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高卒で警察官になるには?学歴別の給料や採用試験に合格するコツを解説

#高卒の就職活動#職種図鑑#専門職#就職・転職ノウハウ

更新日2025.12.16

公開日2025.08.01

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高卒で警察官になるには、Ⅲ類の採用試験に合格する必要がある

「高卒で警察官になれる?」「学歴によって試験や待遇に差はある?」と就業する職種として選ぶかお悩みの方もいるでしょう。高卒者も採用試験の合格により警察官になることが可能です。大卒者よりも平均的な初任給は下回りますが、経験を積み昇給することで収入アップを実現できるでしょう。
このコラムでは、高卒で警察官になるまでの流れや採用試験合格のコツを解説します。学歴による給料の違いや採用試験に落ちた場合の選択肢も紹介するので、警察官を目指すかお悩みの方はご一読ください。

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  • 高卒から警察官になることは可能
といえます。聞かれやすい質問に対する具体的な答えを答えられるように準備しておきましょう。
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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

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    目次
    高卒で警察官になった場合の収入
  • 高卒の警察官の働き方とは
  • 警察官に向いている人の特徴
  • 高卒で警察官になるには?就労までの流れ
  • 高卒で警察官採用試験に合格するコツ
  • 高卒で警察官採用試験に落ちたときの選択肢
  • 高卒の警察官への就職・転職に関するまとめ
  • 高卒で警察官を目指すときによくある疑問のQ&A
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    高卒から警察官になることは可能

    高卒区分の採用試験に合格すれば、高卒からも警察官になることは可能です。警察官は学歴よりも、体力や判断力、コミュニケーション能力など実務に必要なスキルが重視されます。
    ただし、採用試験には大卒以上でなければ受験できない種類があることを理解しておく必要があるでしょう。

    ここでは、高卒で目指せる警察官の種類や採用試験の内容を紹介します。「高卒で警察官になるには何から始めるべきか」とお悩みの方は、参考にしてみてください。

    高卒で目指せる警察官の種類

    高卒から目指せる警察官には、採用区分としてⅠ類とⅢ類があります。Ⅰ類は主に大学卒業者向け、Ⅲ類は高校卒業者向けの採用試験区分です。高卒者はⅢ類での受験が一般的ですが、大学卒業後であれば、Ⅰ類も受験できます。

    警察官の採用区分の違いについて、以下の表にまとめました。

    項目警察官Ⅰ類警察官Ⅲ類
    学歴区分大卒・大卒見込み(短大卒を含む)高卒・高卒見込み
    就業先警察署、警察本部など交番、駐在所、警察署など
    勤務地採用された都道府県内(全国異動の可能性あり)原則として採用された都道府県内

    Ⅰ類とⅢ類では就業先や目指せる階級などが異なります。それぞれの違いは、「高卒の警察官の働き方とは」で後述するのでご一読ください。

    参照元: 令和7年度 警視庁採用サイト トップページ

    高卒の警察官の割合は61.7 %

    職業情報提供サイト(job tag)の「警察官(都道府県警察)」によると、警察官のうち高卒者の方は61.7 %です。警察組織では実務能力や適性が重視され、学歴に関係なく挑戦できるといえるでしょう。

    参照元: 職業情報提供サイト(job tag) トップページ

    高卒が挑戦できる警察官採用試験の内容

    警察官採用試験は一次試験と二次試験に分かれており、それぞれ複数の試験科目があります。高卒区分の試験内容は大卒区分と比べて若干異なりますが、基本的な審査内容は同じです。

    警察官採用試験では、学科試験だけでなく、体力や人物面など総合的に評価されます。各試験の具体的内容を理解し、計画的に準備を進めることが合格への近道といえるでしょう。

    第1次試験

    第1次試験は、主に学力や基礎的な能力をチェックされます。以下に、第1次試験で実施される内容をまとめました。

    試験科目内容
    SPI(基礎能力検査)言葉の意味や数字、グラフなどの情報を素早く正確に理解する力を測る。論理的に考える力も試される選択式のテスト。
    論文(作文)試験与えられたテーマについて、自分の考えや意見を筋道立てて文章で表現する試験。表現力と思考力が評価される。
    資格経歴等の評定取得済みの資格(例:武道段位、語学検定など)や、これまでの経歴(例:部活動の実績、ボランティア活動、アルバイト経験など)が評価対象となる。
    適性検査警察官として働くうえで性格的な傾向や適性(向き不向き)を判断するために実施される。質問への回答や簡単な記述をする形式が一般的。

