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大学院中退は就活で不利?辞めるメリット・デメリットや就職成功の方法を解説

#大学院中退の就職#ライフスタイル#お悩み#就職活動

更新日2026.04.03

公開日2018.06.11

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ひとことポイント

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大学院中退者は中途採用枠での応募が中心になるため、求人選びや選考対策の工夫が重要


「大学院を中退したら就職に不利になる?」と不安に感じる方もいるでしょう。大学院を中退することで、目指す仕事によっては求人の選択肢が狭まる恐れがあります。
しかし、学歴よりもポテンシャルを評価する仕事を選び、企業の採用担当者に大学院中退経験での学びをアピールすれば、内定獲得につながるチャンスは十分にあるでしょう。

このコラムでは、大学院中退者の就職事情や正社員を目指す際の選考突破のコツを解説します。大学院を中退するメリット・デメリットも紹介。「大学院を中退したらどうなるのか」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

  • 大学院中退=人生終了?就活は不利?その実態とは
  • 大学院を中退する主な4つの理由
  • 大学院中退のメリット・デメリット
  • 大学院中退者におすすめの就活方法
  • 【見本付き】大学院中退者が選考を突破するためのコツ
  • 大学院中退者向けの就職支援サービス
  • 大学院中退から就職した体験談
  • 大学院中退後の就活のまとめ
  • 大学院中退に関するFAQ
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大学院中退=人生終了?就活は不利?その実態とは

大学院を中退していたとしても、求人選びや選考対策を工夫すれば、正社員として就職することは十分に可能です。

ここでは、大学院中退が就職活動に与える影響や実態を解説します。「大学院を中退していたら就活が不利になる?」「仕事が見つからず人生終了なのでは」と不安に感じる方は、ぜひチェックしてみてください。

大学院を中退しても必ずしも不利になるとは限らない

結論として、大学院を中退したという事実だけで、必ずしも就職活動が不利になるとは限りません。「大学院を修了しているかどうか」よりも、応募者の仕事への意欲やポテンシャルを重視する企業は多く存在するからです。

また、大学院を中退していても、大学の学習課程を卒業していることを評価されるケースも少なくありません。

ただし、企業に「大学院を中退していること」を伝える際は、注意が必要です。「家庭の経済的な事情」や「自身の病気」などやむを得ない理由であれば、企業側から理解を得られやすいでしょう。

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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
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    目次

    しかし、「研究についていけなくなった」「人間関係が合わなかった」のような理由だった場合、そのままを伝えると、採用担当者に「入社後も同様に辞めてしまうのでは」とマイナス印象につながる恐れがあります。

    大学院を中退した理由を伝えるときは、応募先の企業で働く意欲を懸念されるような伝え方は避けるのが無難です。環境とのミスマッチといった後ろ向きな理由だとしても、「大学院での研究よりも、現場で実務経験を積みたいと考えた」のように前向きに言い換えれば、働くことへの熱意を評価されやすくなります。

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    大学院の中退者は2.67%

    文部科学省の「令和6年度 学生の中途退学者・休学者数の調査結果について」によると、2024年度の大学院の中退率は2.67%です。過去2年間との中退者数や中退率との比較は以下をご覧ください。

     中退者数中退率
    2022年度9,430人3.55%
    2023年度7,647人2.85%
    2024年度7,057人2.67%

    参照:文部科学省「学生の修学状況(中退者・休学者)等に関する調査」

    2022年度は9,430人いた大学院中退者は、2024年度は7,057人でした。過去2年間と比較すると、大学院の中退率は年々低下傾向にあることが分かります。

    参照元:文部科学省「大学・大学院、専門教育」

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    大学院中退後の就職活動は「大学既卒」扱いになることが多い

    大学院中退後の就職活動は、「大学既卒」として扱われることが多いでしょう。既卒とは、教育機関を卒業してからおよそ3年以内で、正社員としての就職経験がない方を指します。

