大事なのは過去や未来でなく、今を見ること〜ヨガクリエイター ayaインタビュー〜

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留学先のアメリカでヨガに出会い、自身の20kg以上の大減量に成功。様々なヨガを学んだのち、指導者に。月200以上のオリジナルレッスンをこなし、レッスンには有名女優やモデルが数多く通い、予約の取れない人気ヨガ講師として話題のayaさんの仕事哲学を紐解きます。聞き手は「キャリアチケット」を運営する、レバレジーズ株式会社執行役員の間山哲規です。

 

 

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自分にしかできない仕事をするために、ヨガクリエイターへ転身

間山:まずはじめに、ayaさんの過去のお仕事について教えて下さい。

 

ヨガに出会う前は、アメリカに留学をしていて、外資系のアパレルで働いていました。当時は、やりたいことが見つからず、年齢のこともあったので、たまたま内定をもらえたアパレルで働くことにしました。

 

アパレルの中でも販売やプレスといった、たくさんの職種が存在するので、働いていくうちにやりたいことが見つかるだろういう気持ちで、働いていました。入社して数年は任された任務を遂行することに一生懸命でしたが、仕事をしていく上でどんどん「やりがい」を求めるようになり、自分にしかできない仕事をしたいと思うようになりました。

 

間山:ヨガを仕事にしようと思ったきっかけは、どのようなものだったのでしょうか。

 

ヨガを仕事にしようと思ったきかっけは2つあります。1つ目は、アメリカに留学していたとき、事故に遭い脳挫傷になり4日間意識不明になりました。その後、意識は回復しましたが、体が痛い日々が続き、知り合いの勧めでリハビリの目的でヨガのレッスンを受けたのがきっかけです。


 


当時は、ヨガというものがどんなものなのかよく分からず、とりあえずやるだけ。  

やっていくうちにヨガには、アクティブなスポーツ向きのヨガがあったり、エクササイズのヨガがあったり、いろいろなジャンルがあることを知りました。

 

2つ目は、友人から勧められたことです。

リハビリを終えたあとも、趣味でヨガを続けていました。仕事前にヨガに通い、仕事終わりにもヨガに通う、なんて日々を過ごしていたら「そんなにヨガにのめりこんでいるなら、 仕事にしちゃえ!」と勧められて。気がついたら、働きながらヨガの資格を取りに行っていました。

 

ヨガをやっていくうちに「綺麗になりたい」という気持ちも強くなり、はまってしまった 自分もいたんですけどね。

 


 

 

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「金髪だから」と、書類選考で落とされる日々

間山:現在はヨガクリエイターとして、深イイ話に出演されたりと、すごく注目されていますよね。

 

ヨガクリエイターとして、たくさんのメディアやイベントに呼ばれたりすることが 多くなりましたが、ここにくるまで、かなり苦労しました。

 

「金髪だから」と書類選考に落とされ続け、試験に合格する以前に実技試験を受けれない 日が続きました。

 

いまは、モデルさんや芸能人の方がヨガの先生をしているスクールが多いですが、

昔はそのような方たちがいなかったんです。ヨガは、ロハスでナチュラルなイメージが強く、黒髪で清楚な方を求めるスタジオや企業が多かったのが実情でした。

 

10年前の金髪は、ちゃらっとしたイメージに思われてしまう時代だったので、得する部分は正直ありました。(笑)

 

ちゃらっとしてるけど「しっかりレッスンはくるんだね!」とか「時間は守るんだね!」 とか、人として当たり前のことを褒められたりしました。周囲に認められるためにも、当たり前のことを当たり前にやろうと、決心した日になりましたね。

 

ーヨガは伝統的なイメージが強いですが、ayaさん自身のやりかたを作るまでのお話を聞かせていただけますか。

 

私は、世の中が求めることに寄り添うことが大事だと思っています。ヨガは伝統的なものなので、変えてはならないことがたくさんあります。

 

それを理解した上で、現代の人にあわせたものにシフトしていくことが大事だと思っています。ただ、自分のやり方を作っていくだけでなく、伝統的な要素を取り入れながら、現代の人のライフスタイルに合ったニーズに、自分が寄り添うことを心がけています。


 


 

 

過去や未来を見て話すのではなく、今を見て話すこと

間山:生徒さんから就活や転職の相談をされることが多いと伺いましたが、そのときはどのようなアドバイスをするのでしょうか。

 

受からないことを「挫折」という風に捉える生徒はすごく多く、心のメンタルの部分で落ちこんでしまう生徒は多いですね。その面接や試験が人生の全てではなく、ライフスタイルの一環だと思って挑戦してほしいと思ってます。