    第1次試験で行われる内容のなかでも、教養試験では一般常識から論理的思考力まで幅広く問われます。警察官以外の職種の就職試験でも行われており、言語能力や数的処理能力が試されるでしょう。

    第2次試験

    第1次試験に合格した人のみが受験できる第2次試験では、面接や体力検査、身体検査などが行われます。警察官として必要な身体能力や人物面が重点的に評価される試験です。

    試験科目内容
    面接試験質疑応答を通して、警察官の仕事への意欲・コミュニケーション能力・協調性などを確認する。
    身体検査警察官の仕事を行ううえで支障となる病気や異常がないか、健康状態を検査する。視力、色覚、聴力、運動機能、医師の診察、身長、体重、レントゲン、血液、尿など、多岐にわたる項目がある。
    体力検査警察官として職務を遂行するために必要な体力が備わっているかを見極められる。腕立て伏せ、バーピーテスト、上体起こし、反復横跳びなど、複数の種目で運動能力を測定する。
    適性検査警察官という職業への適性や、個人の性格特性を判断する検査。記述式の回答や選択式の質問を通じて、警察官としての向き不向きを評価する。

    面接試験では志望動機や将来のビジョン、警察官としての適性などが問われるでしょう。身体検査では視力や聴力、身体機能など警察官として職務を遂行できる健康状態かどうかをチェックされます。
    体力検査では腕立て伏せやバーピーテストといった基礎的な体力が試されるため、日ごろからトレーニングを積んでおくことが大切です。

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    警察官になるには?何年かかる?採用試験の内容や受験資格を解説!

    警察官になるには?何年かかる?採用試験の内容や受験資格を解説!

    高卒の警察官採用試験の倍率

    2024年度の高卒区分の警察官採用試験の倍率は以下のとおりです。

    性別受験者数合格者数倍率
    男性1,960人358人5.5
    女性716人162人4.4

    倍率を見ると、男性より女性のほうが高いことが分かります。これは女性警察官の採用枠が男性に比べて少ない傾向があるためです。
    ただし、警察官採用試験の倍率は、年度や地域によって変動します。そのため、自身が受験を検討している地域の倍率の傾向を確認しておくほうが望ましいでしょう。

    参照元: 令和7年度 警視庁採用サイト トップページ

    受験地域により採用試験の難易度が異なる可能性がある

    警察官採用試験は、受験地域により採用試験の難易度が異なる可能性があります。たとえば、大都市圏では、警察官の職業としての人気があり、倍率が上昇する傾向があるでしょう。一方、地方では人口減少により応募者が少なく倍率が低いこともありますが、採用枠が少ないために倍率が上がる場合もあるようです。
    また、地域ごとに試験内容や合格基準が異なり、教養試験の難易度や体力試験の基準値も警察本部によって設定が違います。警察官採用試験を受験する場合は、該当地域の試験情報を事前にしっかり確認しておくことが重要です。
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    高卒で警察官になった場合の収入

    警察官は公務員として安定した給与体系があり、高卒も一般企業と比較して比較的高い初任給が保障されています。また、経験を積むことで着実に収入アップが見込めるキャリアパスも魅力です。

    ここでは、高卒で警察官になった場合の収入を解説します。経験年数や地域による給料の違いも紹介するので、「警察官を目指したいものの、収入のイメージが浮かばない」という方は参考にしてみてください。

    警察官の年収の目安

    総務省の「令和6年地方公務員給与実態調査結果等の概要」に記載されている、警察官全体の平均給与額の47万5,875円をもとに計算したおおよその年収は約802万円です。この金額は扶養手当や地域手当などの各種手当が含まれた平均給与額の12ヶ月分に、警察官の一般的な賞与(年間おおむね4.85ヶ月分)を加えて計算しています。
    警察官全体の年収の目安ではありますが、経験年数を積み重ねることで到達できる可能性があるでしょう。