    既卒の場合、就職活動では中途採用枠で求人を探すのが一般的です。ただし、就職活動を始めるときの状況によっては「新卒枠」の扱いになる場合もあります。

    それぞれに該当するケースは、以下のとおりです。

    新卒枠扱いになるケース

    厚生労働省の「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!」によると、「青少年雇用機会確保指針」が改正され、「既卒3年までなら新卒扱いとする」という指針が発表されました。そのため、大学院を中退した後3年以内であれば、新卒採用枠を狙える可能性があります。

    ただし、この指針は法的な義務ではなく、企業側が大学院を中退して3年以内の求職者を新卒として受け入れなくても、罰則を受けるわけではありません。就職活動を進める際は、求人情報に「既卒可」の記載があるかを確認したうえで応募先を選ぶようにしましょう。

    また、大学院中退後に就職し、3年以内に離職している方は「第二新卒枠」に応募できる可能性があります。以下の関連記事で「第二新卒」について詳しく解説しているので、チェックしてみてください。

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    新卒と第二新卒の違いとは?就職難易度の差や転職のコツを解説

    新卒と第二新卒の違いとは?就職難易度の差や転職のコツを解説

    参照元:厚生労働省「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!~「青少年雇用機会確保指針」が改正されました~」

    大学院修士課程修了が応募条件の場合は不利になることも

    高度な専門知識が求められる研究開発職や技術職などの職種の求人募集では、応募条件に「大学院修士課程修了」と記載されている場合が多くあります。大学院を中退していると、選考に不利になったり、応募自体ができなかったりする可能性があるでしょう。

    「大学院修士課程修了」の学位が必要になる仕事の正社員を目指す場合は、「大卒以上」で応募できる関連職から挑戦してみるのも手です。また、中小・ベンチャー企業などでは、人手を集めるために、中退していても「大学院レベルの基礎学力や知識をもつ人材」として評価し、採用する場合もあります。

    企業規模にこだわらずに視野を広げて就職先を探すことで、大学院中退者も正社員になれる可能性が高まるでしょう。

    卒業見込みとして内定をもらっている場合は取り消しの可能性に注意

    もし、「大学院修了見込み」という条件ですでに内定をもらっている場合は、大学院を中退することで入社できなくなる恐れがあります。企業によって対応が異なるため、大学院を中退する前に内定先へ連絡することが重要です。

    大学院を中退したことを伝えずに入社すると、学歴詐称とみなされるリスクがあります。内定先の企業とのトラブルを避けるためにも、大学院を中退することが分かり次第早めに連絡をしましょう。

    まずはあなたのモヤモヤを相談してみましょう

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    大学院を中退する主な4つの理由

    文部科学省の「令和6年度 学生の中途退学者・休学者数の調査結果について」によると、大学院生を含む中退者の主な中退理由は以下のとおりでした。

    • ・転学/進路変更等(22.3%)
    • ・学生生活不適応/修学意欲低下(16.3%)
    • ・就職/起業等(14.8%)
    • ・経済的困窮(13.2%)

    それぞれの中退理由について以下で解説しているので、チェックしてみてください。

    参照元:文部科学省「学生の修学状況(中退者・休学者)等に関する調査」

    1.転学・進路変更等

    大学院を中退する理由としては、「転学・進路変更」などが多い傾向があります。きっかけとしては、「新たに学びたい分野ができた」など、人によりさまざまです。

    大学院での学びを経て、自分が本当にやりたいこととのずれに気づく場合もめずらしくありません。ただし、「大学院を卒業するよりも中退したほうがメリットが大きいか」を慎重に考えたうえで決断することが大切です。

    2.学生生活不適応・修学意欲低下

    「大学院での高度な研究についていけなくなった」「ほかの学生との人間関係が合わない」などの理由で、学生生活を続けるモチベーションが維持できなくなるケースです。大学院の環境が合わないと感じる場合は、家族やほかの学生の友人、教授などに相談して解決策を探るのをおすすめします。

    それでも修学意欲の低下を改善するのが難しい場合は、中退の検討が必要になるでしょう。

    「大学院を卒業すること」を優先して無理に合わない環境で生活を続けると、ストレスが蓄積してしまいます。心身の体調不良につながる前に、大学院とは別の環境に移ることを前向きに考えるのが大切です。

