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社会人の立ち振る舞いのマナーとは?仕事や就活でのポイントを紹介
更新日
この記事のまとめ
- 「立ち振る舞い」とは人と接するときの身のこなしや日常の動作、態度のこと
- 立ち振る舞いは仕事や就活など、さまざまな場面でチェックされる
- お辞儀と挨拶をしっかりすること、時間を守ることなどが立ち振る舞いの基本的なマナー
- 企業を訪問する際は、指定された服装に従おう
- 仕事や就活での立ち振る舞いのポイントは「笑顔」「声量」「返事」
「社会人の立ち振る舞いを身につけて仕事や就活に活かしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。立ち振る舞いのマナーを身につければ、上司や訪問先の企業、面接官に対して失礼のないように振る舞えるようになります。仕事や就活では、笑顔や声の大きさ、ハキハキとした返事を心掛けましょう。このコラムでは、仕事や就活で活かせる立ち振る舞いのマナーについてまとめたので、参考にしてみてください。
「立ち振る舞い」の意味とは
「立ち振る舞い」とは、人と接するときの身のこなしや日常の動作、態度のことを意味し、「立ち居振る舞い(たちいふるまい)」とも言い換えられます。仕事や就活など、さまざまな場面でチェックされるため、基本的な立ち振る舞いのマナーを早い段階から頭に入れておくことが大切です。
社会人としての立ち振る舞いのマナー
就活では、面接やOG・OB訪問などで企業を訪れることがあるでしょう。企業に訪問した際は、社内で迷惑にならないよう注意が必要です。また、働き始めたら会社の一員であるという自覚を持ち、上司や先輩に失礼のない立ち振る舞いも心掛ける必要があります。ここでは、社会人の立ち振る舞いにおける基本的なマナーを紹介するので、以下を参考に仕事や就活に活かしましょう。
挨拶やお辞儀をする
挨拶やお辞儀といった立ち振る舞いは、ビジネスマナーの基本です。特に就活で企業を訪問した際には、受付や担当者の方はもちろん、そのほかのすれ違った社員にも挨拶をしましょう。挨拶をするときは、できるだけ笑顔でいることを心掛けます。緊張していると表情が硬くなってしまうので、笑顔が引きつらないように日ごろから意識することが大切です。
お辞儀の仕方も確認しておこう
お辞儀は頭だけを下げるのではなく、背筋を伸ばして腰から上半身を倒します。また、お辞儀と挨拶は必ず分けて行いましょう。たとえば、仕事の場面で上半身を倒しながら「よろしくお願いいたします」と挨拶するのは好ましくありません。挨拶の言葉を言い終わってからお辞儀をするのが、仕事での立ち振る舞いのマナーです。私語を慎む
社内には、電話や会議などで静かな環境を必要としている社員もいます。仕事でも就活でも迷惑にならないよう、社内で必要以上に大きな声で話したり、質問したりするのは避けましょう。また、エレベーターは社外の方が同乗している可能性があるため、特定の企業のことは極力話さないのもマナーです。
時間を守る
企業を訪れる際は、相手の時間を無駄にしないように振る舞いましょう。遅刻をしないのが大前提ですが、早過ぎても迷惑をかけるため、到着は約束の時間の5分前が理想です。建物のなかに入る前にコート類は脱ぎ、携帯電話もマナーモードにした状態で訪問しましょう。
もし遅刻しそうなときは、早めに企業に連絡します。連絡はメールでもかまいませんが、相手がすぐに確認できるよう、できる限り電話でするのが望ましいでしょう。就活の電話マナーについては、「就活中の電話対応で気をつけたい点やマナーを解説」のコラムでも解説しているので、参考にしてみてください。
名刺交換のマナーとは
訪問先の企業で名刺交換をする際は、席から立ち、テーブルの横に移動して相手の正面に立って行います。テーブルの上やカウンター越しに名刺交換をするのは避けましょう。渡すときは、字面を相手側に向け、名刺入れに載せて渡すのがマナーです。受け取る際は、「頂戴いたします」と一言添えて両手で名刺を持ちます。スムーズに交換するために、名刺入れは取り出しやすい場所に入れておくのがおすすめです。服装は企業の指定に従う
仕事で企業を訪問する際は、ビジネススーツを着用するのが一般的です。訪問者の姿がそのまま企業イメージへとつながるため、清潔感を意識しましょう。
一方で、就活では「服装自由」とされることもあります。そういった場合でもスーツを着用するのが無難ですが、私服指定がされている場合はオフィスカジュアルで臨みましょう。「私服指定」とはいえ、ジーンズやTシャツといった格好は避け、あくまでも仕事の場面を意識した服装がおすすめです。面接での服装のマナーについては、「私服面接OKのときはどうする?好印象を残せる服装や髪型の選び方を紹介!」のコラムでも詳しく紹介しているので、合わせてご覧ください。
席次のマナーに気をつける
席次の立ち振る舞いも、上司や取引先との関係を構築するうえでの重要なマナーです。敬意を払うべき立場である上司やお客さまなどが座る場所を「上座」、下の立場が座る場所を「下座」と呼びます。上座は居心地の良い場所とされており、室内の場合は出入口から最も遠い席、タクシーや新幹線などの乗り物の場合は窓側の進行方向を向いた席です。下座は上座とは反対で、すぐに動ける席を指します。
席次のマナーに囚われ過ぎないことも大切
席次は、基本的なマナーに囚われ過ぎないことも大切です。場合によっては上座・下座に関係なく、会議の中心となる人物に真ん中の席に座ってもらったり、上司にタクシーで降車しやすいドア側の席に座ってもらったりします。その場の状況に合わせて臨機応変に対応しましょう。正しいマナーを知ることは仕事や就活を円滑に進め、失礼のない振る舞いをするのに役立ちます。就活の段階から上記のマナーを意識するようにしましょう。