    参照元: 令和7年度 警視庁採用サイト トップページ

    参照元: 総務省 令和6年地方公務員給与実態調査結果等の概要

    高卒の警察官の初任給

    警察官の採用区分別の初任給は以下のとおりです。

    採用区分Ⅰ類(大卒以上)Ⅲ類(高卒)
    初任給30万2,100円26万4,700円

    厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査の概況 第 10 表 新規学卒者の性、学歴別賃金及び対前年増減率」によると、高卒者の平均初任給は19万7,500円でした。この結果から、高卒で警察官を目指せば、平均値を上回る初任給を得られることが分かります。

    警察官の初任給は、採用区分によって差がありますが、経験を積み昇進すれば、差を縮めていくことが可能です。また、勤務年数に応じて給与は定期的に昇給していくため、長く勤めるほど収入は増えていくでしょう。

    参照元: 令和7年度 警視庁採用サイト トップページ

    参照元: 厚生労働省 令和6年賃金構造基本統計調査の概況

    高卒の警察官の給料の手取りはいくらぐらい?

    高卒警察官の初任給26万4,700円から手取り額を計算すると、約19万~22万円程度です。手取り額は、社会保険料や所得税、住民税などの控除額によって変動しますが、給与の75~85%が一般的といえます。

    また、この金額には住宅手当や扶養手当、時間外勤務手当などが加算される場合もあるため、実際の手取り額はこれより多くなる可能性があるでしょう。

    経験年数別の高卒警察官の給料

    以下は、総務省「令和6年地方公務員給与の実態」に記載されている、経験年数別の平均給料月額です。

    経験年数高校卒(平均給料月額)大学卒(平均給料月額)
    1年未満20万549円23万350円
    1年以上2年未満20万7,675円23万6,802円
    2年以上3年未満21万5,676円24万3,687円
    3年以上5年未満22万8,052円25万3,698円
    5年以上7年未満24万1,885円26万4,547円
    7年以上10年未満25万8,408円27万8,012円
    10年以上15年未満28万294円30万8,014円
    15年以上20年未満31万9,917円35万5,163円
    20年以上25年未満36万4,189円39万1,766円
    25年以上30年未満39万7,875円41万5,299円
    30年以上35年未満41万2,490円42万1,378円
    35年以上41万2,253円40万5,923円

    ※平均給料月額=扶養手当や地域手当などの各種手当を除いた金額
    参照:総務省「令和6年地方公務員給与の実態 第6表 職種別,経験年数別,学歴別職員数及び平均給料月額(p.299)」

    働き始めは学歴により給料に差がありますが、年数を重ねるほど差が縮まっていることが分かります。長く勤めるほど、経験や役職に応じた昇給が期待できるためです。

    昇進のスピードは個人の能力や実績によって変わりますが、高卒も努力次第で上位の役職に就ける点は、警察官という職業の魅力の一つといえるでしょう。

    参照元: 総務省 令和6年地方公務員給与の実態

    都道府県別の高卒警察官給料

    警察官の年収は勤務する都道府県によっても差があります。以下に、総務省の同資料をもとに、高卒警察官の平均給料で上位10位に該当する都道府県をまとめました。

    都道府県平均給料月額就業者数
    滋賀県35万2,700円957人
    愛知県34万8,500円4,699人
    埼玉県34万5,900円5,856人
    京都府34万3,600円2,523人
    静岡県34万3,200円3,267人
    岡山県34万3,200円1,458人
    大阪府34万1,200円8,760人
    三重県33万9,800円1,207人
    兵庫県33万8,500円4,741人
    東京都33万7,300円14,266人

    ※平均給料月額=扶養手当や地域手当などの各種手当を除いた金額
    参照:総務省「令和6年地方公務員給与の実態 第6表 職種別,経験年数別,学歴別職員数及び平均給料月額(p.329)」