    3.就職・起業等

    「大学院での生活を続けるよりも、早く社会に出て働きたい」と感じて中退に至るケースもあります。大学院は、大学よりも専門性を追求して研究を行う教育機関です。

    そのため、約2年間の学生生活を続けるよりも、学んだ知識をいち早く現場で活かしたいと考える方もいるでしょう。

    大学院を辞めて働きたい場合は、「希望の働き方」や「なぜ中退する必要があるのか」を明確にしておくことが重要です。働き方の方向性が定まっていれば、中退後の具体的な行動計画も立てやすくなります。

    4.経済的困窮

    大学院生活を続けるための学費を用意できなくなり、中退するケースです。学費を負担している親の収入が減り、やむを得ず中退する場合もあります。

    また、自分で学費を支払うためにアルバイトをしている場合、研究が忙しく働く時間を確保できずに、必要な収入を稼げなくなることもめずらしくありません。

    経済的な困窮は自分一人の努力だけで解決するのは難しい問題です。そのため、就職活動で大学院を中退した理由として伝えても、企業側から事情を理解されやすいでしょう。

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    大学院中退のメリット・デメリット

    大学院を中退することで、心身や金銭面の負担が減り、いち早く現場に出てキャリアを築けます。ただし、正社員を目指す際に「大学院中退」の学歴が仕事の選択肢に影響する可能性があるでしょう。

    以下に、大学院を中退するメリット・デメリットをまとめました。大学院を中退するかどうかお悩みの方は、自身と照らし合わせながらチェックしてみてください。

    メリット

    大学院を中退するメリットは、以下のとおりです。

    大学院中退のメリット

    • 授業や研究などのストレスがなくなる
    • 学費の負担がなくなる
    • 大学院中退後の時間を有意義に使える
    • 専門分野以外での就職活動がしやすくなる
    • 社会人としてのキャリアを早く積める

    授業や研究などのストレスがなくなる

    授業や研究などに大きなストレスを抱えている人にとっては、大学院を中退してその重圧から解放されることがメリットといえるでしょう。

    大学院では専門的で高度な知識を学びます。授業や研究のレベルも上がるため、日々のストレスは自然と大きくなってしまいがちです。

    「授業内容を理解するのが難しい」「研究やレポートに費やす時間が多過ぎる」などの悩みを抱える人にとっては、中退することで心身のゆとりを取り戻せる場合があるでしょう。

    学費の負担がなくなる

    大学院を中退するメリットには、学費による金銭面の負担がなくなることも挙げられます。「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」の第二条によると、国立大学の大学院における授業料の標準額は年間53万5,800円です。私立大学の大学院であれば、文部科学省の「私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」に記載されているように、授業料が年間80万~100万円以上かかるケースも少なくありません。

    アルバイトをして自分で授業料を支払っていた場合、大学院を中退することで金銭面の負担から解放され、生活に余裕が生まれるはずです。

    参照元:e-Gov法令検索「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」

    参照元:文部科学省「私立大学等の入学者に係る学生納付金等調査結果について」

    大学院中退後の時間を有意義に使える

    大学院を中退すれば、これまで授業や研究に費やしていた時間を自由に使えます。大学院生活を続ける場合、卒業後の就職に向けた準備を学業と両立しなければいけません。

    一方、大学院を中退して正社員を目指す場合、就職活動のみに専念することが可能です。自己分析や企業研究、資格の勉強など、社会に出るための準備の時間を確保しやすいでしょう。

    専門分野以外での就職活動がしやすくなる

    大学院を中退することで、これまでに学んでいた専門分野とは異なる業界や職種への就職活動がしやすくなります。大学院を修了した方の多くは、自身の専門性を活かせる分野に焦点を当てて就職先を選ぶことが一般的です。

    一方で、大学院を中退した場合、専門分野の枠組みから離れるため、未経験分野の仕事にも視野が広がりやすくなります。結果として、これまでに触れてこなかった分野のなかから自分に合う仕事が見つかる場合があるでしょう。

