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科学の知を活用して生活者にとってより良い科学技術の実現を目指す団体
はじめに
NPO法人 市民科学研究室は、「生活者にとってよりよい科学技術」を目指し、リビングサイエンスの概念に基づき活動している団体です。
本コラムでは、同団体の活動内容についてご紹介していきます。
概要
NPO法人 市民科学研究室が掲げる理念の一つ、リビングサイエンスとは、生活を基点にした科学のことです。生活にさまざまな形で活用されている技術や科学知。これらを市民が主体的に科学技術を選択・活用・研究開発し、より良い暮らしを目指します。
もう一つの理念である市民科学とは、市民の、市民による、市民のための活動を指します。市民が、専門知を理解しつつも、生活の総合的な視点から問題解決に取り組む科学のことです。
また、同団体では、次の3つを軸に活動を行っています。
1つ目が「科学技術にかかわる様々な意思決定や政策形成への市民参加」、2つ目が「様々な社会問題の解決に向けた専門知識の適正な活用」、3つ目が「持続可能で生き生きとした生活のための科学研究や教育の実践」です。
この3つの軸に基づき、市民の問題認識力を高めるための勉強会や講座を開催し、市民主体の調査研究や政策提言、支援事業に取り組んでいます。
活動内容
NPO法人 市民科学研究室が特に力を入れている活動をご紹介します。
市民研インターンシップ
NPO法人 市民科学研究室が、2025年6月からスタートした、市民科学者を育成するためのプログラムです。
2023年と2024年に実施した市民科学者育成塾を、さらに改変し発展させた試みです。
科学技術の発展によって暮らしが豊かになった一方で、世の中にはたくさんの疑問や課題も生じています。たとえば、以前は多く見かけていたトンボやメダカの姿をあまり見かけなくなったこと、気候変動にどこから手を付ければいいのかなど、誰も正解を持っていなくてもしっかり調べることで解決に近づく方法が見えてくるかもしれないような疑問や課題です。
こうした事柄に科学の知を活用して取り組み、誰もがより良く暮らしていけるように解決策を探っていく人を、市民科学者といいます。
市民科学研究室インターンシップの趣旨は、市民科学者育成塾の趣旨と同じです。そこからさらに柔軟に、それぞれのニーズに合わせて研修の機会を提供しています。
市民研インターンシップは、同団体が蓄積してきた調査研究や企画運営や外部連携や議論の場作りなどのノウハウを学びたい人であれば、どなたでも受け付けています。また、NPO活動や調査活動のススメ型に関心がある人や、これらのテーマで論文を書いてみたい人も、インターンシップを利用できます。
外環振動・低周波音調査会
東京外環トンネル工事陥没事故の被害地域の住民と同団体が共同で、2021年に立ち上げた調査活動です。
これまでに行った活動の経過を、報告書や集会案内、質問状、動画資料などの詳細な情報とともに同団体のWebサイトにて掲載しています。
詳細情報
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※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数