- フリーター就職支援「ハタラクティブ」トップ
- お役立ち記事TOP
- 中卒から介護職は目指せる!業界の現状や特徴とともにおすすめ資格を紹介
中卒から介護職は目指せる!業界の現状や特徴とともにおすすめ資格を紹介
公開日

この記事のまとめ
- 中卒から介護職になれるチャンスは大いにある
- 中卒から目指せる介護サービスは、介護老人保健施設やデイサービスなどさまざまある
- 中卒から介護職を目指すには専門資格が必須にならない傾向がある
- 介護職に向いている人は、気配り上手の方や体力に自信のある方など
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
中卒から介護職に挑戦できる?
介護業界は人材不足の傾向があることから募集の対象が幅広く、学歴不問の求人も多数あるので、中卒から挑戦しやすいでしょう。
また、介護職は、資格の有無を問わない求人が出ているのも、挑戦しやすい理由のひとつです。企業によっては、入社後に基礎研修や資格取得を支援してくれる場合があるため、将来的にスキルアップを目指せるでしょう。
介護の現状
介護を必要とする人を「要介護者」と呼んでおり、高齢化の影響を受けて日本の要介護者は年々増加しています。内閣府の「令和6年高齢社会白書」によると、日本の高齢化率(日本の総人口に占める高齢者の割合)は29.1%です。高齢化が進み高齢者の数が増えていけば介護業界の需要は高まり、介護サービスの充実や介護職員の確保、教育などの対策が求められるようになると考えられます。そのため、今後も介護関連の仕事は高い需要になると予想できるでしょう。
参照元
内閣府
令和6年版高齢社会白書(全体版)(PDF版)
中卒から介護職を目指すには専門資格は必要?
前述したように基本的に、介護職は資格がなくても就職できる傾向にあります。しかし、資格を取得することで対応できる業務の幅が広がるだけでなく、知識も身に付くため、キャリアアップを目指すなら資格取得を検討しましょう。
中卒から始めるなら介護職員初任者研修からスタート
介護職員初任者研修とは、介護職として働くうえで必要となる知識や技術を身につけられる資格です。介護の入門ともいえる資格のため、基本的な知識や技術を習得するために、始めに受講するのが望ましいでしょう。
すべてのカリキュラムを受講した後に修了試験を受け、合格すると修了となります。必要となる受験資格はなく、学歴や年齢に制限がないため、中卒の方も受講可能です。
まずは働いて適性を確認するのもおすすめ
「資格取得したけど働いてみたら向いていなかった」という事態を避けるためにも、資格を取得する前に、介護の現場で働いて適性を確認することもおすすめです。無資格で応募可能な求人や資格取得支援制度を導入している職場もあるため、まずは介護職に適性があるか確かめてみるのが望ましいでしょう。
中卒者が介護福祉士の資格を取得するメリット
日本の高齢化が進む中で、介護業界は需要が高く、国家資格である介護福祉士を取得すれば、全国どこでも活躍できるチャンスが広がるでしょう。また、介護福祉士の資格は、専門性を示すものであり、就職の幅を広げるだけでなく、収入やキャリアの向上にもつながるでしょう。
介護福祉士の資格を取得する方法
介護福祉士の資格を取得するには大きく分けて「養成施設ルート」「福祉系高校ルート」「実務経験ルート」の3つがあります。中卒から目指すのであれば、職場で働きながら経験を積めるため、実務経験ルートがおすすめです。介護福祉士になれれば、資格手当がつくことがあり、給料アップも期待できるので、ぜひ検討してみましょう。
介護福祉士になるには3年以上の実務経験が必要
介護福祉士国家試験の受験資格を得るには、介護関連業務の実務経験が3年以上必要です。実務経験とは、介護施設や訪問介護、医療機関などで介護業務を行うことを指し、雇用形態に関係なくパートや派遣社員でも要件を満たせば受験資格を取得できます。
ただし、看護業務や相談業務のみを行っていて、介護業務に携わっていない場合は対象外。また、「従事期間3年以上」に加え、「540日以上の従事日数」が求められます。短時間勤務でも1日としてカウントされる点が特徴です。