    社会人としてのキャリアを早く積める

    大学院を中退すると、ほかの大学院卒の人に比べて社会に出る時期が早くなります。ビジネスの現場で実務経験を積むことで、実践的なスキルを身につけられるでしょう。

    働きながらスキルを磨けば、結果として仕事の成果につながり、キャリアアップできる道も広がります。

    大学院中退は逃げではない

    大学院を中退する理由は人それぞれ異なり、「逃げ」と捉える必要はありません。中退するからといって、大学院の入試を突破した学力や、専門分野の学習・研究をした経験は無駄にならないからです。

    ただし、「なんとかなる」と無計画に大学院を辞めるのはおすすめできません。大学院を中退するメリット・デメリットを把握したうえで、自分に合う選択肢なのかどうかを考えることが大切です。

    ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス

    デメリット

    続いて、大学院中退のデメリットを紹介します。

    大学院中退のデメリット

    • 大学院中退者は新卒扱いにならない場合がある
    • 教授や先輩の人脈を頼った就職活動がしにくくなる
    • 大学院修了者より就職後の給与が低くなる場合がある
    • 大学院修了見込みの学生を募集する求人に応募できない

    大学院中退者は新卒扱いにならない場合がある

    大学院中退者は、先述したように新卒扱いにならないケースもめずらしくありません。就職活動では「中途採用枠」で仕事を探す必要があり、企業によっては即戦力となる実務経験やスキルを求められる可能性があります。

    社会人経験が浅い場合、ほかの正社員の経験を積んだ応募者と比較され、選考で不利になる恐れがあるでしょう。

    ただし、企業のなかには中途採用枠であっても、未経験者を積極的に採用する方針の場合があります。入社後に業務に必要な知識やスキルを身につけられる教育体制がある仕事に注目することで、未経験からでも応募できる就職先が見つかりやすくなるでしょう。

    教授や先輩の人脈を頼った就職活動がしにくくなる

    大学院を中退することで人脈を頼れなくなり、就職活動がしにくくなる場合も考えられます。大学院生は関わりのある教授からの推薦により就職先が決まることもめずらしくありません。大学院のOB・OGに企業を紹介してもらえるケースもあります。

    大学院を中退すれば、基本的には自力で就職先を探すことになります。求人サイトや就職エージェントなどのサービスを活用して、仕事を探すといった工夫が必要になるでしょう。

    大学院修了者より就職後の給与が低くなる場合がある

    大学院を中退すると最終学歴が大卒になるため、大学院修了者よりも給与が低くなる可能性もあります。厚生労働省が発表した「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、最終学歴が大卒と大学院卒の賃金差(男女計)は以下のとおりです。

    年齢大卒の賃金大学院卒の賃金
    20~24歳26万3,900円29万8,800円
    25~29歳29万6,400円33万5,000円
    30~34歳34万300円40万6,100円
    35~39歳38万2,200円46万6,600円
    40~44歳42万5,300円55万3,700円
    45~49歳45万8,400円61万7,800円
    50~54歳49万4,900円64万8,300円
    55~59歳52万9,100円67万6,200円
    60~64歳42万200円58万9,800円
    65~69歳36万7,500円57万1,300円

    参照:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査(3)学歴別にみた賃金」

    大卒者と大学院卒者の賃金差は、20代のうちは3万円ほどですが、40代になると13万円以上に広がっています。年齢を重ねるほど、学歴による賃金の差が生じやすいといえるでしょう。

    ただし、すべての企業が学歴を基準に給与を設定しているわけではありません。業務の成果が給与に直接反映する実力主義の仕事であれば、努力次第で大学院卒者と同等、あるいはそれ以上の収入を目指すことも可能です。

    参照元:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」

    大学院修了見込みの学生を募集する求人に応募できない

    大学院を辞めてしまうと「大学院修了見込みの学生」を募集する求人には応募できません。特に、高度な専門スキルを必要とするメーカーの研究職や開発職、技術職などの仕事では、新卒枠の応募条件を「大学院修士課程修了見込み」としている企業が多く存在します。

    大学院中退者も応募できる仕事を見つけるためには、応募条件が「大卒以上」の求人や、学歴よりも研究実績を重視する企業に注目して探すことが大切です。

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    大学院中退者におすすめの就活方法

    大学院を中退して正社員を目指す場合、就職活動のスケジュールを立てたうえで、希望の働き方の条件を整理することで、自分に合う仕事を計画的に探しやすくなるでしょう。ここでは、大学院中退者におすすめの正社員の目指し方を紹介します。

