、以下の例文を参考にしてみてください。
▢▢▢▢と申します。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。
私は現在、アパレル店のスタッフとして店舗運営や接客に携わっています。お客さまとの長期的な信頼関係を築ける仕事に就きたいという思いから、御社の営業職に応募いたしました。現職で培ったコミュニケーション力や提案力などを活かして、御社で活躍したいと考えております。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
未経験職に転職する場合、自己紹介のなかで志望理由について軽く触れると良いでしょう。「なぜ未経験の仕事を目指そうと思ったのか」という面接官の疑問を明らかにし、熱意を示すためです。冗長にならないように注意しつつ、「これは必ず伝えたい」という話題を簡潔に盛り込みましょう。
これまでの経験やスキルを活かせることを示す
未経験の職種に挑戦する場合の面接では、これまでの経験やスキルで活かせることをアピールしましょう。職種は違っても、経験から培った強みや長所が活かせる可能性はあります。自己紹介で活かせる強みやスキルを示せれば、「活躍が期待できる」と前向きな印象を与えられるでしょう。
同じ職種に中途入社する場合
以下は、前職と同じ職種を目指す場合の自己紹介文です。
▢▢▢▢と申します。本日は面接のお時間をいただきありがとうございます。
私は現在、IT企業でシステムエンジニアとして働いています。勤続5年目ではプロジェクトリーダーを任され、無事に成果を挙げられました。今後はより規模の大きなシステム開発に携わりたいと思い、御社を志望した次第です。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
中途採用の面接で自己紹介する際は、経歴に軽く触れましょう。さらに、前職での経験が志望動機とつながっていると採用担当者に伝わる内容になります。
また、転職者が面接で自己紹介する際は、前職への不満を述べないように気をつけましょう。応募先企業でやりたいことや貢献できることを述べて、前向きな転職であると印象づけるのが大切です。
具体的な数字を盛り込めると説得力が増す
中途者が職務経験について話す場合は、勤続年数や実績などで具体的な数字を示しましょう。具体的な数字があると、エピソードに説得力が増します。また、数字で示すと面接官が経験やスキルを評価しやすくなるでしょう。
転職回数が多い場合
転職回数が多い場合は、面接の自己紹介で理由に触れておくと良いでしょう。たとえば、”●●を目指すうえで多様な経験が必要と考え、5年間で3回転職いたしました”と簡潔に伝えます。採用担当者から「転職について詳しく教えてください」と質問されたら、詳細を説明しましょう。転職回数の多さをマイナスに捉える面接官もいるので、今までの経験を活かせることを前向きにアピールするのがおすすめです。
「20代前半で転職回数が多いと不利?好印象を与える5つのコツ」のコラムでは、転職回数が多い人の選考対策について解説しています。
経歴の共通点をアピールする
転職回数が多い場合は、職務経験の共通点をアピールします。職務経験に共通点があれば、「軸をもって転職している」「スキルアップに取り組んでいる」というように、前向きな印象を与えられる可能性も。マイナスに捉えられないように、職務経験の共通点を含めて前向きに伝えましょう。
面接で自己紹介に続けてよく聞かれる質問と回答例
面接では、自己紹介に続いてよく聞かれる質問があります。以下で回答例を紹介するので、面接対策の参考にしてみてください。
「前職の退職理由を教えてください」への回答例文
前職の退職理由を聞かれたら、以下のように述べましょう。
▢▢▢▢と申します。本日は面接のお時間をいただきありがとうございます。
前職では××株式会社で3年間、システムエンジニアとして働いていました。多くの案件を担当するうちに、システム設計・開発だけでなくインフラの整備に挑戦したい気持ちが出てきたため、転職を考えるようになりました。
御社では、前職の経験を活かしつつ、専門的な知識を身につけたいと考えております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
前の職務経験と今後携わりたい仕事について説明しており、前向きな転職であることが伝わります。インフラの整備に興味をもった理由も説明すると、採用担当者が納得しやすい内容になるでしょう。
NG例文
以下は、前職について聞かれた際のNG例文です。
▢▢▢▢と申します。よろしくお願いします。
○○株式会社で2年間、システムエンジニアとして働いていました。しかし、残業ばかりで、プライベートを楽しむ余裕がない日々が続いていました。
転職して、残業が少なめの企業で働きたいという気持ちが強くなり、御社を志望しました。
「残業ばかり」という内容は、たとえ事実であっても「会社批判」と受け取られる可能性があります。また、「残業が少なければ自社以外でも良いのでは」と思われる恐れも。待遇についての不満を転職理由とする自己紹介は避けましょう。
「あなたにとって仕事とはどのようなものですか」への回答例文
仕事への考え方や価値観を聞かれた際は、以下のような回答を意識してみましょう。
▢▢▢▢と申します。本日は面接のお時間をいただきありがとうございます。
仕事とは、自己成長するためのものだと考えます。
