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中卒から目指せる警備員の仕事について解説!
更新日
この記事のまとめ
- 中卒の方も警備員という責任のある仕事に就くことができる
- 警備員は1号から4号に分類され、それぞれ業務が異なる
- 中卒の方が警備員を目指す場合、体力やコミュニケーション力があるとより良い
- 中卒の方でも警備員に関連する資格を取得できる
警備員の仕事内容とは
警備員の仕事現場は交通整備というイメージが広く持たれているでしょうが、実際の警備の仕事内容は4つに分類されています。「警備業法の第二条」を要約すると、それぞれの業務内容は以下のとおりです。
1号警備
1号警備は、事務所や住宅、興行場、駐車場、遊園地などの施設警備を主に行います。盗難などの事故の発生を警戒・防止するだけでなく、不審者から施設内のお客さまを守る業務です。
2号警備
2号警備は交通誘導警備と雑踏警備になります。工事現場付近の歩行者を安全に通行させたり、お祭りやイベントなど多くの人で混雑している場所で人々を誘導したりします。
3号警備
3号警備は、運搬警備や輸送警備を行います。現金や核燃料などハイリスクなものを運ぶ際の警備が仕事になります。
4号警備
4号警備は身辺警備です。著名人のボディガードや子どもの見守りなどを行います。
現場によって内容は異なりますが、いずれも人を守る重要な仕事です。中卒から正社員になれるだけでなく、さまざまな現場で責任ある仕事ができるという魅力があります。それぞれの警備員の業務についてさらに詳しく知りたい方は「警備員の仕事内容を解説!きついって本当?やりがいは?」を読むと理解が深まるでしょう。また、どのような警備会社に就職するかによっても仕事は違うので、まずは求人の募集内容をしっかり確認することをおすすめします。中卒の方の就職活動については「中卒ニートから就職できる?働くための4つの方法とおすすめの職種をご紹介」のコラムに記載。警備員以外の仕事も紹介してありますので、目を通してみてはいかがでしょうか。
参照元
e-Gov法令検索
昭和四十七年法律第百十七号「警備業法」
中卒から警備員を目指す場合に役に立つスキル
警備員の求人の募集条件は、学歴・年齢が不問であることがほとんどです。そのため、中卒から正社員を目指しやすい職種といえるでしょう。しかし、あらかじめどのような仕事内容か、どのようなスキルがあると良いかを知っておくと就職後に役に立つ可能性があります。
体力とコミュニケーション能力
警備員の業務は、立ち仕事が基本です。1日の拘束時間は長く、場合によっては仕事が深夜になることも。そのため、ある程度の体力が必要となります。また、仕事内容は警備だけでなく案内や誘導もあるので人と接する機会が多くあるのも特徴です。コミュニケーション能力があると、スムーズに仕事を進めることができるでしょう。
ITシステムへの対応力
現代社会ではIT化が進んでいて、無人の警備システムはオフィスや商業施設などだけでなく一般住宅にも広まっています。そのため、システムの故障時に頼れる警備員は今後も不可欠な存在です。ITやセキュリティシステムへの対応力の高さは、今後、警備員に求められるスキルになるでしょう。また、システムに詳しくなるとキャリアアップに繋がる可能性もあります。
中卒の方も警備員関連の資格取得ができる
警備会社の正社員募集条件で必須と記載されている資格は特にありません。ただ、取得しておくと将来キャリアアップに繋げられる資格はたくさんあります。では、警備の業界ではどのような資格があるとより活躍できるようになるのでしょうか。
警備員に関する資格の種類
役立つ資格として「交通誘導警備業務検定」「施設警備業務検定」「貴重品運搬警備業務検定」などが挙げられます。
交通誘導警備業務検定
交通誘導警備業務検定には1級と2級があり、18歳以上なら中卒でも受験が可能。国の定めた道路において交通誘導警備業務を行なう際には、1級または2級の有資格者を1人以上配置しなければならないと定められています。
施設警備業務検定
施設警備業務検定には1級と2級があります。満18歳以上なら警備業務未経験でもチャレンジが可能。30時間以上の警備員新任教育を受けることで受験ができます。空港などでは、1級合格者を1名以上配置することが義務付けられています。
貴重品運搬警備業務検定
貴重品運搬警備業務検定には1級と2級があります。2級の受験資格は施設警備業務検定と同様で、満18歳以上であることと、30時間の警備員新任教育を受けることです。また、実際の現場では車両を運転することがあるので、普通免許も取得しておかなくてはいけません。現場では、運搬車両1台につき1名以上の資格取得者が必要とされています。
このように、さまざまな現場で資格保有者の配置が求められることがあります。警備会社にとって資格保有者は貴重な人材といえるでしょう。また、資格を保有していると、選考時に企業への自己PRとして役に立つ可能性があります。意欲のある方は、ゆくゆくは現場責任者、管理職として活躍したいことをアピールするとさらに良いでしょう。警備員に関連する資格については「警備員に資格は必要?種類や難易度・給料への影響も解説」でも紹介してありますので、参考にしてください。
警備員に向いている人のタイプとは
元々体力に自信がある方でもあらかじめ自分に適性があるかどうか、就活前に慎重に見極めることが重要です。以下で、警備員に向いていると考えられる特徴をまとめました。
体調管理ができる
警備員の仕事に向いているタイプとして、体調管理に気を配れる人であることが挙げられます。ほとんどが立ち仕事であり、深夜の勤務もある警備員の仕事では、心身ともに健康を保つ必要があります。また、多くの人と接する仕事のため、時には面と向かってクレームを言われることもあるかもしれません。くよくよしない精神力も求められるでしょう。
状況判断を落ち着いてできる
周りの状況を瞬時に判断する能力も必要です。たとえば、交通誘導では車と歩行者を誘導するタイミングを見誤ると事故に繋がる恐れがあります。判断力だけでなく、常に周囲に気を配って仕事をこなす俯瞰的な見方ができる人も警備員に向いているといえるでしょう。
強い責任感がある
もう1つ必要なのは責任感の強さです。多くの人の命を預かっているという自覚を持って仕事ができる方は警備員に向いているでしょう。
警備員は経歴や年齢などを問わず幅広く募集されているので、中卒から正社員になりやすい職種です。しかし、求人が常に多く出ているためにどの警備会社が自分に合っているか、どのような資格を取得すれば良いかなど悩むことがあるでしょう。就活の疑問点はハタラクティブにご相談ください。あなたに合った求人を提案し、応募書類の添削や面接対策を、専門のアドバイザーが丁寧にサポート。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。