    「どのような方法で就職活動を進めれば良い?」とお悩みの方は、参考にしてみてください。

    大学院中退者におすすめの就活方法

    • スケジュールを立て早めに就活を始める
    • 自己分析を行い希望条件を洗い出す
    • 条件に合う企業や職種の求人を探す
    • 「大学院中退」特有の対策をする

    1.スケジュールを立て早めに就活を始める

    大学院を中退したら、就職活動の計画を立て、早めに正社員を目指しましょう。大学院中退後の空白期間が長引くほど、応募先の企業に「働く意欲が低いのでは」と懸念され、マイナス印象につながるリスクがあります。

    まずは、内定獲得までにどのような準備が必要なのかを書き出し、何にどれくらいの期間を掛けるかスケジュールを立ててみてください。就職活動の計画を具体的に立てることで、次に何をすべきかがイメージしやすくなります。

    2.自己分析を行い希望条件を洗い出す

    自分に合う正社員の仕事に就職するためには、自己分析をして働くうえでの希望条件を洗い出すことが欠かせません。自己分析とは、過去の経験を振り返って自分の強みや適性を探る作業のこと。大学院を中退した原因も含めて自己分析を進めれば、「どういった仕事に就きたいか」「どのような条件で働きたいか」が分かるでしょう。

    自己分析で就活の軸を定めることで、入社後のミスマッチや早期退職を防げる効果が期待できます。

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    就職して何がやりたいのかをはっきりさせておこう

    就活の選考では、「大学院を中退してまでなぜ就職したいのか」と聞かれる場合もめずらしくありません。就職して何がやりたいのかを明確に説明できると、「応募先の企業で働く熱意」が伝わるでしょう。

    また、やりたいことをはっきりさせることで、就職意欲を確認することにもなります。大学院を辞めるための就職になっていないかと自問自答するうえでも、正社員になって何をやりたいか考えてみてください。

    3.条件に合う企業や職種の求人を探す

    希望の働き方を明確にできていれば、その条件に当てはまる企業や職種の求人を探すことで、自分と相性の良い仕事が見つかりやすくなるでしょう。仕事の希望条件とマッチしているのかは、求人内容だけでなく、企業のWebサイトや説明会で情報を集めたうえで判断することが大切です。

    実際の働き方を具体的にイメージできるよう、業務内容や勤務時間、教育体制などをチェックしておきましょう。

    4.「大学院中退」特有の対策をする

    企業が大学院中退者に対して抱く懸念点を先回りして選考対策をすることが、就職成功の鍵です。企業側の「なぜ中退したのか?」「入社後同じように辞めてしまうのでは」といった不安を払拭できるよう、履歴書や面接の受け答えの内容を工夫する必要があります。

    大学院中退者も応募先の企業の正社員として働き続ける意欲やポテンシャルをアピールできれば、内定獲得の可能性を高められるはずです。

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    【見本付き】大学院中退者が選考を突破するためのコツ

    履歴書では「大学院中退」の事実を簡潔に伝える必要がありますが、面接ではその経緯について具体的な説明を求められる場合が少なくありません。ここでは、選考突破につながる履歴書の書き方や面接の受け答えのコツを見本付きで解説するので、参考にしてみてください。

    履歴書の書き方

    履歴書を作成する際は、大学院の中退歴を必ず記載しましょう。事実と異なる学歴を記載すると、企業から「学歴詐称」とみなされ、トラブルに発展する恐れがあります。

    以下は、大学院修士課程を中退した場合の学歴欄の基本的な書き方です。

    履歴書の書き方の画像

    博士課程を中退した場合は、「修士課程修了」と書いた次に「博士課程入学」「博士課程中途退学」を一行ずつ書きます。

    履歴書では、大学院を中退した理由を書くことは必須ではなく、記載するにしても「一身上の都合により」といった簡潔な書き方で問題ありません。ただし、自身の病気や家族の介護、経済的な都合などのやむを得ない理由である場合は、簡潔に記載することで企業からの理解を得られる可能性があります。