一定の職場では資格の有無が職種の選択肢を広げることも
特別な資格が必要ない職場は多くありますが、社会福祉士やケアマネージャーなど資格を取得すれば、就職先の選択肢を広げられます。また、中卒から正社員への就職をハードルに感じており、まずはアルバイトから始めてみたい方は「中卒のバイトは何がおすすめ?時給や面接のポイントも解説」にて詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてください。
介護職に向いているタイプ
介護職では、利用者だけでなく、そのご家族ともコミュニケーションが欠かせないので、気配り上手な人や人に寄り添える人が向いているといえます。
また、基本的に仕事はデスクワークではなく、利用者の体を支えたり食事や入浴を手伝ったりすることが多いため、体力が求められることもあるでしょう。ほかにも、経験に応じて資格を取ってキャリアアップできる可能性があるため、向上心を持ち続けられる方にもおすすめです。
中卒から介護職を目指したい方は、ハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブは若年層向け就職・転職エージェントです。経験豊富なキャリアアドバイザーがあなたの就活をサポート。マンツーマンによる丁寧なカウンセリングで、一人ひとりにぴったりの求人をご紹介します。また、書類添削や面接対策なども行っているので、就活が初めてで不安な方でも安心です。サービスの登録・利用料は無料です。ぜひお気軽にご相談ください。
中卒から介護職を目指す際によくあるQ&A
中卒から介護職を目指す際によくある疑問や質問について、Q&A方式でまとめました。
中卒から介護福祉士になれますか?
中卒から介護福祉士になるのは可能です。介護福祉士になるためには、専門資格の取得が必要です。3年以上の実務経験と介護福祉士実務者研修を修了することで介護福祉士試験の受験資格を得られるので、まずは現場で実務を積みましょう。
介護福祉士についての詳細は「未経験から介護職に転職したい!無資格で大丈夫?志望動機の例文も紹介」で解説しているので、あわせてご一読ください。
介護の職場の種類は?
介護職が活躍できる職場として有名なのは介護施設ですが、ほかにも種類があります。
たとえば、医療措置を重視している「介護老人保健施設」や、在宅介護が困難な方が入居している「介護老人保健施設」、平日にご家族が仕事や学校に通っている間お預かりする日帰りの「デイサービス」などです。
また、ご自宅を訪問する「訪問介護」というサービスもあり、これらはNPOや医療法人などによって運営されている傾向にあります。
中卒で介護職に就くと給料は安いですか?
多くの職場では、学歴よりもスキルや経験を重視する傾向にあるものの、大卒や高卒と比べて、給料が低くなる可能性もあります。しかし、資格取得して資格手当をもらったり、勤務年数を重ねて昇給・昇格したりすることによって、給料アップにつながることがあるでしょう。資格取得のメリットについて詳しくは「中卒者が取れる資格23選!取得するメリットや高卒認定の必要性も解説」のコラムも参考にしてください。
介護職はどんな人に向いていますか?
介護職とは介護が必要なご高齢の方に向けて、生活に必要な介助やサービスを提供する仕事です。そのため、一人ひとりに寄り添った仕事がしたい方はもちろん、家事が得意な方にも向いているでしょう。詳しくはこのコラムの「介護職に向いているタイプ」をご確認ください。
介護職に就きたいが学歴が気になり躊躇ってしまいます
中卒であることに不安を感じるなら、高卒を目指してみるのも一つの手です。たとえば、高卒認定試験を受けたり、定時制や通信制の高校に通ったりするなどがあります。高卒に相当する資格を取得すれば、自信がつくだけでなく、給与がアップすることもあるので、前向きに検討してみましょう。「一人での就職活動が不安」「学歴に自信がない」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。