前職の販売職では、入社時は自分の接客に自信がもてず挫折してしまうこともありました。しかし、お客さまとの会話を大切にし、求めているものを提案した結果、『丁寧な接客をしていただきありがとうございます』と言ってもらえたことがありました。自分に何ができるかを考えながら得意なことを伸ばせば、自己成長につながると考えています。
御社に入社した際もこの考え方は忘れずに、日々の業務にあたりたいです。本日はよろしくお願いいたします。
「あなたにとって仕事とは」に対する回答は人によって変わるので、これが正解というものはありません。自分なりの答えを考えてみましょう。大切なのは、仕事に対する熱意や積極性を示すことです。これまで仕事とどのように向き合ってきたのかを、エピソードとともに伝えましょう。
NG例文
以下は、「あなたにとっての仕事とは」と聞かれた際のNG例です。
▢▢▢▢と申します。本日はありがとうございます。
仕事とは、生きていくためにしなければならないものだと思います。生きていくためには、どうしてもお金が必要になるからです。
金銭面を踏まえた回答は、面接の場に適切ではありません。採用担当者は、仕事に対する価値観を知りたいと思っています。誰しも生きていくうえでお金が必要なのは採用担当者も理解したうえで、この質問ではプラスアルファの回答を求めていると考えておきましょう。
「あなたにとって仕事とは」と聞かれたときの回答が思い浮かばない方には、「『あなたにとって仕事とは』と面接で聞かれたら?回答の例文と答え方を紹介」のコラムをご一読ください。
面接の自己紹介で失敗につながりやすい例
面接の自己紹介では、緊張して基本情報の伝え漏れがあったり、内容がまとまらないまま話し続けてしまったりするなどの失敗が考えられます。
面接の自己紹介で失敗につながりやすい例を紹介するので、注意点として参考にしてください。
面接の自己紹介で失敗につながりやすい例
- 基本的な情報が盛り込めていない
- 転職理由や志望動機と混同している
- 要点を絞らず時系列に沿って長々と話す
- 具体的な説明が欠けている
- ネガティブな内容になっている
基本的な情報が盛り込めていない
面接の自己紹介には、名前や所属といった基本的な情報を忘れずに盛り込みましょう。面接の自己紹介で基本的な情報が盛り込めていないと、「準備不足」「計画性がない」といった印象を与えることもあるので注意が必要です。
転職理由や志望動機と混同している
自己紹介の内容が、転職理由や志望動機と同じにならないようにしましょう。あくまでも「自分自身を紹介する」という本筋から逸れないのが大切です。自己紹介で転職理由や志望動機に触れても良いですが、内容が膨らみ過ぎないように注意しましょう。
面接の流れを把握しておくと自己紹介での失敗を防ぎやすくなるため、「面接の流れを知っておこう!転職活動で必要なマナーやよくある質問もご紹介」のコラムも参考にしてみてください。
要点を絞らず時系列に沿って長々と話す
面接の自己紹介では、経歴を長々と話さないようにしましょう。時系列に沿って話すと話がまとまらず、何を伝えたいのか分かりにくくなります。詳細な経歴は履歴書に記載があるため、アピールしたい経験に絞ってまとめるのがポイント。転職回数が多い場合は、前職のみに触れるか、応募先企業と関連する経験をピックアップするなど要点を絞りましょう。
具体的な説明が欠けている
自己紹介を簡潔にまとめようとするあまり、話を省き過ぎると逆効果になる場合があります。たとえば、前職の実績を伝えるのに”頑張りました”というだけでは、アピールになりません。大事なポイントは省略せず、”売上を○%アップした”と具体的に説明しましょう。
ネガティブな内容になっている
面接では、自己紹介の内容を前向きな表現でまとめるように意識しましょう。挫折経験や前職の不満を話すと、採用担当者にネガティブな人柄を印象づけてしまいます。ネガティブな内容はポジティブに言い換えるのがポイント。挫折経験を話す場合は、「計画性の大切さを学びました」と前向きに締めくくるのがおすすめです。
面接の自己紹介で緊張したときの対応方法
面接の自己紹介で緊張してしまい、うまく話せないときのために対処法を考えておくのも大切です。うまく話せるように練習しておくのは必須ですが、リスクに備えておけばなお安心といえます。
「緊張していますが」と前置きする
面接の自己紹介で頭が真っ白になったり、上手く話せなかったりしたときは、正直に緊張していることを伝えましょう。自己紹介の冒頭で「面接の場で緊張していますが」と前置きすれば、緊張にうまく対処しようとする姿勢が採用担当者に伝わります。口に出すことで緊張がほぐれる場合もあるので、言葉に詰まったら試してみてください。
コミュニケーションを大事にする
面接で大事なのは自己紹介をテンプレートどおりに話すことではなく、採用担当者とコミュニケーションを取ることだと考えましょう。暗記した内容を正確に話そうとすると、緊張して忘れてしまったとき何も話せなくなってしまう場合があります。会話するつもりで質問に答えることを意識すれば、面接時もスムーズなコミュニケーションがとりやすいでしょう。
面接で緊張しやすい方は、「面接で緊張しない方法は?試験当日に気持ちを落ち着かせる7つのコツも紹介」のコラムも参考にしてみてください。
面接本番前にやるべき自己紹介の練習方法
面接で自己紹介を成功させるためには、事前の練習が重要です。練習は一人でするだけでなく、第三者に協力してもらうとより効果的。良い点・悪い点を指摘してもらい、本番までに改善を重ねましょう。