 

また、5次選考や6次選考まで行ったけど、最終選考で落ちてしまう生徒も多く

「1次選考、2次選考は受かるのになんで最終選考を突破できないのか」「なにが落ちる原因なのか」と相談されます。日本人は、生真面目なんです。

 

試験や就職活動をするとなると、資料を作りきって、覚えたことを話す傾向にあります。

私が試験官や面接官の立場で誰か1人を選ばなきゃいけないとなったとき、どのように判断するかを正直に生徒に伝えるようにしています。

 

最終的には、その人の「適応能力」と「幅」です。スキルやコミュニケーション能力は、 最終試験に至るまでに確認しているはずです。私が思うに、最終選考では「いまをみている人」を選ぶと思っています。

 

自分が覚えてきた回答を頭の中で探して、過去か未来を話していたら全然意味がないと思っていて、何人もの人を見ている人だったら、一発で見抜くはずです。

試験や面接を受けるときに「何を見て話したか」「どのように話しているか」が鍵となります。

試験や面接でのミスを恐れる人は多いですが、それは仕事も同じです。人なので、ミスを しないということは不可避です。「今」を見る力がある人は、困ったときはすぐ上司に相談し、解決策をいち早く導き出します。結果、会社として大きな問題となる前に対処することができるはずです。

 

人に話すことが、自分の才能を高める

間山:自分に自信が持てない方も世の中に多いと思うのですが、ayaさんは自身はどうお考えですか。

 

「自分のいいところを見つけること」が大事だと思ってます。20年前は、今よりも20キロも体重が多く、自分に自信がありませんでした。

 

そんな自分でも、自分を褒めてくれたり、高めてくれる友人がそばにいて、何度も救われました。就職活動を行うにしても、反省点ばかり見つけず、お互いを高め合ったり、褒め合ったり、いいところを見つけることを心がけてほしいです。


 

間山:最後に、この記事を読んでいる方へアドバイスをお願いします。

「人に話すこと」で自分の才能が高められるということをみなさんに伝えたいです。実は、自分の才能や、やりたいことは、自分ではない他の誰かが見つけてくれます。

 

誰かにとってプラスになることや、自分の現状を伝えること、全て言葉にすることで自分の気持ちが整理できたりします。友人や家族に自分をさらけ出し、話してみてください。
 

ヨガクリエイター ayaプロフィール

留学先のアメリカでヨガに出会い、自身の20kg以上の大減量に成功。様々なヨガを学んだのち、指導者に。月200以上のオリジナルレッスンをこなし、レッスンには有名女優やモデルが数多く通い、予約の取れない人気ヨガ講師として話題。

『一気にくびれる ayayoga背中革命』(主婦の友社刊)が好評発売中。

20kg超の減量に成功し、今やウエスト51cmのayaが提案する体操「ayayogaメソッド」は「筋トレ・有酸素運動・ストレッチ」を兼ね備え、体に効率よく刺激を与えていくから必ず変われる――本書では、ayaが体改革に最も必要と考える「背中」にフォーカス。未開の地(背中)を耕す ことで、ウエスト、二の腕などが効率的にサイズダウンする効果に驚いてください。

執行役員 間山哲規プロフィール

1981年生まれ。神奈川県出身。新卒としてNTTデータに入社し、エンジニアとしてキャリアをスタート。その後、アディーレ法律事務所にてシステム責任者、事務局長を経て、2012年にレバレジーズに参画。全社の経営管理体制の構築を担う他、若年層就職支援サービス「ハタラクティブ」、アパレル業界特化人材サービス「FASSIONE」、新卒向け就職支援サービス「キャリアチケット」をはじめ、複数の新規事業を創出、収益化を実現。2019年執行役員就任。

編集後記

ayaさんとお話する中で、彼女の中に、理想を追い求めるロマンチストとすべき現実に集中するリアリストが高いレベルで同居しているように強く感じた。

ハタラクティブには多くの20代の若者が登録してくれており、日々、カウンセリングに来社してくれている。その中にはこれまで大きな失敗をしてきたわけでもないのに失敗を極度に恐れる若者が多い。

一方、ある分野で大きな成功をおさめている人は「失敗」に対する許容度が大きいという共通性があるように思える。未経験の分野にチャレンジすることは、うまくいかないことも多いに決まっているが、それを認めた上でどう課題に向き合っていくかが大事なのは就職活動でもビジネスでも変わらない。


 

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