「高校を中退してよかった」「後悔する」という意見を聞くなかで、「自分は中退すべきか」「中退してよかったのか」と不安や悩みを感じている方もいるでしょう。合わない環境から解放されたり、社会経験を積めたりと、高校を中退するメリットはいくつかあります。一方で、学歴によって将来の選択肢が狭まる可能性もあるため、メリット・デメリットをよく確認したうえで自分に合った選択をすることが大切です。

このコラムでは、「高校を中退してよかった」と感じる理由や後悔する理由、自分に合った選択をするための考え方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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「高校を中退してよかった」と感じる主な理由

「高校を中退してよかった」と感じる主な理由としては、環境や人間関係によるストレスから解放されることや、自分のペースでやりたいことができるようになることなどが挙げられます。また、中退後に働く場合は、同世代より早く社会経験を積める点も魅力でしょう。

ここでは、高校を中退してよかったと感じる主な理由をご紹介します。「今の環境は合っていないかも」「高校を中退するか考えている」という方は、参考にしてみてください。

環境や人間関係によるストレスがなくなるため

高校の環境や人間関係によるストレスがなくなることが、高校を中退するメリットの一つです。学校生活が肌に合わなかったり人間関係に馴染めなかったりすると、大きなストレスや疲れを感じることも。ストレスの多い環境では心身の不調が生じ、勉強や自分のやりたいことに取り組めなくなるリスクもあります。

一方、高校を中退すれば、環境や人間関係による悩みから解放されるでしょう。ストレス源から離れることで前向きな気持ちを取り戻し、将来のためにやりたいことや勉強にも意欲的に取り組めるようになる可能性もあります。

自分に合うやり方で勉強や目標に向けた行動ができるため

高校を中退することで、自分に合うやり方で勉強や目標に向けた行動ができるようになる点もメリットです。カリキュラムに沿って教室で一斉授業を行う高校では、自分のペースで勉強を進められません。また、たとえば芸能活動や留学などのやりたいことがあっても、一日の多くの時間を学校生活に割く状況では思うように挑戦できないでしょう。

高校中退後は、学校や周囲のペースに合わせることなく自分のやり方でやりたいことをできます。高卒認定試験を受けて高卒資格を取ったり、将来の夢を叶えるために自分のペースで活動したりすることで、高校に通い続けるよりも効率的に目標に近づける可能性があるでしょう。

同世代より早く社会経験を積めるため

中退後に働く場合、同世代よりも早く社会経験を積むことが可能です。仕事をとおしてビジネスマナーや、社会人としての心構えを習得できるでしょう。また、建設業界やIT業界など学歴よりも専門スキルが重視されやすい業界では、努力次第で大きなアドバンテージになる可能性があります。

ほかにも、働いてまとまった額のお金を稼ぐことで、経済的・精神的な自立につながる点もメリットです。「家を支えたい」「できるだけすぐに自立したい」という場合、中退が選択肢の一つになるでしょう。

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「高校を中退してよかった」とは限らない？後悔する理由

高校を中退して後悔する理由には、「就職や進学の選択肢が狭まる」「学歴に対してコンプレックスを感じる」などがあります。

ここでは、高校を中退して後悔する主な理由をご紹介。自分の選択を後悔しないために、リスクについても確認しておきましょう。

就職や進学の選択肢が狭まるため

高校を中退して後悔する理由の一つに、就職や進学の選択肢が狭まることが挙げられます。たとえば、厚生労働省の「令和６年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ（令和７年３月末現在）」によると、高卒新卒者向けの求人数は約49万9,000件。一方、中卒新卒者向けの求人数は919件でした。新卒者を対象にした求人数のため中退後の状況に当てはまるとは限らないものの、求人数が大きく異なることが分かります。

また、進学の場合も同様です。大学や専門学校といった高等教育機関に入学するためには、高卒資格が必要なのが一般的。中卒から挑戦できる専門学校もあるものの、高卒の場合と比べると選択肢は狭まるでしょう。

学歴は長期的なキャリアや収入に影響する可能性もある

学歴は、長期的なキャリアや収入に影響する可能性もあります。以下は、厚生労働省が行っている「令和６年賃金構造基本統計調査」より、20代までと50代の賃金の推移を学歴別にまとめたものです。

参照：e-Stat「令和６年賃金構造基本統計調査 表番号1 雇用形態、学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額（正社員・正職員計）」

企業では学歴が高いほど教養や入学から卒業までの努力を評価し、基本給を高く設定する傾向があります。学歴を重視する傾向がある業界や企業では、大卒者を幹部候補として迎える場合もあるようです。
また、高校や大学で特定分野の知識やスキルを習得した人材は即戦力としても評価されやすく、キャリアアップや収入アップを目指しやすいでしょう。