ハタラクティブの「若者しごと白書2024」によると、「選考時に上手く自分を伝えられるか」に対して「非常に不安」「やや不安」と答えた人は正社員で63.9%、フリーターで67.5%でした。
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2024 3-10. 就職活動・転職活動を始めるときの不安度(p.40)」
正社員もフリーターも、面接に対する不安は大きいと分かります。ここでご紹介する練習方法を実践して、不安を軽減しましょう。
鏡の前で話す
自己紹介の練習をするときは、鏡の前で話すのがポイント。鏡を見ながら話すと、表情や話し方のクセなどに気づけます。また、繰り返し話すことで「敬語を間違えやすい」「長く話し過ぎてしまった」など、失敗しやすいポイントも見つかるでしょう。
動画で撮影して客観的に見る
自分の姿を客観視するために、面接の練習内容を動画に撮るのもおすすめです。動画を撮っておけば、自分の目線や話すスピード、声の大きさなどを確認できます。話しているときには気付かなかったクセも発見できるでしょう。
友人や家族などに面接練習をしてもらう
友人や家族にお願いして、模擬面接をしてもらう方法もあります。友人や家族から意見をもらえば、自分では気付けなかった改善点を見つけられるでしょう。また、想定外の質問をしてもらったり、回答内容を深堀りしてもらったりすれば、本番に近い状態で面接練習できるためおすすめです。
転職エージェントの模擬面接を受ける
「事前に練習したいけれど周囲に頼める人がいない…」という方は、就職・転職エージェントの模擬面接がおすすめです。ハタラクティブの「若者しごと白書2024」では、「就職/転職の相談、サポートしてくれる人がおらず非常に不安・やや不安」と答えた方は正社員で52.6%、フリーターで52.9%でした。
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2024 3-10. 就職活動・転職活動を始めるときの不安度(p.39)」
就職・転職エージェントでは、就活に詳しいキャリアアドバイザーによる模擬面接を受けられるため、プロの視点からのアドバイスがもらえます。また、志望業界・職種に合わせた回答やほかの転職者との比較など、一人では分からないポイントも教えてもらえるので、本番前に自信をつけられるでしょう。
「模擬面接とは?練習のやり方や質問でよく聞かれることを解説!」のコラムで模擬面接の詳細をまとめていますので、練習の参考にしてみてください。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
自己紹介をはじめとする面接対策に不安がある方は、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、既卒や第二新卒、フリーターといった若年層の就職支援を行う就職・転職エージェントです。専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングを行い、一人ひとりに合わせた求人紹介を行います。
また、紹介した求人に合わせた選考対策も実施。模擬面接では採用担当者の目線でアドバイスをするので、自信がない方も安心して本番を迎えられるでしょう。「面接の自己紹介で何を言うべきか分からない」「志望動機の内容が思いつかない」などとお悩みの方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。
面接の自己紹介に関するよくある質問
ここでは、自己紹介やそのほかの質問に関する疑問をQ&A形式でまとめました。自己紹介に自信がない、適切な内容が分からないといった方は、ぜひ参考にしてください。
既卒の面接で自己紹介するときのポイントは?
既卒の就職活動で自己紹介する際は、将来の展望に触れましょう。企業側は、既卒者の若く伸びしろがある点に期待しています。
なお、既卒になった理由も説明できるようにしておきましょう。既卒の自己紹介のポイントは、「既卒の自己紹介では何を伝える?面接での回答例やポイントも解説」のコラムを覧ください。
自己紹介のほかに面接で定番の質問はある?
面接でよくある質問には、「自己PRをしてください」「あなたの強みを教えてください」「仕事で大事にしていることはなんですか」などが挙げられます。面接でどのようなことを聞かれても良いように、よくある質問に対する回答を用意しておくことが大切です。「転職の面接で聞かれることが多い質問とは?対策のコツや回答例も紹介!」のコラムでよくある質問と回答のコツに触れているので、こちらもあわせてご一読ください。
英語で面接することもある?
海外転勤がある場合や外資系企業では、英語面接を行う場合もあるようです。英語面接でも、自己紹介の基本的な項目や流れは日本語の場合と変わりません。質問が聞き取れなかった際は聞き返し、しっかりと理解したうえで回答するようにしましょう。英語面接の自己紹介について詳しくは、「英語面接の対策とは?よくある質問や役立つフレーズを紹介」のコラムをご覧ください。
面接で話す自己紹介の内容に自信がない…
面接の自己紹介に自信がない方は、家族や友人に回答内容を見てもらったり、就職・転職エージェントに相談したりするのがおすすめです。就職・転職エージェントでは、企業側の視点で自己紹介に関するアドバイスをしてもらえます。就職・転職のプロによるサポートを受けるなら、ハタラクティブへお気軽にお問い合わせください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。