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    面接対策

    面接では、大学院中退に関連した質問を想定して答え方を準備しておくことが大切です。また、大学院を中退した理由も聞かれた際に落ち着いて答えられるよう、整理しておきましょう。

    大学院中退者がよく聞かれる質問

    大学院中退者が面接でよく聞かれる質問は、以下のとおりです。

    • ・大学院を中退した理由
    • ・大学院の研究を通じて身についた知識やスキルがあるか
    • ・入社後にどのようなキャリアを築きたいか

    企業はこのような質問を通して、「入社後長く働き続けられるか」「自社の仕事に適性があるか」を見極めます。入社後に短期離職をして人材を失ってしまうと、採用に掛けた人的・時間的コストも無駄になってしまうためです。

    入社後長く働き続け、貢献をすることへの意欲を面接での受け答えを通してアピールすれば、評価につながり、内定獲得に近づけるでしょう。

    大学院中退の理由をポジティブに伝える回答例

    大学院中退の理由は人それぞれ異なりますが、後ろ向きな内容だとしてもポジティブな伝え方をすることで、働く熱意をアピールできます。以下に、大学院中退の理由の前向きな言い換え方をまとめたので、参考にしてみてください。

    【ほかにやりたいことが見つかった場合】

    研究を進めるなかで、学術的な研究よりも実社会でいち早く実践的な経験を積みたいという思いが強まり、中退を決意しました。研究で培った論理的思考を活かし、現場で即戦力として貢献したいと考えております。

    【経済的な事情がある場合】

    家庭の経済状況の変化により、学業の継続が難しくなったため中退という道を選びました。これからは自立して働き、支えてくれた周囲に恩返ししたいという強い覚悟をもって、業務に邁進する所存です。

    大学院の中退理由を伝えるときは、事実だけでなく、過去の経験からの学びを入社後にどう活かすかもあわせて伝えることが大切です。事実を受け止めたうえで、これからの働き方に活かす姿勢を面接の受け答えでアピールすることで、ポテンシャルを評価される可能性があるでしょう。

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    大学院中退者向けの就職支援サービス

    大学院中退後に正社員を目指す際は、支援サービスを活用することも就職成功の鍵といえます。ここでは、大学院を中退した方におすすめの就職支援サービスを紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

    大学院中退者向けの就職支援サービス

    • ハローワーク
    • 職業訓練校
    • 就職エージェント

    ハローワーク

    ハローワークとは国が運営する公共職業安定所のことです。登録することで管轄の地域の仕事を中心に無料で求人票を閲覧できます。

    気になった求人があれば、職場環境や仕事内容などの詳しい情報を窓口で確認することが可能です。

    また、35歳未満の大学院中退者の場合は、「わかものハローワーク」を利用できます。若年層の支援に特化しており、マンツーマンで求人選びや選考対策などのサポートを受けられるでしょう。

    参照元:厚生労働省「若者への就職支援」

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    職業訓練校

    大学院で研究していた分野とは異なる業界への就職を目指すなら、ハローワークが窓口となっている「職業訓練校(ハロートレーニング)」に通うのも一つの手です。未経験の状態からでも、IT職や事務職、介護・福祉職などの実務に役立つスキルを学べるため、就職活動を進めるうえでの自信にもつながるでしょう。

    地域によってどのようなプログラムが受けられるかは異なるため、気になる方は一度管轄のハローワークまで問い合わせてみてください。

    参照元:厚生労働省「人材開発」

    就職エージェント

    就職エージェントでは、キャリアアドバイザーが求人探しから応募書類の作成、面接対策、入社準備までをサポートしてくれます。プロに就職活動に関するアドバイスをしてもらうことで、効率的に内定獲得まで進められるはずです。

    就職エージェントは、サービスによって対象者や得意分野が異なります。特に、大学院を中退した方の場合は、新卒や既卒など若年層向けのサポートの充実している就職エージェントがおすすめです。

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    大学院中退から就職した体験談

    ここでは、ハタラクティブの「みんなの就職エピソード」から、若年層向け就職エージェントのハタラクティブを利用して、大学院中退から就職に成功したYさんの体験談を紹介します。