参照元：厚生労働省「令和６年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ（令和７年３月末現在）」

参照元：厚生労働省「令和６年賃金構造基本統計調査 結果の概況」

 

最終学歴や中退歴に対してコンプレックスを抱いてしまうため

高校を中退することで最終学歴が中卒になるため、コンプレックスを抱いてしまう可能性があります。日本は学歴が重視されやすく、先述したような就職・進学での不都合を感じやすいためです。

また、文部科学省の資料によると、2023年の高校等進学率は98.7％。高校進学が一般的になりつつあるぶん、「なぜ中退したのか」「高校を卒業すればよかったのに」といった意見に出会うことも考えられます。やり取りを繰り返すなかで、学歴について後悔や不安を感じ、コンプレックスを抱く場合があるようです。

参照元：文部科学省「高等学校教育の在り方ワーキンググループ（第11回）配布資料」

同世代と接する機会が減るため

高校を中退して同世代と接する機会が減ったことで、後悔を感じる場合もあるでしょう。学校では毎日同世代の友人と顔を合わせるため、コミュニケーションが活発になりやすいもの。退学後に一人の時間や大人と関わる機会が増えたことでそのことに気づき、「高校生活も楽しかった」「気軽に話せる人がいなくてつらい」と感じる可能性があります。

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高校を中退したその後の人生の選択肢

高校を中退した場合、その後の人生の選択肢としては「高卒資格を得る」「目標に向けて活動する」「就職する」などが挙げられます。自分のなりたいものややってみたいことによって、選択肢は大きく異なるでしょう。

別の高校に編入して高卒資格を取る

高校を中退したあとに別の高校に編入し、高卒資格を取る選択肢があります。欠員の出ている高校を狙って編入試験を受けるほかに、手続きを行って通信制高校に編入する方も一定数いるようです。

別の高校に編入する主なメリットは、自分に合った環境を見極めて高校卒業を目指せるところといえます。特に通信制は自宅学習がメインになるため、自分のペースで勉強できるほか、アルバイトや課外活動にも積極的に取り組めるでしょう。

高卒認定試験の合格を目指して勉強する

高卒認定試験の合格を目指して、独学で勉強する道もあります。高校卒業の学歴は得られないものの、高卒資格を得ることで大学や専門学校の受験資格を得られたり、高卒レベルの学力が求められる一部の求人に応募できるようになったりするメリットがあるでしょう。

高卒認定を目指すメリットとしては、通信制高校以上に自由度の高い学習計画を立てられること。受験する年度に16歳以上になる人は受験できるため、高校を卒業するより早く高卒資格を得られる可能性もあります。
ただし、自発的に学習を続ける継続性や自制心が求められる点に注意が必要です。

将来の夢や目標達成に向けて活動する

留学や芸能活動など、将来の夢や目標達成に向けて活動するのも選択肢の一つ。アルバイトで資金を貯めながら語学を学んだり自発的に活動したりと、自分の裁量で夢に向かって行動を起こせます。自分の興味関心のある分野を極めることで、学校に通うよりも多様な社会経験を積める可能性もあるでしょう。

一方で、進学や就職とは異なる選択肢のため、親からの理解を得るのに時間が掛かったり、生活面や経済面での支援を受けなければいけなかったりする場合も。「18歳までに留学して語学力を身につける」「20歳までに目標を達成できなかったら就職する」などの期限を決め、真剣に取り組む必要があります。

就職する

高校中退後の選択肢として、就職する道もあります。正社員に就職すればまとまった収入や社会的信用度を得られるため、社会人として安定した生活を送れるでしょう。また、その分野の専門技術が求められる職人や技術職の仕事のなかには、早く仕事を始めたほうがスキルの修得やスキル・キャリアアップに役立つことも。たとえばものづくりや建設、IT業界などが該当するでしょう。

ただし、先述したように業界や職種によっては学歴が重視されることもあります。また、就職に役立つ資格のなかには高卒以上が条件のものも。将来をじっくりと見据えて選択する必要があるでしょう。

高校中退を後悔しないためには？考え方のポイント

高校中退後に自分の選択を後悔しないためには、中退理由や中退して叶えたいことを整理し、客観的な視点で進路を選ぶ姿勢が大切です。この項では、高校中退を後悔しないための考え方のポイントをご紹介。「高校を中退するか迷っている」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