    平均給料月額の都道府県別の結果を見ると、政令指定都市となる都市圏の地域が上位であることが分かります。これは、人口が多い都市圏であるほど物価が高くなりやすく、それにあわせて給料に含まれる「地域手当」が定められているためです。
    ただし、地方であっても、より多くの人材を確保して人手不足を解消するために給料水準を高く設定している場合もあります。

    参照元: 総務省 令和6年地方公務員給与の実態

    就職先により給料に含まれる「地域手当」が異なる

    警察官としての就職先により、給料に含まれる「地域手当」の割合も異なるでしょう。総務省の「地方公務員の給与改定等に関する取扱いについての総務副大臣通知」によると、我が国では、地域を1~5の等級に分けて地域手当の割合が定められています。

    • ・1級地:20%
    • ・2級地:16%(茨城県、埼玉県など)
    • ・3級地:12%(神奈川県、大阪府など)
    • ・4級地:8%(愛知県、京都府など)
    • ・5級地:4%(北海道、宮城県、群馬県など)
    • ・非支給地:0%(地域手当を定められていない地域)

    東京都(警視庁)では給料の20%が地域手当として支給されるのに対し、地方では0~3%程度の地域も少なくありません。初任給が同じでも東京都と地方では月に数万円の差が生じることも珍しくないでしょう。
    就職先を選ぶ際には、この地域手当の違いにも注目してみてください。

    参照元: 総務省 地方公務員の給与改定等に関する取扱いについての総務副大臣通知

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    高卒の警察官の働き方とは

    警察官は地域の安全を守る重要な役割を担い、さまざまな職種や配属先で活躍できる仕事です。
    ここでは、高卒で警察官になった場合の職種の種類や目指せる階級を紹介します。大卒の場合との違いも解説するので、高卒で警察官を目指すかお悩みの方は、参考にしてみてください。

    職種の種類や仕事内容

    以下に、警察官の主な職種と仕事内容をまとめました。

    職種仕事内容
    地域警察官・パトロール、巡回連絡、道案内、事件や事故の初動対応など
    交通警察官・交通違反の取締り、交通事故の捜査、交通整理、交通安全指導など
    刑事警察官・殺人、強盗、窃盗などの犯罪捜査、被疑者の逮捕、証拠収集など
    生活安全警察官・ストーカー、DV、サイバー犯罪対策、防犯活動など
    機動隊員・災害時の救助活動、大規模警備、重要施設の警備など

    高卒で警察官になった場合、最初は交番勤務などの地域警察官として経験を積むことが一般的です。その後、適性や希望に応じて専門部署へ異動します。
    たとえば、論理的思考に優れていれば刑事課、体力に自信があれば機動隊など、個人の特性を活かせる配属先が選べる点は魅力といえるでしょう。

    ただし、必ずしも希望どおりの配属になるとは限りません。組織の人員配置の都合や欠員状況によって、希望と異なる部署に配属される場合もあることを理解しておく必要があるでしょう。

    高卒で目指せる警察官の階級

    高卒で入職した場合、最初は「巡査」からスタートしますが、実力と経験を積むことで上位の階級に昇進できます。

    警察官の階級

    • 巡査
    • 巡査長
    • 巡査部長
    • 警部補
    • 警部
    • 警視
    • 警視正
    • 警視長

    高卒警察官も昇任試験に合格することで警部、場合によっては警視にも昇進可能です。
    ただし、階級によっては、昇任試験の受験資格となる勤務実績の期間が高卒区分と大卒以上の区分とで異なります。

    また、警視以上の階級は、高度な専門知識やスキルが求められるため、高卒からの昇進のハードルが上がりやすい傾向があるでしょう。
    特に警視正以上の警察署長クラスは、大卒者が中心です。さらに、国家公務員総合職試験に合格して採用される大卒以上の「キャリア組」は、短期間で高い階級に昇任する傾向があります。

    しかし、高卒も警察学校や大学校での研修、自己啓発休業制度などを活用し、専門性や管理能力を高めることで、警視以上の階級を目指せる可能性があるでしょう。

    参照元: 令和7年度 警視庁採用サイト トップページ

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    警察官に向いている人の特徴

    警察官は社会の安全を守る重要な職業です。犯罪捜査や事故処理、地域パトロールなど、さまざまな場面で活躍する警察官には、特定の素質や性格が求められます。自分が警察官に向いているか迷っている方は、ぜひ以下の特徴と照らし合わせてみてください。