    理系の大学院生だったYさんは研究生活にやりがいを感じられず、中退を決意。「一人で黙々と研究することには全然面白さを感じられなかった」といいます。

    その後、「未経験OKの求人を扱っている」と知ってハタラクティブを利用して就職することを決めました。Yさんは大手企業への就職を希望していました。それは、給与の高さだけではなく、質も量も種類が豊富で高品質な大手ならノウハウもあり、いろいろな事業・分野に関われると考えたからです。

    結果的に、面接一社目で設計・開発エンジニアとして内定。ハタラクティブに登録する前から、就職するなら設計・開発の仕事にしようと考えていたYさんにとって、希望が叶う形になりました。

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    大学院中退後の就活のまとめ

    大学院を中退したからといって、就職活動が必ずしも不利になるとは限りません。企業によっては、過去の経歴ではなく、働き続ける熱意やポテンシャルを重視して採用する場合も多いためです。

    大学院で身につけた知識や、中退の経験を通して得た学びを応募先の企業でどう生かすかを明確に伝えることで、内定獲得の可能性が高まるでしょう。

    「大学院中退の経歴があって就活が不安…」という方は、ぜひ就職エージェントのハタラクティブの利用を検討してみてください。

    就職・転職エージェントのハタラクティブは、若年層の既卒や第二新卒、フリーターなどを対象に、求人の紹介から内定獲得までをサポートしています。専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングし、一人ひとりに合った求人を紹介するので、自分の適性が分からない方も安心です。

    また、未経験者を積極採用している企業の求人も扱っているので、早めの就職が叶うことも。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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    大学院中退に関するFAQ

    ここでは、大学院を中退した方のよくある悩みをQ&A形式で解消します。大学院を中退しようか迷っている方や、大学院を中退したあとのことについて不安を感じている方は参考にしてみてください。

    大学院中退はやばい?やめとけって本当?

    大学院中退がやばいといわれるのは、基本的に中途採用枠の挑戦となるため、実務経験のあるほかの応募者と比較され、選考に不利になるリスクがあるためと考えられるでしょう。しかし、企業によっては、中途採用枠であっても経歴よりも働く熱意やポテンシャルを重視し、未経験者を積極的に採用する場合もあります。

    求人選びや選考対策を工夫することで、大学院中退者も就職できるチャンスは十分にあるでしょう。

    大学院を中退する人は多い?

    文部科学省の「令和6年度 学生の中途退学者・休学者数の調査結果について」によると、2024年度の大学院中退者は7,057人、中退率は2.67%と全体でみると少ないのが実情です。大学院を中退する理由は一人ひとり異なり、経済的な都合や進路の変更、健康上の事情などさまざまなものがあります。
    やむを得ず大学院中退を選択する場合もあるでしょう。

    参照元:文部科学省「学生支援 学生の修学状況(中退者・休学者)等に関する調査」

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    大学院を中退したときの最終学歴は?

    大学院中退者の最終学歴は「大学卒業」です。最終学歴は「最も高い教育機関を卒業した経歴」のため、「大学院中退」は最終学歴にはなりません。ただし、履歴書には「大学院中退」と記載しておきましょう。事実を正確に伝えないと「学歴詐称」となり、トラブルに発展する恐れがあります。

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    大学院を中退して公務員になれる?

    大学院を中退したあとに、公務員になることは可能です。公務員は基本的に学歴要件はなく、試験に合格すれば働き始められます。

    ただし、公務員試験には年齢制限があり、何歳まで挑戦できるかは試験の種類や自治体によって異なるので、事前に確認しましょう。

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    大学院中退後の就活の方法が分からない…

    大学院を中退後の就活の方法にお悩みの方は、就職支援サービスの利用がおすすめ。特に、就職エージェントは、プロのキャリアアドバイザーが企業紹介から選考対策、内定までをきめ細やかにサポートしてくれます。

    就職エージェントのハタラクティブでは、個別の面談を通して希望にマッチする企業をご紹介。書類作成や面接対策も無料で行っているので、お気軽にお問い合わせください。