高校を中退する理由を整理する

高校を中退する前に、自分なりの中退理由をしっかり整理しておきましょう。
たとえば、「環境が合っていない」と一口にいっても、背景は「今のクラスに馴染めない」「学校という環境自体が苦手」などさまざまです。前者であれば教師への相談やクラス替えを待つことなどで解決できる可能性がある一方で、後者は学校にいる限り解決することは難しいでしょう。

高校中退は人生に大きな影響を与える可能性のある選択肢です。「なぜ自分は中退したいのか」を客観的に分析することで、中退以外の道はないか検討できたり、改めて中退の決意を固められたりして、将来的に後悔するリスクを下げられるでしょう。

中退後のビジョンをしっかりともつ

中退後のビジョンをしっかりともっておくことで、高校中退後の後悔を防げる可能性があります。たとえば、「高卒資格を取って同世代と同じタイミングで大学に進学する」「ものづくりの職人として経験を積み、10年後までに一人前になる」など、年齢や期限、やるべきことを具体的に設定するのがおすすめです。

反対に、ビジョンが不明慮なまま中退してしまうと、勉強に身が入らなかったりだらだらとアルバイトを続けてしまったりして、時間を無駄にしてしまう恐れも。「何のために中退するのか」を明確にし、中退後の計画をしっかり立てておきましょう。

中退後のデメリットも把握しておく

先述したとおり、高校中退はメリットだけでなくデメリットもあります。中退して後悔しないためには、メリットだけに目を向けて「中退すれば悩みが解決するはず」と考えるのではなく、デメリットについても把握しておくことが大切です。

たとえば、「中退して経済的に自立したい」という場合、短期的な目線で見れば、就職後はまとまった収入や社会的信用度を得られます。しかし、昇進・昇格に学歴が関わりやすい業界・職種では、年齢を重ねるにつれ高卒や大卒の同期との待遇差を感じることも。中長期的なデメリットにも着目し、冷静に判断しましょう。

高校中退後の後悔を解消するためにできること

なかには、「高校を中退しなければよかった」と後悔している方もいるかもしれません。しかし、努力次第で高校中退歴や学歴をカバーし、将来を切り開くことは可能です。

ここでは、高校中退を後悔している方へ向け、今から始められる行動をご紹介します。

スキルや資格を習得する

スキルや資格を習得することで、高校を中退した後悔を解消できる可能性があります。特に、中退後の就職活動で「選べる仕事が少ない」「希望の仕事で挑戦できる求人がなかった」と感じている方におすすめの方法です。

希望する業界・職業に関連するスキルや資格を身につければ、学歴にかかわらず即戦力としての能力を評価してもらえる可能性が広がります。また、保育士や美容師など資格がなければ就けない仕事や、登録販売者のように資格によって業務の幅が広がる仕事の場合、資格は大きなアドバンテージになりやすいもの。学歴にかかわらずキャリアアップや待遇アップを狙いやすくなり、中退後の後悔を払拭できるでしょう。

高卒資格の取得を検討する

最終学歴が中卒であることに後悔やコンプレックスを感じているなら、高卒資格の取得を検討するのも手です。具体的には、通信制高校や定時制高校などで学び直したり、独学で高卒認定試験に挑戦したりする方法があります。

高卒資格を得ると、専門学校や大学などの受験資格を得られたり、選べる求人の幅が広がったりするのが主なメリットです。また、資格取得に向けた努力や継続力は、就職・転職活動でのアピールポイントにもなるでしょう。

アルバイトから正社員就職を目指す

なかには高校中退後にアルバイトを始め、「正社員就職のタイミングを逃してしまった」「中卒フリーターから挑戦できるの？」といった不安から踏み出せない方もいるでしょう。しかし、アルバイトから正社員就職を目指すことは可能です。

アルバイト先での正社員就職を考えている場合は、正社員登用制度がないか確認してみましょう。正社員登用制度とは、アルバイトや契約社員といった非正規雇用者から正社員に雇用形態を切り替えられる制度のこと。すべての企業にあるわけではないため、職場の上司や社員に確認してみるのがおすすめです。

また、一から就職活動を行う方法もあります。アルバイト経験も立派なアピール材料になるため、接客業を経験したならコミュニケーション能力、介護施設での経験があるなら対応力や観察力などを、実際のエピソードに合わせて伝えましょう。企業に貢献しようとする姿勢や意欲を示すことで、評価を得られる可能性があります。

より自分に合う会社へ転職する

「中退後は仕事の選択肢が少なく好きな仕事を選べなかった」「もっと自分に合う仕事があるのでは」という後悔は、自分の希望や適性に合う企業に転職することで解決できる可能性があります。正社員として経験やスキルを積んだ状態なら求人の選択肢が増えるほか、若さを活かして未経験の仕事にも挑戦することも可能です。