仕事や就活での立ち振る舞いの3つのポイント
仕事や就活の場面では、「笑顔」「声の大きさ」「ハキハキとした返事」を心掛けることが大切です。元気な立ち振る舞いをすることで、「一緒に働きたい」「仕事を教えたい」と思ってもらえるでしょう。ここでは、仕事や就活で役立つ立ち振る舞いのポイントを3つ紹介します。
1.笑顔でいることを心掛ける
仕事でも就活でも、なるべく笑顔でいることを心掛けましょう。笑顔で頑張る新人には、「仕事を教えたい」と思うものです。面接や企業訪問はどうしても緊張しますが、笑顔を絶やさずに明るく振る舞うことで好印象につながります。
笑顔の重要性については、「面接は笑顔が良い?好印象を与えるタイミングと表情作りのコツを紹介」のコラムでも解説しているので、気になる方は参考にしてみてください。
2.聞き取りやすい声量で答える
仕事や就活での会話では、相手が聞き取りやすい声量で答えましょう。大きな声で答えることで、仕事のやる気や意欲が伝わりやすくなります。特に、新人のうちは即戦力として活躍できる機会が少ないこともあるため、元気さをアピールする立ち振る舞いが重要です。
3.ハキハキと返事をする
名前を呼ばれたときや話を聞いているときには、ハキハキと返事をしましょう。返事は、挨拶やお辞儀と同様にビジネスマナーの基本でもあります。褒めてもらったときには「ありがとうございます」、何かを依頼するときには「よろしくお願いいたします」と元気に伝えるのがおすすめです。
就活に向けて立ち振る舞いのマナーが身についているか確認したい場合は、身近な友人などにお辞儀や返事の仕方を見てもらうと良いでしょう。経験豊富なプロに見てもらいたい場合は、エージェントやハローワークといった就職支援機関を利用するのも一つの手です。もしエージェントの利用を検討する場合は、若年層の就職・転職支援に特化したハタラクティブまでご相談ください。
ハタラクティブは、経験豊富なプロのアドバイザーがマンツーマンで求職活動をサポートしています。チャットツールを通じてやりとりすることも可能なため、ビジネスマナーや応募書類の書き方などをいつでも気軽に質問できる環境です。そのほか求人紹介や面接対策、企業とのやり取りの代行などのサービスもすべて無料で利用できます。1人での就活に不安を感じる場合は、ぜひお気軽にお問合せください。
仕事や就活の立ち振る舞いに関するFAQ
最後に、仕事や就活の立ち振る舞いに関する疑問をQ&A形式で解決していきます。立ち振る舞いの意味やポイントなどを確認しましょう。
立ち振る舞いと所作の違いは何ですか?
どちらも「身のこなし」「ふるまい」といった意味を表す言葉です。ただし、所作には、「演技の動作」「仕事・職業」といった意味もあります。面接で活かせる所作については、「面接中のジェスチャーは効果あり?身振り手振りや表情のポイントとは」のコラムでも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
接客をする際の立ち振る舞いのポイントはありますか?
接客をする際は、背筋を伸ばしてかかとを付けて立ちます。猫背であったり、背中が反り過ぎていたりすると、美しい姿勢とはいえません。歩くときも、背筋と膝を伸ばすよう意識すると良いでしょう。バタバタと足音を立てたり、肩を揺らして歩いたりするのは避けるのが無難です。また、接客におけるお辞儀は会釈・敬礼・最敬礼の3種類があるため、場面によって使い分ける必要もあります。接客業に必要なスキルについては、「接客業とは?どんな職種がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」のコラムでも詳しく紹介しているので、気になる方はぜひ確認してみてください。
仕事での立ち振る舞いのポイントが知りたいです
主なポイントは、「笑顔」「聞き取りやすい声」「ハキハキとした返事」です。これらは仕事をするうえでの基本なので、就活の段階からできるようにしておきましょう。元気な立ち振る舞いをすることで、相手に好印象を与えられる可能性があります。詳しくは、このコラムの「仕事や就活での立ち振る舞いの3つのポイント@#」もご覧ください。
面接での立ち振る舞いを教えてください
会場には5分前を目安に到着し、コート類やマフラーは建物に入る前に脱いでおきましょう。受付では、面接の旨と氏名を伝え、案内をしてもらったらお礼の言葉も忘れずに言います。企業によっては受付係がおらず、採用担当につながる内線電話が設置されていることもあるようです。受付係が不在の場合は、内線電話がないかを確認してみましょう。面接の基本的なマナーについては、「就職面接を成功させる方法!基本的マナーやよく聞かれる質問例などを解説」のコラムでも紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
社会人としての立ち振る舞いはどうやって身につけたら良いですか?
就活の段階から意識することで徐々に身につきます。お辞儀や名刺交換の仕方は、身近な友人などに見てもらうのがおすすめです。プロの目線で確認してもらいたい場合は、エージェントやハローワーク、ジョブカフェなどの就職支援機関を利用してみるのも良いでしょう。エージェントをお探しであれば、若年層の就職・転職支援を得意とする「ハタラクティブ」までお気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。