困難を抱えた若者の就労・社会復帰・社会参画をサポート【特定非営利活動法人セカンドスペース】

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はじめに

特定非営利活動法人セカンドスペースは、ひきこもりやニート、発達障害などの困難を抱えた若者を対象に、就労支援や社会参画のサポートを行っている団体です。若者はもちろん、保護者の方や各支援機関向けのサービスも提供しています。
本記事では、同団体の事業内容について詳しくご紹介していきます。

運営事業内容

特定非営利活動法人セカンドスペースでは、“若者が働き続けることで自己実現を可能にし、社会に還元していく”というビジョン、“若者の社会復帰・学校復帰等の支援の『場』を提供し、様々な機関と連携して実現する”というミッションに基づき、以下の事業を行っています。

千葉県子ども・若者総合相談センター 「ライトハウスちば」 ※千葉県委託事業

千葉県子ども・若者総合相談センター 「ライトハウスちば」は、特定非営利活動法人セカンドスペースが運営している事業の一つです。39歳までの若者のワンストップ相談窓口としての役割を担っています。
来所や電話相談が難しい方のために、予約制にて木・金・土・日曜日にオンライン上での面談にも対応しています。
通所しながら学校復帰・社会復帰を目指す方のためには、若者支援プログラムを用意。登録制で木曜日・金曜日・日曜日に行われています。
来所して相談員と直接面談したい方のためには、千葉県都町合同庁舎にて面談を行っています。 
若者ご本人はもちろん、保護者の方や関係者の方の相談にも対応しています。

若者支援プログラム

若者支援プログラムは、3ヶ月〜6ヶ月を目安に、サポステなどの適切な支援機関に通うことや復学することが目的の一つです。このほか、生活リズムの改善や、自己理解・自己肯定感の向上も同プログラムの目的に含まれます。

対象は、在宅状態の義務教育修了後から30歳前後までの方、学校復帰・社会復帰を目指している方、社会に一歩出るのが不安な方。プログラムの内容は、相談者様一人ひとりの状態に合わせて作成された支援計画に基づき、パソコン講座やものづくり、体操、各種講座への参加などです。上級教育カウンセラー・精神保健福祉士・公認心理師が担当相談員として在籍しています。

面接相談(予約制)

電話・メール・Webサイト・FAXにて予約後、面接相談を実施。相談者様とのコミュニケーションを通じて解決策を探っていく方針のため、電話もしくは面接相談にて助言・アドバイスを行っています。

関係機関や団体との連携会議

関係支援機関や団体と連携したうえで円滑な支援を行うため、関係機関に向けて連携会議を開催しています。会議の対象者は、千葉県内の相談機関・行政機関・子どもおよび若者への対応を行っている方です。
2023年9月以降は、『ひきこもりの事例研究』や『不登校の事例研究』といったテーマで連携会議が予定されています。

保護者向け勉強会(親の会)

「保護者向け勉強会(親の会)」はニート・ひきこもり・不登校状態のお子様を持つ保護者の方々を対象に、孤立を防ぎ悩みを共有できる場として年に6回実施されている勉強会です。これまでに開催されたテーマは、「子どもの様子と家族の気づき」「傾聴するとは」。2023年8月以降は、「共感するとは」「認知行動療法」などのテーマでの勉強会が予定されています。

ふなばし地域若者サポートステーション ※厚生労働省・船橋市・習志野市委託事業

ふなばしサポステ(平成25年度~令和4年度)

ふなばしサポステとは、厚生労働省・船橋市・習志野市の委託を受けて運営されている就労支援施設です。働くことに悩みを抱える15歳〜49歳までの方とそのご家族を対象に、さまざまなサポートを行っています。特定非営利活動法人セカンドスペースでは、10年間のふなばしサポステ受託実績をつかい、就労支援のノウハウをライトハウスちばと船橋はるかぜクリニックで活用しております。

支援者向けソリューション事業(セミナー・研修・コンサルティング)

特定非営利活動法人セカンドスペースは、学校・企業・支援機関を対象に、「支援者向けスキルアップセミナーおよび向上研修の運営」「中途退学および早期離職防止のためのセミナー・アセスメントおよびコンサルティング」「高校生・専門学校生・大学生を対象としたキャリアガイダンス・キャリアカウンセリング」「企業内キャリアコンサルティング」を行っています。

復学・就労支援プログラム

特定非営利活動法人セカンドスペースは、不登校やニート、ひきこもりなどの状態にある方の学校・社会復帰を長年にわたり支援してきた実績を持ちます。その活動を通して培ったノウハウを事業に活かしています。

若者支援スキルアップ&就職活動ノウハウ・オンライン講座

困りごとを抱える若者の学習機会の確保や就職支援などの社会参画サポートを、20年にわたり行っているセカンドスペース。若者の支援者や就職活動中の方から寄せられた「若者支援や就職活動の効果的な方法を知りたい」といったニーズに対応するため、同団体のスタッフが実際の活動で得た独自の支援ノウハウをセミナー形式でお届けしています。

船橋はるかぜクリニック・デイケアプログラム運営 ※船橋はるかぜクリニック委託

船橋はるかぜクリニック・デイケアプログラム運営 ※船橋はるかぜクリニック委託の画像

不登校・発達支援・就労支援プログラム

発達障害・不安障害・気分障害の方(グレーゾーンの方も含む)を対象に、コミュニケーション向上・就職・社会復帰を目指すプログラムを心療内科・精神科クリニックで行っています。
小学4年生〜高校3年生の方向けの不登校・発達支援プログラムと、高校卒業後で就職支援・復職支援希望の方向けの就労支援プログラムの2つのコースが用意されています。

就労支援プログラムは高校卒業後の方から利用でき、求職中の方や傷病手当金を受給中の方、仕事にブランクがある方、就労未経験の方などが対象です。
具体的なプログラムは、メンタルケアやソーシャルスキルトレーニング、パソコン講座、キャリアプランニングの受講、参加者同士での疑似職場体験など。利用日は:月・火・水・木曜日で、火・水・木曜日は同団体が運営しています。

ゆるやか就労支援プログラムは、働いた経験がない方やひきこもりがちな方を対象に、月・木曜日に開催されています。そのうち木曜日を同団体が運営しています。参加者の方たちでプログラム内容を決めていくという、ゆるやかな雰囲気が特徴。自信を取り戻したい方、人間関係を円滑にするためのコミュニケーションスキルを習得したい方、発達障害やグレーゾーンでも円滑に仕事ができる就職先を探したい方などが利用されています。
これまでに、カードゲームや絵本作り、電話対応講座やパワーポイントでのマニュアル作成講座などが行われました。

詳細情報

特定非営利活動法人セカンドスペース 

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