転職活動をするときは、自己分析をやり直してみましょう。今の仕事で得た経験やスキルを明確にしたり、自分がどのような場面で「楽しい」と感じたのか振り返ったりすることで、自分に合った仕事の傾向を掴みやすくなります。「一人では難しい」という場合は、次の項で紹介するハローワークやエージェントを活用するのがおすすめです。

高校中退後も大丈夫！就職活動に利用できる支援サービス

高校中退後の就職活動が不安な場合は、就職支援サービスを活用するのがおすすめ。プロに仕事探しの相談をすることで、不安や疑問を解消しながら内定獲得を目指せます。

ここでは、代表的な就職支援サービスである、ハローワークと就職エージェントについてご紹介。それぞれに異なる魅力があるので、ぜひ活用してみてください。

ハローワーク

ハローワークは、国が運営している公共の就職支援サービスです。学歴や年齢、職歴を問わず、仕事を探している人なら誰でも活用できます。地域の求人を豊富に扱っているのが特徴で、「地元で就職したい」「大手の求人サイトには載っていない隠れた優良企業を知りたい」という方におすすめです。

また、ハローワークでは職業訓練の紹介を受けられるのも大きな魅力です。介護やIT、ものづくりなどさまざまな分野のスキルや資格が身につく講座が充実しているので、学歴や経歴に関する不安をカバーして就職活動に臨めるでしょう。

就職エージェント

「きめ細やかな支援を受けたい」という方は、就職エージェントの利用がおすすめです。就職エージェントとは、民間企業が運営している就職支援サービスのこと。専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンで就職活動をサポートしてくれるため、細かな疑問や不安を解消しながら就職活動を進められます。

エージェントの特徴は、サービスごとに「若者向け」「介護職向け」など強みが異なること。高校中退後に就職を目指している方は、「学歴不問の求人が豊富」「若者向け」などを売りにしているエージェントを活用するのがポイントです。学歴を問わない求人を紹介してくれるだけでなく、学歴に自信がない場合の選考対策やアピール方法についてもアドバイスをもらえるでしょう。

まとめ

高校という環境や人間関係が合わなかったり、就職して自立したい気持ちが強かったりする場合は、「高校を中退してよかった」と感じる可能性があります。一方で、高校を中退すると就職や進学の選択肢が狭まったり、同世代とのコミュニケーションが減ったりするデメリットも。高校を中退するかどうか迷ったときは、メリットとデメリットの両面をしっかり把握したうえで、自分にとって後悔のない選択をしましょう。

また、高校を中退したことを後悔している場合も、努力次第で後悔を解消することは可能です。資格を取ったり未経験から挑戦できる仕事を探したりと行動に起こすことで、学歴や経歴をカバーしてキャリアを築く道が開けます。

「高校を中退して就いた仕事から転職したい」「フリーターをしていたけれど正社員になりたい」という方は、若年層に特化した就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブの特徴は、学歴や経歴を問わず、若者ならではのポテンシャルや人柄を大切にする企業の求人が豊富なこと。担当者が一人ひとり丁寧なヒアリングを行い、適性や強みを評価して相性の良い求人を厳選するので、ミスマッチのリスクを最低限にできます。

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高校を中退するかお悩みの方によくある疑問

ここでは、高校を中退したい方が抱えやすい疑問をQ&A方式でご紹介します。

高校中退後の就職活動における3つの疑問について、ポジティブな伝え方を意識して回答をまとめました。
 

「高校中退」は履歴書にはどう書くの？

学歴欄に「〇〇高等学校 中途退学」と正直に記載しましょう。隠したり、卒業したかのように書いたりすると「学歴詐称」になります。もし「家庭の事情」や「進路変更」など、納得感のある前向きな理由がある場合は、同じ行の右端や備考欄に簡潔に理由を添えておくと、採用担当者に安心感を与えることができるでしょう。

面接で高校中退の理由を聞かれたらどう答えればいい？

嘘をつかず事実を伝え、最後は「現在は前向きであること」で締めくくるのがコツです。過去の反省を認め、それを踏まえて「どう成長したか」「今後どう貢献したいか」を熱意を持って伝えることで、マイナスな印象をもたれにくくなります。

高卒認定は取るべき？

高卒認定試験（旧大検）に合格すれば、応募できる求人の幅が「高卒以上」まで一気に広がり、将来的な昇進や資格取得の条件もクリアしやすくなります。合格という事実自体が「目標に向かって努力できる証明」として評価されるため、余裕がある方は取得するのがおすすめです。