    正義感があり公平な判断ができる

    警察官に最も求められる特性は、強い正義感と公平な判断力です。法律を執行し、市民の安全を守る立場として、不正を見過ごせない心と、偏見なく状況を判断できる冷静さが必要といえます。

    たとえば、さまざまな事件や紛争に対応する際は、個人的な感情や先入観に左右されず、法律と規則に従って行動することが求められるでしょう。

    周囲とコミュニケーションを円滑にとれる

    警察官の仕事の適性には、周囲とコミュニケーションを円滑にとれることも挙げられます。警察官の仕事では、市民からの相談対応、事情聴取、チーム内での情報共有など、日常的に人とのやりとりが求められるためです。
    多様な背景を持つ人々と接する機会が多く、相手の立場や感情に配慮しながらも、必要な情報を引き出せる対人スキルがあると役立ちます。聞き上手で、自分の考えも適切に伝えられる人は、警察官として大きな強みを発揮できるでしょう。

    体力に自信がある

    警察官の仕事は、デスクワークだけでなく、現場での活動が多く含まれるため、一定以上の体力が必要です。緊急時の出動や犯人の追跡、長時間のパトロールなど、体力を要する場面は少なくありません。

    また、不規則な勤務形態にも耐えられる体力と健康管理能力も求められます。日ごろからトレーニングを欠かさず、自分の体を鍛えることに抵抗がない人は、警察官の活動的な仕事に適応しやすいでしょう。

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    高卒で警察官になるには?就労までの流れ

    高卒で警察官として働き始めるまでには、採用試験や研修などの段階を踏む必要があります。
    以下に、高卒で警察官になるための流れをまとめました。警察官を目指すかどうかお悩みの方は、働き始めるまでにどのような過程があるのかを理解したうえで、検討してみてください。

    高卒警察官の就労までの流れ

    • 第1次試験の受験
    • 第2次試験の受験
    • 研修の受講
    • 配属先での勤務開始

    ①第1次試験を受ける

    応募は各都道府県警察のWebサイトから行い、受験案内に従って必要書類を提出します。
    合格のポイントは、過去問を繰り返し解いたり、日頃から基礎体力を鍛えたりしておくことです。このコラムの「高卒が挑戦できる警察官採用試験の内容」で先述した試験内容を参考にして、計画的に試験対策を行いましょう。

    ②第2次試験を受ける

    第2次試験では、志望動機を明確にし、警察官としての使命感や倫理観をアピールすることが重要です。面接対策として、警察の仕事内容や社会情勢について勉強し、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
    また、集団討論では積極的に発言しつつも、他者の意見も尊重する姿勢を見せることがポイントです。

    ③研修を受ける

    採用試験に合格したら、働くうえで必要な知識とスキルを習得するための研修を受けます。研修期間の合計は約1年9ヶ月あり、内容により受講する場所が異なるでしょう。以下は、高卒区分の警察官の研修内容です。

    研修の種類期間研修内容
    初任教養
    (警察学校)
    10ヶ月・警察官の基礎知識、法規、体力、精神力などを習得する
    職場実習
    (警察署)
    3ヶ月・警察署で先輩の指導のもと現場勤務を学ぶ
    初任補修教養
    (警察学校)
    3ヶ月・警察学校に戻り、実習経験を振り返り訓練を行う
    実践実習
    (警察署・地域課交番勤務)
    5ヶ月・再び現場で実践的な指導を受け、独り立ちのための最終段階の指導を受ける

    警察官として働き始めるまでの研修期間は全寮制であり、同期と共同生活を送りながら訓練を行います。また、基本的に研修期間の長さは高卒に比べて大卒以上の区分のほうが短いでしょう。

    ④配属先で働き始める

    研修修了後は主に交番や駐在所に配属され、地域警察活動から警察官としてのキャリアをスタートします。配属先では規律を守り、先輩警察官から積極的に学ぶ姿勢が大切です。
    最初は地域警察での業務が中心ですが、経験を積むことで刑事部門や交通部門など、自分の適性に合った部署へ異動できる可能性があるでしょう。

    参照元: 令和7年度 警視庁採用サイト トップページ

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    高卒で警察官採用試験に合格するコツ

    高卒での警察官採用試験合格を目指すためには、効率的な勉強法と実践的な対策が重要です。警察官採用試験は競争率が高く、筆記試験や体力試験だけでなく、面接など多方面での準備が必要といえます。
    ここでは、試験対策の具体的なコツを紹介するので、「合格するためには、受験までにどのように過ごせば良いのか」と不安を感じる方は、ご一読ください。

    過去問の問題集や参考書を活用する

    警察官採用試験に合格するためには、過去問の問題集や参考書を活用することが大切です。
    過去問を繰り返し解くことで出題パターンを把握でき、効率的に弱点を克服できるでしょう。
    市販の警察官試験用参考書も多数出版されています。自分のレベルに合った問題集を選び、計画的に学習を進めるよう心がけてみてください。

    高卒の警察官採用試験の模試を受けてみるのも効果的

    警察官採用試験の合格を目指すための対策としては、模試を受けてみるのも効果的です。
    模試に挑戦することで、現在の実力をはかれたり、苦手な問題の分野を特定できたりします。また、模試を通じて時間配分の感覚も養えられるため、本番での焦りを防げるでしょう。

    警察官試験対策の予備校や通信講座では定期的に模試を実施しているので、合格を目指すための方法として活用してみてください。

    面接で聞かれやすい質問に答える練習をする

    面接で聞かれやすい質問に答える練習もしておきましょう。以下は、警察官採用試験の面接で聞かれやすい質問の例です。

    警察官採用試験の面接で聞かれやすい質問

    • 数ある職種のなかで警察官を志望した理由は?
    • 警察の仕事の困難にどのように向き合いますか?
    • 学生時代に最も熱中したことは?
    警察官試験の面接では、志望動機や適性を見極める質問が中心

    また、面接練習は家族や友人の協力を得て行うと効果的です。質問への回答だけでなく、姿勢や表情、話し方も意識して練習しておきましょう。

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    高卒で警察官採用試験に落ちたときの選択肢

    警察官採用試験に不合格となった場合の選択肢も考えておきましょう。警察官採用試験に落ちた場合には、「合格を目指すために再受験する」または「ほかの職種に挑戦する」などの選択肢があります。
    以下では、警察官採用試験に落ちた場合に考えられる選択肢を紹介するので、それぞれのメリット・デメリットを知ったうえで将来を考えるのにお役立てください。

    合格を目指して再受験する

    警察官採用試験は年に複数回実施されるため、合格を目指して再受験するのも方法の一つです。不合格の原因を分析し、弱点を強化することで次回の合格率を高められます。
    筆記試験で点数が足りなかったなら学習方法を見直し、面接で不合格だった場合は面接練習を重点的に行いましょう。

    再受験を目指す場合のデメリット

    再受験をする場合、「収入を得るためには、仕事と試験勉強を両立する必要があること」がデメリットとなる可能性があります。働きながら再受験を目指す場合、試験勉強の時間を確保することが難しい場合もあるでしょう。

    警察官の仕事は、30歳未満といった年齢制限があることが一般的であるため、再チャレンジできる回数には限りがあります。再受験を選ぶ場合は、「試験勉強の時間を確保できるか」「不合格が続いた場合、いつのタイミングまで再受験に挑戦するか」などを具体的に計画を立てるようにしましょう。

    ほかの職種に挑戦する

    警察官採用試験を再受験せずに、ほかの職種に挑戦する選択肢もあります。
    たとえば、消防士、自衛官、刑務官など、「人の安全を守る」という共通点を持つ公務員職は、警察官試験の勉強が活かせるでしょう。
    ほかにも、民間企業ではセキュリティ関連企業や警備会社など、治安維持に関わる業種が選択肢として挙げられます。

    また、警察官とは異なる分野の職種も視野に入れることで、新たな可能性が広がるでしょう。警察官を目指すなかで培った規律性やコミュニケーションスキル、精神力などは、ほかの職種でも活かせます。
    これまでの経験を振り返ることで自分の興味や強みを見つめ直し、警察官以外でも能力を発揮できる場所を探してみてください。

    就職・転職エージェントで適職を相談するのも手

    警察官以外の仕事を選ぶ際に悩むときは、就職・転職エージェントで適職を相談するのも手です。就職・転職エージェントでは、専任のキャリアアドバイザーに自身の強みを見つけるためのサポートや、経歴やスキルに合う仕事のアドバイスをしてもらえます。就職支援のプロの意見を得ることで、自分では気づかなかった適性や選択肢を見つけられるでしょう。

    就職・転職エージェントのハタラクティブでは、高卒の求職者の方の求人探しや選考対策のサポートも実施しています。学歴に関係なく挑戦できる未経験者歓迎の求人も多数取り扱っているので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

    ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
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    高卒の警察官への就職・転職に関するまとめ

    高卒者の方も採用試験の合格により警察官として働くことは可能です。しかし、大卒区分の方に比べると初任給や年収が下回っていたり、昇級試験の難易度が高い場合があることを理解しておく必要があるでしょう。

    警察官を目指すべきかお悩みの方は、就職・転職エージェントのハタラクティブの利用がおすすめです。専任のキャリアアドバイザーが丁寧なヒアリングであなたの希望の働き方や強みを確認したうえで、マッチする求人を厳選してご紹介。選考対策のサポートも行うので、高卒での就職活動にお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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    高卒で警察官を目指すときによくある疑問のQ&A

    以下に、高卒者が警察官へ就職・転職する際によくある疑問の答えをまとめました。

    警察官の収入は高卒と大卒のどっちのほうが良い?

    初任給は大卒30万2,100円、高卒26万4,700円と差があります。しかし、業務経験を積んだうえで昇任試験に挑戦し合格すれば、収入アップを実現することが可能です。
    キャリア初期は学歴による給与差が明確ですが、経験を積むにつれて縮まっていくでしょう。
    高卒区分と大卒以上区分の給料の違いは、このコラムの「高卒で警察官になった場合の収入」で解説しているので、ご参照ください。

    高卒の場合も警察官の最高位を目指せる?

    高卒からも警部クラス、場合によっては警視まで昇進できます。警察組織は実力次第で上位職を目指せるのが特徴であるためです。
    上位職になるほど高度な専門知識やスキルを求められますが、警察学校での研修や自己啓発休業制度を活用して大学卒業資格を取得すれば、より上位の階級へ昇任できる可能性があるでしょう。

    警察官は大卒よりも高卒の採用試験のほうが受かりやすい?

    一概にどちらが受かりやすいとはいえません。高卒区分(警察官Ⅲ類)の平均倍率は約4~5倍で、大卒区分(警察官Ⅰ類)と同程度だからです。
    試験内容は区分により異なりますが、基本的な難易度に大きな差はありません。合格のしやすさは学歴よりも、個人の準備状況や各地域の採用ニーズによって変わるでしょう。

    高卒の警察官採用試験で作文の書き方が分かりません

    導入で自身の考えを提示し、本論で具体的なエピソードや理由を展開、結論でまとめる構成が効果的です。
    警察官採用試験の作文は、「社会問題への考え」や「志望理由」などがテーマとなり、論理力や表現力、警察官としての適性が問われます。テーマの意図を理解し、警察官としてどのように社会に貢献したいかを具体的に示すよう意識して書いてみましょう。

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    高卒警察官の試験に落ちたのですが再受験するか悩んでいます…

    警察官採用試験の再受験をするかお悩みの際は、別の職種を検討する場合のメリット・デメリットを考えることで、自分に合う選択肢が見つかる場合があります。
    たとえば、働きながら再受験を目指す場合は勉強時間の確保が難しいことも。一方、警察官の採用試験の勉強で培った知識はほかの職種で役立つ場合もあります。

    ほかの職種が思い浮かばないときは、就職・転職エージェントのハタラクティブへ相談することもおすすめです。専任のキャリアアドバイザーがあなたの強みや希望の働き方に合う仕事探しをマンツーマンでサポートします。